内定について

無い内定になってしまう人の特徴や原因|脱出する方法をご紹介

就活で無い内定に悩む人は多い

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就活では内定をもらっていない状態を「無い内定」と呼び、どこからも内定がもらえずに悩んでいる学生は多いです。無い内定の状態が続くと、社会から求められていないのではないかと後ろ向きな気持ちになりやすく、そのまま就活を諦めてしまうことも少なくありません。

内定がもらえない=どこからも必要とされていないわけではないため、まずは現状をしっかりと見直し、深刻に考えすぎないことが大切です。無い内定の状態が続くことには理由があり、原因さえ取り除くことができたなら、内定を獲得することは可能です。

ネガティブな気持ちで就活を諦めるのではなく、内定を獲得するには何が必要か、何をすべきかを考えなければなりません。無い内定を脱出するためのポイントを知り、停滞した就活を上手に動かしましょう。

無い内定になる人の特徴

無い内定になる人の特徴

無い内定を脱出するには、まずはどのような人が無い内定になるのか、その特徴を知ることが大切です。なかなか内定が出ずに困る人は多いですが、すべての人が無い内定になって悩んでいるわけではありません。

人によっては早々と内定を獲得し、スムーズに就活を成功させることもあります。無い内定になる人には共通した特徴があるため、自分に当てはまる点はないか確認することが大切です。特徴が当てはまる=就活に失敗する可能性が高いともいえるため、特徴から何が失敗の理由に繋がるかも考えてみましょう。

志望先が明確でない

無い内定になる人の特徴には、志望先が明確でないことが挙げられます。新卒の場合、就職先の選択肢は幅広く用意されていますが、選択肢が広いだけに、何を目指してよいのか分からず、悩んでしまう人は多いです。志望先を明確に絞り込めていないと、ただ何となくで就活を進めてしまい、就職意欲の高さをアピールすることができません。

新卒の就活は就職後の成長を見越したポテンシャル重視で採用を決定することが多いため、高い就職意欲があるかは特に重要視されているポイントです。就職意欲をアピールするには、志望動機をしっかりと練り上げる必要がありますが、志望先が明確でないとアピール力の高い志望動機が作成できず、評価は下がってしまいます。

就活の軸がない

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就活の軸がないことも、無い内定に陥る人に共通する特徴のひとつです。就活の軸とは、どのような方向性で就活を進めるかを決めたものであり、就活の指標とも言えます。志望先が明確でないことに似た部分でもありますが、指標がきちんと定められていないと、本当にやりたいことがないため、自分に合った企業が探せず選考で困ることが多いです。

就職先を考える際に重要なことは大きく2つで、「自分がやりたいこと」「自分に合ったこと」のどちらかを軸に志望先を考えなければなりません。軸を定めていないと、やりたいことも合ったことも分からないまま、志望先を選ぶことになるため、やりたくない、合わない企業ばかり受けてしまうことも多いです。

仮に就職できても後悔することが多いため、就活の軸は明確にしておかなければなりません。

コミュニケーション能力不足

新卒はポテンシャル重視の傾向が強いため、即戦力重視のように高い能力が求められるわけではありません。しかし、コミュニケーション能力に関してはある程度の水準が求められ、これが低い人ほど無い内定になることが多いです。

コミュニケーション能力は業界、企業に関係なく求められる能力であり、社会人としての基礎スキルともいえます。どのような仕事でもひとりでできるわけではなく、必ず誰かと関わらなければなりません。

社内から出ない仕事でも、社内の人と関わることはあり、そもそも企業という組織に属する以上、人と関わり、仕事をすることは避けられないでしょう。コミュニケーション能力が低いと、仕事をする大前提の能力が低いと判断されるため、選考でも不合格になることが多いです。

基本的なマナーができていない

就活では人柄や能力だけではなく、マナーも重要視されているポイントです。就活におけるマナーが身についていないと評価を下げられることが多く、無い内定になる人は基本的なマナーができていないことも多いでしょう。

就活マナーとビジネスマナーはやや違う部分もありますが、基本的には共通しています。就活マナーができていない=ビジネスマナーが身についておらず、社会人としての自覚がないと判断されるため、注意しなければなりません。特に基本的なマナーができていないと、就活に対する意欲も低く、やる気が感じられないことで余計にマイナス評価になりやすいです。

就活中は細かいマナーは大目に見てもらえることもありますが、基本ができていないと印象は悪くなるため、注意しなければなりません。

無い内定になる具体的な原因

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無い内定に悩む学生は多いですが、全員が内定をもらえずに苦しんでいるわけではありません。内定がもらえない時期が続いたとしても、そこから挽回を測って無事に就職を決める学生は数多くいます。いつまでも内定がもらえず、無い内定の状態が続くのには原因があり、それを解明することが大切です。

無い内定の状態が続く理由は人によって違いますが、主な原因は共通しています。具体的な原因を知り、自分に該当するものがないか、就活のやり方を振り返って確認してみましょう。

自己分析不足

無い内定になる具体的な要因は、自己分析不足が挙げられます。自己分析は就活を進めるための基本であり、基礎をしっかり固めていないと失敗する可能性が高いため、注意しなければなりません。自己分析とは自身の過去の経験を見直して整理し、自身の強みや弱み、価値観、やりたいこと、やりたくないことを導き出すものです。

基本的には就活の軸を決めるため、選考の対策をするための情報整理だと考えましょう。自己分析の結果が、そのまま就活の出来に反映されるといっても過言ではないため、特に注意深くおこなわなければなりません。自己分析をしている場合でも、やり方が間違っている可能性もあるため、上手くいかないなら最初からやり直してみましょう。

業界・企業研究不足

業界・企業研究不足も無い内定が続く原因のひとつであり、これらも就活を攻略するための基本です。志望先を明確にするためには、自分が何をやりたいか、どのような仕事が適しているかを知る必要がありますが、それらの情報を活かすには、業界や企業の情報も必要です。

仮に自分のことが正しく理解できていても、そこからどの業界、企業を目指すべきかが分からないと、就活はストップしてしまいます。また、業界、企業への理解が深まっていないと、志望度をアピールすることも難しく、選考でも不利になりやすいです。

業界や企業のことを知らない=興味が薄く、志望度も低いと判断されます。就活は情報戦でもあるため、志望先や関連する業界、企業への理解を深め、なぜ志望するのか、根本的な理由から考え直すことが大切です。

選択肢が多すぎる

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内定を獲得するためには、ある程度の数選考を受けなければなりません。しかし、あまりにも選択肢が多すぎると事前準備が不足し、無い内定になる可能性が高いため注意が必要です。志望先を増やして精力的に就活に取り組むのは大切ですが、あまりにも多すぎると忙しさに振り回されて失敗してしまいます。

新卒では幅広い選択肢が用意されており、どれも魅力的に見えることもありますが、就活を成功させるには選択肢を絞り込み、準備を徹底して臨まなければなりません。どれだけ志望度が高くても、事前準備ができていないと気持ちが上手く伝えられず、不合格になることも多いです。

選考を勝ち抜くには、いかに意欲を持つかではなく、意欲を企業にアピールできるかであるため、選択肢の増やし過ぎには注意しましょう。

絞り込み過ぎもよくない

選択肢が多すぎると無い内定になることが多いですが、反面絞り込み過ぎも無い内定の原因のため、注意しなければなりません。選択肢を絞り込み過ぎると、全落ちして何もしていない期間が長く続く可能性が高く、効率的に就活を進められなくなります。

どれだけ徹底した準備をしても、確実に内定が獲得できるわけではないため、ある程度は選択肢を残し、全落ちのリスクを回避することが大切です。全落ちしない程度に多くの選択肢を持ち、かつ管理できる範囲内に絞り込むことが、志望先の適正な数と言えるでしょう。

多すぎても絞り込み過ぎでも無い内定を招いてしまうため、両極端にならないよう注意して、バランス良く選択肢を持ち続けることが大切です。

無い内定を脱出するには

無い内定が続くと就活で成功するイメージが持てず、落ち込んでしまうことも多いでしょうが、諦める必要はありません。無い内定になるには必ず原因があり、原因があるということは、それさえ解消できたなら内定の獲得は可能ということです。

なぜ無い内定になるのか、原因を把握し、それを解消するために何が必要なのかを考えることが、就活攻略の第一歩です。無い内定を脱出するための具合的な対応策を知り、就活との向き合い方を考え直して成功を勝ち取りましょう。

応募書類の見直し

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無い内定を脱出するには、まずは応募書類から見直すことが大切です。これは書類選考で不合格になる人に限ったことではありません。書類選考で不合格になる場合は、内容をしっかり見直し、評価される内容に書き直す必要がありますが、面接まで進めている人でも細部まで見直すことが大切です。

これは応募書類と重複する質問を面接でされた場合、応募書類に記載した内容が回答のベースになるからです。どれだけ上手に話しを膨らませることができても、ベースの部分が弱いとアピールの最大値も低くなってしまいます。

しっかりアピールできているはずなのに、なかなか合格できない人は、応募書類でのアピールが不十分な可能性が高いため、根本的な部分から見直してみましょう。

適性検査の対策

適性検査の対策も重要です。志望先が出題する形式に合わせてしっかり勉強しておきましょう。適性検査はメジャーなものだとSPI、玉手箱、TG-WEBなどが挙げられますが、それぞれで出題の傾向は違います。100%信用できるとは限りませんが、ネットで企業がどの形式を出題するか公開されている場合もあるため、それを参考に志望先に合わせた対策を取りましょう。

もっともよいのはすべての形式の対策をすることですが、それでは時間がかかりすぎるため、効率的ではありません。志望先の出題形式をピンポイントで対策することがもっとも効率的なため、情報収集をしっかり行い、対策を測りましょう。適性検査は足切りの要素も強いですが、高得点なら多少は評価も高くなりやすいため、少しでも得点することが大切です。

面接対策も重要

面接の対策も重要であり、基本的なマナーから頻出の質問の回答内容を考えるなど、やっておくべきことは数多くあります。就活に慣れてくると、面接でもそれほど緊張せずに取り組めるようになりますが、慣れてきたときこそ、基本的なマナーを見直すことが大切です。

慣れて油断していると、簡単なことでもミスをし、それに自分で気づかないこともあります。気づかないうちにミスをして評価を下げられることも多いため、当たり前に思っていることでももう一度見直し、初心に戻ってマナーを確認しておきましょう。

また、頻出の質問への対策も重要で、志望動機、自己PR、学生時代に頑張ったこと、就職後やりたいことなどは、回答を考えておくことが大切です。

キャリアセンターで相談する

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面接対策が上手くできないなら、大学のキャリアセンターに相談するのがおすすめです。キャリアセンターでは就活の相談をおこなっており、模擬面接を実施している場合も多いです。大学ごとに制度は異なりますが、基本的には事前予約制になっているため、混雑しないうちに予約しておきましょう。

模擬面接は実際の面接に近い形で実践練習ができるだけではなく、面接後に良かった点や悪かった点などのフィードバックがもらえます。第三者の意見を参考にすることで、より深い部分まで面接対策ができるため、内定獲得にもぐっと近づくことができるでしょう。

実践形式で練習すると、面接にも慣れることができるため、面接で緊張して実力が発揮しきれない人にもおすすめです。

エージェントを活用する

無い内定を脱出するには、エージェントの活用もおすすめです。新卒の就活ではナビサイトが使用されることが多く、エージェントは転職者が利用するものとイメージしている人も多いでしょう。しかし、新卒向けのエージェントも数多く存在し、基本的には無料で利用できるものばかりのため、使って損はありません。

エージェントの場合、ナビサイトとは違って実際的な就活の対策や志望先の選定などもおこなってくれるため、よりスムーズに就活を進めやすくなります。エージェントによっては応募書類の添削や模擬面接などをおこなっていることもあり、これらだけでも利用する価値は高いでしょう。

エージェント経由なら、選考を有利に進められる場合もあるため、就活に行き詰まりを感じているなら、利用するのがおすすめです。

徹底した対策で「脱・無い内定」を目指そう

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無い内定の状態が続くと、本当に就職できるのか不安になることも多いですが、対策次第で「脱・無い内定」を目指すことは可能です。無い内定になるには必ず原因があるため、まずはそれを見つけ、原因に合わせた対応策を取ることが大切です。

原因も分からないまま、がむしゃらに努力をしても空回りしてうまくいかないことも多いでしょう。失敗が続くことで、さらに後ろ向きな気持ちになり、就活への意欲が落ちると負のサイクルに巻き込まれる可能性もあるため、注意が必要です。

負のサイクルを断ち切るには、原因を見つけてピンポイントで対策を取ることが大切です。原因に合わせた徹底的な対策で無い内定の状態から脱出し、納得した形で就活を終えられるようにしましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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