就活のマナー

【面接の就活マナー】全体の流れでみる基本的なポイントを紹介

面接では就活マナーが問われる

面接では就活マナーが問われ、マナーができていないとそれだけでマイナスの評価になってしまいます。質問に対して上手に回答できていても、マナー違反を連発すると評価が下げられ、不合格になることは理解しておかなければなりません。面接で求められるマナーは随所に存在し、基本的なポイントは確実に押さえておくことが大切です。

基本がしっかりできていないと悪印象も付きやすく、就活そのものへの意欲が低いとみなされてしまいます。マナーを守り正しい方法で面接を受けることで、高評価も獲得しやすくなるでしょう。マナーを守ことは、単に相手に失礼な振る舞いをしないだけではなく、面接の突破を目指すためにも大切です。就活マナーを正しく理解し、面接の突破を目指しましょう。

就活マナーの基本

面接では細かいマナーが存在するので、それらをきちんと守ることが大切です。しかし、面接以前の段階での就活マナーもあり、そもそもこれが守れていないと大幅な減点対象にもなりねません。就活マナーは面接以外のシーンでも役立つため、身につけて無駄にはならないでしょう。マナーが正しく身についていると好印象にも繋がりますが、基本的な就活マナーはできていて当然、身についていないと悪印象になるものが多いです。まずは基本をしっかり押さえて、基礎から就活を見直しましょう。

時間厳守

就活に限らず、ビジネスの場では時間厳守で行動するのが基本です。遅刻はもちろん、無断欠席もNGです。指定された時間には遅れずに向かいましょう。時間を確実に守るためにも、スケジュールには余裕を持って組むことが大切です。交通機関の乱れといったやむを得ない事情でも、遅れると印象は悪くなります。

不慮のトラブルにも対処できるよう余裕を持った行動が大切なので、万が一の場合はどのように対処するのかも考えておかなければなりません。また、到着時間が早すぎるのもNGです。開始時間の5〜15分前を目安にしましょう。

忘れ物をしない

忘れ物をしないことも就活マナーの基本です。就活では企業から持ち物を指定されることも多く、いつ何を指定されるかは企業によって異なります。指定される持ち物がない場合や、履歴書やエントリーシート、健康診断書、卒業証明書など、一度に複数の持ち物を指示されることもあります。指定された持ち物を忘れてしまうと、選考がスムーズに進められず、企業に迷惑がかかる可能性があるため注意が必要です。

忘れ物をしても後日提出で対応してもらえる場合もありますが、指示を守れていないことで印象が悪くなるのは確かです。詰めが甘い、選考に臨む意欲が低いといったマイナスの印象を与えてしまう可能性もあるため、面接前には持ち物の指定がないか、何度も確認しておきましょう。

身だしなみを整える

身だしなみを整えることも大切で、就活中はTPOに合った服装や清潔感ある身だしなみを心がける必要があります。基本的にはスーツを着用しますが、企業からの指定で私服を着ることもあります。私服の場合でも就活の場であることを意識し、完全私服のラフな格好ではなく、オフィスカジュアルなどのある程度フォーマルな服装で臨まなければなりません。

また、志望する業界によっては、私服のセンスがみられることもあるため、さらにカジュアルでOKな場合もあるでしょう。私服やスーツのどちらであっても、清潔感を大切にするべきです。TPOに合わせることを意識し、求められる身だしなみを理解して装いを決めましょう。

面接の流れからみる基本マナー

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面接ではマナーがチェックされており、入退室や面接中はもちろん、面接に至るまでのプロセスもみられています。企業に入った時点で評価はスタートしていると考え、行動のひとつひとつに注意を向けることが大切です。面接時の基本的なマナーは細かくあり、正しく身につけるには面接の流れに沿って考えるのがおすすめです。面接がどのように進むかを把握し、どのシーンでどのようなマナーが必要なのかを知っていきましょう。

受付

企業に入ると、まずは受付を通ります。受付の段階から印象や振る舞いがみられていることは多いため、ハキハキした声で元気よくあいさつすることを心がけましょう。受付での態度と面接での振る舞いがあまりにも違っていると、それだけで評価を下げられる可能性があります。

受付では、自分の身元を明かして来社の目的を簡潔に伝えることが大切です。「○○大学○○学部より参りました、◯◯と申します。本日9時より面接のお約束を頂いております」のように、面接と開始の時間も伝えるといいでしょう。担当者の名前が分かっているなら、その人の名前も出すとよりスムーズです。用件は具体的に伝えましょう。

控室

受付を終えると一旦控室に通され、面接時間まで待機することが多いです。控室には他の学生がいることもありますが、私語はせずに静かに集中して待ちましょう。控室で私語をしてしまうと、他の学生に迷惑がかかるだけではなく、仕事をしている社員にも迷惑をかける可能性があります。

自分勝手で状況が読めないといった印象も与えかねないため、余計なおしゃべりはしないほうが得策でしょう。控室では極力何もせず、背筋を伸ばして気持ちを落ち着けましょう。待っているときの姿勢が悪いとだらしない印象を与えてしまうおそれがあります。

入室

入室時はノックをし、在室の確認をしてから扉を開けます。ノックは3回大きくゆっくりおこなうことが大切です。ノックをしてすぐに扉を開けず、中から「どうぞお入りください」と入室許可が出てから「失礼します」と断り、扉を開けましょう。また、すでに扉が開いている、あるいは扉がないタイプの会場ではノックの必要はなく、外から「失礼します」と声をかけて入室します。

開いている扉にノックをするのはマナー違反のため、ノックは扉が閉まっている場合のみと考えましょう。入室後は用意されている椅子の横に進み、立ったまま待機します。座るのは椅子をすすめられてからで、「どうぞお座りください」と声をかけられてから「失礼します」と断り座りましょう。

面接中

面接中は発言内容や話し方、仕草などに注意が必要です。発言内容は質問に対して端的かつ的確なものであることが大切で、的外れな回答をすると質問の意図を理解していないと思われます。特に、だらだらと話して時間を取り過ぎるのはNGです。時間をかけ過ぎて面接時間が延びてしまうと、後に控える就活生に迷惑をかけてしまいます。

また、話し方も重要です。敬語を正しく使い、円滑なコミュニケーションを意識しましょう。一方的に話すだけではなく、面接官の話にも耳を傾ける姿勢を持つことが大切です。他にも、貧乏ゆすりをしたり、椅子に深く腰掛けてだらしない格好で面接を受けたりしないよう、無意識の部分にも注意を向けなければなりません。

退室

予定していた質問が全て終了すると、「本日の面接は以上です」など、面接官から終了の合図がかけられます。終了の合図がかかっても評価は続いており、マナーもチェックされているため注意しましょう。面接が終了したなら、まずは座ったままその場でお礼を述べることが大切です。終了直後にお礼を述べることで感謝の気持ちが伝わりやすく、好印象も与えられるでしょう。

お礼を述べた後は立ち上がり、荷物を持って出口に向かいます。出口でももう一度お礼を言い、会釈をして退室しましょう。退室後は速やかに企業を出るようにし、長居は禁物です。用事もないのにいつまでも残っていると不審に思われ、仕事をしている人に迷惑がかかる可能性もあるため速やかに帰宅することが大切です。

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就活で好印象を与えるコツ

就活で好印象を与えるには、細かい点まで振る舞いを意識しなければなりません。普段通りの接し方で企業の社員や面接官に相対していると、マナー違反で評価を下げられてしまうこともあります。

礼儀正しく振る舞うことが求められますが、そもそも就活における礼儀正しさとは、どのようなものなのか分からない人もいるでしょう。好印象を与えるコツは大きく2つあるため、細かいポイントを抑えて、少しずつ評価を獲得していくことが大切です。

おじぎの角度を使い分ける

就活ではおじぎをする機会も多いですが、シーンに合わせてこの角度を変えることが大切です。おじぎの種類は大きく3つで、15度と30度、45度があります。15度は軽い会釈程度であり、通常のあいさつで使われます。

企業内で社員とすれ違うなど、軽いあいさつの場合は仰々しくならないように15度でおじぎをしましょう。30度のおじぎはややかしこまったものであり、面接でのあいさつなどで使用します。面接の最初には「本日はよろしくお願いします」とあいさつをしますが、この時には30度のおじぎと考えましょう。

45度のおじぎは最敬礼であり、深く感謝の気持ちを示す際や謝罪する際に用います。面接終了後のお礼や、相手への非礼を詫びる際には45度のおじぎになると考えましょう。

失礼のない話し方を心がける

就活では話し方にも注意が必要であり、失礼にならないように言葉遣いに注意しなければなりません。好印象を与える話し方とは、敬語を正しく使った言葉遣いであり、いわば社会人らしい話し方です。

反対に悪印象を与えるのは、ため口で話したり、流行り言葉を使ったりするカジュアルな話し方です。簡単にいえば普段友達に話すような話し方では失礼にあたり、悪印象を与えてしまうため、かしこまった話し方を意識しなければなりません。

多少の言葉の間違いは許してもらえることも多いですが、少なくともプラスの評価にはならないため注意が必要です。完璧ではなくても、丁寧に話そうとする意志が伝わると印象はよくなるため、普段から言葉遣いを正す意識を持ち、丁寧に話す癖をつけておきましょう。

面接当日の持ち物一覧

・履歴書やESのコピー
・スケジュール帳
・印鑑
・学生証
・現金
・企業指定の持ち物

面接の際には、履歴書やESのコピーを用意しておくのがおすすめです。コピーを用意しておけば、企業に向かうまでの道中でアピール内容を見返せます。スケジュール帳は予定を確認するだけではなく、次回選考についての案内があった時にも使うため、必ず持参しましょう。

印鑑や学生証は交通費を精算する際に使うことが多いです。すべての面接で必須とは限りませんが、持っておくと安心でしょう。現金は交通費や昼食代、交通機関のストップでタクシーを使う場合など、もしもの際に使えます。後は企業が指定する持ち物があれば、それらは必ず持っていきましょう。必須ではないものの、他には折りたたみ傘や常備薬などもあると便利です。

面接に相応しい身だしなみ

面接のマナーでは、立ち居振る舞いや言葉遣いだけではなく、身だしなみもチェックされています。身だしなみは第一印象を決める重要なポイントであり、面接全体の評価を大きく左右するといっても過言ではありません。身だしなみは社会人らしく清潔感のあるものが求められますが、男女で細かいポイントが異なるため注意が必要です。身だしなみは服装や髪型などがみられているため、男女別のポイントを把握して、正しく整えて面接に臨みましょう。

男性の服装・髪型

男性の服装はスーツが基本であり、派手にならないよう無地のダークカラーで、リクルートスーツが望ましいです。ネクタイもカジュアルにならないよう注意し、必ず第一ボタンまで留めて、きちんと一番上まで締めます。全体的な印象がまとまるように、ベルトや靴、かばんなどの小物もダークカラーで統一しておきましょう。

髪型は短髪が基本であり、長髪だとそれだけで印象が悪くなることも少なくありません。髪が目にかからないよう注意し、できるだけ顔のパーツ全体がみえるようにしておきましょう。前髪が眉毛にかからないように上げたり、耳周りや襟足をすっきりさせて、全体がみえるようにするのがおすすめです。さっぱりみえやすいツーブロックは人気ですが、刈り上げの位置が高くなると奇抜にみえ、印象が悪くなりやすいため注意が必要です。

女性の服装・髪型

女性の場合もスーツ着用が基本ですが、男性のようにネクタイをする必要はありません。第一ボタンまできちんと留めているなら、ノーネクタイで問題なしです。また、スカートとパンツ両方のスタイルがあり、どちらを選ぶかも自由です。両方とも丈が長くなったり、短くなりすぎたりしないように、バランスを取る必要があります。

スカートは膝丈程度で、パンツは裾を引きずらないようにパンプスに若干かかる程度にしましょう。髪型は男性と違ってロングでも構いませんが、長い場合はゴムで結んで邪魔にならないようまとめる必要があります。顔のパーツがみえるようにゴムやヘアピンを使って整えますが、ゴムやピンは黒や茶色など目立たないものを使用しましょう。

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集団面接ならではの入退室マナー

集団面接でも基本的な面接マナーは一緒ですが、入退室時には若干の違いがあるため注意が必要です。集団面接の場合、ノックをして入室するのは先頭の人だけです。先頭の人がノックをし入室した後は、中に声をかけてあいさつをするだけでそのまま順番に入室していきます。この時、扉は開けたままにし、1人ずつ閉める必要はありません。

入室順に奥に詰めて椅子の横に立ち、全員揃い、椅子を勧められるまで着席は待ちましょう。退室する順番は入室とは逆になることが多く、出口に近い人から退室します。退室時はお礼を言って会釈をして外に出ますが、この時後ろの人が扉を支えてあげるといいでしょう。最後の人が退室した後は、個人面接と同様速やかに企業を出ることが大切です。

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面接の基本マナーを押さえて就活を突破しよう

就活では細かいところまでマナーがみられており、面接時はマナーが身についているかで評価が大幅に左右します。マナーが身についていないと、就活への真剣度や企業への志望度まで疑われてしまい、評価を大きく下げられる可能性があるため注意しなければなりません。マナーを正しく身につけることは、面接及び就活を攻略する基本的な対策のひとつです。

身につけたマナーは就活中だけではなく就職後に役立つことも多いため、無駄にはなりません。マナーの中でも特に基本部分に目を向け、基礎をしっかり身につけてから面接に臨むことが大切です。当たり前のことも多いですが、意外とできていない人も少なくありません。当たり前の部分から徹底して見直し、基本に忠実に就活の突破を目指しましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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