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【柔軟性の自己PR方法をご紹介】社会における必要性・大切とされる理由・例文3選とポイント

柔軟性が無いと社会人として困る場面がある

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世の中にはさまざまな決まりがあります。新卒のときには、そういった決まりや理想論を、企業や学校から聞くことがあるでしょう。しかし、いざそれを現場で実行しようとすると、理想とのギャップに戸惑う人が意外と多くいます。そこで重要となるのが、柔軟性です。

企業の目的はあくまでも利益を出すこと

極端に言ってしまうと、企業の目的は利益を出すことです。利益が出なければ、企業を存続させることができません。そのため、仮に理想論と現実がかけ離れていても、入社した以上は企業のやり方に合わせるのが大切となります。自己PRで強みをアピールして採用担当者から褒められたとしても、それを入社後に活かせるかというと、そう簡単にはいかないのです。

自己PRで柔軟性が大事な理由

誰でも一度は、理想と現実のギャップに戸惑うものです。例えば、スポーツ漫画などを見ていると、青春を謳歌しながら全員で協力し、楽しく部活をしている展開を多く見ます。しかし、実際に自分が部活をやって、そう漫画みたいにいくことは稀です。

上のレベルにいくには、一生懸命努力をし、運も味方につけなければいけません。そのうえで、自分が考えていた方法以外のこともやらなくては、難しいものでしょう。

世の中で上のレベルを目指すために必要

世の中には、理不尽なことが山ほどあります。そんな世の中で上のレベルにいくには、自分がやりたくないこともやらなければいけません。それに対して、「やりたくないからやらない人」「やりたくないけどやる人」「やらなくてはいけない理由を探し、理解してやる人」では、誰が一番成長するでしょうか。こういった場面で大切なのが、柔軟性なのです。

自己PRで柔軟性を伝える必要性

上記で、理想と現実の違いについて触れました。新卒の採用担当者は、そういった現実をしっかりと理解しています。華形ポジションと思われがちな採用担当者ですが、そこにたどり着くまでに多くの悩みや問題を抱え、解決してきているのです。だからこそ、社会では柔軟性が無いとやっていけないという考えを持っている可能性は、高いでしょう。

社会に出ると個人よりも集団の意思が尊重される

社会に出ると、個人よりも集団の意思が尊重されるものです。だからこそ、自分の都合で歯車が狂う様な事態は避けなければいけません。その点において、「自分は大丈夫」という旨を伝えるには、自己PRで柔軟性を伝えることが大切となります。

「○○は○○だから、○○ではなく○○で対処すれば良い」という考えを瞬時にできる人こそが、社会において優秀な人材となれるでしょう。

自己PRで柔軟性を伝えるポイント

自己PRで柔軟性を伝える際には、根拠となるエピソードを添えるように意識してください。「私は柔軟性があります」と伝えたところで、その根拠を話さなければ、自己PRそのものの信憑性が薄くなってしまいます。過去に当たった壁に対して、どう柔軟性を持って対応したかを、具体的に伝えましょう。

エピソードを具体的に伝えたい場合は、数字で表すのがポイントです。また、「○○なことがありました」だけではなく、「○○したら○○となりました」というように、結果まで伝えることが大切です。ネガティブなエピソードは、逆に印象が悪くなってしまうので、控えましょう。

自己PRで柔軟性を伝える例文3選

採用担当者に柔軟性という強みを伝える際には、どういった自己PRを作成すれば良いのでしょうか。自己PRで良い印象を残したいのなら、上記でご紹介した通り、具体的なエピソードを書くことが大切です。しかし、慣れていなければ、なかなか難しいものでしょう。

そこで以下では、柔軟性を伝える自己PRの例文を3つご紹介します。参考にすることで、少しは自己PRが作りやすくなるかもしれません。例文をそのまま使用するのは、採用担当者にばれると落とされる可能性があるため、辞めておきましょう。

例文①

私の強みは、柔軟性があることです。高校時代、ブラスバンド部に所属しておりました。しかし、楽器を扱うこと自体が初めてだったため、なかなか実力が伸びず、自主練習の時間を設けても周りと同じようにできず悩んでいました。そこで私は、それまで指導をお願いしていた顧問の先生だけでなく、先輩や同級生の友人にも、練習を手伝ってもらうことにしました。いろいろな人から、リズムのとり方や楽器の持ち方などを習ったところ、実力を身につけることができ、新人大会で足を引っ張らずに銅賞を獲得することができました。このような柔軟性を、貴社で活かしたいと考えております。

1つ目に、柔軟性を活かして実力を伸ばした自己PR例文をご紹介しました。この例文のポイントは、自分のやり方を見直して、新しい方法を取り入れていることです。「方法を変える」という問題への対処法は、まさに柔軟性をアピールするエピソードだといえるでしょう。

また、きちんと方法に具体性を持たせているのも大事なポイントです。「リズムのとり方」「楽器の持ち方」など、採用担当者にも分かる程度に、具体性を持たせて書いています。部活動のエピソードではついつい専門用語を使ってしまいがちですが、経験者にしか分からないような言葉を使うのは、避けた方が良いでしょう。

例文②

柔軟性があり、臨機応変に対処できることが私の強みです。大学時代、演劇部に所属しておりました。そこで、「王と家来の大冒険」という劇を他の生徒に向けておこなった際に、この強みを活かした経験があります。劇の本番中、私は王が途中で出会う海賊のキャプテン役だったのですが、王役のメンバーと対峙したシーンで、相手がセリフを別のものと間違えるというアクシデントが起こりました。周りのメンバーは「どうしよう」といった顔をしていたのですが、私は咄嗟にアドリブで対応し、元の会話の流れに戻しました。その結果、観客の生徒たちに疑われることなく劇が進み、幕引き後はメンバーから感謝の言葉をいただけました。このように、私は柔軟性を持ち、臨機応変に対応する強みを持っています。この強みを、ぜひ貴社で活かしたいと考えております。

2つ目に、柔軟性を活かして臨機応変な対処を取った自己PR例文をご紹介しました。この例文のポイントは、中身を知らない人でも分かるように書いていることです。例文①のテキストでも少し触れましたが、採用担当者が分からないことをアピールしても、それでは意味がありません。

エピソードでは、きちんと理解できるように、具体的な背景を説明することが大切です。例えば、「自分がキャプテン役」「王役との対峙のシーン」などの背景は、きちんと説明しなければ分からない部分でしょう。分からないことをアピールされても、採用担当者の心には響かないので、注意してください。

例文③

私は、柔軟性があることが強みです。高校時代、同時期に文書処理能力検定1級と簿記能力検定2級を受ける機会がありました。検定日は違かったものの、日にちが1週間しか違わず、どういった勉強のスケジュールを組むかが問題でした。そこで私は、放課後と早朝に学校で文書処理能力検定の勉強をし、家に帰ってから簿記能力検定の勉強をするようにしました。合わせて、試験日の1週間前からは、その検定1つに絞って勉強するように心がけたところ、無事どちらも合格することができました。検定に受かることができたのは、柔軟性を持ち、計画を立てることができたおかげだと考えています。この強みを活用し、貴社でのタスク管理をしっかりおこなっていきたいです。

3つ目に、柔軟性を活かしてスケジュールを組んだ自己PR例文をご紹介しました。この例文のポイントは、柔軟性だけでなく、計画性もアピールしていることです。上手にアピールすることで、採用担当者に、「この応募者にはいろいろな強みが隠れていそうだな」と思わせることができます。

計画性と柔軟性には、通ずる部分があります。多くの仕事は、自分の置かれた状況を冷静に整理・分析し、柔軟性を持って計画を立てることで成り立つのです。計画性があることをさりげなくアピールしたうえで、「タスク管理に活かしたい」という一文を添えれば、採用担当者に良い印象を与えられるでしょう。

良い印象を与えるためにも自己PRで柔軟性を伝えよう

自己PRは、自分の売り込むための文章です。社会に出ると、いざこざや意見のすれ違いが頻繁に起きます。みんな違う人間で生きてきた環境も全く違うので、当たり前でしょう。そういった環境に対して柔軟に対応していくスキルが、企業では必要とされているのです。本ページの例文を参考にして、自己PRで柔軟性を伝えることで、採用担当者に良い印象を残してください。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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