面接対策
公務員試験の面接でされる質問3選
- 22906 views
目次
公務員試験は大きく分けて、筆記試験と面接とに分けられます。
筆記試験ではWスクールで対策を立てる方もいらっしゃいますが、面接対策はどのように行なったらよいのでしょうか。
公務員試験の面接には、よく聞かれるいくつかの質問があります。ポイントをしっかりおさえ、ハッキリ答えられるようにしておきましょう。
公務員試験の面接でされる質問1,「なぜ民間企業ではなく、公務員なのですか」
公務員試験の面接において、必ずといっていいほど聞かれるのが「なぜ民間企業ではなく、公務員なのですか?」といった質問です。
多くの受験生の場合「住民の役に立ちたいから」といった、漠然とした返答になる場合が多いようですが、はたしてこれでよいのでしょうか。
「民間は営利を追求するが、公務員は国民や市民のために働けるから」「公務員の仕事は公益性があるから」といった答えも、面接ではよく聞かれるようですが、やはりこうした質問の答えも問題があります。
- 公務員にしかできない仕事についてしっかりと調べること
そもそも営利を追求するから経済が回っており、それによって国民全体が利潤を享受できるので、民間の営利目的を否定してはいけません。
これを前提に、自分が志望する自治体の仕事をきちんと調べ、何ができるのかを理解し、それが民間ではなく、本当に公務員でないとできないかをチェックしながら答えをまとめるとよいでしょう。
【39点以下は危険度MAX】
本番前に、面接偏差値を診断しておこう
今年はweb面接を行う企業も増えていますが、自分の弱点を把握し適切に対策しなければ、どんな形式であれ面接を突破することはできません。
そこで活用したいのが、面接偏差値診断ツールの、「面接力診断」です。
24の質問に答えるだけで、自分の強みと弱みをグラフで見える化できます。
ぜひ活用して自分の弱点を効率的に対策し、志望企業の面接を突破しましょう。
公務員試験の面接でされる質問2,「自己PRをしてください」
この質問も、公務員試験の面接では定番です。公務員の面接試験でも、「責任感がある」「コミュニケーション能力がある」「粘り強い」などといった漠然とした答えは面接官には響きません。
こうした自己PRは民間企業の面接での質問回答と同じように、これまでの経験からどのような苦労があり、そこから何を得て、公務員として働く上でその経験をどのように活かせるかについてを触れなくてはなりません。
- 自己PRの際にはまずは強みを最初に述べること!!
ポイントとしては、まず強みを最初に述べることです。そして、その理由やストーリーを述べ、それを公務員でどう活かせるか、という流れにして回答することです。
漠然とした話やダラダラとした話、それから自慢話といった自己PRは敬遠されがちです。注意しましょう。
あなたが受けない方がいい公務員の職業をチェックしよう!
自分の適性や性格が公務員に向いているのか気になりませんか?
そんな時は「適職診断」を活用して、自分と志望する公務員の相性を診断してみましょう。36の質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。
あなたの強み・弱みを理解し、自分が公務員に向いているタイプか、診断してみましょう。
公務員試験の面接でされる質問3,「なぜあなたは○○県(○○市)を希望するのですか」
地方公務員であれば、この質問も公務員試験の面接で必ず聞かれます。多くの受験生は、自分の生まれ育った地域なので、その自治体を志望しているわけですが、単純に生まれ故郷なのでよりよくしたいといった質問回答だけではあまりにも弱すぎます。
- 自分の将来性について面接の質問で答えられるようにすること
自治体の方向性と自分自身の将来、そして自分の故郷に対する想いを織り交ぜながら面接の質問に答えることがポイントです。
そのためには、自治体がどのような施策に取り組んでいて、どのような未来を作ろうとしているのかをきちんと調べ、自分のこれまでの経験や、なぜその自治体かということにも触れ、好きだからこそ住んでいるその街をよくしたいといった回答にもっていくのがよい流れでしょう。
公務員試験の面接でされる質問3選まとめ
このように、公務員試験の面接では、定番の質問がいくつかあるので、こうした質問には事前に十分に考え、漠然とした回答にならないよう、しっかりと準備をしてのぞみましょう。
そのためには、自治体と自分自身を知ることが鍵となります。頑張ってください。