筆記試験

SPIの勉強法を言語や非言語ごとに紹介|始める時期も確認

SPIの勉強法に悩む人は多い

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就活を攻略するには、書類選考や面接以外の対策も必要であり、その中のひとつに適性検査があります。ひとくちに適性検査といっても、種類は幅広く存在し、SPIや玉手箱といったメジャーなものから、あまり知られていないマイナーなものまであります。同じ適性検査でも、種類によって特徴が違うため、それぞれに合わせた勉強が必要です。

しかし、種類が多すぎて全てを網羅することは難しいため、SPIのようにメジャーなものに絞って対策するのが一般的です。ひとつに絞ることで、対策のハードルは一気に下がりますが、効率的な勉強法が分からず、悩む人も少なくありません。SPIはただ勉強するだけではなく、いかに効率良く勉強し対策できるかが重要です。おすすめの勉強法を参考にして、よりスムーズにSPI対策をおこないましょう。

科目別SPIの勉強法

SPIには複数の科目があり、それぞれで勉強法が違います。出題範囲が異なることはもちろん、何をすべきか自体も大きく違う場合もあるため、注意しなければなりません。SPIは基本的にすべての科目を総合的に判断して、合否を決定します。そのため、何かひとつが突出していても、他の科目の点数が低いと不合格になる可能性が高いです。バランスよく勉強して対策するためにも、科目別の勉強法を知っておきましょう。

言語

言語の問題は文章読解がメインになるため、長文の読解力を高めることが大切です。読解力は一朝一夕で身につくものではないため、長期間のトレーニングが必要ですが、日々の生活でも簡単に取り組むことができます。SPIのために読解力トレーニングをしようと思わなくても、例えば本や新聞を読んでいるなら、それだけでも十分トレーニングにはなっています。

日頃から活字に親しんでいる人は、自然に読解力が鍛えられているため、言語の問題も苦労せず解けることが多いでしょう。活字を読む習慣をつけるだけでも勉強は可能であり、日頃から文章を読み、長文を読み通せる体力をつけることも大切です。長文は慣れていないと最後まで集中力が持たず、読み飛ばしてしまうことも多いため、普段から活字に慣れて、文章を読む体力も身につけておきましょう。

非言語

非言語は数学の問題です。まずは公式の暗記を優先しておこないましょう。問題自体はそれほど難しくないため、公式を知らなくてもじっくり考えることで、正解を導き出せる問題は多いです。しかし、1問あたりに時間をかけ過ぎてしまうと、全問解答することができず、得点率は下がってしまいます。

スムーズに解答して高得点を獲得するには公式の暗記は必須のため、出題傾向から必要な公式を見抜いて可能な限り覚えておきましょう。また、非言語は問題に慣れることが大切なため、とにかく数をこなすことが高得点獲得の近道です。数をこなすことで問題のパターンを把握することができ、より短時間で多くの問題に解答できるようになるでしょう。

英語

一部企業では英語問題が出題されることもあります。業務で英語が必要な企業の場合は、英語の対策もしておいたほうが無難でしょう。長文の問題もあります。英語の長文読解のトレーニングは難易度が高いため、まずは単語の暗記からおこないましょう。

仮に長文読解のトレーニングが間に合わない場合でも、単語さえある程度理解しているなら、意味を繋いで文章の内容を把握することは可能です。反対に長文読解のスキルが高くても、知らない単語が多いと意味を把握することはできません。SPIの場合は単語が最重要項目のため、まずはしっかり暗記からおこないましょう。

性格

SPIの性格検査は正直に答えることが大切なため、基本的に対策は不要です。念入りに対策をしてから臨んでしまうと、本来の自分とは違う人間性を提示してしまい、嘘をついていると判断される可能性もあるため注意しなければなりません。しかし、まったく何もしなくていいわけではなく、最低限企業が求める人材像くらいは把握しておくことが大切です。

性格検査は単にその人の人柄を知るだけではなく、人柄から企業との相性の良さを判断しています。人柄の良さを提示できても、企業との相性が悪いと高評価にはならないため、注意しなければなりません。企業の人物像に合わせ過ぎるのは問題ですが、多少は意識して解答することが大切です。

ワンポイント上のSPIの勉強法

ワンポイント上のSPIの勉強法

SPIは基本と科目別の勉強法を押さえることで、大抵は攻略できます。しかし、企業によっては求める水準が高く、それだけでは不十分な場合もあるため、注意しなければなりません。また、さらに効率的に対策を進めて、よりスムーズに攻略を目指したいなら、工夫した勉強法を知ることが大切です。SPIは基本に加えて、さらにワンポイント上の勉強法があります。工夫した勉強法でさらに念入りに対策を進めて、SPIのより確実な攻略を目指しましょう。

問題集を使う

SPIの勉強をする際は問題集を使うのがおすすめです。問題集は数多く発売されていますが、基本的に購入するのは1冊だけで問題ありません。SPIは反復練習が基本のため、数冊買って1回ずつやるよりも、1冊を何十回、何百回とやったほうが効率的です。問題集は紙媒体のものだけではなく、電子版やアプリバージョンもあるため、自分に合ったものを選びましょう。

スマホでできるものなら、重たい問題集を持ち歩く必要がないため、移動中の勉強にも便利で、隙間時間を活用しやすいです。また、紙媒体の問題集でも、持ち運びに便利なポケットタイプの物は存在します。SPI対策に焦点を当てた問題集を使うことで、より短時間で対策ができるしょう。

無料の模試&問題集を活用しよう

SPIを対策するには、多くの問題を解くことが効果的です。そこでおすすめなのが「SPI模試&問題集」です。模試には、言語と非言語の問題が100問収録されています。今なら100問解ける問題集もついてくるので、合計200問の例題を解くことが可能です。

詳しい解説つきなので、問題が解けなかったという人も力をつけることができるでしょう。分からなかった問題をそのままにせず、解説を読んで意味や解き方を理解することが大切です。無料でダウンロードできるので、腕試しがしたいという就活生にもおすすめです。

時間を区切って勉強

SPIは正確に正解を導き出すだけではなく、いかに素早く解答できるかも重要です。練習では解答速度を高めることが大切なため、問題に取り組む際は時間を区切って勉強することを心がけましょう。同じ問題に取り組む場合でも、時間制限をつけるかどうかで緊張感は違ってきます。

本番では時間制限に焦ってミスを連発してしまうことも多いため、普段から本番さながらの時間感覚で練習し、慣れておくことが大切です。短時間で区切って勉強することでより深く集中することができ、勉強効率も高まります。長時間だらだら勉強しても得られる成果は薄いです。時間を決めて短期集中で勉強し、問題に取り組む際はさらに細かい時間制限を設けて解答速度を意識しましょう。

実際の試験を経験する

SPIをスムーズに攻略するには、実際の試験を経験して本番に慣れておくのもおすすめです。SPIは自宅で受験できるWEBテスティングから、特設会場で受けるテストセンター、企業で受けるペーパー試験と形式が複数あります。問題への対策はできていても、テスト形式自体に不慣れだと、スムーズに解答できず、得点率を下げてしまう可能性があるうため、注意しなければなりません。

テストの形式に慣れることで、本来の実力を発揮することができ、勉強の成果も出しやすくなります。SPIを含めた適性検査は、選考でも初期段階でおこなわれることが多いです。第一志望を受ける前に複数の企業に応募して練習しておき、本番の中で感覚を掴むこともおすすめの勉強法のひとつです。

SPIの勉強はいつからすべきか

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SPIは自分に合った勉強法を見つけ、しっかり対策してから臨むことが大切です。しかし、対策の成果は本番でしか測ることができないため、いつから勉強すべきか、どれくらいの期間対策に費やすべきか分からず悩む人も多いでしょう。就活ではSPI以外にも対策すべきことがあるため、これだけに多くの時間を割くことはできません。SPI対策にかけるべき時間を知り、いつから勉強を始めるべきか、知っておきましょう。

早めに始めるのが鉄則

SPIの勉強は少しでも早く始めるのが鉄則であり、早いほど楽に対策できます。対策を始める時期に早すぎるということはなく、極端に言えば大学に入学してからすぐに勉強することも可能です。しかし、あまり早く勉強を開始し、就活開始までに間を開けてしまうと、勉強したことを忘れてしまう可能性もあるため、注意しなければなりません。

基本的には数ヶ月前程度から初めて、就活解禁に合わせて終わらせるのがベストと考えましょう。もちろん、早くに始めた場合でも、就活までに継続して勉強し続けているなら問題ありません。短期間で詰め込むよりも、長期間かけてじっくり勉強したほうが確実であり、選考直前で焦らずに済むため、少しでも早めから対策をはじめることを心がけましょう。

1週間前でも遅くはない

SPIの対策は早めから始めるに越したことはありませんが、1週間前のぎりぎりのタイミングからでも遅くはありません。SPIは問題の難易度自体はそれほど高くないため、対策も問題に解答する知識を身につけるというよりも、スムーズに解答する方法を覚え込むことに違いです。

国語や数学の一般的な知識、学力があるなら、ほとんど勉強しなくても解答することは可能であり、後はスムーズに解答できるだけで高得点を獲得できます。SPI対策のほとんどは問題に慣れることに費やされ、いかに形式を覚えて反射的に解答できるようになれるかに重きを置きます。1週間あるなら問題に慣れるには十分なため、時間がないからと悲観的になって勉強を投げ出さないようにしましょう。

何もしないのはNG

SPIは適性検査の中でも比較的簡単なため、勉強しなくてもある程度得点できることもあります。しかし、確実な攻略を目指すなら何もしないのはNGであり、対策なしで臨むと不合格になる可能性が高いことは理解しておきましょう。SPIの難しさは解答スピードの速さと問題数の多さにあり、初見では全問解答することすら難しいです。

解答数が少ないと仮に全問正解でも得点は低くなり、評価は下げられてしまいます。より確実な合格を目指すには全問解答を目指す必要があります。正答率を高めて全問答えるには、しっかり勉強して解答スピードを高めなければなりません。対策なしだと解答スピードが鍛えられず、結果的に不合格になる危険性が高いため、少しでも勉強してから臨むようにしましょう。

SPIの適切な勉強法をマスターしよう

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SPIは就活生を悩ませる選考のひとつであり、適性検査でつまづいてなかなか前に進めない人も多いです。SPIを攻略するには事前対策を徹底しておこなう必要がありますが、闇雲に勉強しても高得点を獲得して合格できるとは限りません。より確実な攻略を目指すには、正しい勉強法をマスターして効率的に対策を進めることが大切です。

自分に合った勉強法を身につけることで対策をスムーズに進めることができ、より短時間で高い成果を発揮できます。SPIの勉強は、やり方次第で得られる成果が大きく異なります。適切な勉強法をマスターして上手に対策を進め、SPIのスムーズな攻略を目指しましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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