業界研究

アパレル業界の志望動機の書き方【例文アリ】|4つのポイントを徹底解説~向いている人や仕事内容もご紹介~

アパレル業界とは

アパレル業界は、主に衣料品の企画や製造、販売などをおこなっています。衣料品のデザインや企画、製造に携わりたいと考えている人はメーカー系を選択するのがおすすめです。衣料品の販売に携わりたい場合は、販売や営業を選択すると良いでしょう。

業界の市場規模・有名企業

業界動向サーチによると、平成27~28年のアパレル業界の規模は5兆3,750億円のようです。業界規模の推移は、平成22年以降増加傾向にあります。近年では、低価格の衣料品が浸透しているようです。

有名企業ではファーストリテイリングやしまむら、西松屋チェーン、ワールドなどが挙げられるでしょう。ファーストリテイリングでは、UNIQLOやGUなどを展開しています。つぎに、アパレル業界に向いている人材傾向について見ていきましょう。

業界に向いている人材傾向とは

アパレル業界に向いている人材として【コミュニケーション力が高い人】や【ファッションセンスがある人】が挙げられるでしょう。衣料品をお客様に販売するには、接客やセールストークを上手に進めなければなりません。

また、お客様に合った服を提案したり、マネキンのコーディネートを考えたりする機会もあります。コミュニケーション力があったり、ファッションセンスがあったりすると、お店の売り上げに繋がるでしょう。

販売に携わりたいと考えている人は、ファッションビジネス能力検定やファッション販売能力検定を受験するのも役に立つかもしれません。勉強することで、衣料品を販売するうえでの知識も身につきます。

志望動機を書く前にアパレル業界について理解しよう

皆さんはアパレル業界を志望するにあたって漠然としたイメージを色々と持っていることでしょう。一言にアパレルと言ってもさまざまな仕事があります。洋服を作ることだけがアパレルではありません。

糸メーカー、表生地メーカー、裏地メーカー、染色メーカーもあります。また商社でも洋服製品を扱っており、各種アパレスメーカーが様々な提案を行っています。基本的にはメーカーですから、製造~販売までの仕事がたくさんあります。

アパレル業界の主な仕事内容

皆さんが知っているような会社が主にアパレルと呼ばれていますが、上記で述べたようなその他のメーカーでも、自社でデザイン~縫製までを行っている場合もあります。製品を作り上げるにはまずサンプルを作りますが、一言にサンプルを作ると言っても、その先の量産を見据えてのことになります。

2シーズン、3シーズン先を見越してのサンプル作成の際、生地の確保ができるか、縫製工場は押さえられるのか等さまざまな確認が必要になります。量産が決まれば工場での生産管理が主な仕事です。また、販売するには雑誌等宣伝とのタイアップも欠かせません。実際に店舗で販売するまでには上記のように多岐にわたる仕事が山積みになっています。

アパレル業界のやりがいと向いている人

携わった洋服が実際に製品になる喜びはアパレル業界における大きなやりがいです。上記で述べたように、アパレル業界は2,3シーズン先を見越して仕事を進めていきます。実際に製品が流行し売れ行き好調の結果はその製品に携わった全ての人にとって喜びです。

ファッションセンスがあることはもちろん良いのですが、「ないよりは良い」という程度です。仕事面ではファッションセンスよりも、正確性や慎重さ、在庫を把握する能力などを求められる場面の方が多いです。一見華やかに見える世界ですが、製品を作る場面でも販売の場面でも実直であることは重要です。

ポイント①他のブランドや会社と差別化を図る

例文:私は学生時代、貴社の●●店で販売のアルバイトをさせていただきました。また、私は貴社のブランドを愛用しています。貴社の展開している○○は、他店と違って魅力的に映っていると思います。これからは正社員として、貴社の商品で多くのお客様の喜びに貢献したいと思い、今回志望させていただきました。

これはアパレルだけに限った話ではありませんが、志望動機を書く際には他のブランドや他の会社と差別化を図るというのが非常に重要なポイントです。志望動機でそうした差別化を図っていない場合は、「それなら他のアパレル会社でもいいじゃないか」と思われてしまうのです。

ありきたりな志望動機はNG

つまり、「昔から服が好き」というようなありきたりな志望動機ではNGです。「ここのブランドの〇〇のところが他と違って魅力的に映っている」というのを志望動機に盛り込んでいき、しっかりと差別化の図れた志望動機を盛り込んでいってください。何故そのブランドが好きか、何故他のアパレル会社では駄目なのかを正直に考えていけば、おのずと答えは見えてくることでしょう。

ポイント②将来像を述べる

例文:私は貴社の展開している●●シリーズに興味があり志望いたしました。●●シリーズでは、有名なアーティストや人気のあるキャラクターとコラボし、どの商品もヒットしていると感じました。また、貴社は売上ランキングが全国○位であり海外事業も展開し、これからも●●シリーズは成長していくと思っています。私はデザイン系の学科に在籍していたこともあるため、将来は貴社の●●シリーズのデザインの企画に携わりたいと考えています。

他との差別化を図れたら、そのブランドに入り、将来的にどうしていきたいのかを述べるようにしましょう。アパレル職というのは特殊で、店舗スタッフと本社スタッフがいますよね。ただ単にそのブランドで差別化が図れていてその会社に入りたいと言っても、将来像がしっかりしていなければ、あまりその熱意は伝わりません。

思い描くキャリアを盛り込んではじめて説得力が増す

ブランドを良くしていく為に、自分は本社や店舗でどういうキャリアを描いているかを志望動機に盛り込んでいってはじめて、言葉に力が宿り説得力が増します。将来像としてどうなりたいのか、将来どのようなポジションでどのようにブランドに貢献していけるのかを志望動機に盛り込みましょう。そうして熱意を伝えることが出来れば、合格率はぐっと上がることでしょう。

ポイント③活かせる能力を述べる

例文:私は、販売やファッションに関わる資格を活かしたいと思い、貴社に志望いたしました。私は学生時代、販売士2級やパーソナルカラー検定モジュール2、ファッションビジネス能力検定2級などの資格を取得しました。貴社の●●店では、試験的に○○サービスをおこなっています。私は資格で得た知識を活かして、●●店の売上に貢献しながら○○サービスをより発展させていきたいと考えています。

熱意や差別化と同じくらいにアパレル職を志望する際に大切なポイントがあります。それは、アパレル職においての自分の活かせる能力を述べるということです。この点に関しても可能であれば差別化を図れた方が良いでしょう。

たとえば、「あの店舗の〇〇のところが気になるので、△△という経験で磨いた自分の力を活かしてより発展させていきたいと思うようになった」というようなことを志望動機に盛り込んでいけば、差別化も図りつつ自分の能力のアピールもできます。

熱意や差別化だけでは内定を得るには不十分

能力がないと、いくら熱意があったり差別化が出来たりしていてもやはり内定を得るのは難しいと言えます。そのためしっかりと能力のアピールも忘れないようにしていきましょう。アピールが過ぎるとやり過ぎになったり、自慢のようになったりしてしまうので、志望動機でのアピールはあくまでも自己PRと連動させつつの多少のアピールで大丈夫です。その点は注意しながらアピールするようにしていきましょう。

ポイント④アルバイト経験を盛り込む

私は学生時代御社の〇店で販売アルバイトをしていました。実際に販売していく中で、細部までこだわった縫製に大変感銘を受け、ぜひお客様に着ていただきたいと思いました。また、〇〇店長にも接客の基本や在庫管理、売りたいもののおすすめの仕方などを教えていただき、御社の体制の一端を知ることができました。実際の売り上げに直結する販売店を管理するのは大変ですが、持ち前の明るさと負けず嫌いさを、御社で活かしたいと考えています。

志望するアパレルメーカーでアルバイト経験がある場合はぜひ盛り込みましょう。企業にとって関連会社でアルバイト経験があることは非常に魅力的です。経験したからわかったことを織り交ぜて志望動機を作成しましょう。

アルバイト未経験でも就活で不利になることはない

志望するアパレルメーカーでのアルバイトが未経験でも大丈夫です。アパレルメーカーでは入社後の研修で販売店でのアルバイト同様のことをするのはよくあることです。先に経験していることそのものが有利になる訳ではないのです。アルバイト未経験でも実際に商品を手に取り、他社との差別化を計ることは十分にできます。

志望するアパレルメーカーを自分なりに研究し将来こんなポジションに就きたい、あるいは将来企業がこんな風になっていくことに貢献していきたい、などのように将来性をアピールしましょう。そして自分にはこの会社の為になるこんな能力がある、ということをアピールするようにしましょう。

アパレル職での志望動機は差別化・将来像・能力・アルバイト経験がポイント

アパレル業界での志望動機に迷ったら、紹介した4つのポイントをおさえた志望動機を作り出していってください。アパレル業界は、自由に見えてなかなか厳しい業界ではありますが、それも慣れればきっと楽しさに変わります。是非これらのポイントを活かしてアパレル会社からの内定を勝ち取っていって下さい。

就活でアパレル・ファッション業界を目指す人が後悔しないために考えておくべきこと3つ

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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