ES(エントリーシート)

【エントリーシートで問われる項目】書き方のポイントと例付き

項目ごとに企業が見ているポイントがある

今回は、誰しもが避けては通れないエントリーシートの作成ついて、書き方のポイントや例文と一緒に解説していきます。就職活動が始まると、会社説明会に参加したり、エントリーシートの記入をしたりと、続々とやらなければならないことが積み重なっていきます。特に、エントリーシートは企業が独自に作成したオリジナルのフォーマットである場合が多く、質問も多岐に渡っています。

さらにエントリーシートの項目は企業によって異なっているので、エントリーした企業が多ければ多いほど、様々なエントリーシートに出会うでしょう。それでは早速、次の章からエントリーシートで頻出する項目をピックアップしてご紹介します。エントリーシートの攻略方法を身につけましょう。

経歴にまつわる項目

まずは、経歴にまつわる項目から解説していきます。実際にエントリーシートを見ると、企業が学生のどのような点を重視しているのかが見えてきます。志望動機のように入社への思いや動機の部分を重視する企業もあれば、学んできたことやゼミ活動などの実績を重視する企業もあります。それでは経歴にまつわる項目では、どのような点を企業が重視ているか確認してみましょう。

  • 出身校
  • 部活動
  • サークル活動
  • アルバイト経験
  • ゼミ

経歴にまつわる項目には、このような内容があります。例えば、部活動は一貫して取り組んできた姿勢や、厳しい練習を乗り越えたエピソードなどと一緒に紹介すると、読み手も共感しやすい内容になります。わかりやすく相手に伝えるためには、先に結論を伝えてから、その次にエピソードを織り交ぜ、伝えたいポイントを絞ることが大切です。経歴の項目では、伝えたいことを盛り込み過ぎて、内容がぐちゃぐちゃにならないように注意しましょう。

アルバイト経験は詳細に記入する

アルバイト経験では、自身が経験してきた様々な業種を詳細な書き方をすると好印象を与えられます。例として『企業名+支店名+○○担当』と自分が実際に担当した内容も書きましょう。
企業側も学生がどのようなアルバイトの経験をしてきたのか、興味を持つものです。ちょっとした会話のネタにもなりますので、ぜひ詳細に記入しておきましょう。

嘘は見破られる可能性がある

まず採用担当者はエントリーシートを見て、あなたがどのような経験をしてきたか、どのような仕事に向いているのか判断し、質問します。例え嘘を記述し好印象を与えたところで、その嘘がばれた時あなたの信用はガタ落ちです。人事採用の方々はとても鋭く観察をしています。下手な嘘をつくと面接に進んで質問された時に見破られ、その時点で印象は最悪となってしまいますので避けましょう。

志望動機にまつわる項目

次に、志望動機にまつわる項目についてご紹介します。

  • 企業の魅力を感じた点(同じ業界でもその企業を選んだ理由)
  • 将来やりたいことや目標
  • 仕事選びの軸
  • スキルの活かし方

志望動機にまつわる項目は、以上が主な項目です。将来やりたいことや目標を記入してもらうことにより、自己実現をどのように達成したいのかを尋ねています。自己分析をしっかりとして、企業に入社して成し遂げたい夢や、自分のどのようなスキルを活かして会社に貢献したいのかを詳細に記載するようにしましょう。

また、志望する職種との接点や、業界とのマッチングについても聞かれることがあります。これは、企業研究や業界研究をした上で入社を志望しているかどうかを判断する材料にするためです。事前に企業の風土や業界の主要なニュースをチェックしてから書くようにしましょう。

入社後の目標を明確に記載する

「貴社に入社した暁には、やがて貴社にとって柱となる商品の開発を手がけていきたいです。」や「今までの培ってきた営業力を活かし、更なる顧客拡大に努めていきたいです。」などのように、入社後の目標は明確に記載しましょう。

入社してからの目標がエントリーシートを記入する時点で明確に決まっているというのは、企業にとっては頼もしいものです。採用担当者はあなたがどのようなビジョンを描いているか、そこに注目しています。現実味が無さすぎる内容や、輪郭がぼやけるような曖昧な表現は控えましょう。

自己PRにまつわる項目

最後は、自己PRにまつわる項目について解説していきます。

  • 資格
  • 特技
  • 受賞歴
  • 性格
  • 自己分析(強みや弱みなど)

自己PRとは、自分の魅力を企業に伝える場であり、自分のことをいかに理解しているかが試される項目になります。それ故に、ただ伝えるだけでは印象に残りづらい難しい項目です。上手に説明して、読み手にわかりやすく伝えることが求められます。そのため、理解しやすいように整理された内容で記入をしましょう。

例えば、資格や特技、受賞歴などはその人の能力やスキルが伝えられます。しかし、持っている能力を、あれもこれもとアピールしてしまうと、内容が乱雑になってしまいます。一番に伝えたいトピックスを絞り、効果的にアピールするようにしてください。

他にも、性格や自己分析についての項目では、いかに自己分析をして自己理解ができているかを確認したいと考えています。難易度が高い箇所になるので、自己分析を徹底的にしてから内容を構築した方がよいでしょう。

短所を理解して改善策を明記する

人間だれでも自分の良いところばかりアピールしたいものです。しかし人には長所もあれば短所も必ずあります。良いところばかり書いていても実際には短所もたくさんあるのです。現在の自分にはどのような能力が欠けているか、それを明確に記しても決してイメージダウンには繋がりません。

自分の短所を理解した上で、これからどのように改善していくか等のフォローがあれば印象も良くなるでしょう。

ネガティブな内容でも好印象につなげる

例えば、
「いままで苦手なものを最後までやり通すということがなかなかできませんでした。しかし関連本を読み知識を蓄えていったところ、苦手だった〇〇もだんだんと興味を持ち真剣に取り組めるようになってきました。」

このように短所もしっかりと書きながら、それでもめげずに対策を考え努力しているという流れで書けば、ネガティブな点も好印象に繋つなげられます。

各項目の書き方をより具体的に解説しているのが「履歴書作成マニュアル」です。履歴書作成時にぜひ参考にしてみてください。

エントリーシートの項目は記載ポイントを参考にしよう


エントリーシートで問われる項目について、書き方のポイントと併せて一挙にご紹介しました。エントリーシートの全体像や作成のコツは見えてきましたでしょうか。最初は何を書けばいいのかわからず、筆が止まってしまうことが何度もあるかもしれません。言葉が浮かばないときは、ぼんやりとしたイメージでも構わないので、まずはキーワードをノートに書き記しておきましょう。そうすることで、自然とキーワードが文になっていき、やがて一つの立派な文章が完成していきます。

そして、今回ご紹介したポイントを意識しながら、項目ごとに伝えたい内容を整理してみてください。そうすることで内容が明瞭でわかりやすくなり、的確なアピールができ、入社意欲の高さが伝えられます。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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