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ボーナスがない会社とは|メリット・デメリットを知り志望先を選ぼう【2パターンの特徴】

ボーナスがなく基本給が高い会社が増えている

普段、「ボーナスがない」と聞くと、「年収も少ないのでは?」と思いがちです。しかし実は、近年、ボーナスがない代わりに、基本給が高めに設定されている会社が増えています。

これは、ボーナスを月々の給与に転化させている会社が増えていることを、意味するでしょう。会社側にとってはボーナス支給の手間を省け、一度に大金を用意しなくて済むというメリットがあるのです。

基本給が高ければ年収も高くなる

こういった会社は、ボーナスという大金ではなく、月々の給与で労働者に利益を還元しているのです。月々の基本給が高ければ、必然的に年収も多くなります。トータルで考えると、ボーナスがある会社より年収が高い可能性があるでしょう。給与の場合は減額されることも無いため、安定した収入が約束されるのです。

ボーナス=確定された賃金ではない

ボーナスの支給に関して、労働者が注意しなければならない点をご紹介します。それが、ボーナスは月々の給与と違い、確定された賃金ではないということです。もちろん、就業規則でボーナスの支払いに関する取り決めが明確化されている場合は、会社側に支給義務が生じます。

しかし、「ボーナスは基本給の何か月分」といった取り決めがない場合、会社側への義務は生じません。ボーナスが4ヶ月程度の支給から1ヶ月程度まで下がっても、支給した事実には変わりがないため、会社側への罰則がないのです。

払わない会社側に罰則が与えられることもない

ボーナスは、支払いに関する決まりが労働基準法において全くなく、会社の善意で支払われているものです。もし、就業規則にボーナス支給の項目がないのなら、その会社は一切ボーナスを支給しなくても、何の問題もありません。ボーナスに関して知りたい人は、この注意点も覚えておきましょう。

ボーナスなしの会社の方が安定した収入を得られる

給与に関しては、支給が義務付けられています。そう考えた場合、ボーナスありで年収500万円と、ボーナスがなしで年収500万円とでは、後者の方が安定した収入を得られているといえるでしょう。前者は、いつボーナスが下がり、年収も低くなるか分からないからです。

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ボーナスがない会社では貯金がしにくい

ボーナスがない場合のメリットとして、毎月安定した収入を得られることが挙げられました。そんなボーナスがない会社には、もちろんデメリットもあります。それは、ボーナスがないと、一度に手元に入ってくる多額のお金が存在しないという点です。

一度に多額のお金が貰えなければ、いざという時のためにボーナスを貯蓄しておく手段が使えないでしょう。ボーナスがない会社では、毎月の給与を少しずつ貯金に回しておかなければ、貯蓄がゼロの状態が続いてしまうのです。

堅実な生活と貯蓄が必須

ボーナスがある場合は、貯蓄がなくてもボーナスさえ支給されれば、その時点での貯蓄が増えることとなります。ボーナスがない会社の場合は、どうしても、堅実な生活と貯蓄が必須となるでしょう。常に計画的な生活が必要とされ、ボーナスがないことがデメリットとなるのです。

ボーナスがない会社の特徴

ボーナスがない会社には、どんな特徴があるのでしょうか。大きく分けると、ボーナスがない会社は2種類です。「業績が良くないためボーナスが出せない会社」と「あえてボーナスを給料に転化させている会社」の2種類となります。このうち前者は、業績が景気の影響を受けやすい中小企業に、多いといえるでしょう。

利益が出せず業績が悪化すれば、ボーナスを出す余裕がなくなるのは、仕方がないことです。この場合、利益が連続で出て業績が好調となれば、ボーナスが出るようになるかもしれません。

ただし、給料がとくに高いわけでもなく、業績が良くなる兆しも見えず、ボーナスが欲しいのに出ないという場合には、転職を考えるのも1つの方法でしょう。

ボーナスがない会社では毎月安定した収入が得られる

ボーナスがない会社のメリットとデメリットを知れば、就活での選択肢が大きく変わってくるでしょう。ボーナスがない会社でも、基本給が高ければ、それだけで魅力的と感じる場合があります。また、安定した収入を得られるのは、大きな魅力といえるでしょう。求人の内容をしっかりと正しく理解して、就活をおこなってください。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也 (よしかわ・ともや)
1988年2月、北海道生まれ。小樽商科大学卒業。 2010年4月に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。 IT・小売・外食など幅広い業界にわたって300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学の就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を行なう。 現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。