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【海外インターンシップの魅力とは】参加の方法から注意点までを解説

海外のインターンシップにも参加できる

就活をスムーズに進めるために必要なインターンシップは、海外企業でもおこなわれているため参加可能です。しかし、海外企業の場合は当然国内よりもハードルが高く、申し込みをするだけでも一筋縄ではいきません。

加えて、国内同様選考をし、その結果で参加できるかどうかが決まるため、参加を確定させるための苦労は国内のものより大きくなるでしょう。大変なことも多い海外インターンシップですが、当然その分魅力にも溢れています。

海外企業だからこそ得られるメリットも多数あり、就活をスムーズに進めたい人、社会人生活の選択肢を広げたい人におすすめです。海外企業へのインターンシップはどのようにおこなうのか、魅力や注意点まで知って、スムーズな参加を目指しましょう。

海外インターンシップとは

海外インターンシップとは、文字通り海外でおこなうインターンシップのことです。職業体験を積むという点では国内と共通しており、海外ならではの魅力が多数あります。同じインターンシップを経験する場合でも、国内と海外では得られるものが違うことも多いため、より高いハードルを目指す人におすすめです。

また、海外インターンシップは、海外就職を目指す人にもおすすめであり、インターンシップから就職の足掛かりをみつけられる可能性もあります。基本的な内容は同じものの、国内と比較するとより就職に直結する可能性が高く、実践的な場合が多いといえます。

海外インターンシップの3つの魅力

まず知っておきたいことは、海外インターンシップに参加する魅力です。国内でのインターンシップよりも手間がかかる分、得られるメリットも大きく、成長に繋がることも少なくありません。

挑戦してみたいものの、なかなか勇気が出ないという人は、魅力を知って後押しにするのもよいでしょう。海外インターンシップならではの魅力は、大きく3つに分けられます。3つの魅力を知り、どのような点がプラスに働くか知っていきましょう。

①語学力が身につく

海外インターンシップは、当然外国でおこないます。そのため、使用する言語は日本語以外であり、より高いレベルで語学力が身につけられるでしょう。参加までのやり取りでも語学力は問われるため、ある程度のスキルは必要ですが、インターンシップではさらにビジネスレベルの語学力が求められます。

国によって違いはありますが、多くの場合で英語が使用されています。日常会話としての英語だけではなく、ビジネス英語が身につくため、より実践的で今後の就活や社会人生活にも役立てられます。

また、英語圏以外の国なら、現地語の取得にも役立ち、さらなる成長が見込めるでしょう。企業によっては英語と現地語が半々で使用されていることもあり、運がよいと両方一気に身につけられます。

②グローバルな視野が持てる

国外からのインターンシップを受け入れている企業はグローバル化が進んでおり、その環境で働くことで、視野は大きく広がります。その国のビジネスの情報が得られるだけではなく、世界的に見たグローバルな視野が持てるのは大きな魅力でしょう。

業界や仕事に関することだけではなく、仕事と向き合う心構えや自身の価値観に、プラスの影響を及ぼすこともあります。もちろん、グローバルな視野を持ったからといって、常に巨大なビジョンを見続ける必要はありません。

多様な価値観を知った上で、従来の考えを大切にし、インターンシップ前と変わらない考えでいることも大切です。仮に考えが変わらなくても、価値観や視野は確実に蓄積されているため、引き出しが増えるという点では大きな魅力といえるでしょう。

③豊かな経験が積める

海外でインターンシップをするということ自体貴重な経験ですが、体験できることはそれだけではありません。海外での仕事や現地の文化、人との繋がり、その他国内では目にすること、耳にすることのなかったものが、大量に情報として得られます。

また、国内にはない仕事を経験できる場合もあり、海外企業でないとそもそも挑戦すらできなかったことを、就職前に体験できることもあるでしょう。経験豊富な人材はビジネスの世界では重宝されることが多く、他にないキャリアを積んでいることで、仕事の選択肢や誘いも増えます。インターンシップでは完全に就職しているわけではなく、あくまで疑似体験ですが、それでも豊かな経験は就活で有利に働きます。

海外インターンシップに参加するには

海外企業へのインターンシップは魅力的ですが、いざ挑戦したいと思った時に、そもそもどのように参加するのか分からず困る人は多いでしょう。海外でおこなう以上、国内とルートは異なりますが、申し込みの方法自体はそれほど特殊なわけではありません。

挑戦の入り口は誰にでも開かれているため、方法さえ知っているならすぐにでもチャレンジできます。海外インターンシップに参加する方法を知り、まずは申し込みから進めていきましょう。

エージェントを利用する

海外企業へのインターンシップの場合、エージェントを使って申し込むのが一般的です。海外インターンシップの斡旋をおこなうエージェントは国内にも多数あり、条件に合うものを選んで申し込みをします。

エージェントによって対応は違いますが、基本的には参加したい仕事の種類や国、時期といった条件を伝えて該当する企業を探してもらいます。明確にいきたい企業が決まっているなら、その企業でインターンシップの募集が出ているかチェックしてもらいましょう。

該当する企業を見つけた後は、現地の採用担当者にコンタクトを取ってもらい、書類選考やビデオ通話による面接をおこないます。選考の結果合格なら、スケジュールを決めてインターンシップへの参加となります。

自身で直接応募する

国内企業と同じように、自身で希望する企業を探し、直接応募するという方法もあります。企業のホームページではインターンシップに関する求人が出ていることもあり、募集があるなら挑戦は可能です。

ただし、自身で直接応募するなら、最初から最後まですべて自己負担で手続きをしなければなりません。採用担当者とコンタクトを取るのはもちろん、選考から受かった後の手続きまで、自身で英語やその他言語を操り、交渉することになります。

また、企業によっては国内での希望者のみ、インターンシップの参加を受け付けるということもあるため注意が必要です。個人で直接応募も可能ではありますが、エージェントを利用する場合と比較すると、難易度は格段に上がるため、基本的にはエージェント利用がおすすめです。

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海外インターンシップの注意点4つ

多数の魅力がある海外インターンシップですが、参加する際には注意しなければならないポイントがあります。注意点を把握できていないと、失敗したり、そもそも参加自体ができなかったりもするため注意が必要です。

せっかくの海外インターンシップの魅力を損なわないためにも、注意点も正しく把握して、細部まで気を配ることが大切です。4つの注意点を知って、失敗なく海外インターンシップに挑戦しましょう。

①英語を使う機会がない場合がある

インターンシップといえども海外に身を置く以上、語学力が磨けると期待する人は多いでしょう。確かに英語や現地語の取得がしやすいという魅力はありますが、これは確実なものではありません。

業務内容や企業によっては、英語やその他言語を使用する機会がなく、ほとんど日本語しか使わないということもあるため注意が必要です。日本に支社を持つ企業の場合、メールやテレビ電話を通じて日本とのやり取りを任せられることもあります。この場合はお互いに日本人同士のため、当然無理に英語やその他言語を使用する必要がなく、必然的に日本語を使うことになります。

周囲に日本人が全くおらず、日本語がほとんど通じないという環境がある一方で、恵まれているがゆえに日本語しか使わない場合があることは覚えておきましょう。

②インターンによっては単純作業や雑用が中心のこともある

海外でのインターンシップは実務を任せてもらえることも多いですが、これは企業や担当する人によって異なります。絶対的にインターンシップのうちから難しいことを任せてもらえるとは限らず、責任のない雑用しかやらせてもらえないこともあります。

これは受け入れ先の企業や担当の人がどのように考えているかによって左右されるため、注意しなければなりません。インターン生を雑用係くらいにしか思っていない人だと、面倒なことを押し付けられるだけで、実際的な成長を望めない場合もあります。

ある程度雑用を任せられるのは仕方ありませんが、そればかりにならないよう、素早く用事を済ませて自分から仕事を振ってほしいとアピールすることが大切です。

③インターン先の治安が悪いことがある

海外は国内と違って治安に問題があるケースもあります。そのため、事前に周辺の治安もチェックし、身の安全を確保しなければなりません。治安が悪い場所ではインターンシップに集中できなかったり、単純に自身を危険にさらしてしまったりします。

渡航先で事故や危険なトラブルに巻き込まれないためにも、治安を確認して本当に安全かチェックしておきましょう。治安は企業周辺だけではなく、生活するエリアの近辺も確認が必要です。海外でのインターンシップは国内のように1DAYということはなく、数週間か少なくとも1ヶ月以上が多いです。

滞在期間がある程度長くなるからこそ、生活エリアも含めた治安を確認して、周囲に危険な場所がある場合は、そこに近寄らないようにしなければなりません。

④自己負担の費用が大きい場合もある

海外インターンシップの場合、参加時の条件によってかかる費用は異なるため注意しなければなりません。企業がインターンシップ中の生活費を援助してくれることもありますが、上限額があったり、まったく援助なしということもあります。

現地に滞在するための家賃・宿代やその他生活費だけではなく、往復の飛行機代も自己負担になる場合があります。ほとんどの費用が自己負担だと、一度のインターンシップで数十万円かかることも少なくありません。

いくら費用がかかるのか、費用は捻出できそうか、インターンシップ中に給料は支払われるかといった、金銭的な問題の確認も必要です。すべての費用を負担してもらい、完全無料で参加できるケースはほとんどないため、多少の自己負担は覚悟しておかなければなりません。

海外インターンの経験を就活に活かす方法

海外にインターンにいったからといって、それだけで自動的に就活が有利になるわけではありません。就活をスムーズに進めるには、自分で有利にするための努力が必要です。

経験はあくまで武器であり、それをどのように使うかによって、就活での評価も違ってきます。素晴らしい経験も、上手に売り込むことができないと、宝の持ち腐れになります。いかに就活に繋げるか、インターンシップ終了後のことまで考えて取り組むことが大切です。

海外インターンに行ったことが就職に繋がるとは限らない

得るものが大きく、就活や今後の社会人生活にもプラスに働きやすい点が、海外インターンシップの魅力です。しかし、必ずしも就職に繋がるとは限らず、活かし方次第では就活に失敗することもあります。

海外でのインターンシップの場合、国内での職業体験というよりは、試用期間のような位置づけで採用に直結することも多いです。そのため、インターンシップ中の働き次第では、採用の声がかからず、期間を満了して帰国となります。

また、国内での就活でも、海外インターンシップの経験が確実に評価されるとは限りません。経験自体にインパクトはあっても、就職に繋がるかは別問題です。せっかく参加しても何も得られず、就職に繋がらないこともあるため注意が必要です。経験を通して成長したこと、それが仕事でいかに役立つかを売り込み、上手にアピールしましょう。

国内以上に参加する目的を明確にすることが大切

海外インターンシップは参加までのハードルが高く、いざ参加するとなった場合は、拘束時間も長いです。そのため、国内以上に参加する目的を明確にしなければならず、何となくで挑戦すると何も得られず終わってしまう可能性があります。

収穫がないどころか、手間暇をかけた分が損失となって、むしろマイナスになることもあるため注意が必要です。なぜインターンシップに参加するのかだけではなく、なぜ国内ではなく海外なのかも考えなければなりません。

海外でなくてもいいなら、よりハードルの低い国内で経験したほうが、メリットは大きいです。成長できる環境はあっても、高い意欲がなければプラスにはならないため、参加するなら明確な目的を設定しておかなければなりません。

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海外インターンシップは目的意識を持って参加しよう

国内とは違った魅力のある海外インターンシップは、海外でしか得られないこと、経験できないことも数多くあります。国内以上に大きな成長が見込める海外インターンシップですが、実際に成長に繋がるかどうかは自分次第です。

せっかくのチャンスがあっても、目的意識がなく、成長意欲が弱いとただ参加したという事実だけが残って、成長に繋がらないこともあります。海外インターンシップは参加が難しく、時間もお金もかかるからこそ、一度の機会を大切にしなければなりません。

海外インターンシップへの参加は本当に自分のためになるか、参加して何を得たいのか、明確にすることが大切です。目的意識を持って臨み、成長するための努力を惜しまず、海外インターンシップに真剣に取り組みましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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