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【長期インターンシップのメリット・デメリット】失敗しないコツ

長期インターンシップに参加しようか悩む人は多い

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長期インターンシップはメリットが多いものの、ハードルを高く感じやすいことから参加を迷う人も多いでしょう。そもそもインターンシップへの参加は必須ではなく、不参加のまま就活を進め、内定を獲得している人も数多くいます。しかし、参加することで就活で有利になりやすいのは確かです。

長期インターンシップの場合は、特にその傾向が顕著であるといえるでしょう。少しでも就活を有利に進めて志望先への合格を確実にしたいなら、積極的に参加すべきといえます。どのようなメリットがあるのかを知ることで、参加ハードルの高さに躊躇せず、積極的に挑戦できるでしょう。ただし、一部デメリットもあるため、いい面と悪い面の両方を知っておくことが大切です。

長期インターンとは

そもそも長期インターンシップとは何かですが、これは単純に期間の長いインターンシップを指します。インターンシップの期間は企業によって違い、1日単位でおこなわれるものから、数日や数週間、さらには数ヶ月単位でおこなうものもあります。

1日単位のものは1DAYインターンシップ、数日から1週間程度のものは短期インターンシップと呼ばれることが多いです。長期インターンシップにも明確な決まりがあるわけではありませんが、大体1ヶ月程度の期間おこなうと考えましょう。

他のインターンシップよりも期間が長いため、内容は充実しており、実際に仕事を任せてもらえることも多いです。拘束期間が長い分、スケジュールの都合をつけることが難しいですが、その分得られるものは多く、参加する価値は十分にあるでしょう。

長期インターンシップに参加するメリット5つ

長期インターンシップへの参加に迷っているなら、メリットに目を向けることが大切です。1DAYや短期のインターンシップに比べると、参加のハードルが高いことは確かですが、その分大きなメリットが得られます。他のインターンシップとは違う長期ならではのメリットもあるため、参加する価値は十分にあるでしょう。

①業界・企業への理解が深まる

長期インターンシップに参加することで、業界や企業の理解を深めることができます。これは1DAYや短期の場合にも言えることですが、長期の場合は企業で過ごす時間が長い分、より細部まで理解を深められるのが特徴です。業界・企業理解は就活をスムーズに進めるためには非常に重要です。

理解度の高さが、そのまま志望度の高さとみなされることも少なくありません。インターンシップに参加することで他の学生たちよりも有益な情報を得やすく、選考で理解度の高さもアピールしやすくなるでしょう。また。理解を深められることで、自分が求める仕事が本当にできそうかの判断も付きます。就職しても大丈夫かを見極める指標にもなり、志望先の選定にも役立ちます。

②実務経験が積める

実務経験が積めることは、長期インターンシップならではのメリットです。その他のインターンシップでは、企業の説明を受けるだけだったり、ワーク形式で模擬的に仕事を経験したりすることが多いです。しかし、長期インターンシップの場合、その企業の社員が本当にやっている仕事を任せてもらうことができ、より実践的に仕事への理解が深められます。

学生のうちから社会人経験を積むことができ、働くことの楽しさ、大変さなどを理解できます。また、実際に仕事をしてみて、その仕事が自分に本当に合うか、相性もより明確に診断できるでしょう。実務経験が積めるのは他にはない魅力であり、経験を積むことで就活はもちろん就職後に役立つことも多いです。

③社会人に必須のスキルが身につく

長期インターンシップでは、長い時間を社会人と過ごします。そのため、ルールも社会人と同様で、同じ空間で過ごすことで社会人としての必須スキルも身につけられるでしょう。仕事で必要なスキルは、大きく分けて2つあります。1つはその企業の仕事をこなすためのスキル、もう1つが業界や企業に関係なく必要な社会人としてのスキルです。

社会人としてのスキルを身につけておくと、仮に別の企業を志望する場合でも、役立てられることが多く、選考でも評価されやすくなるでしょう。インターンシップでは、ビジネスマナーをはじめとした基礎的なスキルを身につけられることが多く、社会人としての自覚も持ちやすいため成長もしやすいです。

④有給の場合はお金を稼げる

インターンシップは職業体験を通じた学生の成長が基本的な目的に据えられており、多くの場合で無給でおこなわれます。経験が対価として支払われ、給料なしでもお互いにメリットがある状態になっていますが、長期の場合は実際に仕事をおこなうため、有給である場合が多いです。

有給のインターンシップなら、就活に役立てられる経験を積みながら、同時にお金を稼ぐことができます。アルバイトでは得られない貴重な経験もプラスアルファでついてくるため、非常に大きなメリットといえるでしょう。就活ではこまごました出費が多いため、事前に資金を貯めておくことが大切です。就活資金を貯め、かつ選考に役立てられる経験も積めるため、有給のインターンシップなら一石二鳥です。

⑤選考で有利になりやすい

長期インターンシップでは選考で活かせる経験が積め、有益な情報も手に入れられるのがメリットです。参加することで選考をより有利に進められ、企業によってはインターンシップ参加者を大きく優遇するケースもあります。長期インターンシップの場合は、仕事ぶりを見て評価してもらい、選考時に大幅に加点されることも多いです。

また、場合によってはインターンシップ中の働きが認められ、選考を受けずに採用の話を持ち掛けられることもあります。企業としても実際の仕事を見て採用を決定しているためリスクが低く、採用するメリットは大きいです。就活解禁前に内々に採用が決まることがあり、これも長期インターンシップならではのメリットでしょう。

⑥企業とのミスマッチを防げる

長期インターンシップは実際の仕事を経験できたり、その企業の社員と深く接することができたりと、得られるものが非常に多いです。そのため、他のインターンよりも企業への理解を深めやすく、就職する際のミスマッチを防ぎやすくなることもメリットのひとつです。

就活は自分にマッチする企業を見つける作業ですが、どれだけ企業研究をおこなっても、いざ就職してみると合わないと感じることも少なくありません。本当のその企業に合うかどうかは就職してみるまで分からないことも多く、このギャップを埋めることができるのは、長期インターンシップの大きなメリットです。

もちろん、インターンシップの実務と就職してからの仕事は違っていることもありますが、企業理解が深まることでミスマッチの可能性を大きく減らせることは確かです。

長期インターンシップに参加するデメリット3つ

長期インターンシップに参加するデメリット3つ

長期インターンシップに積極的に参加することで、就活をより有利に進めやすくなりますが、デメリットもあるため注意しなければなりません。メリットばかりに気を取られて参加すると、思わぬところでデメリットに遭遇し、失敗したと感じてしまう場合もあります。インターンシップをマイナスの経験にしないためにも、デメリットも含めて正しく理解しておくことが大切です。

①学業との両立が難しい

長期インターンシップは企業によって実施期間が違いますが、1ヶ月以上が基本です。最短で1ヶ月、長い場合だと1年近く実施されることもあります。その間は、学校にも行き、時期によってはテストを受けたり、レポートを提出したりすることもあるでしょう。インターンシップで拘束される時間が多いため、学業との両立が難しい点は長期ならではのデメリットと言えます。

週の出勤回数も企業によって違いますが、大体2〜3回程度の場合が多いです。加えて出勤時間も通常の社会人と同様に合わせられることが多く、始業時間から参加ということがほとんどでしょう。日中の時間を取られやすいため、授業との折り合いを付けるのが難しい点は理解しておかなければなりません。

②ハードな仕事も多い

実務経験が積めることは長期インターンシップならではのメリットですが、これがデメリットになることもあります。企業の利益に関わることであるため、重たいプレッシャーがのしかかります。場合によってはハードな仕事を任されることもあり、失敗しないようやり遂げなければならないという思いが重荷になることも少なくありません。

仕事をこなすためにインターンシップばかりに集中してしまい、学業やその他のことがおろそかになることもあるでしょう。また、目の前の仕事をこなすことでいっぱいっぱいになり、ただ作業として仕事をこなすだけで何も身につかないということもあります。気軽な気持ちで参加すると、ハードさに面食らう可能性があることは理解しておきましょう。

③給料はそれほど高くない

長期インターンシップには有給が多く、貴重な経験を積みながらお金を稼げるのは大きなメリットです。しかし、給料はそれほど高くない場合が多く、アルバイトに精を出したほうが多く稼げるということも少なくありません。インターンシップの場合、稼ぐことではなく仕事の経験を通じて成長することが目的です。

そのため、給料はプラスアルファのおまけのようなもので、もらえるだけラッキー程度だと考えましょう。お金目的で手っ取り早く稼ぎたいならアルバイトをしたほうがメリットは大きいです。インターンシップに参加する目的を履き違えないようにしないと、割に合わないと感じることも少なくありません。

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長期インターンシップで失敗しないためには

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長期インターンシップにはメリットとデメリットの両面があり、参加がプラスに働くかどうかは人によって違います。基本的にはプラスに働くことが多いですが、デメリットばかりを受けてしまい、損をしたと感じることもあるでしょう。インターンシップで成功するか失敗するかは、個人の努力次第ともいえます。長期インターンシップで失敗しないためには、どのような点に注目すべきか、正しい心構えを知って参加を決めましょう。

志望先を念入りに選定する

インターンシップを実施する企業は数多く存在し、どの企業のプログラムに参加するかは重要です。同じ企業でも長期と短期では内容が違うということもあるため、志望先企業と実施内容は念入りにチェックしておきましょう。長期インターンシップは一度参加すると長時間の拘束になるため、複数企業が参加することが難しいです。

1DAYや短期なら多少気になる企業にも積極的に参加し、視野を広げられるというメリットがありますが、長期の場合は参加先を間違えるとそれだけで大きなデメリットです。志望先の選定は長期インターンシップにおいては最重要項目ともいえます。業界・企業の選定はもちろん、実施内容まで細かくチェックして、本当にメリットになるかを考えましょう。

やりたいこと・身につけたいことを明確にする

インターンシップは、ただ参加するだけで成長できるわけではありません。用意されているのはあくまで成長するための環境であり、実際にプラスになるかどうかは個人の努力次第です。向上心がないと参加しても得るものがなく終わってしまうため、事前にやりたいこと・身につけたいことは明確に設定しておきましょう。

目標を明確にし実現するために行動することで、より速いスピードで成長できます。目的意識を持った行動は企業から見ても好印象であり、プラス評価になる場合も多いでしょう。目的や目標を持たずに惰性で参加していると印象が悪くなって、選考で不利になることも少なくありません。少なくとも何かひとつは目的を決め、自分の意思でインターンシップを実りあるものにしようとする努力が必要です。

空き時間を利用する

長期インターンシップの最大のネックは、スケジュールの都合をつけることの難しさにあります。そのため、参加するならできるだけ時間に余裕を持つことが大切であり、長期休暇などの空き時間を利用して参加するとよいでしょう。

実際に拘束期間の長さを考えて、夏休みや冬休みなどに長期インターンシップを実施する企業は多く、このタイミングを狙うことも大切です。もしも時間が足りない場合は、無理に長期で参加せず短期にシフトチェンジするか、アルバイトやサークルなどを一度ストップして、時間を作るとよいでしょう。

無理に時間を詰め込んで参加しようとすると、学業とインターンの両方が上手くいかなくなることもあるため注意しなければなりません。

長期インターンシップに積極的に参加しよう

長期インターンシップは、一度参加すると途中で辞めることが難しいです。また、実際の仕事を任されることから選考でも高いレベルが求められやすく、参加のハードルを高く感じる人は多いでしょう。他のインターンシップと比べると難易度が高いですが、長期ならではのメリットは数多く存在します。

選考に活かせることはもちろん就職後に役立つものは多く、自分を大きく成長させる場として最高の環境が整っているでしょう。きちんと目的を見定めて参加先を選定することで、メリットは必ず得られます。参加企業を念入りに選定し、成長するという高い志を持って、積極的に長期インターンシップへの参加を目指しましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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