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就活は適当にやってもいいのか|後悔しない取り組み方のポイント

就活を適当にやっている人は多い

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1、2年生の頃に先輩が就活をしている様子を見て、「就活は大変」と思ったり、反対に「意外と楽なのではないか?」と思った人もいるでしょう。人によって就活の大変さの感じ方は違い、苦労して終える人、案外簡単に終えられる人とさまざまです。ただし、どちらの場合でも適当にやっていいわけではなく、しっかり準備・対策をして、取り組まなければなりません。人によっては簡単に終えられることもある就活ですが、適当に取り組んでしまうとどのような弊害があるのか、正しく理解しておくことが大切です。

適当な就活は後悔のもと

第一に覚えておきたいのが、適当に就活をやるのは失敗の原因になるということです。就活の大変さの感じ方は人によって違うものの、簡単に攻略できないという点は誰しも共通しています。一見簡単に終えられてしまうのは、それまでの努力や運、あるいは結果に妥協しているに過ぎません。より確実に就活の成功を勝ち取るには努力は必須であり、適当に流していると失敗する可能性が一気に高くなることは理解しておきましょう。

内定がもらえない

適当な就活で起こり得る弊害としては、単純に内定がもらえないことが挙げられるでしょう。企業が設けている採用活動の指針は企業によって違いますが、「優秀な人材」「やる気のある人材」が欲しいという点は、どこも共通しているでしょう。努力もなしに適当に就活に臨んでしまうと、少なくともやる気をアピールすることはできません。

入社後の活躍が期待できないと思われると、不合格になることは覚えておきましょう。能力が圧倒的に高いとしても、それだけで攻略できるほど、就活は甘いものではないということは頭に入れておかなければなりません。

内定先が自分とミスマッチ

仮に内定を獲得できたとしても、適当に志望先を選んだことで「実はミスマッチだった」ということもあります。企業は優秀でやる気があり、かつ自社に適した人材を採用したいと考えます。しかし、すべての企業がこの条件を採用しているとは限らず、中にはある程度能力があるなら誰でもよく、単に労働力を増やしたいと考え、採用を決める場合もあるでしょう。

適性の有無をあまり見ない企業から内定が出て就職が決まった場合、いざ仕事を始めてみると、自分には合わないと感じるケースも少なくありません。就活のゴールは単に内定をもらって就職先を決めるだけではなく、「自分に合った企業に就職する」ことが大切です。入社はしたものの、すぐに辞めてしまい、結果的に就活失敗ということもあり得るため注意が必要です。

就活を適当にやっても内定は出る?

就活を適当にやっても内定は出る?

内定先とミスマッチする可能性があることからも、就活を適当にやるのはおすすめできません。しかし、これは裏を返すと「適当にやっても内定が獲得できる」という証拠ともいえます。本来就活は非常に難しいものであり、内定を獲得するだけでも一苦労です。数十社受けて、ようやく1社から内定が出るかどうかということも多く、場合によっては何十社受けても内定ゼロもあり得るでしょう。そもそも内定をもらうこと自体が難しいのにも関わらず、適当に就活を進めて内定獲得にまでたどり着けるのでしょうか。

落ちる可能性が高い

選考の突破には多少の運も関係するため、場合によっては適当にやっていても内定を獲得できるケースはあります。しかし、これは極めて稀なケースであり、基本的には不合格になることが多いと考えましょう。もともとの能力が高い、性格的にも適性がある、採用担当者とたまたま相性がよかったなど、適当にやって内定を獲得するには、複数の偶然が重ならなければなりません。

この偶然がたまたま1社目で訪れることもあるでしょうが、反対に何十社、何百社受けても訪れない可能性もあります。また、内定が獲得できても、それが本当に自分に合った企業とも限りません。たまたま内定を獲得した企業が自分に合っているというのは、とても低い確率であるため、確実性を求めるなら適当にやるのは避けましょう。

適度に肩の力を抜くことは大切

「適当」とイメージすると、就活に真剣に取り組まず、だらだらとしていると思う人も多いでしょうが、実はこれがプラスに働くこともあります。この場合の適当とは、だらだらと就活に取り組むことではなく、その場における適当な力の出し方で選考を進めるという意味です。就活をより確実に攻略するには、事前の対策や準備が欠かせませんが、それらを徹底するあまり、空回りしてかえって悪い結果をもたらすこともあります。

いわば入れ込み過ぎの状態で、力が入り過ぎて失敗する場合があることは理解しておきましょう。きちんと準備をした上で、適度に力を抜く「適当」であるなら、選考でもスムーズに実力を発揮しやすいです。「適当」は必ずしも悪いわけではなく、発揮するシーンや使い方次第ではプラスに働くこともあります。

就活を適当にしないためには

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適度な「適当」であるなら、就活にもプラスに働きますが、基本的には適当にせず、真剣に向き合って取り組むことが大切です。しかし、就活はハードなことも多く、その大変さからつい気がゆるんで、適当になってしまうこともあるでしょう。これは就活開始時点はもちろん、慣れてきた頃にも起こり得ることのため注意しなければなりません。就活を適当にしないためには、いくつか気を付けるべきポイントがあります。押さえるべきポイントを知り、適当にならないよう気を付けましょう。

高学歴にあぐらをかかない

学歴は就活時の武器であり、学歴が高いと実際に有利になるケースはあります。これは高卒、大卒、院卒という区分だけではなく、例えば大卒の中でも名の知れた大学、偏差値の高い大学は有利になりやすいでしょう。しかし、どの業界・企業でも学歴が重視されるかと言えばそうではなく、全く気にされない場合もあるため注意しなければなりません。

世間的な知名度の高い大学に通っているからといって、それにあぐらをかいていると就活では失敗する可能性が高いです。企業が採用する上で重視しているのは「個人の特性」です。学歴が高いからといって、邪魔になることはありませんが、それだけで攻略できるほど就活は甘くないと考えましょう。

就活イベントに積極的に参加する

就活期間中は就活関係のイベントが数多く開催されているため、積極的に参加するのがおすすめです。例えば「説明会」だけで見ても、企業が単独でおこなう企業説明会から、大きな会場で複数社が集まっておこなう合同説明会があります。同じ説明会でも、どちらに参加するかによって得られるメリットは違うため、自分の目的に合わせて参加先を決めることが大切です。

他にもOB・OG訪問やインターン、就活セミナーなどが挙げられ、参加することで有益な情報が得られるものは数多く存在します。就活イベントに参加していると、採用担当者との繋がりができたり、就活をともに戦う仲間とも出会えたりして、モチベーションを高めやすいでしょう。

選考後の反省は念入りにおこなう

選考を終えた後は反省をすることが大切です。面接ひとつとっても、その時の質問や雰囲気によって、発揮できる実力は違います。いいところ、悪いところは必ずあるため、記憶が新しいうちに思い返して反省することが大切です。これは手ごたえの有無に関係なく、どちらの場合でもおこないましょう。

手ごたえがあったなら、どのような点がよかったのかを考え、次も同じように好印象を与えるには何をすべきかを考えます。手ごたえがなかったなら、何が悪かったかを考え、その改善点まで検討します。面接は何度も繰り返し取り組み、反省することで少しずつよくなり、放置したままだと成長が遅くなることは理解しておきましょう。

適性検査の対策もしっかりおこなう

就活では「書類選考の履歴書やESの作成」「面接の対策」が準備のメインと考えられることが多いです。これら2つは確かに大切であり、選考の大部分を占めるため、しっかり準備しておかなければなりません。しかし、実際の選考はこれらだけではなく、適性検査の対策をおこなうことも大切です。適性検査は企業によって実施の有無が異なりますが、多くの場合で採用されているでしょう。

出題形式も企業によって違うため、どのパターンでも対応できるよう幅広く対策しておかなければなりません。適性検査はメジャーなものだけでも、SPIや玉手箱、TG-WEBと複数種類に分けられます。問題の難易度はそれほど高くないものの、未対策では失敗することも多いため、必ず事前対策をおこないましょう。

就活の「適当」とは適度に肩の力を抜くこと

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より確実な就活の攻略を目指すなら、適当に取り組むべきではありません。適当にやってしまうと不合格になる可能性が一気に高まり、場合によっては書類選考の段階で落とされてしまうでしょう。また、仮に内定が獲得できたとしても、それが必ずしもいい結果に繋がるとは限りません。

適当に選んでしまったために、適性がなく、実際に仕事を始めてから相性の悪さに気付いて困ることも多いです。適当におこなう弊害は多いですが、肩の力を抜き、リラックスして取り組むという意味では、適当が必ずしも悪いわけではありません。就活における適当とは、過度な緊張を取り払い、リラックスして力を発揮することと考えましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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