就活のマナー

就活マナー対策|説明会や面接などのシーン別にご紹介

就活はマナーが重要

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就活では特有のマナーが存在し、これらが守れているかどうかも評価の対象になります。どれだけ上手にアピールができていても、マナーが全く守れていないとマイナスの評価となり、不合格になる可能性もあるため注意しなければなりません。反対に細部までマナーができていると好印象を与えやすく、評価に繋がることもあります。

就活時のマナーは社会人になってからも使えるもの、就活だけでしか使わないものと幅広くありますが、どちらもしっかり身につけておくことが大切です。身につけたものが無駄になることはなく、就活特有のマナーでも就職後何らかの形で活かされることはあります。就活に必要なマナーはシーンによって違うため、状況別のマナーを学び、スムーズな就活攻略を目指しましょう。

覚えておくべき就活マナー【基本編】

就活では説明会や選考など数多くのイベントがあり、それぞれで必要なマナーは異なりますが、それだけではなく全てに共通するマナーもあります。どのシーンでも共通の基本マナーを覚えることは、就活をスムーズに進めるための大前提であり、これができていないと就活攻略は大きく遠のいてしまいます。基本のマナーができていない=就活に臨む意欲、やる気がないと判断され、それだけで評価を下げられることも少なくありません。大幅な減点をされないためにも、最低限の基本は身につけておきましょう。

言葉遣い

言葉遣いは重要なマナーであり、敬語や状況にあった言葉選びを心がけなければなりません。特に敬語は失敗しやすいポイントで、就活生のうちに身につけておかないと就職後に困ることも多いため注意が必要です。正しい言葉遣いは意識しただけで簡単にできるものではなく、長い時間をかけて少しずつ積み重ね、練習しておかなければなりません。

普段の言葉遣いがそのまま就活の言葉遣いにも繋がるため、就活期間中は特に意識して普段から丁寧な言葉遣いを心がけましょう。もちろん細かいミスは誰にでもあるため、一言一句間違わず、完璧な言葉遣いでなければならないわけではありません。敬意や正しい言葉遣いで話そうとする意欲が伝わると好印象になることもあるため、丁寧に話すこと意識しましょう。

身だしなみ

身だしなみもよく見られているポイントのひとつであり、服装はもちろん、髪型や髪色、細部の持ち物まで注意を払わなければなりません。基本的に就活の服装はスーツですが、私服指定の場合にオフィスカジュアルな私服で臨むこともあります。スーツもただ着るだけではなく、正しい着こなしが求められ、シャツやネクタイ、ベルト、靴、カバンなど全体の調和でフォーマルさが求められます。

髪型は清潔感があることが大切で、髪色は黒が基本です。目立たない程度なら染めていても問題ないケースもありますが、染めていることが少なくともプラスにならないことは覚えておきましょう。身だしなみは社会人のマナーの基本なので、就活中から意識を高く持って、細部まで整えることが大切です。

時間を守る

時間を守ることは、就活のマナーである以前に人としてのマナーでもあるため、特に注意して守りましょう。ビジネスの世界において時間は非常に貴重なものと考えられており、時間を守れない=信用に値しないと考えられます。どのような場合でも遅刻は絶対に禁物で、理由があろうとマイナスの印象を与えるため注意が必要です。

印象が悪くなるだけではなく、時間を守らないことで多くの人に迷惑をかけることを理解して、良識ある行動を心がけなければなりません。また、時間は遅れるのもよくありませんが、早すぎる場合も時間を守っていないことになります。集合時間よりも早くに到着し過ぎると、企業でも準備ができておらず、迷惑をかける場合もあるため、10〜15分前行動を意識しましょう。

覚えておくべき就活マナー【説明会編】

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企業説明会は企業の担当者から話を聞くだけと思っている人も多いでしょうが、実はこれも選考の一環として見られていることが多いです。説明会時の様子を細かくチェックしている企業は多く、どのような態度、振る舞いで臨んでいるかによって、本選考の評価に影響することも少なくありません。また、反面プラスに働くこともあるため、工夫次第で選考を有利にすることもできます。説明会でのマナーを知り、選考以外の部分でも好印象を与えましょう。

メモを取って話を聞く

説明会はただ担当者の話を聞くだけではなく、しっかりメモを取りながら話を聞くことが大切です。話を聞く姿勢は見られがちなポイントであり、メモを取っていない=話を聞いていない、あるいは企業に興味を持っていないと評価される場合も多いです。メモをすべき情報は必ずあるはずなので、細部まで聞き逃さないよう集中して取り組みましょう。

メモを取ることで担当者からの印象がよくなりやすいですが、それだけではなく有益な情報も得やすいため、就活を有利に進めやすくなります。就活は情報戦であり、より多くの情報を得て、それを上手く活用できることが大切です。説明会は情報収集に最適な場のため、少しでも有益な情報を記録して、後の選考に繋げる意識を持ちましょう。

積極的に質問する

企業によって説明会の進み方は違いますが、最後に質問タイムを設けている場合が多いです。質問タイムがあるなら積極的に質問することが大切で、前向きな姿勢を見せることがマナーといえるでしょう。積極的に質問をすることで意欲の高さをアピールでき、顔と名前を売り込むことができるため、選考でもプラスに働きやすいです。

ただし、質問さえしているなら何でも高評価になるわけではありません。質問内容次第では悪印象を与え、悪目立ちする可能性もあるため注意が必要です。質問してもいいのは、説明を聞いてもよく分からなかった部分、さらに深く知りたいと思ったことなどです。資料に書いてあることや仕事の条件面への質問はタブーであり、マナー違反になるため注意しましょう。

覚えておくべき就活マナー【書類選考編】

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書類選考でもマナーは存在し、これができていないと就活の初期段階でつまづいてしまうため、注意しなければなりません。書類選考は応募者が多いだけにふるい落としの側面が強く、少しでもマイナスの要素が見つかると不合格になることが多いです。反対に言えば、きちんとマナーを守っているなら、すぐに足切りに合うことはありません。書類選考の基本のマナーを知り、まずは応募書類を読み込んでもらえるよう、最低限のハードルはクリアしましょう。

基本は手書き

応募書類は基本的に手書きで作成するのが一般的であり、パソコン作成だと印象が悪くなりやすいことは理解しておきましょう。日本では手書き文化が根強く残っているため、手書き指定をする企業も少なくありません。手書き指定の場合にパソコン作成の書類を提出すると、応募規定に合わないとしてその時点で不合格になる可能性も高いです。

もちろん、パソコン作成が指定されているなら、それに従う必要がありますが、そうでないなら手書きで作成することを心がけましょう。手書きの場合は人によって字の上手い下手が出やすいですが、とにかく丁寧に書くことが大切です。得手不得手に関係なく、丁寧に書くことが基本のマナーで、これができていないと印象は悪くなります。

誤字脱字に気をつける

誤字脱字に気をつけることも基本のマナーで、これはパソコン作成で提出する場合も同じです。誤字脱字があると雑な印象を与えてしまい、詰めが甘いといったマイナスの評価を下されることも多いです。また、見直しをせずに間違ったものを送ったとして、企業への志望意欲が低いとも思われかねません。

間違ったものを送るのは、それだけでマナー違反のため、書き上げた後は何度も確認することが大切です。また、間違いを見つけた場合は、修正ではなく書き直して提出しましょう。手書きでも二重線と訂正印で修正は可能ですが、手直しした跡があると印象がよくありません。修正跡もないほうが印象がいいので、間違った場合は最初から書き直しましょう。

覚えておくべき就活マナー【面接編】

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面接時のマナーも重要であり、始まりから終わりまで一挙手一投足に注目されていると考えましょう。面接でのマナーは基本的なものが多く、これができていないと評価に大幅に影響します。上手にアピールができていても、マナー違反では高評価には繋がらず、不合格になるケースも少なくありません。自分をスムーズに売り込むためには、マナーをきちんと守ることは必須事項です。入室から面接中、退室まで一連の流れで必要なマナーを知っておきましょう。

入室時のマナー

入室時にはノックをして、中の人に声をかける必要があります。ノックの回数は3〜4回が基本で、国際的には4回がフォーマルとされていますが、国内の就活なら3回で問題ありません。ノックをした後は、「失礼します」と声をかけ、中から「どうぞ」と返事が返ってくるまで待ちましょう。

返事があった後は扉を開け、もう一度「失礼します」と言ってから中に進みます。椅子の横に立って、面接官から声がかかるまで待ちましょう。その後の流れは面接ごとに違いますが、「どうぞお座りください」と椅子をすすめられてから座る点は共通しています。この際にも「失礼します」と断ってから座りましょう。何も言わずに座ったり、すすめられる前に勝手に座るのはNGです。

面接中のマナー

面接は面接官からの質問に対して的確に答えることがマナーであり、余計な話をしないようにしましょう。問われたことを簡潔に答えられるかどうかもチェックされているポイントで、質問の意図に反する答えはマナー違反だけではなく、マイナス評価にもなってしまいます。また、面接中は目線や表情、仕草といった細かいポイントも見られています。

目線は面接官に合わせ、表情は軽く笑顔を意識することが大切です。落ち着きのない仕草はNGで、姿勢を正して座ることを心がけましょう。面接は自分を売り込む場ですが、面接官の話を聞くことも大切です。自分の話ばかりして、相手の話を聞かないのもマナー違反になるため、会話のキャッチボールを意識して話を聞く姿勢も見せましょう。

退室時のマナー

面接終了後は退室となりますが、「本日はこれで終了です」の合図でまずは一度、その場でお礼を言いましょう。「本日はありがとうございました」と座ったまま伝え、立ち上がってからさらに「失礼します」と続けます。そして、荷物を持って出口に向かいましょう。出口でも振り返ってもう一度「失礼します」とあいさつをし、そのまま静かに扉を閉めて退室します。

退室時のあいさつは「失礼しました」ではなく「失礼します」で問題ないため、間違えないよう注意しましょう。「失礼しました」だと何か間違い、失敗をしてそれを謝っているような印象を与えてしまい、不自然です。細かい言葉遣いにも注意して速やかに退室し、退室後も長居はせずに速やかにに企業を出るようにしましょう。

マナーを守って好印象を与えよう

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マナーは印象や評価を左右する重要なポイントであり、細部まできちんと守らなければなりません。マナー違反は印象が悪く、選考以外の部分でも評価に悪影響を及ぼす可能性があるため注意が必要です。また、基本的なマナーができていないと、就活への意欲が低い、社会人になる意識に欠けると思われてしまいます。

やる気がなく、就職意欲も低いと思われ評価を大幅に下げられる可能性があるため、最低限の基本は特に重視して覚えなければなりません。マナー違反はマイナスに働きますが、反対にきちんと守れていると好印象を与えることもできます。マナーは細かい点までしっかり守り、相手への配慮や敬意を忘れずに就活に取り組んで、スムーズな攻略を目指しましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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