インターン

【インターンの意義・目的とは】就活への活かし方と参加方法を解説

インターンの意義を理解して参加することが大切

就活を有利に進めるには、選考前の事前対策が必須です。対策の方法はさまざまあり、そのうちのひとつとしてインターンがあげられます。インターンに参加するメリットは多数あり、これを経験しておくことで、就活は有利に進めやすくなります。

ただし、ただインターンに参加しただけで、就活で絶対的に有利になるというわけではありません。インターンの経験を就活に活かすには、参加する意義を正しく理解しておくことが大切です。漠然とした気持ちで参加するだけでは、十分にメリットが得られないことも少なくありません。

就活の対策としてなぜインターンに参加するとよいのか、参加する意義は何かを把握して、積極的にインターンに取り組みましょう。

インターンとは

そもそもインターンとはどのようなものなのか、基本的な理解から深めておくことが大切です。インターンは企業が実施するプログラムであり、主に職業体験を通じて業界や企業への理解を深めるために用意されています。

いわば、就活生の成長の場を企業が提供しているものであり、業界や企業、仕事について勉強をするためのものといえます。インターンの種類は複数あり、それぞれで特徴が異なるため、違いを把握してインターンへの理解を深めましょう。

1dayインターン

1日から半日程度のごく短期間で実施されるものが、1dayインターンです。1dayインターンは企業説明会の延長であることも多く、より詳細な企業説明を受けて終了となるケースも少なくありません。企業説明会よりも多くの情報を得られるため、まずは業界や企業についての理解を深めたいという人におすすめです。

また、企業によってはより多くの知識や実践的なスキルを身につけてもらうために、グループワークを実施することもあります。企業での仕事を模擬的に体験できる場合もあるため、知識を身につけるだけではなく、スキルアップに役立つこともあるでしょう。1日という短い期間だからこそ気軽に参加しやすく、複数社のインターンを見て回りたい人におすすめといえます。

短期インターン

数日から1週間程度の期間でおこなわれるものが、短期インターンです。短期インターンでは1dayインターンよりも深堀りした内容で実施されることが多く、基本的にはグループワークがおこなわれます。企業が提示する問題に対して、数日から1週間かけてワークをおこない、問題解決の手法を提示したり、就活生同士で議論をしたりすることもあるでしょう。

業界や企業、仕事への理解を深めやすく、かつ短期間でも参加しやすいことが魅力です。志望先の企業がある程度固まっており、実際にどのような仕事をしているのか詳細に知りたい人には、短期インターンが向いているでしょう。短期インターンではグループワークが中心となりますが、議論や発表などで好印象を与えることができるなら、選考時の評価にプラスされることもあります。

長期インターン

1週間以上から1ヶ月程度の期間でおこなわれるものが、長期インターンです。長期インターンは実施期間が長いことに加えて、実務を経験しやすい点も特徴です。その企業で実際におこなわれている業務を経験できるため、より仕事への理解を深めやすいでしょう。

拘束期間が長くなることから、複数社に参加したい人には適しませんが、志望先が明確に決まっている人にはおすすめです。また、長期インターンで活躍できると、就活の選考時の評価がプラスからスタートすることも少なくありません。

企業によっては長期インターン参加者に別枠で選考を設けたり、インターン終了時に内々定を出したりすることもあります。実戦経験が積めるだけではなく、企業の方針や活躍次第では、就活をより有利に進めやすいでしょう。

インターンに参加する意義

インターンに参加するなら、その意義を把握しておくことが大切です。インターンに参加しないからといって、選考で不利になったり、内定がもらえなかったりするわけではありません。内定者全員がインターンに参加しているわけではないため、参加はあくまでも任意であり、必須ではないことは理解しておきましょう。

参加が必須ではないインターンになぜ時間を割くのか、インターンに取り組む意義と就活への影響を把握しておくことが大切です。

業界・企業研究に役立つ

インターンに参加することで業界や企業について詳しくなれるため、志望先への理解が深められます。いわば業界・企業研究に役立つといえるため、情報収集の場としてインターンに参加する人もいるでしょう。

就活ではいかに業界について理解できているか、企業への興味関心が高いかがみられています。理解度や興味関心の高さは、そのまま志望度の高さと判断され、選考での評価を決める際には重要なポイントです。

インターンに参加することで、業界や企業への理解が深められるため、選考でも志望度の高さを提示しやすくなるでしょう。ネットでの検索や企業説明会では得られない情報が手に入り、より細部まで業界や企業について知ることができる点は、インターンに参加する大きな意義です。

職場体験ができる

就職前に職場体験ができることも、インターンに参加する意義のひとつです。志望先の企業が決まっていても、その企業が自分に合っているかどうかは働いてみるまでわかりません。特に仕事はどのような業務をおこなうかだけではなく、誰といかなる環境で働くかも重要です。

やりたい仕事であっても、職場の雰囲気や人間関係が合わないと、仕事が楽しくないと感じてしまうこともあるでしょう。インターンに参加することで職場の雰囲気を知ることができ、どのような環境で働けるのかが事前に把握できます。就職先が自分に合うかどうかは、働いてみないとわからないため運の要素も強いです。インターンに参加して職場の雰囲気を知っておくことで、自分に合うかどうかの判断をしやすくなるでしょう。

自身のスキルアップになる

自身のスキルアップにつながることも、インターンに参加する重要な意義です。インターンでは大学で学べることとは違い、仕事についての理解を深めたり、社会人として必要なスキルを知ったりすることができます。

学校では学べないことが、インターンでは勉強できるため、積極的に取り組むことでスキルアップができる場合もあるでしょう。志望先ならではの専門的なスキルを磨けることはもちろん、社会人として必要な基礎能力や知識などを身につけやすい点も、インターンならではのメリットです。

新卒では就職後の成長を期待するポテンシャル採用が基本ですが、スキルが評価されないわけではありません。つまり、スキルを身につけていることで、評価の対象となるため、選考を有利に進めやすくなるでしょう。

社会人と交流できる

インターンのプログラムを通じて、社会人と交流が持てる点も、インターンに参加する意義のひとつです。社会人と接する機会は学生のうちはなかなかないため、貴重な経験ができるでしょう。

社会人と交流することで、仕事への向き合い方や楽しみ方、社会人ならではの必要スキルなどが学べます。学生同士での交流も重要ですが、就活に役立てるなら、積極的に社会人とコミュニケーションを取ったほうがよいでしょう。

自分と社会人との違いを知ることで、自分には何が必要なのか、今後どのようなスキルや知識を身につけるべきなのかなどがわかります。また、人脈を広げることで就活だけではなく、今後の社会人生活で役立つこともあるため、長期的な目でみても参加する意義は大いにあります。

企業と就活生のミスマッチを防げる

インターンに参加して模擬的に仕事を経験する、あるいは実務を体験することで、企業と就活生のミスマッチを防ぎやすくなります。就活は自分に合う企業を探すことが重要であり、企業との相性を見極めることが大切です。

企業との相性が悪いと、仕事で活躍できなかったり、就職してから後悔したりすることもあるでしょう。ミスマッチは企業も避けたいと考えており、これを防げることで両者にとってメリットがあります。

企業は相性の悪い人材を採用するコストを削減でき、就活生は本当に自分に合った企業をみつけ、納得した仕事ができる点がミスマッチを防ぐことの大きなメリットです。インターンでは志望先を探せるだけではなく、自分に合わない企業への就職を避けやすくなるという側面もあり、志望先を絞り込む際に役立つでしょう。

インターン先の探し方

インターンに参加するには、インターンを実施する企業を探す必要があります。インターン先の探し方にはさまざまな方法があるため、複数のやり方を試して自分に合った企業をみつけましょう。

企業によってインターンを実施しているかどうか、いつおこなっているかは異なります。また、申し込みには期限もあるため、確実に参加するには多方面から情報を集めることが大切です。気になる企業のインターンに確実に参加するためにも、インター先の探し方を把握しておきましょう。

就活サイトを利用する

マイナビやリクナビといった、就活ナビサイトを活用することで、インターン先は探せます。就活サイトでは企業の採用情報をチェックしたり、選考への応募ができるだけではなく、インターン先も探せることは覚えておきましょう。

サイトからインターンの情報を得ることで、スムーズに申し込みができ、気になる企業のインターンにも確実に参加しやすくなります。企業のホームページにはインターンの情報が掲載されていますが、1社ずつホームページを見て回り、応募をするのは時間がかかります。就活サイトならインターン先の情報をまとめて検索でき、企業によってはそのサイトから申し込みが可能です。効率的にインターン先を探したいなら、就活サイトには早めに登録しておきましょう。

大学のキャリアセンターを活用する

大学のキャリアセンターでも、インターンの情報を扱っていることが多いです。インターンに参加したいなら、キャリアセンターに問い合わせて、どのような企業が実施しているのかを調べてみましょう。

大学によって取り扱いのある企業情報は異なりますが、業種や職種、実施時期などを指定してインターン先を探してもらえることは大きな魅力です。自分で調べるよりも効率的に情報を収集できるため、まずはキャリアセンターに問い合わせをしてみることがおすすめです。

インターンを実施する時期は企業によって違いますが、夏と冬の時期に集中している傾向にあります。これらの時期はキャリアセンターが混み合うことも多いため、インターン先の問い合わせは早めにおこなうとよいでしょう。

OB・OGや知人に紹介してもらう

OB・OG、知り合いなどに紹介してもらい、インターン先を探すこともおすすめです。もし知人の紹介を受けられるなら、口添えをしてもらいインターンの選考を有利に進められることもあります。

ただし、紹介されたからといって、必ずしもインターンに参加できるとは限らないため、事前の選考対策は必須です。OB・OG、知り合いから紹介してもらうことで、どのようなインターンなのか、インターン先の企業はいかなる特徴を持っているのかなどを教えてもらえることもあります。

インターンの応募はもちろん、業界や企業についての情報が得られることもあるでしょう。情報収集の方法としても適しているため、OB・OG、知り合いにつてがあるなら、頼ってみることをおすすめです。

インターンに参加する意義を知り就活に役立てよう

就活の準備としてインターンに参加しようと考えているなら、その意義を知っておくことが大切です。インターンに参加する意義はさまざまあり、業界や企業への理解を深められるほか、企業との相性を確かめられることなどがあげられます。

インターンに参加することで選考で有利になるケースも多く、就活をスムーズに進めやすくなるでしょう。ただし、意義を理解せずにインターンに参加しても、何も得られず就活のプラスにもならない可能性があります。

漠然と参加するだけではメリットは得られないため、自分にとって参加する意義とは何かを考えておくことが大切です。インターンに参加する意義を見定め、経験を通じて成長することで、就活に役立てましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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