自己PR

アルバイト経験を面接で自己PRする時の重要ポイントとは【例文つき】

アルバイト経験は就活でもアピールできる


アルバイトの経験は、就活面接の自己PRの題材として使用することができます。アルバイトの経験で得られるものはたくさんありますし、アルバイトといえども働いていることに変わりはありません。実際に仕事をする上で身に付けた能力や経験したことは、自己PRの題材としても使いやすく、企業でも評価されやすいです。

しかしアルバイトの経験をアピールすれば、必ずしも好印象になるとは限らず、どのようにアピールするかが重要になります。アピールする題材選びも重要です。アピールの仕方、伝え方によっても評価は大きく違ってきます。アルバイトの経験は自己PRでアピールできますが、上手にアピールするにはポイントがありますので、それらを知って高評価を目指しましょう。

アルバイトで学んだことをアピールしよう!

面接で自己PRする時や履歴書を作成する際、学生時代にやっていたアルバイトの経験をアピールすると内定が近くづく可能性があります。人によっては、「職務経験ではないから意味がない」「誰でもしていることなのでプラスにはならない」と思うかもしれませんが、問題はアピールの仕方です。

間違った伝え方であれば、マイナス評価になる可能性がありますが、アルバイト経験で学んだことなどを上手にアピールできれば問題ありません。いくつものアルバイトを経験したことのある人は、企業や職種に合わせてアピールするアルバイトを選ぶべきです。あまりにも期間が短いものであったり、面接する会社で活かせそうにないアルバイト経験は、伝えなくても構いません。

アルバイト経験をアピールする学生は多い

アルバイトからはさまざまなことを学ぶことができますし、自己PRの題材としてアルバイトの経験を挙げる人は多いです。アルバイトも仕事ですし、仕事で得たことは就活でもアピールしやすいですが、多くの人がアピールしている点には注意しなければなりません。自己PRの題材としてアルバイト経験はアピールしやすいですが、平凡な内容では他の就活生に埋もれてしまいます。

多くの人がアピールするということは、それだけ差別化を図らなければ採用担当者の印象には残らないとも言えますので、内容や伝え方などに工夫が必要です。アルバイトの経験を自己PRでアピールしたいのであれば、差別化することを意識し、工夫してアピール内容を考えていきましょう。

アルバイト経験を就活でアピールするメリット

履歴書を書いたり面接で自分をアピールする際は、アルバイト経験がメリットになります。理由としては、入社後どのように働き会社に貢献してくれるのか、あるいは人柄や性格などを企業側が把握できるからです。伝え方のポイントとしては、企業側がしっかりと性格などを想像できるようにアピールしなければなりません。

基本的には、アルバイトの種類はあまり意識しなくても良いです。企業は、アルバイトの種類を見ているのではなく、働きぶりなどを知りたいのです。もちろん、実務でも活かせるアルバイト経験があればプラスアルファになりますが、基本的には新卒者に対して高い能力やスキルを望んでいませんので、パーソナルな部分がわかるように伝えましょう。

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自己PRは冒頭で何をアピールしたいのかを述べる


履歴書の自己PRは枠が少なく文字数が限られてくる為、簡潔に客観的に見ても分かりやすい自己PRをしなければいけません。そこで履歴書の自己PRで抑えておくべきポイントは、「冒頭に最も自己PRしたい事を簡潔にまとめる」事です。

自己PRは最初の一文に注力して相手の気持ちを掴もう

「私は困難に負けない努力家です。それは〜」「私はコツコツと成果を上げるタフ精神の持ち主です。アルバイトでは〜」の様に冒頭でアルバイトの経験から、あなたの自己PRとなる一言を述べます。次の文面に興味を持ってもらい、読んでもらう為の掴みになります。アルバイトの経験を自己分析する際に、あなたを一言で表現できる「何か」を考えてみてください。

結論から伝えることで簡潔に伝えられる

自己PRは結論から伝えることで、簡潔に伝えることができ、より採用担当者の印象に残りやすくなります。自己PRではさまざまな内容をアピールしたいと考えて、内容のボリュームを増やしてしまう人が多いですが、これは逆効果です。アピールポイントを盛り込みすぎれば、結局何をアピールしたいのかがわからなくなり、長くなることで退屈な印象を与えてしまいます。

自己PRは長くなればなるほどアピール力を失ってしまいますので、短く簡潔にまとめて伝えることが大切です。最初に結論を提示することで、アピール内容を明確に、最小限のボリュームで伝えることができます。コンパクトにまとめることで、印象深いアピールになり、記憶にも残りやすくなります。

自己PRを裏付ける具体的な行動を伝えよう

アルバイトの経験から自己PRできる一言、またはキャッチフレーズが決まれば、後は裏付ける行動、結果は必要になります。「コツコツと成果を上げるタフな精神の持ち主です」とアピールする際の履歴書の書き方の参考例です。

具体性が高いほど信憑性も高い

自己PRは根拠となる具体的な行動を伝えることが大切ですが、これは具体性が高いほど信憑性も高くなります。自己PRでは何をアピールするか、どのようにアピールするかも大切ですが、アピールした内容を信じてもらうことが大切です。印象的にしようと嘘をつくのも、もちろん避けなくてはいけません。どれだけ魅力的にアピールをしても、信じてもらえなければ意味はありません。

信憑性を高めるためには、具体的な行動など根拠を示すことが大切ですが、これを細部まで伝えることで、より伝わりやすく、理解してもらいやすいアピールになります。細かい部分まで伝えることで、自己PRの信憑性や魅力は上がりますので、長くなり過ぎないように注意しながらも、できるだけ具体的に伝えていきましょう。

アルバイト経験を自己PRにした例文

現在洋服屋で販売員のアルバイトをしておりますが、毎月の予算を達成するべく、お客様と信頼関係を構築しリピーター率70%を実現しています。リピーターのお客様は私の提案を信じてくれて多い時は一月で15万円購入してくれる方もいます。その方の求めているニーズを徹底的に掘り出して、期待以上の提案が出来てきたと自負しています。心掛けている事として期待を上回る感動をお届けする事です。その結果、個人予算は毎月120%、目標売上はリピーター率が70%を超えてから達成し続けています。お客様から「接客して欲しくない」という空気感を出されても一切挫けず、今でもコツコツと一人一人信頼関係を構築して毎月売上が上がっております。セールス力には定評があるので、数字の獲得には自信があります。

この様な履歴書の書き方で自己PRすると良いでしょう。裏付ける行動と結果を明確に自己PRする事で印象に残りやすくなります。

自己PRでは"行動"と共にアピールしたい事を伝える

アルバイトの経験で自己PRする時の注意点ですが、「アピールしたい事をアピールできていない」事があります。履歴書の自己PRは、冒頭を簡潔にまとめる事が大事とお伝えしましたが、よくあるのがアルバイトの背景や、状況を書いてしまう自己PRがあります。それではあなたのアピールしたい事が行動に伴っていない自己PRと見なされ、印象に残りません。

自己PRでは心掛けてきた考え方と行動を述べること

大事な点は「あなたが心掛けてきた考え方と行動」を述べる事です。また、アピールしたい事を仕事に活かせるようなニュアンスも必ず盛りこみましょう。たとえば「○○によって売上が120%UPし、セールス力には自信があります。」など営業職を希望とするのであれば、セールス力や提案力、粘り強さを自己PRできたら良いでしょう。履歴書の短い枠の中で、ここまで簡潔にアピールする事は容易ではありませんが、参考にしてみてください。

企業は取り組みの姿勢も見ている

企業はアルバイトの取り組みの姿勢も見ていますので、どのような意識、姿勢で取り組んだのかもアピールしていきましょう。アルバイトは雇用契約を結んでいますので、定められた時間内でしっかり働くのは当たり前のことです。一生懸命に働くのは当たり前ですので、それをアピールするだけでは好印象を与えることはできません。

一生懸命取り組んだと漠然とアピールするのではなく、何をどのように考え、どのように取り組んだのかを明確にアピールすることが大切です。アルバイトの取り組みの姿勢は、そのまま企業の仕事での取り組みの姿勢として評価されます。仕事に対して誠実に向き合っていることを伝え、企業の仕事でも活躍できることをアピールしていきましょう。

好印象を与えるアルバイトで学んだことの例

自己PRにおいてアルバイト経験を伝える有効な手段をご紹介します。もちろん、アルバイト内容で嘘をついたり、経験のないことを伝えることはNGですが、ひとつのテクニックとして活用してください。同じ内容でも、テクニックひとつで相手に与える印象が異なります。具体的には、一般的な大学生がアルバイトで学べることをご紹介します。そして、さまざまなケースにおいて有効なアピール方法をお伝えしますので、ぜひお役立てください。

チームワーク

アルバイトに限ることではないですが、あらゆる仕事はひとりで完結できるものではありません。そのため、「チームプレーの重要性を理解した」「チームで何かを成し遂げる時、いくつか注意ポイントがある」などと気づくことがあります。こうしたチームワークに関するノウハウは、入社してからも大いに役立てると言えます。

自己PRする際は、チームで仕事をする際に考えていたこと、実際に行動していたこと、結果はどうなったのか、今後はどのように活用するのかを中心にアピールにしましょう。こうしたプロセスを伝えることができれば、企業側はどのような人材なのか想像しやすくなります。自身の情熱を伝えるよりも、企業側に寄り添うようにすると良いでしょう。

リーダーになった経験

長年同じところでアルバイトをしていたり、能力の高さを認められたりすると、後輩の指導やちょっとしたマネジメントを担うリーダー職を経験することがあるかもしれません。そんな経験のある人は、リーダーとしてどんな仕事をしていたのか、なぜリーダーに選出されたのか、リーダーのポジションで気をつけていたことは何かなど明確にしておきましょう。

どのような仕事であれば、入社後には人をまとめる力や指導力などが求められます。年を重ねるごとにそうした能力は必要不可欠といっても過言ではありません。企業側は、どれくらいリーダー力があるのか気になるものです。もちろん、経験がない人よりも伝え方次第でプラスになりますので、しっかりとを自己分析しておいてください。

働くことの楽しさを知った

学生時代のアルバイト経験を通して、「仕事の面白さを知った」「働くことはとても楽しい」などと感じる人は少なくありません。とはいえ、どんな仕事でも大変な業務はあるものです。アルバイトだけではなく、就職して働く際も、状況に変わりはありません。こうした状況だからこそ、できるだけ仕事に対してポジティブに考えられる人を企業は求めています。

ネガティブな人に対して仕事を任せることは、「ミスばかり起こしそう」「離職してしまうかもしれない」などと不安で仕方ありません。逆にポジティブな人であれば、安心して仕事を任せることができます。大変な仕事をお願いしても途中で挫折することなく、最後までやり遂げると判断できるからです。

責任感

アルバイトは正社員とは異なり「あまり責任のないポジション」と言えますが、企業側としては、仕事をしっかりとやり遂げたということに対して、高い評価をくだすことがあります。就活生は、最後までやり遂げるために工夫・注意してきたことなどを伝えることにより、相手に安心感や信用を与えることができるでしょう。

「チームで協力し、メンバーたちとアイデアを出し合いながら進めました」などと伝えることにより、自分勝手な行動ではないことをアピールできます。もちろんそれは、企業に良い印象を与えることができます。「お客さんや店舗に迷惑をかけないようマナーなどをしっかりと覚えた」「自分の担当業務は必ず最後までやり遂げた」などのエピソードは、マイナス評価になりません。

コミュニケーション

さまざまな人と触れ合うことにより、コミュニケーション能力に自信があると伝えれば、企業側に好印象を与えることができます。入社後、自分より年上の上司やお客様、同僚や後輩などポジションの異なる人たちとコミュニケーションしなければなりません。

「コミュニケーション能力に自信がある」とシンプルにアピールするのではなく、どのような方法でコミュニケーションしていたのかも併せて伝えると良いでしょう。社内の人間ならばまだしも、取引先とのコミュニケーションは、気を引き締める必要があります。ちょっとした気の緩みでトラブルに発展するかもしれません。接客などでクレームを処理するようなアルバイト経験があれば、企業や職種によっては高評価となるでしょう。

お金の大切さ

「仕事を通して学びたいことがある」などの理由でアルバイトをしている学生よりも、「お金が欲しいから」という目的でアルバイトする人の方が多いのではないでしょうか。そして、お金を稼ぐことがいかに大変なのかを知り、そのことを上手にアピールすれば、企業側もマイナス評価を与えません。

「お金を大切にしている」「仕事の大変さがわかっている」というアピールにもなりますので、企業としては、ゆくゆくは大規模な仕事をお願いできると判断することができます。お金に対して浅はかな考えを持っている場合、何千万や何億のお金がかかるプロジェクトを任せようとは思いません。また、お金に対する考え方は、自己管理能力の有無にもつながります。

問題を解決する大変さ

昨今の学校教育では、問題を解決する能力を高める授業をしているケースも多いです。企業はもちろん、問題を解決することの難しさを熟知しており、どれくらい問題解決能力を持っているのかも採用の基準にしています。トラブルをまったく経験したことのない職場はありません。

もちろん問題が起きたとしても、正解を見つけられることはありますが、すぐに解決することはなく、時間をかけて柔軟性を持って対応していくケースもあります。こうした状況があるからこそ、アルバイト時代に問題を解決してきたノウハウを活かすことができます。アルバイトとはいえども、トラブルを処理する困難さを伝えることで、問題解決能力と経験を一緒に主張することができるのです。

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すぐに辞めたアルバイトはアピールしない

アルバイトの経験は就活でも自己PRの題材として選ばれることが多いですが、どんなものでもアピールできるわけではありません。アルバイトであっても、すぐに辞めたものをアピールしてしまうと、マイナスの印象を与える可能性が高いです。続かなかったアルバイトのアピールは基本的には避けなければなりませんし、複数のアルバイト経験をアピールする場合にも注意が必要です。アルバイトの経験をアピールするのであれば、基本的には長く続けたものを選びましょう。

仕事でも長続きしないと思われる

すぐに辞めてしまったアルバイトをアピールすると、仕事でも長続きしないと思われるので注意が必要です。企業はアルバイトへの取り組みと、仕事への取り組みを重ねて考えていますし、長続きしないと思われると企業も採用をためらってしまいます。新卒では成長力重視で採用が決定することが多く、長く続けることを前提にして合否を判断しています。

長く続けられない=企業で成長して貢献できないと思われてしまいますし、アルバイト経験は少なくとも半年から1年以上続けたもののみアピールしましょう。仮に志望する企業に関連したアルバイトでも、すぐにやめている場合は適性がないと思われる可能性もあるので、注意が必要です。短い期間でのアルバイトは、アピールの材料としてはふさわしくないと考えましょう。

アルバイト経験の豊富さのアピールには注意が必要

人によってはアルバイトを複数経験していることもあり、経験の豊富さをアピールしたいと考える人も多いです。アルバイト経験が豊富であることで、多様なスキルや知識、価値観など幅広くアピールすることができますが、この場合長続きしない印象を与える可能性があります。豊富なアルバイト経験をアピールしても、長続きしないと評価されると印象は悪くなりますし、それでは評価の対象にはなりません。

複数のアルバイト経験をアピールしたいのであれば、なぜひとつに留まらずに多くのアルバイトを経験したのか、その理由を明確に伝える必要があります。理由についてもポジティブなものを伝えることが大切ですので、長続きしない印象を与えないように注意しましょう。

アルバイトの経験を履歴書でアピールする際の注意点

アルバイトの経験は面接だけではなく、履歴書でもアピールすることができます。履歴書にも自己PRの項目はありますし、それ以外の部分でも経験のアピールは可能ですが、アピールする際には注意点があるので、それを知っておく必要があります。注意点が守れていないとマイナスの印象を与えてしまいますし、書類選考の段階で不合格になってしまう可能性も高いです。履歴書でアルバイト経験をアピールする際は何に気をつければいいのかを知り、上手にアピールを進めていきましょう。

アルバイト経験は職歴ではアピールしない

アルバイト経験をアピールする際に、どの項目でアピールすればいいのか悩む人は多いですが、基本的にはアルバイト経験は職歴ではアピールしません。履歴書には必ず職歴の項目があり、新卒の履歴書であっても学歴と職歴はセットであります。一つのアルバイトを長く続け、社員と同等の働きをしている人は職歴としてアピールしたいと考えることが多いですが、職歴はあくまで就職したものを記入する項目です。

いかに長く続けていようと、社員と同等かそれ以上の働きをしていようと、アルバイトであれば職歴とはなりません。職歴にアルバイトの経験を書いてしまうと、間違いとして判断される可能性があります。履歴書でアピールする場合は、職歴ではなく自己PRなどを使用しましょう。

アルバイト内容を伝えるだけにならないよう注意

履歴書でアルバイト経験をアピールする場合は、自己PRでのアピールになることがほとんどですが、この場合でも注意が必要です。履歴書では書ける文字数が少ないため、自己PRでアピールする場合でも、アルバイトの内容を伝えるだけにならないようにしなければなりません。アルバイトの経験をアピールするには、どんなことをしたのかを説明する必要がありますが、内容だけで終わってしまうと、能力をアピールすることができなくなります。

アルバイトの内容については簡潔にまとめ、経験の中から身に付けた能力などを重視してアピールすることが大切です。細部については面接で詳しく話すことができますので、履歴書ではとにかく簡潔にまとめることを意識しましょう。

アルバイト経験を職歴としてアピールできるケース

アルバイト経験を職歴としてアピールできるケース

アルバイトの経験を履歴書でアピールする場合には、基本的には自己PRなどの欄を使用することになりますが、職歴としてアピールが可能な場合もあります。アルバイトは職歴には書きませんが、特殊なケースにおいては職歴としてアピールしてもOKです。

アルバイト経験をあえて職歴としてアピールすることで、高評価になる可能性も高いですし、条件を満たした場合のみ職歴としてアピールしましょう。もちろんアピールできるか不安な場合は、自己PRでアピールするのが無難です。

志望企業との関係性が深い

アルバイトの経験を職歴としてアピールできるケースとしては、志望企業との関係性が深いことが挙げられます。志望する企業でアルバイトをしていた場合や、同業界でのアルバイトを経験した場合は、職歴としてアピールすることができます。この場合、短期間勤めていただけでは職歴としてはアピールできませんので注意が必要です。

明確な基準はありませんが、少なくとも1年以上を目安として考えておくといいでしょう。アルバイトでも、長く勤めていればさまざまなことができるようになりますし、培った能力は仕事でもそのまま活かすことができます。志望する企業との関係性が深く、入社後すぐに即戦力として働ける場合は、職歴としてアピールしても構いません。

企業で活かせる能力が身に付いていることが条件

志望企業との関係性が深い場合は、アルバイトでも職歴としてアピールすることはできますが、企業で活かせる能力が身に付いていることが条件です。いかに関係性の深いアルバイトをしていても、企業で活かせる能力が身に付いていなければ意味がありません。アルバイトでも職歴としてアピールできるのは、あくまで即戦力として活躍できる場合のみです。

単に経験があるだけではアピールはできませんので、きちんと能力を身に付けておくことが大切です。また長年勤めている場合でも、能力が身に付いていない場合は同じように職歴としてアピールすることはできません。大事なのはアルバイト歴の長さではなく、能力が身に付いているかどうかですので、仕事で活かせるかどうかを基準にして考えていきましょう。

アルバイト経験はエピソードを交えてアピール

履歴書の自己PRはアルバイトの経験からであれば比較的書きやすいでしょう。アルバイトも仕事なので、社会人になったら活かせる事はたくさんあります。自信を持って、あなたの経験から最も伝えたい自己PRを見つけ出しましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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