インターン

【長期インターンを就活に活かすには】参加するメリットとデメリット

長期インターンを就活に役立てよう

就活を有利に進めたいなら、インターンに積極的に参加しましょう。ひとくちにインターンといっても1日単位で参加できるものから、数日、数ヶ月単位のものと幅が広く、どれに参加するかで得られるものは違います。参加する企業は同じでも、日程が違うとメリットが異なることは理解しておきましょう。

インターンの中でも長期インターンは特に就活に影響を与えやすく、参加することで大きなプラスになることも少なくありません。インターン参加者は年々増加傾向にあるため、他の学生と差を付けるためにも長期インターンへの参加がおすすめです。上手に長期インターンを活用するためにも、参加するメリットやデメリット、上手な活かし方を知っておきましょう。

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長期インターンとは

長期インターンを就活に役立てるには、そもそもこれがどのようなものなのか、基本的な理解を深めることが大切です。インターンは企業が学生のために用意した学びの場であり、職業体験を通じた成長を目的に開催しています。この大前提の部分は、期間が違っても共通していますが、細部の特徴は異なります。短期のインターンとはどのような違いがあるのか、基本的な理解を深め、内容を正しく把握してから参加を決めましょう。

1ヶ月以上が基本

インターンの実施期間は企業によって違いますが、長期に該当するものは基本的には1ヶ月以上からになると考えましょう。長期間の参加になるため、他のインターンよりも得られるものは多く、かつハードになりやすいことが特徴です。同じ長期インターンでも企業によって期間は異なり、最短で1ヶ月、長いと1年程度おこなうこともあります。

1ヶ月や1年のように極端な例はそれほど多くはなく、基本的には3ヶ月や半年くらいでおこなわれることが多いです。長期インターンでは企業との関わりが密になりやすいため、参加者を決める選考もハードルが高くなりがちです。短期インターンよりも選考基準は厳しく、参加を決めるには事前準備を徹底しなければなりません。

実務経験を積むことができる

長期インターンでは実務経験を積むことができ、これは他のインターンにはない特徴です。企業ごとにインターンの実施内容は異なりますが、1DAYだと企業理解を深めることに終始し、説明会程度の内容で終わることも少なくありません。短期の場合でも、長くて1週間程度のため、実際の仕事に関わることはほとんどなく、ワーク形式で終わることが大半です。

模擬的にしか仕事が経験できない一方で、長期の場合は社員がやっていることと同じ仕事を任され、実際に自分で取り組むことができます。もちろん、社員のサポートが付くため、完全に自分の裁量で仕事をおこなうわけではありませんが、それでも実務を経験できるのは貴重でしょう。学生のうちから社会人経験を積めることは、他のインターンにはない大きな魅力です。

長期インターンが就活に及ぼすメリット

長期インターンが就活に及ぼすメリット

長期インターンへの参加はメリットが大きく、就活に及ぼす好影響は計り知れません。参加することで就活はより有利に進めやすくなり、納得した形で就活を終えやすいでしょう。もちろん、長期インターンに参加したからといって、必ずしも就活が成功するわけではありませんが、成功率が高まりやすいのは確かです。長期インターンへの参加が、就活にどのような好影響を及ぼすのかを知り、参加へのモチベーションを高めておきましょう。

①企業理解が深まる

長期インターンでは実務を経験できることで、企業への理解が深まりやすいです。企業がどのような事業をおこなっているのか、また就職後どのような仕事をするのかまで把握でき、自分との相性を確認しやすいでしょう。企業理解は就活を進める上では非常に重要であり、理解度が高いほど志望度も高いとみなされ、高評価を獲得できます。

実際に仕事を経て理解したことなら、情報の価値も非常に高く、場合によってはさらに広く業界への理解が深められることもあるでしょう。企業を知り、仕事を知ることで、本当に就職してもやっていけそうかが判断でき、志望先の選定にも役立ちます。就職してみないと分からない職場の雰囲気が知れることも、メリットのひとつでしょう。

②社会人に必要なスキルが身につく

実際に実務をこなすことでスキルが磨かれ、社会人に必要な能力が身につけられます。ここでのポイントは、その企業の仕事に必要なスキルだけではなく、社会人全般に求められるスキルも身につくことです。実務をこなすには他の社員との関わりが必要であり、場合によっては社外の人と接することもあります。

インターン中に接する人は全員社会人であり、その中で過ごすことで、基本的なマナーや社会人としての振る舞いなども学べるでしょう。基礎的なスキルを身につけておくことで、選考で評価されやすいのはもちろん、就職後もスムーズに仕事を進められます。就活攻略だけではなく、その後の社会人生活でもプラスになりやすいため、積極的な参加がおすすめです。

③選考で有利になりやすい

多くの場合でインターンは採用活動の一環としておこなわれており、インターンに参加する学生の様子をみて、本選考の評価に役立てることは多いです。長期インターンの場合は特に選考への影響も大きく、仕事ぶりが評価されると有利に選考を進められます。

場合によってはインターン時点で採用が決定することもあり、参加状況が選考に直結しやすいのは大きなメリットです。1DAYや短期インターンも選考での評価には影響しますが、長期ほど影響力は大きくなく、その場で採用が決定するということもありません。企業によってインターンの扱いは違うものの、選考への影響度が大きいことは理解しておきましょう。

④自己PRに役立てられる

就職において自己PRは重要なポイントとなります。応募する際に企業へ提出する履歴書やエントリーシートには、必ず学生時代の経験や企業への志望動機などを記入する欄があります。また、参考面接でも質問されるでしょう。

自己PRで話す内容としては、サークルやゼミの活動、アルバイトの経験などがメジャーな話題となっています。多くの人が同じような内容をアピール材料として使う中で、長期インターンシップの経験を話すことで他の応募者との差別化ができます。

企業への志望度の高さも伝わるでしょう。また、実際に企業の仕事を自分の目でみて体験すると、志望動機や入社後の目標がより具体的になり、効果的な自己PRを作成するために役立ちます。

⑤給料がもらえる企業もある

長期のインターンシップでは給与がもらえることがあります。金額は少なめですが、一般的なアルバイトとそれほど変わらない時給が支払われることも珍しくありません。そのため、アルバイトの代わりとして長期休みにインターンシップに参加する人も多くなっています。

働いてみたいと思っている業界や企業で、実際に仕事を経験しながら給料ももらえるため、就活生にとってはメリットが大きいでしょう。長期休みに学生を対象としたインターンシップの募集を出す企業も増えています。志望する業界や企業が決まっているのなら、一般的なアルバイトをするより勉強になると考え、長期インターンシップに参加する人もいます。

また、まだどの業界がいいか決まっていない場合でも、インターンシップに参加することで新しい発見があるでしょう。

⑥社会人とコミュニケーションに慣れる

学生として生活していると、社会人と直接話す機会はなかなかありません。しかし、これから本格的な就職活動をおこなっていく中では、ビジネスマナーが必要になりますし、正しい言葉遣いや社会人としての常識を学んでおく必要があります。

インターンシップに参加することになれば、すでに企業で働いている先輩方と一緒に業務をすることがほとんどです。営業職では、実際に取引先の企業との打ち合わせをおこなったり、サービスを提案することもあります。学生生活では経験することができない、社会人とのコミューケーションを学ぶ絶好の機会となります。

企業との面接でも社会人としてのマナーを守り、失礼のないように話をしなければなりません。インターンシップで社会人とのコミュニケーションに慣れておくと、面接でも役立つことになるでしょう。

長期インターンによるデメリット

長期インターンに参加することで数多くのメリットが得られますが、必ずしもプラスに働くとは限りません。メリットがある反面、デメリットも複数存在しているため、それらも正しく把握しておくことが大切です。デメリットを見落としたまま参加すると、思わぬところで失敗し、就活に悪影響を及ぼしてしまう可能性もあります。デメリットも正しく把握して、本当にプラスに働くかよく考えた上で参加不参加を決定しましょう。

①プレッシャーがある

長期インターンは実務を任せてもらえることがメリットですが、これはプレッシャーある仕事を任されるという点ではデメリットです。任される仕事内容は企業によって違いますが、場合によってはハードルが高い仕事を求められることもあります。インターン生とは言え、期間中は社員と同じ扱いを受けるため、中途半端な仕事は許されません。

与えられたことをきちんと遂行できないと、マイナス評価に繋がることは理解しておきましょう。実務を任されるという点はアルバイトと似ていますが、仕事の責任で言えばインターンのほうが断然上です。プレッシャーに耐えられなくなるインターン生もいるため、注意しなければなりません。

②学業との両立が難しい

長期インターンはハードになりやすいため、学業との両立が難しいこともデメリットです。インターン期間中は週に数回出勤を求められ、多いと週2〜3回ということもあります。インターンの仕事に加えて授業も並行しておこなわなければならず、レポートや課題など期限付きのものがある場合は注意が必要です。

また、時期によってはテスト期間と重なることもあり、テスト勉強とインターンの両立はさらに難しくなるでしょう。インターンに集中するあまり学業が疎かになってしまうと、単位の取得状況が悪くなり、就活に悪影響を及ぼすことも少なくありません。就活のためのインターンで学業の足を引っ張り、就活を不利にしてしまうのはもったいないため、綿密なスケジュール管理が必要なことは覚えておきましょう。

③簡単に辞められない

基本的に、インターンは期間が満了になるまで辞めることができません。どうしてもやむを得ない事情がある場合は別ですが、単に嫌になったからというだけで辞めるのはNGです。個人的な理由で辞める、あるいは無断で欠席すると評価は最悪になり、就活にも悪影響を及ぼします。

企業に多大な迷惑がかかるだけでなく、大学の評判も悪くなり、後輩にも迷惑をかけてしまう可能性があることは理解しておきましょう。インターンは個人で参加するものですが、大学の看板を背負っていることは忘れてはいけません。アルバイトのように意思表示ひとつで簡単に辞められるものではないため、参加する際は本当に続けられるかよく考えておく必要があります。

長期インターンを就活に活かすには

長期インターンには、メリットとデメリットの両方があります。そのため、参加しているならそれだけで就活が有利に進められるわけではなく、就活に活かせるよう自分で工夫し、努力しなければなりません。活用方法を間違えると、せっかく参加してもメリットが薄くなり、負担が増えるだけで終わってしまいます。長期インターンを就活に活かすには、どのようなことを意識すべきか、ポイントを正しく把握しておきましょう。

志望先を慎重に選定する

長期インターンを就活に活かすには、志望先を慎重に選定することが大切です。長期インターンの場合は参加できる数も限られており、かつ選考のハードルも高いです。参加を決めるにはかなりの努力が必要であり、手間暇がかかる分、本当に就職したい企業を選ばないとデメリットが大きくなってしまいます。

参加先を選ぶ際は、志望業界や企業の選定はもちろん、実施内容やスケジュールなども考慮しましょう。参加先の企業に興味が持てないのはNGですが、興味のある企業でも内容やスケジュール次第では参加を控えたほうがいい場合もあります。インターンはプラスアルファで参加するもののため、負担なく参加できることを条件に志望先を選定してもいいでしょう。

インターンで得たいことを明確にする

インターンは学生の成長のために用意された場ですが、参加するだけで勝手に成長できるわけではありません。成長するためには、主体的に行動、努力することが大切で、何を得たいのか、最終的な目標を明確に設定する必要があります。得たいものを明確にせず、漠然とした気持ちで参加すると、インターン後に何も成長できていない可能性もあるため、注意しなければなりません。

特に長期インターンの場合は内容がハードで拘束時間も長いため、何となく参加するのはNGです。1DAYや短期なら興味本位で参加しても視野を広げられるというメリットがありますが、長期の場合は別です。長期間かけておこなうイベントだからこそ、そこから何を得るのか、何のためにインターンに参加するのかを明確に決めておかなければなりません。

目的を持って長期インターンを就活に活かそう

長期インターンは参加するメリットが大きく、上手に活かすことで就活をより有利に進められます。しかし、デメリットも存在しており、少し間違えるとプラスを得るどころか就活にマイナスの影響を及ぼしてしまう危険性もあります。長期インターンを就活に活かすには、なぜ参加するのかという目的を決めることが大切です。

参加の目的をひとつでも定めておくと積極的に取り組むことができ、企業からの印象もよくなりやすいでしょう。また、目的を明確にすることでモチベーションが維持でき、ハードなインターンも乗り越えやすくなります。長期間拘束され、責任ある仕事も任されやすい長期インターンだからこそ、参加する意味を明確にして取り組みましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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