面接対策

【面接対策マニュアル】身だしなみから当日の退室まで解説

内定を得るためには面接対策が重要

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内定を得るには面接を突破しなければなりません。第一次面接だからといって甘く見ていると内定が遠ざかるだけです。第一次面接だとしても、通過率は約50%から70%と言われています。少なくとも、半数から30%の人は第一次面接を突破できない可能性があるのです。

企業の中には、第一次面接ではほぼ落とさないという所もありますが、一部にしか過ぎません。一次面接を足切りの場として設けている企業なら、ちょっとしたミスでも簡単に落とされる可能性があります。そのため、面接官に良い印象を与えなければなりません。だからこそ面接対策を行う必要があります。では、面接対策ではどんな所に気をつけなければならないのでしょうか?第一次に限らず、面接ではどんな所に注意すれば良いのか、ポイントを解説します。

面接対策①入室

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入室からすでにチェックされていると考えてください。入室の際に、礼儀正しい立ち居振る舞いができていないだけでも、面接官に悪い印象を残すことになります。礼儀正しい立ち居振る舞いができている他の学生と比較されれば、不合格に一步近づくことになるのです。入室の際にも、ドアをどんな風に開閉すれば良いのか、お辞儀や着席など細かい部分まで見られていることを忘れてはいけません。また、入室した瞬間は、就活生と面接官が初めて対峙する時です。身だしなみについても注意しなければなりません。

清潔感のある身だしなみ

面接に限らず、就活全般で注意しなければならないのが身だしなみです。身だしなみでは、特に清潔感を意識してください。面接は企業にふさわしい人材の採用を目的としています。また、一緒に働ける人材を求めているとも言えるでしょう。その前提で考えた場合、清潔感がない人は魅力的な人材と言えるでしょうか?

寝癖や、整えられていないボサボサの髪はもちろん、無精髭、よれよれでシワだらけ、肩にフケが溜まっていたら清潔感があると思われません。面接官は手や爪もチェックしています。爪を切っておらず伸びっ放しなら、不清潔と感じられても不思議ではないでしょう。足元についても、靴が泥だらけで汚れているなら、それだけで面接官はマイナスイメージを持つ可能性が高いです。

順序を守った入室

入室時は適切な順序を守らなければなりません。入室時、一番はじめにすることはノックです。3回軽くノックをしてください。ノックをしたあとすぐにドアを開いて入室してはいけません。ノックをして「どうぞ」と入室をうながす声が中から聞こえてから開きましょう。

無言でドアを開いて入室するのもNGです。「失礼いたします」と言ってからドアを開けるようにしてください。入室したらドアの方にきちんと向いてから閉め、面接官へ向き直り30度の角度でお辞儀をしてください。お辞儀の前に「よろしくおねがいします」との挨拶おおすすめです。

お辞儀をしたら、いすの横に歩いて向かって姿勢を正して立ち、面接官から大学名や名前を言うよううながされたら答えてから45度で深くお辞儀をします。それから「どうぞ」と着席することを指示されたら「失礼いたします」と答え、浅めにお辞儀して着席です。バッグはイスの横や足に立てかけます。

就活マナーを確認しよう

面接では、きちんとしたマナーを身に付けていないとマイナスの印象を与えてしまいかねません。マナーは髪型などの身だしなみ以外にも、到着時間や荷物の取り扱いなど細かいところでも求められます。

他の就活生がマナーを守る中、振る舞い方を知らないでいると慌てることになります。そこでおすすめなのが「就活マナーマニュアル」です。こちらでは、就活で必須のマナーを詳しく紹介しています。無料でダウンロードできるため、マナーに自信がない就活生は手に入れておきましょう。

面接対策②着席後

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着席後からいよいよ面接官とやりとりを行います。大前提として、言葉づかいや受け答えが悪ければどんなに礼儀正しい態度を取っていても内定は遠くなります。面接官は友達でも家族でもありません。選んでもらうために面接へ来ていることを意識してください。受け答えによって面接官が不快になったり、疑問を感じるような状況になるのは避けましょう。面接官が聞こえないような小さな声にならず、マナーが悪いと思われないように正しい姿勢で面接に挑まなければなりません。

はきはきした話し方

小さな声でボソボソ受け答えをする人と、はきはきした声の人どちらが頼りがいを感じられるでしょうか?自信を持っている人は声もはきはきとしているものです。逆の立場になって考えてみてください。小さな声の受け答えは聞き取りづらいです。面接官は実際に仕事を一緒にできるかどうかという観点からも判断しています。

小さく聞き取りづらい声では、イライラしてしまう人もいるでしょう。はきはきとした声は、元気の良い印象を与えられます。面接官の耳に自分の伝えたい内容がはっきり届くことも大切です。新卒者に求められる要素の一つにフレッシュさがあることも忘れないようにしてください。そのため面接では、はきはきとした受け答えを意識することが大切なのです。

一人ではなくキャリアセンターや友人に頼るのも方法

大学のキャリアセンターでは、模擬面接を実施しているところも多いです。ピーク時は混雑するため、早めに予約することが大切です。模擬面接は通常の面接と同じ流れで進め、本番さながらの緊張を味わうことができます。

終了後はプロの目から見たフィードバックを受けられるため、自分の弱点を探すのにも役立つでしょう。面接は場数を踏むことが大切なので、模擬面接を利用して本番の形式に慣れておけば、実際の選考でもリラックスして臨みやすくなります。

模擬面接まで大掛かりなものをしなくても、友人や家族に面接官をお願いして、一連の流れを通してみるのもおすすめです。リラックスして取り組めるため、現時点での実力をマックスまで発揮しやすいでしょう。面接官役を内定を獲得した友人に依頼すれば、実際に選考を勝ち抜いた人の目線で良し悪しを判断してくれるため、等身大のアドバイスが得られます。

面接の練習は一連の流れを通しておこなうことが大切であり、緊張感の有無に限らず、全体練習をすれば身に付くものは多いです。ゆっくり流れを確認しながら進められるため、全体の流れをしっかり覚え込みたい人に特におすすめの方法といえます。

履歴書・ESと内容がブレない回答

面接の受け答えで、履歴書やESと矛盾が生じるのはNGです。面接官のもとには履歴書やESが届いています。質問についても。履歴書やESの内容に沿った内容が多いです。面接は履歴書やESに記載されている内容の確認または深堀と考えて良いでしょう。

それなのに、面接で履歴書やESに記載している内容との矛盾があれば、整合性は取れません。面接官は混乱するか、嘘をついていると判断することになります。嘘をついていると見なされればどんなに他の内容が良かったとしても、内定を受けるのはむずかしくなるでしょう。

履歴書とESに書いた内容は面接でも質問されることを前提にしてください。面接の前に、履歴書やESの内容を復習しておきましょう。そうすることで、矛盾を回避できるからです。

よくある質問例

面接でよくある質問についてもチェックしておきましょう。各企業により、質問は異なる部分はあります。しかしどの企業でも共通する質問もあるのです。

  • 志望動機
  • 自己PR
  • 学生時代に頑張ったこと
  • 長所や短所
  • 性格について
  • 当社で挑戦してみたいこと
  • キャリアプラン
  • 将来の夢
  • あなたにとって働くとは何か
  • 気になるニュースについて主張があれば教えてくださいetc

面接ではさまざまな質問をされることになります。受け答えで注意したいのは、面接官がなぜそんな質問をしてくるのかです。面接官の意図を理解することで、印象の良い受け答えができるでしょう。また、ある程度、面接でよくされる質問を理解し、事前に答えを理解しておくことも面接を成功させるポイントの一つです。

話を聞く姿勢

自分が言いたいことばかりに集中し、面接官の話をまったく聞かないという態度はマイナスイメージにつながります。面接は受け答えをする場ですが、自分の主張を一方的にすることが正しいわけではありません。言葉のキャッチボールを通して、お互いを理解し合う場とも言えます。

そのような場で、自分の主張ばかり伝え、面接官の話を聞かないのではまともな言葉と意思のキャッチボールはできません。さらに、無表情のままロボットのように聞いていれば良いという話でも無いのです。話をきちんと聞いていることを示すため、面接官と目を合わせ、時にはあいづちも大切です。また、集団面接では、他の就活生の話を聞いているかどうかもチェックされるので注意してください。自分の主張ばかりでなく、他人の話も聞くことが大切なのです。

面接対策③終了後

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面接官との受け答えが終了したとします。その後は、退室をしなければなりません。どうしても面接での受け答えを重要視してしまいがちですが、退室の振る舞いも見られていることを忘れないようにしてください。面接内容が申し分なく良かったとしても、退室時の、挨拶、マナー、態度が悪ければすべて台無しになります。それが選考結果に大きな影響を与える可能性も否定できません。退室についても日頃から練習を行い、本番では、自然に振る舞っているように見えるレベルまで質を高めるようにしましょう。

いすから立ち上がってお礼しドア前でもお辞儀

面接が終わっても入室時、着席時と同じく礼儀正しく振る舞わなければなりません。面接が終わったら、椅子から立ち上がってください。その後「本日はお忙しい中、お時間をいただきありがとうございました」など挨拶をします。それから深いお辞儀を行ってドアへ向かいましょう。

ドアの前まで行ったら面接官が座っている方へ向き直ります。「失礼いたします」とお礼を伝え、深く丁寧にお辞儀をして退室してください。お辞儀をし、顔を上げたあと、面接官を見てドアを開いて退室します。面接では退室時の態度についてもチェックされていることを忘れないようにしてください。面接中は緊張しており、失敗しないように集中しているはずです。しかし面接が終わるとホッとしてついつい態度も適当になってしまいがちとなります。退室するまで油断しないよう、集中を切らさず礼儀正しく振る舞いましょう。

面接の対策は身だしなみから当日の退室までおこなおう

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面接対策について受け答えさえしっかりしていれば大丈夫と、早合点しないようにしましょう。面接中の受け答え以外にも、面接官は細かい部分まで見ています。髪もぼさぼさ、無精髭で、スーツもシワだらけでヨレヨレなら、清潔感で問題が生まれます。入室時、ノックも挨拶もせずに大きな音を響かせながらドアを開き、ずかずかと入ってきて椅子に座ったら、その時点でアウトだと考えてください。入室時だけの話ではなく、退室時も同じです。面接では学生気分の甘えは許されるものではありません。社会人としてふさわしい常識的な態度を求められます。入室、面接中、退席まで礼儀正しく振る舞ってください。面接中もはきはきと答え、明るく元気でフレッシュな人材と思われるような態度で挑みましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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