目次
OB訪問後のお礼メール①分かりやすい件名にする
OB訪問をした後に送るお礼メールで、なぜ「件名」が重要なのでしょうか。それは、相手が忙しい社会人だからです。先方は社会人ですから、そのメールの大半は仕事に関するものと考えていいでしょう。日々仕事に関するメールが届き、それに対応する必要があるわけです。つまり、優先順位を考えながら、「読む読まない」の判断をしているのです。
- 分かりにくい件名はNG
OB訪問のお礼メールの優先順位はかなり低いと考えていいでしょう。逆に言うと、こちらが「OB訪問のお礼メールです」ということを件名で伝えれば、その判断をしやすくなるというメリットが、先方に生じるわけです。
また、「何これ?」という件名だったり、「よくわからなくて怪しげ」と先方が感じるような件名だと、それだけで相手を不快にさせてしまします。お礼メールの件名は「わかりやすさ」を第一に考えるべきなのです。
- 一般的なお礼メールの件名
「OB訪問のお礼」「面談のお礼」
OB訪問後のお礼メールの定番はこの2つです。もっとも一般的であり、無難で間違いのない件名だと言えます。
「先ほどの面談の御礼」
この件名もおすすめです。「先ほどの」とつけることで、先方が見た瞬間にその先出人と内容を把握できるからです。ただしこれは、OB訪問をした直後に送るメールにのみ有効な件名となります。
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OB訪問後に送るべき正しいお礼メールの書き方と注意すべきマナー【例文アリ】
あなたが受けない方がいい職業をチェックしよう!
就活では、自分に適性のある仕事を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます。
そんな時は「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。
強み・弱みを理解し、自分がどんな仕事に適性があるのか診断してみましょう。
・インターンの志望先を決められない人
・楽しく働ける仕事を見つけたい人
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OB訪問後のお礼メール②件名で注意すべきポイント
OB訪問後に送るお礼メールの件名について、気を付けるべきポイントがあります。まず、ほとんどの学生が「OB訪問のお礼」という件名にしますが、実際には「御礼」のほうが好ましいです。
お礼も間違いではありませんが、ビジネスメールで正式に謝礼をする場合、「お礼」ではなく「御礼」と表記するのが一般的です。OB訪問後のお礼メールも、件名を「御礼」としたほうが、より印象が良くなるでしょう。
- 学校名と氏名も含める
また、件名に「〇〇大学〇〇」というように学校名と氏名も加えるというのも気を付けるべきポイントです。先方が一目見て、どこの誰からでどういった内容のメールなのかが把握できるようにするのが件名におけるマナーです。カッコつきで学校名と氏名を付記すると分かりやすいでしょう。
OB訪問後のお礼メール③本文で感謝の気持ちや抱負を書く
OB訪問後のお礼メールを送る際は、本文で感謝の気持ちや抱負を書くようにしましょう。OBの方は企業において日々自身の業務に忙しく励んでいます。その中で時間を何とかやりくりし、あなたとの面談の機会を設けてくれているのです。そのことへの感謝の気持ちをしっかりと自分の言葉で述べるようにしましょう。
また、OB訪問の場を設けてくれたということは、OBの方も少なからずあなたの就職活動に関心を持っています。就職活動に向けた抱負も併せて述べ、「OB訪問の場を設けてあげて良かった」とOBの方が思ってくれるような対応を心がけましょう。
誤字脱字に注意する
OB訪問後のお礼メールを送る際は、誤字脱字に注意するようにしましょう。せっかくのお礼メールも、誤字脱字によって印象の悪いものになってしまう可能性もあります。もちろん誤字脱字は誰にでも起こり得るものであり、誤字脱字をしてしまう可能性を0%にすることは出来ません。しかし、あまりにも誤字脱字の数が多すぎるのはNGです。
企業名やOBの方の名前などの要所で誤記入をしてしまうと、それだけで大きく印象を悪くしてしまう恐れがあります。メールは一度送信してしまえば、取り消すことは出来ません。送信する前に必ず文面のチェックを行い、誤字脱字がないか確認してから送信しましょう。
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これだけ覚えておきたい!OB訪問の依頼・お礼メールのマナーと例文集〜返信方法や件名の内容、送信時間まで〜
お礼メールの例文
〇〇株式会社
〇〇部
〇〇 様
△△大学△△学部 △△と申します。
昨日はOB訪問の機会を設けて頂き、誠に有難うございました。
〇〇様のお話を聞き、貴社における○○という事業について知識を深めることが出来ました。HPやパンフレットでは○○についてわからない点も多かったため、非常に勉強になりました。
今回の面談を通じ、貴社への志望度がますます高いものになりました。今まで以上に、貴社の選考の準備を着実に進めていきたいと考えています。
また何かありましたらご相談させて頂ければと思いますので、今後とも何卒宜しくお願い申し上げます。
この例文のポイントはOB訪問での内容を具体的に述べている点です。お礼メールはするに越したことはないものです。しかし定型文言でメールを作成し、送るだけではあまり意味はありません。この例文のように、OB訪問の中で、どの話が印象深かったのかなど、具体的に感想を述べることで、OBの方に好感を与えることの出来るメールとなるのです。
また再度相談させて頂く機会を設けて頂けるようお願いしている点も良いところです。就職活動の中でわからないことは次から次へと出てくるものです。そのような際に、相談できるような関係性を築いておくことも重要なことなのです。
OB訪問のお礼メールは内容だけでなく件名にも配慮しましょう
就活生にとって常識の、OB訪問後のお礼メール。この記事では「件名」のポイントや本文で書く内容を紹介しました。件名の持つ意味は、思っているよりも大きいです。あいまいだったり、わかりにくい件名は、基本的にNGです。あくまでも先方のことを配慮した件名をつけて感謝の気持ちが伝わるお礼メールを送りましょう。