自己PR

【自己PRの例文7選】書き方のポイントと印象に残るアピール方法

自己PRでは自分の強みをアピールすることが大切

就活における自己PRでは、自分の強みをアピールし企業にとって魅力的だと感じてもらうことが大切です。自己PRは選考において企業が重要視しているポイントのひとつで、評価に大きく影響するといえます。

企業は自己PRを通してあなたの人柄や、仕事にどのように強みを活かしていけるのかなどをチェックしています。どんな強みを、どのように伝えれば企業によい印象を残せるのか考えて作成してみましょう。

ここでは、自己PRの作成方法と印象に残るアピールをするためのコツを詳しく解説していきます。自分の強みを明確にし、分かりやすく伝えることができれば、効果的な自己PRを作ることができます。アピールしたい強みごとに例文も紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

以下の記事では、自己PRする際のポイントについて解説しています。

自己PRの基本の作成方法

実際に自己PRを作成する前に、効果的なアピールに必要な準備をおこなっていきましょう。まずは自己分析をおこない、自分の強みを明確にすることが重要です。

そこから自己PRの文章を作成していきますが、文章を書く際は最初に結論から述べることを意識してみましょう。課題を解決したエピソードを盛り込み、最後に強みをどのように企業で活かすのかを伝えます。それぞれのポイントを詳しくみてみましょう。

自己分析をおこなう

自己分析は、就活において自分のことを深く知るために非常に重要な作業です。自己PRをいきなり書こうとしても、何から始めるべきか分からないという場合には、まず自己分析をおこないましょう。

自己分析をすると、自分の物事への取り組み方や性格が分かります。長所・短所なども明確になり、これまで気付かなった自分自身の傾向を客観的にみることができるでしょう。

自己分析をおこなうことで、自己PRでアピールするべき強みも分かるようになります。自己分析では、印象に残っているこれまでの経験を全て洗い出すことから始めましょう。それらの出来事を一つひとつ深堀りし、その時何を感じたか、どのような行動を取ったのか、そこから何を学んだのかを考えてみると、自分の価値観がみえてきます。

以下の記事では、自己PRの書き出しについて紹介しています。

結論から述べる

自己PRは、採用担当者の印象に残るような文章を作成しなければなりません。分かりやすく自分の強みを伝えられるように、文章の構成も意識してみましょう。いいたいことを明確にするためには、文章の冒頭に結論を持ってきます。

自己PRでは最初に「私の強みは〇〇です」と結論から述べましょう。文章の始めに結論があることで、最も伝えたいことを相手に示すことができます。その後に、なぜそう思うのかという理由を、具体的なエピソードを用いて説明していきましょう。

どのような状況だったか、その時とった行動、その結果どうなったのか、そこから何を学んだのかを簡潔にまとめ、分かりやすく文章にしていきます。この基本的な構成は就活のさまざまな場面で役立ちますので、ぜひ覚えておきましょう。

以下の記事では、自己PRを魅力的に書くコツについて解説しています。

課題を解決したエピソードを盛り込む

自己PRで自分の強みを伝えるためには、課題を解決したエピソードを盛り込んで具体的に説明することがポイントです。「私の強みは〇〇です」と結論を述べるだけでは説得力がありませんので、なぜそう思うのか、実際にその強みを発揮して課題を解決した経験を紹介しましょう。読む人がその時の状況をイメージできるように、分かりやすく簡潔に書くように工夫してみてください

詳しく説明しようとすると長い文章になりがちですが、だらだらと書くと要点が分かりにくくなりますので注意しましょう。大学生活での出来事、サークル・ゼミ研究・アルバイトでの体験など、具体的なエピソードを盛り込むと説得力が増します。

以下の記事では、自己PRを1分でおこなう方法について解説しています。

学んだことを企業でどう活かすか伝える

自己PRの最後には、経験から学んだことを企業でどう活かすのかを伝えて、前向きな姿勢をアピールしましょう。企業の事業内容や業務について詳しく理解しておく必要がありますので、事前に業界・企業分析を念入りにおこなってください。

具体的な目標を掲げると入社後の働いている姿がイメージしやすく、志望度の高さも伝わります。自分の強みがどのような場面で活かせるか考えてみましょう。

企業がどのような人材を求めているのか、企業で活躍するためにはどのような能力が必要かが分かると、効果的なアピールが可能になります。「私はこんな強みがあります」と伝えるだけではなく、企業での活かし方を加えると入社後の活躍をイメージできるでしょう

以下の記事では、志望動機と自己PRの違いを解説しています。

印象に残る自己PRをするためのコツ

自己PRは自分の強みや魅力を企業へ伝えて、よい印象を残すことが大切です。企業から「一緒に働きたい・入社して欲しい」と感じてもらえる自己PRを意識してみましょう。印象に残る自己PRをするためのコツは、企業が求めている人物像に合うようなアピールをすることです。

また、数字で具体的に説明するのもポイントです。コツをおさえて、効果的な自己PRを作成していきましょう。印象的な自己PRをするためのヒントを詳しく解説していきます。

以下の記事では、人材業界の志望動機について解説しています。

企業が求めている人物像に合うアピールをする

自己PRは、自分の強みをただ企業へ伝えればよいというわけではありません。例えば、企業が「新しいことへの挑戦を積極的におこなう人材」を求めているのに「私は慎重さが強みです」とアピールしても、魅力的だとは感じられません。企業の求める人物像を知り、それに合わせた自己PRをおこなうことが重要です。

効果的な自己PRを作成するためには、業界・企業分析をして企業について理解を深めましょう。事業内容だけでなく、社風や企業理念、どのような人が活躍しているのかを知ることで、自己PRでアピールするべきポイントがみつかります。自分の強みと企業の求める人物像を照らし合わせて、自己PRを作成してみてください。

以下の記事では、自己PRの書き方と例文について解説しています。

数字で具体的に説明する

自己PRでは、これまでの経験を具体的なエピソードとして盛り込むと説得力が増します。その際、成果やどう努力したのかを分かりやすく表すために、数字を用いるとより効果的です

「アルバイトをしていました」よりも「アルバイトを3年間続けました」とした方が、より具体的で長くアルバイトをしていたことが分かります。

また、数字で前後の違いを表すと成果が伝わりやすくなります。「売上が30%アップしました」「一年で2倍となりました」「県大会で2位になりました」など、達成したことを具体的に表現すると、自己PRとしての強みを裏付ける効果が高まります。

エピソードを盛り込む際は、数字で具体的に説明できるかどうか考えてみましょう。

以下の記事では、面接で話す自己PRについて解説しています。

自己PRの例文

ここからは、自己PRを作成する際に参考となる例文を紹介します。長所として行動力・協調性・計画性をアピールする例文、学内活動であるサークル・研究から強みをアピールをする例文、アルバイト・ボランティアなど学外活動の例文をそれぞれ解説と合わせてみていきます。

企業が求める人物像に合わせて、自分の強みをアピールしましょう。結論から書き始めて、伝えたいことを明確にするのがポイントです。

長所をアピールする自己PRの例文

強みとして、自分の長所をアピールする自己PRの例文です。ここでは、行動力・協調性・計画性を伝える文と、それぞれの解説を紹介します。長所を自己PRとしてアピールする場合、企業の求める人物像とマッチしているかが重要なポイントとなります。

企業の採用情報やホームページなどからどのような人材を必要としているのか、仕事においてどのような点を重要だと考えているのかなどをチェックしておきましょう

企業に合っていないアピールをすると「ほかの企業でも良いのでは」と感じられてしまいますので注意してください。自己PRでは「私の強みは〇〇です」と最初に結論から伝えると効果的です。

以下の記事では、長所の見つけ方について解説しています。

例文①:行動力

私は問題を解決するための方法を考え、行動に移すことができます。大学時代に空手部のキャプテンを務めていましたが、部員たちの能力差が激しく初心者たちは稽古をしても経験者に歯が立たないためモチベーションが下がっていました。そこで、私は一人ひとりに合った食事と筋トレメニューを作成し、毎週それぞれ「個人目標」を設定してもらいました。また、部員との個別ミーティングを定期的におこない、不満や悩みがあれば一緒に解決方法をみつけていきました。
これらのことを徹底した結果、初心者の部員5人中3人が新人戦で入賞することができました。この経験を活かし、周りの人と協力し合い積極的に行動して仕事に取り組んでいきたいです。

まずは最初に結論となる、自分の強みを明確にします。この例文では、部活動のキャプテンを務めた経験から、行動力があることをアピールしています。どのような問題があったのか、解決のためにどのような行動を取ったのか、その結果としてどうなったのかを分かりやすく説明しています。「5人中3人が入賞しました」と具体的な数字を使うことで、説得力が増します。

例文②:協調性

私は協調性があり、周囲の人の意見をまとめて最適な提案ができます。その能力を活かせたのが大学時代にしていたカフェでのアルバイトです。忙しさから効率ばかりを求めてしまいましたが、接客業としてもっとお客様に丁寧に接したいとの意見がアルバイト内でありました。迅速な対応と丁寧な接客はどちらも欠かせないことだと感じた私は、バックヤードでの作業をできるだけ効率化し、接客に割ける時間を少しでも多くしようと提案しました。
バイト仲間もこの意見に賛同し、作業の効率化を一緒に考えてくれました。その結果、仕事のスムーズさを保ちつつ、接客を丁寧におこなえるようになり、3ヶ月で売上が40%アップしました。
さらに、スタッフ同士のチームワークも良くなったと感じました。御社でも協調性を発揮し、チームメンバーと協力して結果を出していきたいです。

アルバイトの経験から協調性をアピールしています。まず最初に強みを述べ、その後になぜそう思うのかという裏付けとなるエピソードを紹介します。どのような工夫をおこなったのかが分かりやすく説明されているため、聞く人が状況をイメージしやすくなります。具体的な数字で成果を表現している点もポイントです。

例文③:計画性

私は目標に向かい計画的に物事を進める力があります。大切な試験がある時は、いつも3つの点に注意することで平均より高い点数を獲得しています。一つ目は、試験の一月前から毎日3時間勉強することです。試験間近になって焦って勉強するよりも、前もって習慣づけることで焦らずに落ち着いて取り組めます。二つ目は、体調管理の徹底です。マスク、手洗い、規則的な生活を心掛け感染予防に努め、万全な状態で取り組めるようにしています。三つ目は、情報収集をおこない良いと思う勉強方法に積極的に取り組むことです。
直前になって慌てて準備をするのではなく、計画的に行動することで平均点が70点だった3年最初の試験で学年最高の91点を獲得できました。仕事でも、その日だけのことを考えるのではなく、先を見据えて計画的に取り組むことができると考えております。

計画性を伝える時には「計算高い」というネガティブなイメージにならないように注意しましょう。計画性とは、目標を達成するために先のことを考えて行動することです。どのような目標・目的があったのか、達成のためにどのような行動をとったのかを分かりやすく伝えられるようにしましょう。

学内活動をアピールする自己PRの例文

自己PRをするためのエピソードは、サークル活動やゼミ研究などの学内活動を題材にしてもOKです。これまでのさまざまな経験から、強みをアピールできるエピソードをみつけてみましょう。

サークルや研究の内容は人によって異なりますが、強みをアピールできるように工夫してみてください。特別な経験がないから効果的な自己PRができないと思うのではなく、普段からおこなっている学内活動にも目を向けてみると、題材として使えるエピソードがみつかります。

学内活動で自己PRをおこなう時には、経験から学んだこと、その過程の中で自分が成長できなことを伝えると好印象です。自分の強み、それを学んだ経験、成長できた背景、仕事でどのように強みを活かせるかを盛り込みましょう。

以下の記事では、学生時代に力を注いだことについて解説しています。

例文④:サークル活動

私はグループをまとめるリーダーシップがあります。大学時代はイベントサークルで部長を務めていました。100人近くのメンバーがいたため、まとめるためには多くのコミュニケーションが必要で、対立することもありました。そこで、全員が役割を持つようにして組織のために取り組むようにしてもらいました。その結果、役割があることで、お互いの苦労や努力を共有できるようになり、円滑な運営ができるようになりました。
貴社でもリーダーシップを発揮して、組織を動かせる人材として貢献していきたいです。

サークルで部長を務めた経験からリーダーシップをアピールしています。サークル活動でどのような取り組みをしたのか、どのような課題を解決したのかなどが分かるように文章を構成していきましょう。強みをどのように活かしたのかを書くと、意欲や積極性が伝わります。

例文⑤:研究

私は地道に努力を継続していく能力があります。この力は大学の研究で毎日実験を繰り返しおこなう中で身に付けました。似たような実験をすることが多く、なかなか成果が出ないとモチベーションが下がってしまい面倒だと感じることもありました。そこで、私は実験をする理由を明確にして、ただの作業ではなく研究を進めるための大切な過程であると考えるようにして、その日おこなったことと結果、感じたことを記録することにしました。少しずつでも実験の成果が可視化できれば、モチベーションを維持できると考えたからです。その結果、研究結果の論文が学校内で表彰されました。このことから、考え方を工夫することで、地道な作業でもコツコツと続けられると学びました。
仕事をしていくうえでも、モチベーションを保つための工夫をしながら、目標に向かって努力を続けていきたいと考えています。

最初に自分の強みである「継続する力」をアピールして、裏付けとなるエピソードを紹介しています。課題を解決するためにおこなったことと合わせて、なぜその行動をとったのかの理由も書かれています。強みを仕事でどのように発揮できるかを説明することで、入社への意欲が伝わります。

学外活動をアピールする自己PRの例文

アルバイトやボランティア活動などの学外活動でも自己PRの題材となります。学外活動は、社会的に広い視野を持つ経験になり、学校生活ではできない体験もあるため学ぶことも多いでしょう。協調性、忍耐力、責任感などさまざまな体験をするきっかけにもなります。

学外活動で学んだことを自己PRでアピールすると、あなたの人柄や周りとの関わり方、物事への取り組み方が分かります。何をおこなったのかだけでなく、具体的なエピソードでそこから何を感じたのか、どのような行動を取ったのかを伝えていきましょう。

企業が求める人物像を理解して、それに合う自己PRができるように工夫してみてください。アルバイト・ボランティア活動のほかにも、インターンシップ、趣味なども学外活動として自己PRの題材になります。

例文⑥:アルバイト

私はよりよい仕事ができるように考え実践できる力があります。家電量販店のアルバイトでは、接客を担当していました。住宅地にある店舗だったので幅広い年代のお客様がいましたが、接客をする時は相手に合わせて目線や声の大きさ、話すスピードを意識して笑顔で対応するように心掛けていました。どのようにすれば、お客様が話しやすいと感じてくれるのかを考え、実践しました。困っている様子があれば積極的に声を掛け、気軽に相談して頂けるような雰囲気づくりにも力を入れました。
その結果、顧客アンケートで優秀な店員1位として表彰されました。実際に購入いただいた方からも「あなたのおかけで良い商品が買えた」と言ってもらえ、やりがいを感じました。入社後もより良い仕事ができるように自分にできることを考え、実践しながら成長していきたいと考えております。

アルバイトは、働いて給与をもらうという点で学内活動とは大きく意味合いが異なります。お金のために依頼された仕事をおこなうのがアルバイトですが、ただやるべきことをこなすだけでなく、その中で自分なりのやりがいを見つけて取り組んできたかをアピールすると好印象です。どのような仕事内容だったのか、どのように工夫して取り組んだのかを伝えて積極性をアピールしましょう。

例文⑦:ボランティア

私は問題を解決するための企画力があります。大学2年の時にオーストラリアのボランティアに参加しました。そこでは、メンバーが個々で作業していることが多かったのですが、グループで協力したらもっと効率的におこなえると感じました。そこで、メンバーのコミュニケーションを活性化するためにはどのようにすればいいのか考え、グループワークをおこなう機会を増やしたり、それぞれの役割を決めたりして皆で協力することの楽しさを感じながら効率的に作業を進めるように企画しました。
その結果、メンバー同士の交流が増えてそれぞれ楽しく作業に取り組むことができ、効率があがりました。仕事でも成果を出すためにはどうするべきかを考え、それを形にして周りと共有することで成果を出していきたいです。

ボランティア活動について自己PRを書く際には、大変だったことや課題をどのように解決したのかを伝えて自分の強みをアピールしましょう。ボランティアとしておこなった内容よりも、どのように取り組んだのか、自分の強みをどのように発揮できたのかを説明することが大切です。

例文を参考に自分らしい自己PRを作成しよう

自己PRでアピールする強みは、企業に合っているかどうかが重要になります。ただ自分の長所を述べるだけでなく、企業の求める人物像にマッチしているか、入社後にどのように強みを活かすのかを表すのがポイントです。企業についての理解を深め、どのようなアピールをすれば効果的なのかを考えてみましょう

結論として最初に自分の強みを明確にして、その後に裏付けとなるエピソードを紹介していきます。エピソードとなる題材は学業、研究、アルバイト、ボランティア活動など、何でも構いません。これまでの経験から、あなたの強みが伝わるエピソードを選んでみましょう。ここで紹介した例文を参考に、自分らしい自己PRを作成してみてください。

以下の記事では、自己PRのコツについて解説しています。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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