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【体育会が就活で有利になる理由5つ】失敗する人の特徴もご紹介

体育会系は就活に有利なイメージ

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体育会系は活発なイメージから明るい印象を与えやすく、就活でも有利になるのではないかと思う人は多いでしょう。事実、体育会系であることは、選考時のプラスになることも多く、就活が有利に進められるケースも少なくありません。ひとくちに体育会系といっても、何をやってきたかは個人によって違いますが、大変な練習、鍛錬を乗り越えたことは確かです。

これまでハードだった分、就活での有利判定はご褒美ともいえますが、体育会系だからといって、必ずしも就活を成功させられるとは限りません。取り組み方次第では、通常の学生同様、失敗することもあります。就活において体育会系はどのような印象を持たれるのか、有利になる点から失敗しやすいポイントまで把握しておきましょう。

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就職に成功するためには、まず自分の就活力を知っておく必要があります。就活力とは、就活で必要な準備や企業側が重視しているポイントに対してどれだけ備えているかをはかる指標です。就活力は今から伸ばすことができます。ぜひ「就活力診断」で今の自分の就活力を診断してみましょう。無料でダウンロードできるので、今の実力を踏まえた上で必要な対策をしてはいかがでしょうか。

体育会系が有利になりやすい理由5つ

体育会系の学生は就活をスムーズに進めやすいとイメージされやすく、実際に有利になることは多いです。しかし、なぜ有利なのか、どのような点が評価に繋がるのか疑問に思う人も多いでしょう。有利になる点を正しく理解しておかないと、選考でのアピールが上手くいかず、体育会系であるアドバンテージを活かせなくなる場合もあります。有利になる理由は3つあるため、どのような観点で評価されるのか知っておきましょう。

①ストレス耐性がある

ストレス社会といわれるように、現代社会では仕事でもさまざまなストレスがあります。そのため、近年では就活生のストレス耐性を重要視する企業が増えています。ストレス耐性とは、さまざまなストレスに耐え抵抗する力のことです。

体育会系の学生は、厳しい練習を乗り越えてきたことで、ストレス耐性があると評価されやすいです。大変な仕事もバリバリ精力的にこなせるとポジティブな印象を持たれやすいでしょう。また、根気強さはバイタリティと評価され、これもプラスのイメージになりやすいです。

部活動と仕事では違った大変さがあります。しかし、精神的に鍛えられていることで、困難なことでも立ち向かい、きちんとやり遂げられるというストレス耐性の強いイメージを与えやすいです。

②目標を達成する力がある

体育会系の学生は、これまで試合に勝つために多くの努力をしてきた経験があるでしょう。その努力の経験は、目標を達成する力として企業に評価されます。

例えば、チームや対戦相手を分析し課題を発見したこと、試合までにその課題を克服するために練習計画を立てたことなど、これらは目標を達成するために必要な「分析力、課題発見力、計画力」の能力です。また、試合に勝つためにこれらの努力を惜しまないことも、目標達成には欠かせない能力のひとつと捉えられます。

試合に勝つための努力は、体育会系の学生からすれば当たり前のことのように思えるでしょう。しかし、それは体育会系ならではの能力と評価されるため、積極的にアピールしていきましょう。

③組織の中でも能力を発揮できる

企業は、体育会系の学生に協調性や規律性、コミュニケーション力を期待しています。これらが備わっている人は、組織の中でも能力を発揮することができるためです。

体育会系の人は、チームワークやルールを大切に部活動に励んできたことでしょう。働き始めると、会社という組織の中に順応しつつ、能力を発揮していかなければなりません。そのため、部活動を通じてチームの一員として活動したことがある体育会系の人は、企業からもその経験を評価されやすいです。

また、リーダーシップをとった経験がある人も、ゆくゆくは組織を引っ張っていける人材として重宝されます。部長や副部長などを務めた経歴があれば、そこでの経験をアピールしていきましょう。

④礼儀・上下関係が身についている

体育会系だと上下関係が厳しいため、礼儀やマナーがしっかり身につけている場合が多いでしょう。企業でも上下関係が厳しいところはあり、選考時に礼儀ができてるかをチェックすることも少なくありません。体育会系の学生なら、部活動を通してこれらを叩き込まれているため、社会人からみた厳しいチェックも何なく乗り越え、高評価を獲得しやすいでしょう。

もちろん、体育会系だからといって、必ずしも上下関係、礼儀ができているとは限らないため、自信がない人は注意しなければなりません。有利になりやすいのはあくまでイメージ上のものであり、評価自体は実際に礼儀が身についているかどうかで判断されることは覚えておきましょう。

⑤部活動の経験があるためアピールがしやすい

志望動機や自己PR、学生時代に頑張ったことなど、就活では大学時代の経験を用いて自分をアピールすることが多いです。体育会系の学生なら、当然部活動の経験を使うことができ、題材選びに迷わない分、他の学生よりもスムーズに就活が進めやすいでしょう。部活動の経験からアピールする内容なら、信ぴょう性も高く、高評価も与えやすいです。

大学の部活動は非常に大変であり、長く続けるだけで苦労することも少なくありません。そのため、4年間しっかりやり遂げたという時点で継続力を評価してもらえる場合が多いです。プラスして、自身が提示する能力、人柄も評価してもらえるため、魅力を幅広く売り込むことができるでしょう。

体育会系の自己PR例

私はコミュニケーション能力があり、意思疎通を図りながら周囲のやる気も向上させることができます。大学時代はアメフト部に所属し、副キャプテンを務めました。最初、練習に対して不真面目な部員が多く、初めての大会は初戦で敗退してしまいました。そこで、チームメイトに寄り添い、一緒になって頑張ることを自身の役割として課しました。
自分でも努力を重ね、頑張る姿を見せながら部員に声掛けをすることで結束を高め、全体のやる気を向上させることに努めました。徐々に悩みや課題を相談してくれる部員が増えたため、それぞれが抱える課題を全員に共有し、解決するための練習メニューをチームで考案していきました。その結果、最終的には県内トップの成績を収めることができました。御社でも人との繋がりを大切にし、自分はどのような役割を担うべきかを考え、チームとしての力を引き出し、活躍したいと考えています。

例文ではコミュニケーション能力を題材に、アピールされています。単にコミュニケーション能力があるだけで終わらず、関係性を築きながらやる気を引き出せることを明確に述べることで、より詳細なアピールができているでしょう。部活動の経験から能力の根拠づけもできており、説得力を持って売り込むことができています。

体育会系が不利になる点

体育会系の学生は、部活動を通してさまざまな経験や能力を育んでいます。そのため、有利に就活を進められるケースが多いでしょう。しかし、反対に就活で不利になってしまう側面もあります。

せっかく体育会系で頑張ってきて評価されるべき能力も備えているのに、マイナスの要因が目立ったために就活に失敗してしまってはもったいないです。体育会系が不利にならないためには何に注意しなければならないのかを、しっかり理解しておきましょう。

コミュニティが狭い

体育会系の学生が就活で不利になりやすい点のひとつに、コミュニティが狭くなりがちであることが挙げられます。部活動をしていると、所属しているチームメイトとばかり関わってしまいがちです。授業やアルバイトなどで忙しくしていると、他の組織の人と関わりをもつ機会自体が少ないでしょう。

コミュニティが狭いと、情報量が乏しくなるという欠点が生まれます。例えば、OB訪問では部活動の先輩を頼っていたり、同じ業界を志望する就活生がチームメイトにいるとその人とばかり情報交換をしてしまったりするでしょう。それでは、情報に偏りが生じてしまいます。

その結果、仕事内容や働き方についての理解が不十分になり、志望する企業とマッチしていないことに気づけないという事態に陥ってしまいます。就活中は部活動内のコミュニティに留まらず、視野を広げることを心がけましょう。

自分のことを客観的にみて言語化することが苦手

体育会系の学生は、自分のことを客観的にみて、強みに気づくことが苦手な傾向にあります。部活という組織に所属していると、チームのために行動することを当たり前と捉えている人も多いでしょう。しかし、就活ではその当たり前にしてきた行動が評価される場合が多いです。客観的な視点から、自分にどのような強みがあるのかを振り返ってみましょう。

また、自分のことを言語化して説明することが苦手と感じる体育会系の学生も少なくないでしょう。それは、同じ競技をする者同士では、課題やスキルを細かく説明しなくても通じ合えることが多く、言語化する習慣がついていないためです。選考が本格的に始まる前に、自分のよさを充分に伝えられるかどうか、周囲の人に面接のチェックをしてもらいましょう。

体育会系で就活に失敗する人の特徴

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体育会系は就活で有利に働くことが多いですが、必ずしも成功するわけではありません。体育会系でも、就活への取り組み方次第では失敗することもあるため注意が必要です。失敗する人には共通した特徴があり、体育会系の学生ならではのポイントもあります。失敗する理由を知り、自分に当てはまらないかチェックすることが大切です。失敗する人の特徴を見直し注意して就活を進めることで、さらに有利に選考を突破しやすくなるでしょう。

事前準備ができていない

体育会系=就活で有利と思い込み、ろくに事前準備をしないまま就活解禁を迎える人は少なくありません。準備不足のまま就活をスタートさせると、当然スムーズにエントリーや選考が進められず、後手後手に回って失敗する可能性が高いです。体育会系の学生が就活で有利になるのは、あくまできちんと準備、対策をして望んだ場合に限られます。

何の準備もしていないと怠けた印象を与えてしまい、体育会系であろうがマイナス評価になることは理解しておきましょう。また、体育会系の学生は就活がスタートしてからも部活動で忙しく、準備ができていないと、部活動との両立が難しくなることも多いです。他の学生よりもスケジュールが過密になることも多いため、とくに余裕を持って準備しておかなければなりません。

勢いだけで何とかしようとしている

体育会系の学生は、明るさや元気のよさが評価されて高評価に繋がることも多いです。しかし、勢いだけでどうにかしようとして、きちんと考えて行動していないと分かると、評価を下げられてしまいます。もちろん体育会系ならではの元気のよさを活かすことも大切ですが、それはきちんと自分を売り込んだ上で機能するプラスアルファの要素だと考えましょう。何でも勢いだけに任せていると就職してからもつまずきやすくなるため、計画性を持って行動する癖をつけておくことが大切です。

体育会系は早めの就活準備が大切

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体育会系の学生が就活をスムーズに進めるには、早めから準備を進めておくことが大切です。しっかり準備して就活に臨むのが大切なのは体育会系の学生に限ったことではありませんが、体育会系だからこそとくに念入りな準備が必要だと考えましょう。アドバンテージをいかに上手に活かせるか、マイナスのポイントを作らないかが、就活を成功させるカギです。体育会系ならではの就活の特徴を把握して、上手に事前準備を進めましょう。

オフシーズンを有効活用する

所属している部活によって違いはありますが、シーズンのオンオフの切り替えがあるなら、オフシーズンの時間を有効活用することが大切です。オンシーズンはどうしても練習や試合で忙しく、遠征や大会といった重大なイベントで、就活準備をしている余裕がないということもあるでしょう。しかし、オフシーズンなら比較的練習も軽めであることも多く、場合によってはまとまった休みが取れることもあります。

忙しい時期とそうでない時期の差が激しいからこそ、余裕のあるうちに時間を有効活用することが大切です。オフシーズンはしっかり体を休めることも大切ですが、就活をスムーズに進めるためにも、準備は念入りしておきましょう。

OB訪問・インターンにも積極的に取り組む

就活準備をするにあたっては、積極的にOB訪問やインターンを活用するのがおすすめです。体育会系の学生は先輩との関係性が強いことも多いため、その関係性を存分に利用してもいいでしょう。OB訪問やインターンは、業界・企業・仕事を知るのに大いに役立ち、加速度的に準備を進めることができます。就活準備に長く時間を取ることが難しいからこそ、短時間で効率的に準備することが大切です。

OB訪問なら1日単位で実施でき、インターンも探せば1DAYや数日程度の参加しやすいものはあります。また、オフシーズンでスケジュールが合うなら、長期インターンに参加できる場合もあるでしょう。就活イベントを有効活用することが、効率的に準備を進める秘訣といえます。

体育会系の就活生は好印象を与えやすいが事前準備も大切

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体育会系の学生は、厳しい練習を乗り越え、上下関係もしっかり叩き込まれているというイメージから、選考でも好印象を与えやすいです。実際に体育会系であることがプラスに働くことも多く、アドバンテージを活かすことで就活を有利に進められるでしょう。ただし、有利になるかどうかは個人の努力次第です。

事前準備を怠ってしまうと、体育会系の学生であってもマイナス評価を受け、不利になることはあります。体育会系は部活動と就活の両立が難しいからこそ、少しでもスムーズに進めるために事前準備を徹底しなければなりません。時間を有効活用して念入りに準備をし、就活の成功を目指しましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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