面接対策

【就活における面接の質問例】答え方8選とポイントを紹介

就活の面接には頻出の質問がある

就活の選考の中心である面接に悩む人は多く、ここで不合格になる人も少なくありません。面接は質疑応答の形式で進みますが、業界や企業、さらには面接の段階によって何を聞かれるかは異なります。

そのため、事前に完璧な対策をすることが難しく、本番でアドリブ的な対応を求められ、力を発揮しきれない人は少なくありません。質問内容がその時々で変わりやすい面接ですが、実は多くの場面で共通して聞かれる頻出質問もあります。

頻出の質問について、回答内容を念入りに考えておくと、面接はスムーズに進めやすくなります。質問例を参考にしながら面接では何を聞かれやすいのか知り、答え方のポイントまで把握して、選考の突破を目指しましょう。

就活の面接の質問例一覧

・自己紹介をお願いします。
・自己PRをしてください。
・志望動機を教えてください。
・長所・短所を教えてください。
・学生時代でもっとも頑張ったことを教えてください。
・学生時代に学んだことは何ですか。
・尊敬する人を教えてください。
・今後のキャリアプランを教えてください。
・弊社が第一志望ですか?
・転勤は可能ですか?
・何か質問はありますか?

上記の質問は面接では頻出であり、業界や企業に関係なく問われることが多いです。それぞれ聞かれている内容は異なりますが、答え方のポイントはある程度共通しています。

自身の内面について問われることが多い

面接での質問は、自身の内面について問われるものが多いです。面接官は目の前にいる就活生がどのような人間なのか知ることを目的としており、素の部分の人間性を測るために、内面を深掘りした質問を多くおこないます。

自身がどのような人間かありのままに答えることが大切で、嘘を述べるのはNGです。また、ありのままに述べるといっても、企業が求める人材像は意識した上で、自分を売り込んでいかなければなりません。企業は単に就活生のことを知りたがっているわけではなく、自社に合う人材かどうかを知りたがっています。

内面まで自身の特徴を深く知ってもらった上で、採用メリットがあると感じてもらうことが大切です。採用メリットの高さを提示するためにも、企業が求める人材像は意識しておきましょう。

過去の経験=大学での経験を問われている

面接では過去の経験について問われることが多く、これは内面を深掘りする手がかりを見つけるためでもあります。面接における過去のことや学生時代とは、基本的には大学時代を指します。そのため、学生時代の経験だからといって、小中高での経験を述べたり、過去に大きく遡って大学以前のことをアピールに使ったりするのはNGです。

大学以前の内容でアピールすると、大学では何もしてこなかった、成長できなかったと思われる可能性が高いです。大学入学以降、努力をやめ成長を止めてしまったとも思われかねないため、注意しなければなりません。

大学での経験を問われているため、事前対策では学生時代の経験を遡って、何がアピールできそうか、印象的だったものを見つけておくことが大切です。

就職後のことについて問われる場合も多い

就活では就職して終わりではなく、むしろそこからがスタートです。企業のゴールも同じで、採用するだけで終わりではなく、入社後活躍できるかどうかを重要視しています。そのため、就職に関する質問では、就職後、仕事を初めてからのことについて言及されることも少なくありません。

入社後何をしたいかに始まり、5年後や10年後といった将来のビジョンまで聞かれることもあります。実際に働いていないため分からない部分も多いですが、ある程度のビジョンや考えは伝えておかなければなりません。

就職後のことを考えているかどうかで評価は大きく変わり、まったく考えていないと就職後に成長する気がないと思われます。まずは漠然とでもよいため、就職してからの自身の人生について考えてみることが大切です。

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面接でよく聞かれる質問の答え方

・自己紹介
・自己PR
・志望動機
・学生時代に頑張ったこと
・長所・短所
・趣味・特技
・最近気になるニュース
・逆質問

面接を攻略するには、よく聞かれる質問を知り、どのように答えるべきかを把握しておくことが大切です。面接で頻出の質問としては、上記の8つがあげられます。それぞれどのように答えると評価されやすいのかを知り、自分ならどのように答えるかも含めて考えておきましょう。

自己紹介

○○大学経済学4回生の○○と申します。大学では軽音楽のサークルに入っており、ボーカルを務めております。そのため、大きな声を出すことが得意で、元気よく、明るくあいさつできることが私の長所だと考えています。本日は最後まで精いっぱい取り組みたいと思いますので、何卒よろしくお願い致します。

自己紹介では大学名や学部、学科名に加えて、名前などの基本情報を最初に伝えます。その後、趣味や加入しているサークル、部活など個人的な話題をひとつ提示しましょう。

自己紹介はあくまでアピールの導入部分に過ぎず、ここで全てを伝えようとする必要はありません。短時間で自分のことを伝える必要があるため、内容は最低限に抑えて、まずは興味を持ってもらうことが重要であると考えましょう。

自己PR

私は物事を継続し、最後までやり遂げることができます。大学時代は水泳部に所属しており、入部当初から学年最高のタイムを出すことを目標に掲げていました。タイムを縮めるために自己分析を行い、筋力不足に気づいて重量トレーニングを重視して、毎日欠かさず行いました。その結果、入部当初は10人中8位のタイムでしたが、現在では学年トップとなり、入部当初の目的を達成できています。
御社でも目標をひとつ立ててそれに向かって突き進み、最後まで諦めずに継続することで、成功を収めて活躍したいと考えています。

自己PRでは最初に何をアピールするのか、明確にすることが大切です。その後、それを身につけた、あるいは発揮したエピソードなどで根拠を提示し、企業でどのように活かせるかという結論に繋げます。

志望動機

私は御社のベストセラー商品の○○のような商品を自分でも作りたいと思い、志望しました。○○は子供の頃からの大好物であり、私だけではなく兄や姉、友人もみんな好きでした。時には取り合いになるほどであり、それほどみんなを夢中にさせられるお菓子を、自分でも作ってより多くの人に喜んでもらいたいと思うようになりました。大学時代は居酒屋のホールのアルバイトを経験し、コミュニケーションを取って働くことの大切さを学びました。
御社では開発部員として働き、同僚や先輩、上司の方々と綿密にコミュニケーションを取って常にその場の最善策を考えることで、よりよい商品の開発に努めます。

志望動機はその企業だからこそ志望した、他社とは違う明確な理由が必要です。その企業の商品や他社にはない特徴や強みなど、固有のものを例にあげるとアピールがしやすいでしょう。

学生時代に頑張ったこと

学生時代はアルバイトに精を出し、コミュニケーションを取ることの重要性を学びました。焼肉屋のキッチンスタッフとしてアルバイトをし、主に肉をさばいていました。肉のさばきかたは非常に難しく、熟練のスタッフに教わりながら少しずつ習得しました。教えてもらう際にはどのような点に気をつけているのか、無駄なく上手にさばくコツは何かなど細かくヒアリングし、綿密なコミュニケーションを取ることを意識しました。その甲斐もあって、覚えが早いと褒められ、早期に独り立ちして戦力になれました。
御社でもコミュニケーションを取りながら働くことを意識し、必要な知識や技術を回りから吸収し、活躍したいと考えています。

学生時代頑張ったことは、何を頑張ったのか、どのような取り組みをしたのか、そこでどのような学びや気づきがあったのかを伝えることが大切です。最終的には仕事に繋げ、企業で活かせることをアピールしましょう。

長所・短所

長所は根気強く物事に取り組める点であり、一度始めたことはきちんと最後までやり遂げます。大学時代はボランティア活動に精を出し、どれだけ辛い現場でも投げ出さず、被災者の方たちのことを思ってやり抜き、多くの感謝の言葉を得てそれを励みとしました。短所は物事に集中すると周りが見えなくなってしまうことです。
ひとつのことに集中し過ぎて独りよがりになってしまうこともあるため、頑固にならないよう常に冷静な視点を持ち、一歩引いて考えることで融通を利かせたいと考えています。

長所と短所はそれぞれがリンクしていることが大切です。また、長所は仕事で活かせることを、短所は仕事をする上で致命的な弱点とならないことを提示し、さらに短所はどのように改善するのかも示しておきましょう。

趣味・特技

釣りが趣味で、小さい頃父に連れられて行くようになってから、10年以上続けています。今では一人で行くこともあり、行った先々で釣り仲間もたくさんできました。釣りのよいところは、一人でもみんなでもできる点であり、一人でゆっくり考える時間や大勢でコミュニケーションを取る時間が持てます。
一人でも大勢でも過ごせるようになり、周囲に合わせたコミュニケーションができるようになりました。御社でもグループの一員として力を発揮することはもちろん、個人としての実力も発揮して活躍できるようになりたいと考えています。

趣味や特技はマイナスのイメージを持たれるものや一般的に理解されづらいもの、法律に抵触するものなどでなければ、基本的にはどのような内容でもアピールできます。ただ趣味や特技の説明をするだけではなく、そこからどのような学びがあったのかをアピールすると、評価されやすいでしょう。

最近気になるニュース

最近若者が選挙に行かなくなったというニュースが気になります。選挙に行くことは日本の将来を考えることとイコールだと私は考えており、このままでは国に対して、引いては自分の将来に対して無責任な大人が増えるのではないかと心配しています。私は選挙には必ず行くようにし、たとえ小さな一票でも自分の将来を変える可能性があるということを自覚して、責任ある行動をするよう意識しています。

最近気になるニュースは、ただニュースの内容を述べるだけではなく、自分の意見も併せて伝えることが大切です。どのようなニュースが気になったのか、なぜ気になったのか、それに対して自分は何を思ったのかという3点を意識してアピールしましょう。

逆質問

御社で活躍している人に共通する特徴とは何ですか?

面接の最後には逆質問を求められることも多く、何を聞くかによって評価が分かれます。基本的には仕事に関係することや、面接での疑問点などを聞くようにすると評価されやすいです。ただし、事業内容など調べて簡単に分かることを聞いてしまうと、事前の企業研究ができていないと判断され、マイナス評価にもなりえるため注意しなければなりません。

また、給料や休み、勤務時間など仕事の条件についての質問をしたり、質問なしで何も聞かなかったりすることも評価が下がりやすいため注意が必要です。企業で活躍するの人に共通する特徴や今後の事業展望、就職までにすべきことといった質問なら、無難に切り抜けやすいでしょう。

就活の面接での質問に上手に答えるコツ

面接をスムーズに攻略するには、頻出の質問を知っておくだけではなく、答え方のポイントにも注目しなければなりません。面接では質問に対しての回答内容だけではなく、どのように答えるかも見られています。

まったく同じ回答でも、答え方次第では良くも悪くも印象が変わることもあるため、注意しなければなりません。質問に上手に答えるにはどのような点に注目すべきか、コツを知ってスムーズな面接の攻略を目指しましょう。

応募書類の質問と同じなら記載内容に合わせる

選考のステップは企業によって違いますが、基本的には書類選考→面接の順番で進みます。面接では書類選考時に提出した応募書類がみられており、この内容に沿って質問されることも少なくありません。

応募書類と同じ質問をされる場合は、記載内容に合わせた回答を心がけましょう。応募書類の内容と面接での口頭でのアピール内容が違うと、面接官はどちらを評価すべきか迷ってしまいます。それぞれで内容が違うことにより、一貫性がないと判断され、悪印象を与えてしまうことも少なくありません。

記載内容に合わせるといっても、あくまで大筋だけの話です。一言一句違わず伝える必要はないため、大筋を合わせて、面接では応募書類に書ききれなかったことを補足説明しましょう。

最初に結論を提示する

面接での質問に対して印象的に答えるには、最初に結論を提示することが大切です。例えば志望動機を問われたなら「志望動機は○○です。」、自己PRを求められたなら「私は○○ができます。」と冒頭で結論を述べてからスタートしましょう。

最初に結論を述べることで、これから何についてアピールするかが明確になります。結論を後回しにしてしまうと、アピールを終えても結局何が言いたかったのか伝わらず、評価のしようがないという事態にもなりかねません。

また、結論ファーストで伝えることで全体がまとまりやすく、短く簡潔なアピールがしやすいです。最初に結論を述べるとインパクトがあり、面接官に自分をより深く印象付けられるため、おすすめの方法です。

エピソードを提示して根拠を示す

質問に対する回答は、いかに本当のことを話しているかという説得力が重要です。面接での発言は当然任意であり、嘘をつこうと思えば簡単につけます。しかし、企業側でも就活生が嘘をつく可能性は考慮しているため、説得力に欠けるアピールは疑い、マイナス評価にするということも少なくありません。

評価を確実なものにするためには、根拠となるエピソードを提示して、アピールの説得力を高めることが大切です。自身の能力や長所をアピールしたいなら、それを身につけるためにおこなった努力や、どのような経験から身につけられたのかを提示しましょう。

エピソードを含めて伝えることで、アピールの説得力が高まるだけではなく、自分ならではの特徴も示すことができ、より個性を強く伝えられます。

仕事との関連性に繋げると好印象

面接での質問は多彩ですが、どの質問でも「仕事で活躍し、自社に貢献できるか」を調べるという根本的な目的は変わりません。そのため、どのような質問でも最終的には仕事に繋げることを意識する必要があります。

ただ自分の特徴について説明するだけではなく、能力や個性を活かして仕事でいかに活躍できるか、自分ならではの能力が、仕事でどのように再現されるかを伝えましょう。仕事での再現性の高さや活躍できる見込みを売り込むことで、採用メリットがより強くアピールできます。

反対に素晴らしいアピールができていても、仕事との関連性が示せていないと、全体の印象は薄くなってしまいます。企業は自社で活躍できる人材を探しているため、最終的な落としどころは仕事に繋げることを意識しておきましょう。

就活の面接は質問への答え方も重要

高評価を獲得するには、面接での答え方が重要です。ここでの答え方とはアピール時の内容や文章構成ではなく、声のトーンや表情といった、より実践的なものです。同じ内容でも声のトーンや表情などが違うと、与えられる印象は大きく違ってきます。

せっかくの素晴らしいアピール内容を無駄にしないためにも、どのように伝えるかは細かく意識しなければなりません。どのように答えると印象がいいのか知り、少しでも高い評価の獲得を目指しましょう。

笑顔でハキハキと話す

好印象を与えるには、まずは笑顔でハキハキ話すことが大切です。まったく同じ内容でも、暗い表情でボソボソ話していると、ネガティブな印象を持たれてしまい、それだけで評価を下げられることもあります。

能力がまったく同じなら愛想や人当たりの良さそうなほうを採用したいと考えるのは当然であり、場合によっては合否にも影響するため注意が必要です。アピールしている内容は明るくても、伝え方が暗いと回答内容自体も暗く聞こえてしまいます。

また、ポジティブな人間性をアピールしていても、伝え方がネガティブだと信じてもらえず、嘘をついていると判断されることもあるため注意が必要です。面接では緊張して表情が硬くなったり、声が小さくなったりしやすいため、笑顔と明るい声音は意識して取り組むことが大切です。

詰まっても最後まで伝える

面接では緊張のあまりいうべきことを忘れてしまったり、何度も詰まってなかなか最後まで伝えられないということもあるでしょう。しかし、内容を度忘れしたり、詰まったりするからといって、そこでアピールを諦めるのはNGです。

詰まりながらでもしっかり最後まで伝えることが大切であり、諦めた時点で高評価の獲得が難しくなることは理解しておきましょう。そもそもスムーズに伝えられるかどうかは重要ではなく、すらすら答えられるからといって、それだけで評価されるわけではありません。

スムーズに回答できていても、内容が伴っていないとむしろマイナス評価にもなりえます。詰まりながらでも充実した内容なら評価はされるため、途中で投げ出さず、最後までやり切ることが大切です。

回答を丸暗記せず要点だけ覚えて伝える

面接では、頻出質問の回答内容をある程度考えておくことが大切です。この時注意すべきなのは、回答を丸暗記せず、要点だけを抜き出して覚えるということです。丸暗記して臨んでしまうと、実際に答える時に棒読みになりやすく、アピールの印象が薄まってしまうことも少なくありません。

準備してきたと思われると個性が伝わらず、評価の妨げになることもあります。また、丸暗記していると、一部を忘れてしまった時に、全体が出てこなくなる危険性もあります。これだけは絶対に伝えるという要点に絞って覚えることで、全て忘れてしまうというリスクは避けられるでしょう。

細かい言葉の使い方や表現はその時々で変えることが大切なため、アピール内容の自由度を残すためにも、覚えるなら要点だけに絞るのがおすすめです。

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質問例を参考に就活の面接を突破しよう

就活での難関ポイントは面接にあり、質問にどのように答えるべきか悩み、失敗する人は少なくありません。まずはどのようなことを聞かれるのか、頻出質問の例を参考にしながら、頭に入れておくことが大切です。

何を聞かれるのか把握していないと、そもそも対策のしようがありません。頻出質問を頭に入れた上で、次にどのように答えるのか、ある程度の回答内容を決めておきます。面接では準備してきたことをただ伝えるわけではなく、その場の雰囲気に合わせた言葉遣いや表現で伝えなければなりません。

また、個性が伝わるように、自分らしさを重視して伝え方にもこだわることが大切です。ただ質問例を知るだけではなく、回答内容からその方法までしっかり意識し、徹底した事前準備をして面接の攻略を目指しましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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