ES(エントリーシート)

エントリーシートの書き方とコツ【自由記入欄】

エントリーシートを記入していると、中には「自由記入欄」を設けている企業もあります。自由記入欄ですから当然何を書いてもいいのですが、就職活動のエントリーシートなので、自分をアピールすることに最大限活用すべきです。そこで今回は、エントリーシートの自由記入欄の書き方における3つのコツをご紹介します。

自由記入欄の書き方1 自分の将来の目標を語る

エントリーシートは、ビジネス経験がほとんどない学生たちが書いて企業に提出します。なまじビジネスをやった経験があると、自分の可能性を小さく考えてしまい目標すら語れなくなってしまう人も多いのです。

しかしこれから社会に羽ばたく学生の立場を十分に活用して、自分の将来の目標を思う存分自由記入欄に書いてみると良いでしょう。

  • 可能性を狭める必要はない

今の段階で自ら自分の可能性を狭めてしまう必要は全くありません。ここでは謙虚さも必要ありませんので、とにかく自分が実現してみたい目標を荒唐無稽なものでもいいのでエントリーシートの自由記入欄に記入しましょう。

  • やってみたいことをイメージする

なかなかアイデアが思い浮かんでこないときは「もしも自分の望みが叶うとしたら?」「何でもできるとしたら?」と妄想してみてください。
ビジネスでの成功はほとんど妄想からスタートするのです。自由記入欄を活用して自分の夢を伝えてみてください。

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自由記入欄の書き方2 過去の成功体験をアピールする

エントリーシートの自由記入欄では、とにかく自分という商品を売り込む必要があります。「自分には〇〇という能力があり、採用しないと損しますよ」というくらいまでエントリーシートの自由記入欄ではアピールする必要があります。

そのために、自己分析した中で出てきた、一つ成功体験をピックアップしてアピールしてみると良いでしょう。

  • 打ち込んで達成できた経験をストーリーにして伝える

ここで成功体験といっても、何かずば抜けた成功体験でなくても問題ありません。自分の人生の中で何かに打ち込んで達成できた経験を、ストーリーにしてアピールするのです。

「どのような苦難や試練を乗り越えて、成功体験を勝ち取ることができたのか」についてを自由記入欄に書きましょう。成功体験は大きさよりもストーリーが重要となるので、エントリーシートの自由記入欄で上手にアピールしてみましょう。

自由記入欄の書き方3 失敗体験から学んだことをアピール

エントリーシートの自由記入欄の最後のコツは、「過去の失敗体験や挫折した経験から何を学んでどうやって這い上がってきたのか」をアピールすることです。

ビジネスでは当然ながら失敗はつきものです。失敗からしか学べない事もたくさんあります。

  • 挫折しても這い上がる強さをアピール

運よく志望企業に入社しても、少しの挫折で簡単に会社を辞めていってしまう人が多いことも問題になっています。そのため人生経験の中で最大の失敗体験や挫折経験をピックアップしそこからどのようにして這い上がってきて何を学んできたのかをアピールするのです。

社会人になると忍耐強さや打たれ強さはなくてはならないものです。そこで、困難な経験をしてもそこから何かを学び取り必ず這い上がってくる人間だとアピールするのです。

自由記入欄で自分の強さが面接官に伝わることができれば、他の学生と差別化ができます。

エントリーシートの自由記入欄は自分を上手にアピールする書き方で!

エントリーシートの自由記入欄の書き方における3つのコツについて紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。エントリーシートの自由記入欄は何を書いてもいいのですが、どうせ書くなら自分をアピールするための武器として活用するべきです。
思いつくまま書くのではなく、3つのコツをしっかり活用して企業に自分をアピールしてみてください。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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