内定について

エントリーは何社くらいすればいい?|目安や内定獲得者の傾向をご紹介

何社エントリーすればいいのか悩む人は多い

就活を攻略するためにはエントリー数を調整することが大切であり、何社エントリーすればいいのかと悩んでしまう人は多いです。エントリー数は多すぎても少なすぎてもよくなく、適切な数に設定しなければなりません。しかし、人によって適切な数は違い、さらに数を調整するのも難しいため、結局何社エントリーすればいいのかは分からなくなりがちです。

エントリー数を調節する方法は多くあるため、それらを実践しながら適切な数に絞り込むことが大切です。適切なエントリー数を保つことができれば、就活はより有利に、スムーズに進めやすくなります。適切なエントリー数や上手に調節する方法を知って、内定獲得に一歩近づきましょう。

エントリー数の平均は一人あたり26.2社

エントリー数は志望する業界や個人によって差はありますがキャリタスによると平均で26.2社となっています。3月から7月に向けてエントリー数も増えていく傾向にあります。エントリーしたすべての企業を受けるわけではなく、会社説明会や企業研究を進めるうちに実際に志望する企業を絞り込んでいくので、エントリー数は多めになることがほとんどです。まずは気になる業界や興味のある企業にとりあえずエントリーしておくという考えが一般的でしょう。

当然のことかもしれませんが、受ければ受けるほど内定の可能性も上がるので、最初から絞り込まずに、できるだけ多くの企業にエントリーしておくのがポイントになります。

エントリー数は何社あれば適切か

エントリー数を調節するためには、まずはどの程度の数が適切なのかを知っておかなければなりません。エントリー数は人によって違うため、明確に何社しておくべきという指標はありませんが、ある程度の目安はあります。あくまで目安ではありますが、指標があるのとないのでは就活の進み方が違ってくるため、目安を把握しておくのは大切なことです。何社くらいが適切なのかを知り、エントリー数の目安を把握しておきましょう。

プレエントリーは50社程度

エントリーには2種類あります。プレエントリーをかけ、その後に本エントリーへと進みます。プレエントリーは50社程度が適切と言えるでしょう。プレエントリーは資料請求の意味合いが強く、この段階では実際に選考に応募しているわけではありません。そのため、プレエントリー後に辞退するとしても連絡は必要ないため、数は多めに設定しておくことが大切です。

就活は自分に合った仕事、企業を見つけることが大切であり、いかにスムーズに情報収集できるかが重要になります。プレエントリーは情報収集の一環であり、志望先の選択肢を増やすためにも必要なものであるため、少し多めの数を心がけておきましょう。

本エントリーは30~50社程度

プレエントリーが50社程度であるのに対し、本エントリー数は30~50社程度にするのが理想です。本エントリーは実際に選考に進む企業を絞り込むものであり、選考に進むには本エントリーが必須ですので注意しましょう。プレエントリーだけでは選考に参加できないため、気になる企業は必ず本エントリーまで済ませておかなければなりません。

また、本エントリーをしたからといって、その時点で選考に進んでいるわけではないので、これも注意が必要です。本エントリーはいわば選考への参加権を得た状態であり、そこから選考に進むためには、履歴書やエントリーシートなど提出しなければなりません。本エントリーまで進めば、必ず選考へのステップを確認して忘れずに応募しましょう。

エントリー数が少ない時のメリットとデメリット

エントリーの数はどれくらいが適切なのか、迷ってしまうこともあると思います。エントリー数が少ない時にはどんなメリット・デメリットがあるのでしょうか。良い面と悪い面の両方をしっかりと理解しておくことで、実際にエントリーをする時の参考にしてみてください。

人によって、エントリー数を少なくするべきか、多くするべきかが異なります。自分にはどちらが合っているのか、志望する業界や企業と合わせて確認してみてください。初めから志望企業を絞りすぎてしまうと、エントリー数が極端に少なくなってしまうので、注意しましょう。

少ないと企業研究をしっかりできる

エントリー数を少なくすれば、ひとつひとつの企業をしっかりと時間をかけて研究することができます。企業研究は念入りにおこなうことで、企業の特徴や業務内容、社風など多くの情報を調べることが可能になります。

採用試験や自己PRをする際に活用できるデータとなるので、研究はなるべく深くしておくべきでしょう。面接で企業について質問されても、しっかりと調べておけば答えもスムーズに出てくるはずです。

エントリー数が少ないことで、ひとつの企業に割ける時間も増え、自分のどんな点をアピールしていくべきか、志望動機をどのように作成していけば良いのかが分かります。面接官にも企業研究をきちんとしているという印象を与えることで、志望度の高さが伝わります。

少なすぎると内定獲得率が下がる

エントリー数が少なすぎる場合は、内定獲得率が下がるというリスクがあります。エントリー数が少なければ、それだけ選考に臨む回数も少ないということであり、合格のチャンスは減ってしまいます。内定は簡単に獲得できるものではなく、何十社と受けて、1つもらえるかどうかであることも多いです。

内定を獲得するには、どうしても選考に参加する絶対数を増やさなければなりませんので、エントリー数を減らしてしまうと、就活に失敗する可能性は高くなります。エントリー数が少ないことで対策を立てやすくなりますが、念入りに対策したからといって、必ずしも合格するとは限りません。不合格の可能性は必ずありますので、全滅のリスクを避けるためにもエントリー数に余裕を持つことが大切です。

エントリー数が多い時のメリットとデメリット

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エントリー数を増やせば内定する確率も上がるというデータがあるので、できるだけ多くエントリーをしておくべきだという考えもあります。しかし、エントリー数を増やすことによるデメリットもあることを覚えておいてください。メリット・デメリットの両方をよく理解しておくことが大切です。

自分の志望する業界を念頭に置いて、エントリー数が多い方が良いのか、少ない方が良いのかを検討してみましょう。エントリー数が多い時のメリットとデメリットをひとつずつ詳しく解説していきますので、どうするべきか迷った時には参考にしてみてください。

多いと選択肢が広がる

エントリー数を多くしておくとそれだけ選択肢が広がります。初めから志望する業界や企業を絞ってしまうと、後から他の業界に興味が出てきた時に採用試験を受けられない可能性があります。

就職活動を進めていくうちに、考えが変わり他の業界や企業に入社してみたいと思うのはよくあることです。そのためにも、色々な企業にエントリーをしておくことで、選択の幅を広げておくことも必要です。会社説明会に参加したり、企業研究をおこないながら志望先を絞っていくのもひとつの方法です。幅広い業界を調べていくことで、自分の視野を広げることにもつながります。今までは考えていなかった分野にも興味が出てくるかもしれません。

多すぎると対策が大変

エントリー数が多すぎる場合は、選考の対策が大変になるというリスクがあります。選考を攻略するためには対策が必須であり、何の準備もなく望んでしまうと不合格になることが多いです。運がよければ合格することもありますが、基本的には運だけで内定が決まることはないため、最後まで勝ち抜こうと思えば、しっかり対策をしておかなければなりません。

しかし、エントリー数が多いと、ひとつひとつの対策に時間をかけることが難しくなり、どれも中途半端になってしまう可能性が高いです。すべての企業で万全の対策をしようと思えば、不可能ではありませんが、時間がかかりすぎるため、非常にハードです。選考の対策に手が回らなくなることが多いため、エントリー数を増やし過ぎるのは危険と言えるでしょう。

管理できる範囲内で収めることが大切

エントリー数は多すぎても少なすぎてもよくありませんが、どれくらいの数を適切と感じるかは人によって違います。本エントリーの目安は30~50社程度ですが、30社でも多いと感じる人もいれば、50社でも少ないと感じる人もいます。人によって感じ方は異なるため、自分に合ったエントリー数を心がけることが大切です。

ご紹介したエントリー数はあくまで目安であり、必ずしもこれに合わせなければならないわけではありません。就活をスムーズに進めるためには、自分が適切と感じる数、管理しやすい範囲内でエントリー数を調節することが大切です。自分ならどの程度の数なら管理できるかを考え、自分に合った数でエントリーをかけましょう。

内定獲得者はエントリー数が多い

内定獲得者はエントリー数が多い

エントリー数は人によってさまざまですが、内定獲得者は比較的エントリー数が多い傾向にあります。これにはさまざまな理由があり、エントリー数を多くするからこそのメリットもあります。内定獲得を目指すためには、実際に内定獲得者がどのように就活を進めているのかを知り、参考にすることが大切です。上手な進め方を知っていれば、就活はよりスムーズに進めやすくなります。なぜ、内定獲得者はエントリー数が多い傾向にあるのか、その理由を知りましょう。

選考の機会が多いと内定に繋がりやすい

内定獲得者のエントリー数が多い理由は、選考に臨む回数が多い分、内定にも繋がりやすいからです。内定を獲得するためには、しっかりと対策をしてから選考の望むことが大切ですが、それだけではなくある程度の数を受けておかなければ、全滅する可能性があります。

1社受けて内定が出る人もいますが、それは極めて稀なケースです。基本は何十社と受けてようやく1社内定が出るというのが多いため、積極的に選考に参加することが大切です。選考に参加しなければ、当然内定も獲得できないため、エントリー数を増やし、いつでも選考に参加できる状態にしておかなければなりません。

並行して効率的に就活が進められる

エントリー数が多ければ、常に間を開けることなく選考に望めるため、無駄な時間を作らず、効率的に就活を進められます。就活はハードに動き回らなければならないことも多いですが、それは自分がどれだけスケジュールを詰め込むかによっても違ってきます。

スケジュールがあまりにも多すぎると、予定を組むだけでも大変であり、選考の対策まで手が回らないことも多いです。しかし、反対にスケジュールがスカスカだと、選考に参加できる回数は減り、次の選考まで空き時間ができてしまいます。

内定獲得者は、ハードになりすぎないよう気をつけながら、極力無駄な時間を作らないようにスケジュールを組んでいます。エントリー数を増やすことで、スケジュールを無駄なく埋められるため、就活そのものを効率的に進めやすいです。

選考に慣れてポイントが掴める

エントリー数を増やせば選考に参加する回数も増え、場数を踏むことで選考に慣れることができます。選考を攻略するには、事前の対策だけではなく、選考そのものに慣れておくことが大切です。選考で緊張してしまい、本来の実力を発揮できずに不合格になる人は多く、いかにリラックスして実力を発揮できるかが、選考を突破するポイントです。

面接は模擬面接などで対策できますが、やはり本番と練習は違います。本番の面接に慣れるためには、エントリー数を増やして選考に参加する機会を多くしなければなりません。選考に慣れれば攻略のコツも掴めるため、選考の練習をするためにも、エントリー数は多めにしておくことが大切です。

エントリー数を増やすには

エントリー数が少なく困っている人は多く、どうやって志望先を見つければいいのか悩んでいる人はたくさんいます。ひとつの方法に固執せず、広い視野を持って業界、企業を見ることが大切です。エントリー数を増やすのは難しいことはないため、方法さえ理解していれば、すぐにでも選択肢を広げることはできます。エントリー数を増やすための具体的な方法を知り、志望先を増やしてさまざまな可能性を検討してみましょう。

複数業界の説明会に参加する

エントリー数を増やすためには、複数の業界の説明会に参加するのがおすすめです。説明会は企業を知るために参加するものとイメージする人も多いですが、実は業界を知るためにも役立ちます。通常は志望先の企業を見つけ、より理解を深めるために説明会に参加しますが、エントリー数を増やすという目的であれば、複数の業界にまたがって参加することが大切です。

企業ごとに説明会の内容は違いますが、業界についての説明部分は共通していることが多いです。エントリー数を増やすためには、どんな業界、仕事があるのかを知ることが大切ですので、ひとつの業界に絞っていたのでは視野を広げるのは難しくなってしまいます。知らない業界でも説明を聞けば興味を持てる可能性もありますので、少しでも気になれば積極的に参加しましょう。

OB訪問をおこなう

エントリー数を増やすのには、OB訪問をおこなうことも大切です。OB訪問では仕事についての理解を深めることができるため、志望先をより明確にイメージしやすくなります。志望先が見つけられないのは、仕事そのものを理解していないからであることも多く、世の中にどんな仕事があるかを知ることが大切です。

OB訪問では、その企業の仕事を知れるだけではなく、対応してくれたOBが在籍している部署の仕事まで知ることができます。企業での仕事だけではなく、職種としてどのような業務があるのかが分かるため、自分がどんな仕事に興味があるのかも見つけやすいです。

OB訪問は積極的におこなうことで、社会人についての理解も深まるため、視野を広げることができ、エントリー数を増やすことにも繋がります。

エントリー数を減らすには

エントリー先が見つからず困っている人もいれば、反対にエントリー数が多すぎて悩んでいる人もいます。エントリー数が多い場合は、選択肢を絞り込んでいけばいいだけですが、どれも魅力的に思えてしまい、なかなか絞り込むのが難しいということも多いでしょう。

エントリー数を絞りこむための方法はさまざまありますので、複数の方法を試しながら、選択肢を減らしていくことが大切です。エントリー数が多すぎると就活が大変になるため、上手に絞り込んで、スムーズに進めていきましょう。

就活の軸を作り直す

エントリー数を減らすには、そもそも志望先の選び方から見直すことが大切です。就活を進める際に方向性を決めるために軸を設定しますが、エントリー数を減らすには、就活の軸から見直します。就活の軸は一度設定すればそれで終わりにするのではなく、就活の進み具合に応じて再設定することが大切です。

軸を決めていればある程度の方向性は決めることができますが、それが必ずしも合っているとは限りません。エントリー数が多すぎて絞り込めていないということは、軸の設定の仕方を間違えている可能性が高いです。エントリー数を絞り込む場合は、軸を再設定する際に前回よりも条件を多めにつけて設定し直すことを心がけましょう。

消去法で志望先を決める

エントリー数を減らすためには、自分が行きたい企業から選ぶのではなく、行きたくない企業、やりたくない仕事から考えてみることも大切です。やってみたい仕事で考えると志望先が増えることも多いため、そこから絞り込むのは大変です。

やりたくない仕事を考え、そこから消去法で考えれば、よりスムーズに志望先を絞り込むことができます。やりたくない仕事に該当する部分があると感じれば、とりあえず志望先の選択肢からは外してみましょう。選択肢を削り過ぎたと感じれば基準を少し下げて残す企業を増やし、上手にコントロールして数を絞り込むことが大切です。

本エントリー数の目安は30~50社!自分なりに調整しよう

就活をスムーズに進めるためには、何社エントリーするかを決めることが大切であり、エントリーを上手にコントロールすることが大切です。エントリー数は多すぎてもだめで、少なすぎてもよくありません。

エントリー数が両極端になってしまうと、就活で失敗してしまうリスクが高くなります。適切な数に調節することが就活を攻略するポイントであり、管理やすいエントリー数をキープすることで、就活をよりスムーズに進めることができます。

エントリー数の目安はありますが、実際にどれくらいを適当と感じるかは人によって違います。自分がもっとも適当と思える数に絞りこみ、管理しやすいエントリー数を保って、就活の攻略を目指しましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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