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【インターンで就活が有利になる】参加するメリットと選考対策

インターンに参加すると就職活動を有利にすすめられる

就職活動をするにあたり、少しでも有利に進めたいと考えている人は多いと思われます。面接などを有利に進めたいと考えている場合、インターンシップに参加することが極めて重要になってくるでしょう。インターンシップに参加することで、さまざまな面で就活において有利になるなど、メリットが多いです。

自分が就職したいと考えている企業はもちろん、少し興味がある企業であっても、インターンシップに参加するのは後々の面接の際にも役立ちます。少しでも企業が気になっているのであれば、インターンシップに積極的に参加していくというのもひとつの方法です。インターンシップに参加するメリットや、対策方法についてみていきましょう。

インターンシップとは

インターンシップとは、企業が開催している就業体験制度のことを指します。この就業体験を通じて仕事や企業、業界だけでなく社会そのものへの理解を深めることができる、貴重なイベントでもあるのです。

2019年には内定者の約60%が実際にインターンシップに参加しており、就活においてもインターンシップが重要な要素を占めていることが分かります。企業も採用に直結するということもあってか、積極的にインターンシップを開催するようになってきているようです。

期間は1日から1ヶ月以上までさまざま

インターンシップの実施期間は、企業によってさまざまなです。短いものでは半日で簡単な体験ができるものから、長いものでは1ヶ月以上時間をかけておこなうインターンシップも存在します。

最も多いのは3日以下の開催期間でおこなわれるものになります。就活のスケジュールに組み込みやすいという点もあわせて、就活生の応募が多いというのも理由かもしれません。特に「多くの企業を体験したい」という場合は、短期のインターンシップに複数参加する傾向にあるようです。

反対に「じっくりと仕事を体験したい」という場合は、長期実施のインターンシップに参加する、という形を取る就活生が多いようです。

事業提案や業務体験などをおこなう

インターンシップの開催内容は、企業についての座学からグループワーク、実際に仕事を見学するなどの内容が用意されています。これらの内容を通じて、仕事を疑似体験することが可能になるという訳です。

また実施期間が長いインターンシップであれば、実際の業務に近い環境での就業体験もできるようです。こういった場合はアルバイトという扱いになり、内容次第では金銭が発生する場合もあります。

他にも実際に事業提案をおこなったり、そのためのディスカッションをおこなうという場合もあります。例えばシステム開発をおこなう企業なら実際に新しいシステムの企画開発をおこなう、というような形です。このように、インターンシップの開催内容は業界や企業によっても違い、さまざまな形が用意されているのです。

インターンに参加するメリット

これらのインターンシップに参加することは、後の就活においてさまざまなメリットが得られます。そういった点からも、就活生の間ではインターンシップに参加することが、就活においてはほぼ必須となりつつあるようです。

では、実際にインターンシップに参加することで、就活などにおいてどのようなメリットが得られるのでしょうか。ここではこれらインターンシップに参加するメリットについて、内容ごとに詳しく解説をしていきます。

仕事や職種について理解を深められる

就活において重要になってくる企業研究は、単に情報を集めるだけでは情報不足になってしまうことも珍しくはありません。インターンシップでは実際に企業そのものに触れることで、仕事や職種だけでなく企業についても、より理解を深めることができる重要な場なのです。

仮に自分が目指している企業だけでなく、さまざまな企業の開催するインターンシップに参加することで、仕事そのものについての理解も深めていくことができるでしょう。仕事や職種、業界についての理解を深めていくことで、その後どういった仕事をしたいのかという、自分の中での明確な目標を立てることもできます。

インターンシップはそのための体験を、比較的簡単に得られるというのが大きなメリットといえるでしょう。

実際の企業の雰囲気を体験できる

インターンシップに参加することで、実際の企業の雰囲気を肌で感じることができるのもメリットのひとつです。情報をみるだけでは、職場の空気などは分からないものです。空気感というのは、やはり実際に体験してみないとイメージしにくいということもあります。

インターンシップは、企業の雰囲気などを実際に体験することができる、滅多にない機会になるのです。またインターンシップでは体験するだけではなく、実際に企業で働いている社員を、間近で見ることのできる機会でもあります。

目の前で働く社員をみることで、自身の将来のイメージも思い浮かべやすくなるでしょう。またそれだけでなく、より深く仕事そのものの雰囲気などを感じ取ることもできるのです。

内定に繋がることもある

インターンシップで積極的に行動することは、後々の内定につながることにもなるようです。というのも、採用担当などはインターンシップでもある程度、就活生をみているからです。

インターンシップに参加することは、自分の熱意を企業にみせる場にもなります。ここでの活躍次第では、そのまま企業内での評価につながり、内定で有利になるということも大いにあるのです。

また、企業によっては、就活生がインターンシップに参加することが、その後の選考に直結する条件である場合もあります。インターンシップに参加するのが必須の場合は事前のアナウンスもありますので、チェックしておきましょう。

スキルアップにつながる

インターンシップに参加することで、自身のスキルアップにつながることも多くあります。これもインターンシップに参加することのメリットのひとつです。開催内容によっては、インターンシップの中でさまざまなことを学ぶことが可能です。

特に専門的な仕事に就きたい場合、インターンシップを通じて技術を習得できる場合もあります。自身のスキルアップのために、事前にインターンシップへ参加することを検討に入れる必要も出てくるでしょう。

専門的な技術を学べるだけでなく、自分の今ある能力をさらに高めるきっかけになる場合もあります。インターンシップの中で自分のスキルが磨き上げられれば、その後の選考においても堂々と自己PRすることができるでしょう。

就活生や社会人と交流でき人脈が広がる

インターンシップでは人との交流ができ、人脈を広げられる点もメリットになります。同じように就職を考えている就活生だけでなく、インターンシップに関わる企業の社員と話す機会というのも、とても多いことがその理由です。

こういった人脈が広がることは、その後の就活に関わる情報を手に入れやすくなるという点でも大事なことです。それ以上に人と関わることで、自分の抱えている就活への不安を解消したり、就活生同士で励まし合うこともできるでしょう。こういった交流が、就活を継続していく上での、精神的な支えとなる部分もあるのです。

人脈が広がることは、その後の人生においても大きなメリットとなる要素です。誰かと話すきっかけ作りとして、インターンシップに参加してみてもいいでしょう。

インターンに参加するために必要な選考対策

インターンシップに参加するためには、選考を突破しなくてはいけません。インターンシップは、選考によって参加人数を絞り込んでいることがあります。

半日から1日開催の場合は、先着順で選考がないという場合もあるようですが、短いインターンシップでも書類選考がおこなわれるのは珍しいことではありません。ここでは実際にインターンシップでおこなわれる選考と、それらへの対策方法についてみていきます。

書類選考

インターンシップの選考で多いのが、履歴書やエントリーシートの提出を求められる書類選考でしょう。特に就活を初めてすぐは、ここで最初の書類提出をおこなう、という場合もそれほど珍しくはありません。

書類選考では履歴書やエントリーシートを申込時に提出したり、面接に持参するなど、提出のタイミングや方法も企業によって異なる場合があります。企業によっては郵送したり、webでの提出を求められることもあるため、選考情報をしっかりと確認しておくようにしましょう。

基本的に書類選考では、履歴書とエントリーシートはセットで提出することが多くなります。これらの書類はそれぞれに書くべき内容も変わってくるため、各書類に応じた準備と、対策をおこなうようにしておきましょう。

エントリーシート

「ES」と表記されることも多いエントリーシートは、企業によって記入項目が異なる場合も多い書類です。基本的にフォーマットは企業が定めたものを使うことになるでしょう。エントリーシートで質問される主な内容は自己PRと志望動機が基本です。これらの質問への回答から自分の能力や、価値観を企業に伝えることになるのです。

エントリーシートでは書ける文字数も決められている場合が多いです。まずは文字数について確認をした上で、しっかり指定の文字数に収まるように、質問に答えるようにしましょう。エントリーシートでは、自分の思いを強く表現することが大事です。インターンシップに参加したいという思いを、しっかりと文章に仕上げましょう。

履歴書

履歴書はエントリーシートと違い、どの企業から求められたとしても基本的な項目が決まっています。一般的には名前・年齢・住所・学歴・免許や資格を記入する必要があります。
また、志望動機や自己PRを記入する欄もあります。

履歴書は市販もされているものを使用する場合がほとんどです。企業から指定のフォーマットがある場合は、指定された履歴書のフォーマットを使って、記入するようにしましょう。

基本的には、エントリーシートの内容の概要をまとめて書く程度でも問題はありません。その分基本的な情報を、丁寧な文字で書くことが大事になってきます。

適性検査・筆記試験

インターンシップの選考では、人数が多い場合などに適性検査や筆記試験がおこなわれることもあります。受験形式はwebで指定の検査を受けたり、テストセンターや選考会場などで直接検査を受けたりと、さまざまです。

適性検査は基本的にSPIなど、選考の場でもよく使われる検査が用いられています。対策用の書籍やアプリも多く存在するので、これらの検査は問題集などを利用して、事前に問題に慣れておくことが対策として有効です。

ただし企業によって、使用する検査方式が変わる場合も多くあります。全ての企業で同じ検査方式が使われる訳ではないので、事前にどういった検査がおこなわれるのかしっかりとチェックした上で、問題への対策をおこなうようにしましょう。

面接

インターンシップの選考では、面接をおこなうこともあります。選考内容としては書類選考と面接という場合も多く、面接の形式も個人面接や集団面接をおこなう場合があります。

面接回数も一回だけではなく、応募者の多さに応じて二次面接などが実施される場合もあるようです。また場合によっては、一般的な面接ではなくグループディスカッションという形で選考をおこなう場合もあるため、それぞれの場合に応じた対策を考えておく必要があります。

これらの実施形式についても、事前に企業からのアナウンスがあるはずですので、それを確認した上で対策を考えるようにしておきましょう。

個人面接

個人面接は、学生が一人ひとり選考担当と対面して受ける形式の面接です。この場合は面接担当者も一人だけの、マンツーマン形式になることが多いようです。質問内容は提出書類の内容の掘り下げとして、志望動機や自己PRについての質問を、時間をかけておこなうのが一般的です。

個人面接形式の選考の場合、質問への回答や自分の意見をはっきりと述べることが大事になってきます。もし実際の面接で緊張しそうであれば、大学などで擬似面接を受けることもできるため、しっかりと質問に答える練習をしておくといいでしょう。

また質問されるであろう内容を予め予想しておき、自分でも志望動機や自己PRの内容を掘り下げておくことも、対策として大事なポイントになります。

集団面接

集団面接は個人面接とは違い、複数の学生に同時に質疑応答をおこなう方法です。こちらも主な質問内容は、エントリーシートに記載してある志望動機や自己PRについてであることが多いようです。

インターンシップ参加を希望する就活生と集団での面接になるため、一人ではないからと気が緩んでしまうことがないようにしましょう。他の人が質問されている際もしっかりと意識を集中させることが大切です。人が回答している間も姿勢を正し、真面目に順番を待つことが大事です。

また自分だけの「インターンシップに参加したい理由」をスムーズに回答できるよう、事前に準備をしておくことも重要です。こちらもある程度、疑似面接などで練習しておくといいでしょう。

グループディスカッション

グループディスカッションも集団面接と同じく、複数の学生で同時におこなわれる選考方法になります。ただし一般的な面接とは違い、学生たちで与えられたテーマについて議論し、結論を発表するまでのプロセスが選考対象になりますす。

インターンシップの選考におけるグループディスカッションでは、主な議論内容として、企業の商品やサービスに関わる議題が挙げられるようです。具体的には「看板商品の売上を2倍に上げるにはどうしたらいいか」といった内容の問題が出題されます。

他にも、直近の時事問題について議論をおこなう場合も多いようです。これらの対策としては、日頃から業界について身の回りのことに関心を持ち、その内容に対し「自分であればどう思うか」を常に考えるように意識することが大事です。

インターンに参加して就職活動を有利に進めよう

インターンシップに参加するメリットとしては、就活を有利に進めるだけでなく仕事への理解が深められたり、人脈を広げるきっかけになるなど、将来的にも役に立つことがとても多いです。
特に内定につながる可能性があるということは、就職を目指している就活生にとって、一際大きなメリットといえるでしょう。そういった点も考えると、やはりインターンシップが開催される際には、積極的に参加していきたいところです。

インターンシップ参加のためにも、事前の準備を欠かさずおこない、選考への準備を忘れないようにしましょう。

監修者プロフィール

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吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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