面接対策

【集団面接の事前対策】気を付けるポイントと質問への回答例文

集団面接は他の就活生と一緒に受ける面接

就活の選考にはさまざまな形式があり、集団面接はその中のひとつです。集団面接は他の就活生と一緒に面接を受けることが特徴であり、個人面接とはさまざまな違いがあります。

そのため、集団面接ならではのポイントや注意点などは、事前に把握しておかなければなりません。詳細なポイントまで理解を深めておくことで、選考でも高評価を受けやすくなります。

集団面接と個人面接にはどのような違いがあるのか、集団面接ならではのポイントはなにか、事前に把握して対策しておくことが大切です

事前の対策を怠ってしまうと不合格になりやすいため、注意しなければなりません。選考をスムーズに突破するためにも、集団面接ならではのポイントを理解しておきましょう。

以下の記事では、集団面接の質問の答え方について解説しています。

企業が集団面接をおこなう意図

集団面接をスムーズに突破するには、まずは企業がこれをおこなう意図を把握しておくことが大切です。なぜ個人面接ではなく集団面接をおこなうのか、意図を理解することで選考の意味を詳細まで知ることができます

企業によって選考の形式は異なり、すべての企業で集団面接が実施されるわけではありません。そのため、なぜ集団面接がおこなわれるのかについては詳細まで理解を深めておき、企業の意図を正しく知っておきましょう。

多くの学生を効率よく選考するため

企業の採用活動は労力のかかるものであり、人事担当者ひとりで数十人から数百人程度の就活生を評価しなければならないということも多いです。そのため、採用活動もできるだけ効率的におこなう必要があり、このために企業は集団面接を設けています。

集団面接なら、面接官がひとりで複数人の就活生を同時に評価することができ、より効率的に選考を進めることが可能です。効率的に選考ができることによって、人事担当者の負担も少なくなり、よりスムーズに内定者を決めることができます。

集団面接はふるい落としの際に用いられることも多く、基本的には応募者が絞り切られていない、最初の段階で実施される面接形式といえます。

以下の記事では、グループ面接について解説しています。

求める人物像に合う人材をみつけるため

自社が求める人物像に合うかどうかを効率的に判断する意図でも、集団面接は実施されています。企業はただ労働力として人材の採用を検討しているわけではなく、自社の社風や雰囲気に合った人、仕事で活躍できる人を採用したいと考えています。

つまり、集団面接では他の就活生と比較をしながら、企業は誰が自社に合うかをチェックしているといえるでしょう。就活が自分に合う企業を探すのと同様に、企業も自社に合う人材、仕事で活躍でき、利益につながる人材を探しています。

集団面接で多くの就活生の選考をすることで、より自社が求める人物像に適した人材をみつけることも意図のひとつです。そのため、集団面接では能力や個性などが、志望先の企業に適しているかがみられていることは理解しておきましょう。

以下の記事では、集団面接のマナーについて解説しています。

社会人としてのマナーが身に付いているかをみるため

個人面接で評価されている部分とも共通しますが、集団面接でも社会人としての基本的なマナーが身についているかどうかはみられています。マナーは社会人になってから少しずつ身につけるものであり、就活の時点では完璧を求められることは少ないです。

しかし、基本ができていることは重要であり、基礎が身についているかは集団面接時にチェックされていると考えましょう。社会人としての基本マナーが身についていないと常識がないと判断され、評価が大幅にマイナスになってしまうことも少なくありません。また、社会人としての自覚が持てていないと判断され、就職意欲が低いと評価される可能性があることも理解しておきましょう。

以下の記事では、集団面接の入室から退室までのマナーを解説しています。

集団面接での基本マナー

集団面接で高評価を得るには、面接における基本的なマナーを理解しておくことが大切です。マナーを把握していないと、選考でマイナスの評価を受けやすくなり、不合格になる可能性が高まってしまいます。

マナーは選考の評価において重要視されている部分であり、これができていないと合格することは難しいです。少しでも高評価を得て有利に面接を進めるためにも、集団面接における基本的なマナーは詳細まで理解を深めておきましょう。

身だしなみ

面接時には身だしなみがチェックされています。そのため、身だしなみが整えられていないとそれだけで印象が悪くなり、低評価になりやすいため注意しなければなりません。

選考時の身だしなみはスーツ着用が基本ですが、ただスーツを着ているだけで評価されるわけではないため注意が必要です。スーツは着崩すことなく正しく着用しなければならず、しわや汚れがないかなども確認しておきましょう。

また、髪型や髪色、カバンやベルトなどの小物もチェックされています。服装だけではなく全身くまなくチェックされ、身だしなみが評価されていることは理解しておきましょう。

以下の記事では、就活の身だしなみについて解説しています。

言葉遣い

集団面接ではどのような内容でアピールするかだけではなく、その際の言葉遣いもチェックされています。正しい言葉遣いができていないと、たとえアピールの内容がよかったとしても印象が悪くなりやすいことは理解しておきましょう。

言葉遣いでは、ビジネスにふさわしい言葉を使っているか、正しい敬語で話すことができているのかなどがみられています。いわゆる若者言葉や流行り言葉などを使うことはNGであるため、この点には注意しなければなりません。

また、略称を使うことも望ましくないため、なにかを説明する際には正式名称で話すことも心がけましょう。言葉遣いは一朝一夕で治るものではないため、就活期間中は意識して言葉遣いを正しておくことが大切です。

以下の記事では、面接での正しい言葉遣いについて解説しています。

入室時のマナー

面接では入室時にもさまざまなマナーがあり、これもチェックされています。集団面接も個人面接と同じで、入室の際にはノックをして中の人に入室許可を取ることが大切です。ノックは3回が基本であり、ゆっくり大きくノックをした後に「失礼します」と声をかけましょう。

その後中の人から「どうぞお入りください」などの声がかかってから、ドアを開けて入室します。個人面接の場合は入室後すぐにドアを閉めますが、集団面接の場合は閉めずに続けて他の就活生が入室します。続いて入室する人は、ノックをせずに入口で「失礼します」と声をかけて中に入りましょう。

その後椅子の前に立ち、「どうぞお座りください」と声がかかってから、「失礼します」と断って着席します。

以下の記事では、集団面接のマナーについて解説しています。

退室時のマナー

面接が終了すると、「本日の面接は以上で終了です」といった声がかかります。終了の合図を聞いたなら、まずはその場で「本日はありがとうございました」と声をかけてお辞儀をしましょう。

その後立ち上がって荷物をまとめ、「失礼します」といってからドアに向かいます。退室する順番は入室の際と反対であり、最後に入室した人が最初に退室することが基本です。ドアの前ではもう一度振り返り、「本日はありがとうございました。失礼します」とあいさつをしておきましょう。

次の就活生が退室する際に、ドアを押さえていると親切であり、気遣いができる点が評価される場合もあります。最後に退室する人がドアを閉め、企業内に留まることなく速やかに企業を後にしましょう。

以下の記事では、集団面接のマナーについて解説しています。

集団面接で気を付けるべきポイント

集団面接では気をつけるべきポイントがさまざまあるため、これを把握しておかなければなりません。選考時の注意点は多数ありますが、個人面接と集団面接では違いがあるため注意が必要です

そのため、面接をスムーズに進めるには、集団面接ならではの注意点を理解しておくことが大切です。どのような点に気をつけるべきかを知り、集団面接ならではのポイントを正しく理解しておきましょう。

他の就活生と比べられやすい

集団面接は個人面接とは違って、複数の就活生が同時に面接を受けることが特徴です。他の就活生がいることで、発言内容や面接に臨む姿勢などを比較されやすい点には注意しなければなりません。

そのため、発言内容が被るとどちらのほうが優れているか、相対的に判断されやすくなります。ただし、比較されるといっても、全体の評価が相対的に決まるわけではありません。基本的には絶対評価であり、比較された結果、全員が合格あるいは不合格というケースもあります。

そのため、他の就活生に張り合う必要はなく、自分の魅力をいかに伝えるかを重視することが大切です。比較対象がいるからこそ難しい部分もありますが、基本的には自分らしさを発揮することが重要といえます。

以下の記事では、集団面接を突破するためのコツについて解説しています。

長く話しすぎるのはNG

就活生が複数人いる集団面接では、個人面接よりも一人当たりがアピールできる時間は長くありません。そのため、アピール時間は個人面接よりも少なくする必要があり、ひとりで長く話し続けることはNGです。

自分のアピールにに必死になりひとりだけ長時間話してしまうと、他の人に気を遣えないといった印象を与えてしまうことがあるため注意しなければなりません。他にも就活生がいるからこそ、アピール内容はより簡潔にまとめることが大切であり、自分ひとりで時間を取り過ぎないように注意しましょう。

企業では多数の就活生の面接をしなければならず、時間も限られています。そのため、ひとりで長く話してしまうと予定の時間をオーバーすることもあり、企業に迷惑をかける可能性もあることは理解しておきましょう。

以下の記事では、面接の回答時間の目安について詳しく解説しています。

周りの発言に流されないように注意する

他の就活生と比較されるという意識を持つことは大切ですが、だからといって他の人の意見や発言などを気にしすぎることはNGです。

他の就活生の発言に流されて自分の意見を曲げてしまうと、本来の自分らしさがアピールできずマイナス評価になってしまう可能性があります。

そのため、他の人がどのような発言をしていても、それにつられることなく自分の考えや魅力をアピールすることを考えましょう。周囲の発言に流されてしまうと、これまでの面接での発言内容と矛盾が生じてしまい説得力がなくなってしまうこともあります。

主張がブレると企業は不信感を持ちやすく、場合によっては嘘をついていると判断され大幅に評価を下げられることもあるため注意しましょう。

以下の記事では、グループ面接の評価基準や注意点について解説しています。

他の人が話しているときの姿勢や態度もみられている

集団面接では個人のアピール内容だけではなく、他の人が話しているときの聞く姿勢や態度などもチェックされています。そのため、自分のアピールが上手にできていたとしても、他の人の話を聞いていないとマイナス評価になりやすいため注意しなければなりません。

他の人の話を聞く姿勢ができていないと、態度が悪いと判断されマイナスの印象になってしまいます。また、自分勝手で他の人の意見を聞かないといった印象を与えてしまうこともあり、これもマイナス評価につながりやすいことは理解しておきましょう。

集団面接では、面接を受けているのは自分だけではないという意識を持つことが大切です。他の人が発言している際には、その人に体を向けたり頷いたりするなどして、話を聞いていることをアピールしておきましょう。

以下の記事では、集団面接の流れについて解説しています。

大学3年生のうちに、あなたが受けないほうがいい職業をチェックしよう

就活では、自分が適性のある職業を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます

そんな時は、適職診断ツール「My analytics」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。

My analyticsで強み・弱みを理解し、自分がどんな職業に適性があるのか診断してみましょう。

集団面接での質問への答え方と回答例文

集団面接で高評価を得るには、事前の対策を念入りにおこなうことが大切です。面接は対策をしておかないと突破することは難しく、不合格になってしまうことも少なくありません。

事前対策としてしておきたいのは、頻出の質問に対しての理解を深め、回答を考えておくことです。集団面接では聞かれやすい質問がいくつかあるため、これを把握しておきましょう。回答例を参考にしながら頻出の質問にどのように答えるかを考えておくことで、事前対策はスムーズにおこなえます。

自己紹介

面接の最初には、自己紹介を求められることが多いです。自己紹介では基本的な情報と、個人についての情報の両方を伝えることが大切です。基本的な情報とは、氏名や大学名などであり、これらは忘れずに伝えておきましょう。

大学名はもちろん、学部や学科、専攻しているコースなども話し、大学でどのような勉強をしてきたかを理解してもらうことが大切です。個人についての情報は、自分の強みや特徴、さらには趣味などを伝えても構いません。

大切なのは自分らしさを短い時間で簡潔に伝えることです。自己紹介は30秒から1分程度が多く、長くアピールすることはNGです。そのため、自己紹介はできるだけ短い時間でまとめ、詳細については他の質問があった際にアピールしましょう。

以下の記事では、面接での自己紹介について解説しています。

自己紹介の回答例文

○○大学○○学部○○学科から参りました、○○と申します。大学時代はサッカー部に所属し、キャプテンを務めました。キャプテンの経験から培ったリーダーシップを活かし、御社でも活躍したいと考えています。本日はよろしくお願いします。

自己紹介では、まずは簡単に自分の情報を伝えます。その後、個人的な情報を簡潔に述べ、面接や入社への意気込みなどをアピールしておきましょう。個人的な情報は、自分らしさが伝わるものならどのような内容でも構いません

そのため、例文のように大学時代の部活動の経験を伝えて、そこから自分の強みをアピールすることも可能です。重要なのは自分のキャラクターを短時間で簡単に説明することであるため、この点を踏まえて自己紹介をおこないましょう。

志望動機

志望動機はなぜその業界に興味を持ったのか、その中でもなぜ志望企業を選んだのかを伝えることが大切です。明確な志望動機を伝えることで、入社意欲の高さをアピールすることができます。

志望動機が曖昧だったり他の企業でもよいと思われたりすると、志望度が低いと判断され評価もマイナスになりやすいため注意しなければなりません。評価されるポイントとしては、他の企業を志望する理由との差別化ができているかどうかです。

その企業だからこそ志望した理由を伝えるためにも、企業研究を徹底しておこない企業への理解を深めておく必要があります。その企業ならではの特徴や強みを把握し、それを踏まえた上で志望動機を作成しましょう。

以下の記事では、面接の志望動機の長さについて解説しています。

志望動機の回答例文

人との繋がりを大切にできる仕事がしたいと思い、人材業界を志望しました。人材業界の中でも御社は多数の顧客を持っており、より多くの人と関わりを持てる点が魅力だと思います。特に御社独自のマッチングシステムの○○は画期的であり、最先端の仕組みを使って仕事をしたいと考え御社を志望しました。
大学時代は居酒屋でアルバイトをし、接客を通じてコミュニケーション能力を身につけました。御社でもコミュニケーション能力を活かし、その人に合った求人の紹介をすることで、活躍したいと考えています。

志望動機では、業界に興味を持った理由と、その企業だからこそ志望する理由の両方を伝えることが大切です。最後には企業でどのように働きたいか、いかに活躍できるかなどを示しましょう

自己PR

自己PRでは、自分の強みや能力を伝えることが大切です。自分はどんな強みや能力を持っているのか、最初に提示しておきましょう。最初に結論を述べることで、これからなにをアピールするのかが明確になり、自分のよさを理解してもらいやすくなります。

また、自己PRでは志望先の企業に合わせた内容でアピールすることが大切です。評価される自己PRをするには、志望先の企業がどのような人材を求めているのか知っておきましょう

求められる人物像を知っておくことで、アピールの内容を決めやすくなります。企業が求める人物像をスムーズに提示するためにも、事前の企業研究は念入りにおこないましょう。

以下の記事では、面接で話す自己PRの例について解説しています。

自己PRの回答例文

協調性を活かしグループ内での対立を解消できることが、私の強みです。大学時代はサッカー部で副キャプテンをしていました。キャプテンと部員の間で、練習方法について意見が分かれましたが、私は双方から話を聞きお互いに妥協できるポイントを提案しました。それぞれの妥協点を見つけることで双方の不満はなくなり、グループ内の対立を解消しチームワークを発揮できたことは誇れる経験だと思います。
御社でも協調性を活かしてグループの調整役を担い、全員が協力して実力を発揮できる環境を作って活躍したいと考えています。

自己PRは最初に結論、次にそれを裏付けるエピソードを述べましょう。さらに志望先の企業でどのように強みや能力を活かし活躍できるのかでまとめると、より高評価を得やすくなります。

学生時代に力を入れたこと

学生時代に力を入れたことは、面接で聞かれやすい質問のひとつです。頑張った内容は、基本的にはどのようなものでも構いません。学業や部活動、サークル活動やその他課外活動、さらにはアルバイトや趣味の活動などでも、アピールはできます。

ただし、ギャンブルや犯罪に結びつくようなネガティブなイメージを連想するものは題材として使用しないようにしましょう。

学生時代に力を入れたことは、何を頑張ったかだけではなくどのように努力したのか、その結果いかに成長できたのかを伝えることが大切です。また、経験を通じて得た成長が、企業での仕事にどのように繋がるかも伝えておく必要があります

最終的には仕事での再現性につなげることを意識し、アピール内容を考えましょう。

以下の記事では、学生時代に頑張ったことの答え方について解説しています。

学生時代に力を入れたことの回答例文

大学時代はアルバイトに力を入れました。居酒屋のアルバイトではキッチンの仕事を任せていただき、そこで調理全般に携わっています。アルバイト先は非常に忙しく、時にはひとりで繁忙時のキッチンを回さなければなりませんでした。
そのため、効率的に働くことを意識し続け、優先順位を考えて行動することで、忙しい時でもひとりで回せるようになりました。アルバイトで培った考えて仕事をするという意識を持ち、御社でも優先順位を考えながら効率的に仕事をして利益に貢献します。

大学時代に力を入れたことでは、まずはなにに取り組んだのか、その中でどのような問題がありどう改善を目指したのかを述べましょう。経験によって成長できたことが、企業での仕事に繋がるように締めくくると高評価を得やすくなります

他社の選考状況

集団面接は選考の初期におこなわれるだけではなく、中盤や後半に実施されることもあります。選考も後半になると、面接の際に他社の選考状況について聞かれることも少なくありません。

他社選考状況については、基本的には正直に伝えることが大切です。どのような業界の企業を受けているのか、選考はどれくらい進んでいるかは、隠さずに伝えて構いません。気をつけたいのは、この際に他の企業が第一志望であるとはいわないことです。

他の企業を優先する言動をしてしまうと、それだけで評価が大幅に下がることも少なくありません。そのため、選考を受けている企業や内定の有無、選考の段階などを伝えるだけに留め、第一志望はあくまでも面接を受けている企業であるとアピールしましょう。

以下の記事では、他社の選考状況について聞かれた時の答え方について解説しています。

他社の選考状況の回答例文

現在は○○業界と○○業界で1社ずつ選考を受けており、それぞれ2次選考まで進んでいます。他の企業も視野に入れながら就職活動をしておりますが、第一志望は御社ですので、内定を頂けるなら就職したいと考えています。

選考状況を聞かれた際には、業界と選考の段階を伝える程度で構いません。詳細な企業名までは伝える必要がないため、これは伏せておきましょう。もし企業名まで伝えてしまうと、ライバル企業だった場合に面接官からの印象が悪くなる可能性もあるため、注意しなければなりません

選考状況を回答する際には、面接を受けている企業が第一志望であることを強く伝えましょう。「第一志望は?」など、追加で質問された際には「御社です」と即答することが大切です

集団面接で逆質問をする際のコツ

面接の最後には、「何か質問はありませんか?」と逆質問を求められることがあります。逆質問でなにを聞くかは重要であり、質問内容によって評価が左右されることも少なくありません

そのため、逆質問については事前に何を聞くかを考えておく必要があります。また、質問する際にはコツがあるため、これを把握しておくことが大切です。逆質問は最終的な評価を決める重要なものであるため、ここで失敗しないためにも事前の対策は念入りにおこないましょう。

自分で調べればわかることを聞くのはNG

逆質問は企業研究を念入りにしてから考えることが大切です。逆質問はなんでも聞いてよいわけではなく、調べて簡単にわかることを質問するのはNGです。ネットなどに書かれている情報について質問してしまうと、企業研究ができていないと思われます。

企業研究が不足しているということは、企業への興味関心が薄い=志望度が低いと判断されることも多いため、注意しなければなりません。例えば企業の事業についてといった漠然とした質問や、ヒット商品、代表的なサービスなどを聞くのはやめましょう。

他にも給料や残業、福利厚生についてなど、待遇面の質問もNGです。逆質問を聞かれて「特にありません」と答えるのも意欲がないと判断され、マイナス評価になる可能性があるため気を付けましょう。

以下の記事では、集団面接におすすめの逆質問について解説しています。

相手が答えられる質問をすることが大切

逆質問をする際には、相手が答えられるかどうかも考えておかなければなりません。例えば人事の採用担当者が面接をしている場合は、営業や経理などの仕事について質問をしても答えることが難しいです。

そのため、仕事の詳細については現場マネージャーが面接官を担当しているときにするなど、シーンを選ぶことが大切です。選考や就職に向けての準備などは人事担当者に、仕事の詳細な内容や1日のスケジュールなどは、現場の担当者が面接官のときに聞くようにしましょう

また、企業によっては最終面接でも集団面接の形式を取る場合があります。最終面接では社長や役員など、管理職が面接官を担当することもあるため、この場合は事業展開や企業経営などについて質問しても構いません。

以下の記事では、就活の逆質問の仕方について解説しています。

逆質問の例

・御社ではどのような能力/特徴を持った人が活躍していますか?
・入社までにしておくべきことはありますか?
・1日の仕事のスケジュールを教えてください。
・現在の役職に至るまで、どのようなキャリアを歩んでこられましたか?
・○○事業で海外展開をすると伺いましたが、ターゲットエリアなどは決まっていますか?

逆質問では、基本的には仕事に関係することを聞きましょう。企業で活躍している人の特徴や入社準備として必要なこと、仕事のスケジュールなどを聞くのがおすすめです。

また、面接官のキャリアについて質問したり、企業の事業展開について質問してもよいでしょう。企業への興味関心が高く、入社意欲が伝わる内容を選ぶことが逆質問で評価されるポイントです。

集団面接は就活生同士の差がわかりやすいため事前対策が必要

複数の就活生が同時に面接を受ける集団面接では、就活生同士の差がわかりやすいです。そのため、他の就活生と比較されることもあるため、より高い評価を得るためには事前の対策を徹底しておくことが大切です。

対策なしで臨んでしまうと、面接で上手に自分をアピールできなかったり、面接官からの印象が悪くなったりしてマイナス評価になってしまうことも少なくありません。

また、集団面接は個人面接とはさまざまな点が異なります。個人面接では問題がなくても、集団面接では失敗するというケースもあるため、集団面接ならではのコツやポイントを把握しておくことが大切です。事前の対策を念入りにおこない、集団面接でも自分の魅力を企業へ伝えましょう。

以下の記事では、面接でよくある質問について解説しています。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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