面接対策

面接での長所の伝え方|就活生が気を付けたい注意点や例文も紹介

面接で長所を聞く理由とは?

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なぜ面接官は、長所を聞くのでしょうか。それはずばり、あなたの本質を見出したいからです。面接官は、あなたが自分自身の長所を把握できているのか、自己分析がしっかりできているのかどうかに注目しています。しかし、それだけが長所を聞く理由ではありません。その他にも、面接官が長所を聞くことで得られるメリットや、長所ならではの着眼点があります。

ここでは、面接官からもよく質問される長所について紐解いていきます。また、面接での長所の伝え方のコツや注意点、例文も一緒にご紹介していきますので、最後までしっかり読んで、今後の面接対策に役立ててください。

面接での長所の伝え方ポイント

まず最初に、長所の伝え方について解説します。面接官に「あなたの長所を教えてください」と聞かれたら、ただ長所を伝えるだけではいけません。長所を伝える際は、話し方や内容も一工夫しなくてならないのです。

この工夫によって、より説得力のある長所が伝えられ、面接官にも好印象なイメージを与えることができます。それでは次の項目から、長所の伝え方を3つのポイントに分けて説明していきます。

①自信をもって話す

自分の長所ですから、もちろん自信を持って堂々と伝えなくてはいけません。自信のある姿勢を表すためには、表情は明るくし、面接官の目を見て話すようにしましょう。表情が暗く、目線も下の方向にあると、自信がない態度になってしまいます。自信のない話し方をしてしまうと、「本当は長所だと思っていないのではないだろうか」と不信感を抱かせてしまいます。

エントリーシートや履歴書などの書類選考では、直接企業の人と会うことはないので、文章の内容や構成次第では説得力のある内容にできます。ですが、書類選考での印象は良かったのに、いざ面接で直接対面した際、話し方や素振りに違和感があると面接官に与える印象は良くならないでしょう。そのため、長所は自信を持ってはきはきと答えるようにしてください。

②伝わりやすい文章構成

長所を考える際は、伝わりやすい文章構成を意識しましょう。相手に納得させるためには、説得力のある文章にしなくてはなりません。そのためには、文章内の起承転結を構築していく必要があります。

基本的には、結論を先に述べ、その次に根拠となるエピソードや実績を続けて、最後にまとめで締めくくるようにしてください。最初に結論が来ることで、聞き手はまず先に答えを知ることがきます。その後に補足説明となるエピソードが続くことによって、聞き手はより理解しやすくなります。伝わりやすい文章構成というのは、相手が理解しやすいように文章を組み立てていくことです。相手側に立って内容を考えると、より説得力のある長所を考えることができるようになります。

③会社での活かし方を伝える

長所を伝える際は、会社での活かし方を一緒に伝えましょう。長所を述べるだけで終わらせてしまうと、ただ長所の紹介にしかなりません。せっかくですから、長所をどのように活かして会社に貢献できるかを一緒に述べてください。そうすることで、面接官は、あなたが実際に就業しているイメージをすることができ、より印象を深くさせることができます。

企業側としても、これから仲間として一緒に働く社員を募集するのですから、実際に働いている姿を想像させることによって、選考の判断がしやすくなります。「この人を入社させたい、ぜひ会社の仲間になってほしい」と思ってもらえるような長所の活かし方を伝えるようにしましょう。

長所を伝える際の注意点

それでは、長所を伝える際の注意点を2つご紹介します。意外と陥りやすい長所の注意点をピックアップしました。緊張してしまうと、人は意図していなかったことをしでかしてしまうことがあります。しかし、予め対策できるポイントを把握しておくことで、ミスを起こす可能性をぐっと下げることができます。

これからご紹介するのは、長所を伝える際に役立つ注意点なので、うっかり本番でミスをしないように、必ず最後まで読みましょう。

伝えたい事柄は1つに絞る

長所は自分の良い点なので、伝えられる分は伝え切りたいと思っている方は要注意です。長所は、あれもこれもと伝えてはいけません。「私の長所は根性があることです。そして、協調性もあります」というように、どんどん長所を紹介してしまうと、長所を熱心に自慢したい人だと思われてしまいます。そうなってしまうと、自慢したがりで、空気が読めない人だと思われても仕方ありません。

また、いくつも長所を紹介してしまうと、話にまとまりがなくなり、散々な内容になってしまいます。ですから、長所は1つだけに絞り、要点を整理して、シンプルで分かりやすい内容にするようにしましょう。

短所とちぐはぐにしない

長所とよくセットになって聞かれる質問に、短所があります。「あなたの長所と短所を教えてください」というように、続けさまに聞かれることも多いです。ここで注意してほしいのが、長所と短所は表裏一体の関係にあるということです。この関係を壊してしまうと、内容に一貫性がなくなり、信ぴょう性が失われます。

例えば、「長所は主体性があることです。リーダーシップを取ってチームをまとめて引っ張っていく力があります」と述べたにもかかわらず、「短所は流されやすい点です」と言ってしまうと、長所と短所の矛盾が発生し、一貫性がなくなってしまいます。

リーダーシップを取る立場になったときに、人の意見に流されやすい短所があっては、性格に矛盾があると思われ、自己分析が不足していると見なされてしまいます。主体性が長所の場合は、短所は仕切りたがり、我が強いといったものを選ぶようにしてください。

面接での長所の伝え方【例文】

私の長所は、几帳面なところです。大学の美化委員会で会計を担当しています。几帳面な性格を活かしたく、お金の管理を申し出ました。最初は会計の知識がなく勉強が大変でしたが、続けていくうちに、ミスなく毎月の経費を計算し、的確に数字をまとめて報告できるようになりました。その上、委員会をまとめている総合委員会の会計も任せてもらえるようになり、私は会計のやりがいを覚えていきました。
また、会計好きを活かして簿記の資格も取得しました。ぜひ御社の経理職では、ミスなく月次をこなしていけるような、頼れる存在として就業したいと思います。

こちらは几帳面の例です。このように、長所と希望職種の相性の良さをアピールすることで、会社での活かし方を伝えることができます。同時に資格を取得したアピールもして、より企業の求める人材に近しいことを主張できています。

面接で長所を伝える際は自信をもって文章構成に注意し話す

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面接での長所の考え方・述べ方について解説しました。長所の全体像はつかめたでしょうか。長所の伝え方ひとつで、面接官に与える印象にも差が出ますし、選考を有利に進むためには分かりやすい内容を心がけるべきだといえます。

面接で長所を伝える際は自信を持って話すようにしてください。面接全体を通して言えることですが、自信がある姿勢で発言しなければ、相手を納得させることは難しいです。もじもじしていたり、自信がないような態度は相手に疑念を抱かせてしまいます。選考を有利に進むためにも、一度、自身の話し方や振る舞いを確認してみてください。

また、内容を考える際は文章構成にも注意しましょう。相手の理解を得るためにも、文章の組み立て方は重要な要素です。わかりやすい構成を意識しながら文章を作成すると、聞き手が理解しやすい内容になるはずです。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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