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【インターンは採用に繋がる?】内定に直結する3つのケースを紹介

インターンは採用に直結するのか気になる人は多い

就活では選考への事前準備としてインターンに参加する人が多いですが、これが採用に直結するのかどうか、疑問に思う人は少なくありません。もし採用につながるのなら、積極的に参加したいと考える人は多いでしょう。

しかし、インターンが採用に関係するのかどうかを発表している企業はほとんどなく、選考での評価に影響するのかは公表されていません。そのため、実際に参加したほうがよいのかどうか、迷う人は多いでしょう。

就活をスムーズに進めるには、インターンが選考での評価にどのような影響を及ぼすのかを知っておくことが大切です。インターンが採用に影響を及ぼすことがあるのか、採用に直結するとしたらどのような場合なのかを知っていきましょう。

基本的にインターンと採用は関係が無い

結論からいえば、インターンと採用には関係がありません。インターンに参加したからといって、それだけで採用されるわけではないことは理解しておきましょう。また、企業によってはインターンと採用、および選考への関係性はまったくないと公言していることもあります。

そのため、採用されることのみを期待してインターンへの参加を決めることは、おすすめできません。ただし、インターンに参加することのメリットはあるため、実際には就活においてどのような評価、扱いとなるのかを知っておきましょう。

インターンに不参加でも内定の獲得は可能

インターンが採用に関係がないとする具体的な根拠は、インターンに参加しなくても内定の獲得は可能ということです。企業に採用されている人の全員がインターンに参加しているわけではなく、当然不参加で内定をもらい、就職している人もいます。

つまり、採用されるかどうかは就活時の選考での評価によって決まり、ここでいかに自分をアピールできるかが重要といえるでしょう。もしスケジュールが合わずインターンに参加できなかったり、インターンの選考に落ちてしまったりしても、就職を諦める必要はありません。

就活の選考で自分のよさをきちんとアピールし、評価を受けられるなら、インターンへの参加の有無に関係なく就職することは可能です。

インターンの経験が選考時に役立つ場合がある

インターンは採用には関係しないものの、インターンで得た経験が選考で活かせ、これによって有利に選考が進められるということもあります。インターンに参加することで、業界や企業、仕事についての理解が深められます。

ネットで調べたり、企業説明会に参加したりするだけでは得られない情報が手に入ることもあり、参加していない就活生より有利になることも少なくありません。企業への理解度が高いことで、自己PRや志望動機などを志望先に合った内容で作成しやすくなり、高評価を受けられる可能性も高まります。

また、インターンで社会人と接することで、社会人としての自覚を持てたり、仕事で必要なスキルが身についたりして、これが評価されることもあるでしょう。

まれに外資系など採用に直結するインターンもある

基本的にはインターンは採用には関係しませんが、まれにインターンでの評価によって採用が決まるというケースもあります。インターンでの評価で採用を決めることが多いのは、主に外資系企業です。

外資系企業は実力主義であることが多く、新卒であっても仕事ができるかどうかを判断して合否を決定します。そのため、インターンで実際に仕事をしてもらい、自社で活躍できそうかを判断して、採用を決定していると考えましょう。

日系企業でも実力主義のところはありますが、基本的には成長力を重視したポテンシャル採用であることが多いです。実力主義で成果を重視する企業ほど、仕事ができるかどうかをみるためにインターンを実施しており、これが実質的な採用試験となっていることもあるでしょう。

採用に直結するインターンの3つのケース

インターンでも採用に直結するというケースはあり、これに参加することで選考を有利に進められたり、早期に採用が決まったりします。採用に直結するケースは大きく3つあり、それぞれで特徴が異なります。

また、選考の進み方が違う場合もあるため、どのような特徴があるかは把握しておきましょう。ケースごとの違いを知り、採用スケジュールを把握しておくことで、就活はよりスムーズに進められるようになります。

①本選考にインターンが組み込まれている場合

インターンは基本的には就活の選考前におこなわれるものであり、4回生より以前に参加することがほとんどです。ただし、企業によってはインターンを本選考に組み込んでおり、選考の途中段階としてインターンが実施されることもあります。

本選考にインターンが組み込まれている場合は、実際に実務を任されることが多く、ここで活躍できるか、社内で円滑にコミュニケーションが取れるかなどが評価の基準です。

仕事ができない、社員とのコミュニケーションがうまく取れていないと判断されると不採用になる可能性が高いです。本選考に組み込まれる場合は、インターン自体が最終選考になっていることが多いでしょう。

②インターンでよい成績を残すと選考で優遇される場合

インターンでの評価を、本選考での評価にプラスするという場合があります。そのため、インターンでよい成績を残せているなら、本選考も評価がプラスの状態からスタートし、内定も獲得しやすいでしょう。

ただし、インターンでの評価が悪いと、本選考でもマイナス評価から始まってしまい、不利になってしまう可能性があります。インターンでの評価が本選考の評価に加えられる場合は、そうした逆のパターンもあるため注意しなければなりません。

また、いかにインターンでの評価がよくても、確実に採用されるとは限りません。選考で十分にアピールできず、評価されない場合は当然不採用になるため、この点にも注意が必要です。

③インターン参加者に対して早期選考をおこなう場合

インターン参加者を本選考で優遇する場合は、評価をプラスするだけではなく、通常とは別枠で選考を実施するケースもあります。インターン参加者のみを対象として、通常よりも早期に選考を開始する場合も多く、早いうちから内定が獲得できる場合もあります。

企業は実際にインターンで評価の高かった就活生を優先的に採用したいと考えており、優秀な人材の取りこぼしを防ぐために、早期選考を実施していることがあります。企業ごとに選考内容は異なりますが、早期に実施するだけではなく、インターン参加者のみ選考過程を短縮するということもあります。

本来なら3回面接を受けるところを、2回に短縮してすぐに内定を出すということもあり、インターン参加者のみ選考過程が違う場合もあることは覚えておきましょう。

コロナの影響によりインターンからの採用を解禁する動きもある

新型コロナウイルスの影響によって、企業の採用活動はストップしていることも多く、従来とは選考の流れが大きく変わっています。これまでの選考スタイルでは人材を確保できないと考える動きも広まっており、インターンによる直接採用を解禁しようとする考えも増えています。

企業は新卒一括採用で大人数を採用することも多いですが、コロナによる業績不振で採用枠を縮小せざるをえないところも少なくありません。しかし、人材の獲得は必要であるため、インターンでの活躍によって採用を決定するという方法が注目されています。

企業によるインターンの見方も変わってきており、今後は採用直結型のインターンが主流となる可能性もあるでしょう。

企業によってインターンが採用に直結する前提での対策も必要

インターンへの参加の有無は、基本的には採用とは関係ありません。そのため、参加したからといって採用がすぐに決まったり、不参加だからといって内定が獲得できなかったりするわけではないことは理解しておきましょう。

しかし、企業によってはまれに採用に直結するインターンを実施していることもあります。インターン参加者を本選考で優遇するだけではなく、インターンそのものが採用試験になっていることもあるでしょう。

企業ごとにインターンの位置づけは異なるため、どの場合でも採用に直結するという前提を持ち、対策をすることが大切です。事前の対策は念入りにおこない、採用に直結するかどうかに関係なく、高評価を獲得してインターンで企業に好印象を与えましょう。

監修者プロフィール

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吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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