自己PR

【好奇心旺盛を自己PRでアピールする方法】上手い伝え方と例文

好奇心旺盛な人は無限に成長する

新卒の就活は人柄重視で採用が決定しているため、自分の人柄を知ってもらう自己PRが非常に重要になります。自己PRとなる言葉はいくつもあり、複数盛り込んで自分はすごいということをアピールしたくもなりますが、それではいけません。

PRする部分が多くなってしまうとそれぞれの内容が薄くなりますし、あまりにも自分を良く見せようとすると信憑性にも欠けます。そのため自己PRは1つか2つ程度に絞るほうが良いです。自己PRの題材は数多くありますが、その中でも頻出となるのが好奇心旺盛です。

好奇心旺盛は積極性や自発的、能動的であること、変化を恐れずに挑戦できるなど複数の項目を一気にアピールが出来ます。新卒採用では成長できるポテンシャルをアピールすることも大切で、好奇心旺盛であることは成長の原動力となり、有効なアピールポイントだと言えるでしょう。

人気が高い題材の一つ

自己PRの題材は数多くありますが、その中でも特に人気が高いのが好奇心旺盛というワードではないでしょうか。前述したように好奇心旺盛はその一言で複数のポイントをアピールすることが出来る、便利な言葉です。

また多くのポイントをアピール出来るにも関わらずハードルも低いため、誰もが使いやすい言葉だと言えます。自己PRの題材として人気が高いということはそれだけ就活でも有利に使うことが出来るということです。好奇心旺盛を上手に使うことが出来れば自己PRで高い評価を得るのは難しくありません。

しかし人気が高く利便性が高いからこそ、使い方には気をつけなければなりません。よく使われている題材だからこそしっかりとその意味を理解し、効果的にアピールすることを意識する必要があります。

半数以上の就活生がアピールしている

調査方法:メールを配信して学生にアンケート調査実施日:2017/1/26~1/29投票数:438

就活生を対象に438名から集計したアンケートによると、「自己PRで自分は『好奇心旺盛』なところが長所だとアピールしたことがありますか?」という質問に対して、44.5%の人がYes、55.5%の人がNoと答えました。(2017年1月時点、就活の未来調べ)

好奇心旺盛は自己PRの題材として就活生人気の高い言葉です。事実アンケートの結果、半数以上の就活生が自己PRで好奇心旺盛をアピールポイントとして使用したことがあると回答しています。それだけ多くの就活生が自己PRで使用しているということは、就活を有効に進めることが出来るアピールポイントだということが分かりますが、裏を返せば半数は全く違うポイントをアピールしているということになります。

好奇心旺盛は自己PRに便利な言葉ではありますが、絶対的な言葉ではありません。状況に応じて使い分けたり、他に誇れるアピールポイントがあればそちらを使用するなど、好奇心旺盛だけに自己PRの題材を絞り込みすぎないことも大切になります。

他の学生と差別化をする必要がある

好奇心旺盛は自己PRの題材として人気が高く、アンケートの結果にもあるように非常に多くの就活生が使用しています。しかし多くの就活生が使用している題材だからこそ、他とは違う魅力的な文章に仕上げる必要があるのです。採用担当者は一日に何百枚と履歴書を見ます。

それは何百もの就活生の自己PRを見ることでもあり、代り映えのしないものであれば印象には残りません。好奇心旺盛自体は自己PRの題材としては申し分ないものの、他の就活生と差別化できなければ多くの書類に埋もれてしまうことになります。就活では何百、下手をすれば何千人というライバルと争うことになるので、勝ち残るためには他の就活生とは差別化を図り、自分の存在をアピールすることが大切になるでしょう。

「好奇心旺盛」の意味

好奇心旺盛とは、それぞれ「好奇心」と「旺盛」という言葉を組み合わせたものです。言葉の意味を紐解いてみると、好奇心は「珍しい事柄や未知のことに興味を持つ心」、旺盛は「活動力が満ち溢れていること」を指します。

つまり、好奇心旺盛とは「珍しいものや未知のことに興味や関心を抱く様子」ということになります。言葉自体に先の分からないことへも積極的に取り組むイメージや、様々なものに興味・関心を持って行動するイメージがあるからこそ、企業の人材採用でも好奇心旺盛な人材が採用されやすいのです。

企業で好奇心旺盛さが評価される理由

企業で好奇心旺盛さを評価されやすい理由は、先に挙げた言葉の意味を見てみるとなんとなく理解できるのではないでしょうか。未知のことに興味や関心があり、活動力に満ちあふれているということは、常に新しいことへ挑戦する姿勢として評価できる部分です。特に仕事というのは先の分からないことの連続でもあるため、行き先が分からなくてもとりあえず挑戦してみるというのは、ポジティブに捉えられるのです。

またそういったことへ常に挑戦するということは、社会人として成長しやすいということでもあります。この成長力があるという点も、企業では好意的に評価される部分です。これらの要素があると分かるからこそ、好奇心旺盛であることはよい評価を受けるのです。

前向きな姿勢をイメージしやすい

何事にも挑戦していける好奇心旺盛なイメージというのは、前向きな姿勢であるということでもあります。前向きな姿勢で仕事に取り組めるのであれば、企業にとっても良い人材として採用されます。好奇心旺盛であるとアピールした場合、就職後の前向きなイメージがしやすいという点が、企業に好まれる理由でもあるのでしょう。

また、企業が人材に求めている人物像がもともと前向きな人であったり、チャレンジ精神がある人であったりする場合もあります。そういう場合は、好奇心旺盛であることをアピールできればより高い評価を得ることができます。

企業の求めるものともマッチしているので、就職後もスムーズに仕事に取り組めるイメージがあるのでしょう。

好奇心旺盛さをアピールする際のポイント

自己PRは自分のことをアピールする場ですが、ただ闇雲にアピールをすれば何でもいいというわけではありません。アピールする内容に信憑性や説得力があることが大切です。好奇心旺盛をアピールする場合もそれは同じで、ただ好奇心旺盛というだけを伝えても何のプラスにもなりません。

好奇心旺盛という結論に対して、それに肉付けをする根拠や理由などが必要になります。これは好奇心旺盛だけに限らず、自己PR全般に言えることです。根拠や理由などは自己PRをするための前提に過ぎず、効果的にアピールするためにはいくつかのポイントを満たす必要があります。

職種に適したアピール内容にする

自己PRは大前提として、その職種に適したアピール内容にするということが大切です。どれだけ優れた能力を持っていても、それを活かす場がなければ意味はありません。応募した職種(企業)が求める人材とかけ離れている場合は、アピールしても意味がないということを覚えておきましょう。好奇心旺盛をアピールする場合もそれは同じです。

好奇心旺盛は企業で働く上では重要になるポイントですが、それは必ずしもどの職種でも活かせるというわけではありません。例えば丁寧、慎重さが求められる事務職で「好奇心旺盛」をアピールしても意味がないので、自己PRの題材を決めるときにはその職種ではどんな人間性が好まれるのか、どんな特徴が求められるのかを知る必要があります。

方向性を間違えないようにする

好奇心旺盛はその一言で様々な特徴をアピールすることが出来ますが、伝え方によっては「飽き性」と捉えられる可能性があるので注意が必要になります。新しいものに恐れずに挑戦していくことと、とりあえず手を出し流行を追いかけることは紙一重です。

ほんの少しの違いで、せっかくの自己PRがマイナスになってしまう可能性もあるので注意が必要です。自己PRで正しくプラスの評価を得るためにはアピールの方向性を間違えないことが大切になります。正しい方向で自己PRをするためにはどんな風に好奇心旺盛なのかを具体的に伝えることを意識しましょう。

具体的なエピソードを述べる

自己PRというのは、ある程度具体的にアピールしたいポイントを思い起こさせるエピソードがあることが好まれます。自分のアピールポイントを述べるだけではなかなか就職後のイメージも生みにくいですが、具体的なエピソードを交えることで、話を聞いた人にも活躍するイメージを抱かせやすいというのがあります。

まずは実際に、自分がどうやってアピールしたい部分に気付いたのか、そのきっかけやそこから得られた結果などについて、具体的に思い出してみましょう。自己分析の中で出てきた結果の中に、エピソードとして思い出せることもあるかもしれません。

その内容をまとめて、自己PRの文章内に加えて述べるだけで、より説得力のある自己PR文に仕上がります。

好奇心旺盛さを仕事にどう活かすのかを伝える

好奇心旺盛であることはいいことですが、それを仕事にどのように活かすかという点は、就活の自己PRの中でも特に気にかけておきたいところです。どれだけポジティブな部分をアピールできても、それを仕事に活かせないのであれば意味がありません。こちらも具体的なイメージができるように話せると、なおいいでしょう。

例えば自己PRについて述べる際に、最後に「就職してからも、何事にも積極的に取り組んでいきたい」と一言あるだけでも、何もない状態と比べ印象はずいぶん変わってきます。これはあくまでも一例ですが、自己PRの最後にこのような形で、仕事に好奇心旺盛さをどう活かすかと述べられるといいでしょう。

より具体的な仕事について述べることができれば、なおよい印象を与えられます。

企業が求めている人材を知る

自己PRを書き進めていくにはまずは企業がどんな人材を求めているのかを徹底的にリサーチすることが大切です。どれだけ素晴らしい能力があってもそれが企業や仕事で活かすことが出来なければ、宝の持ち腐れになってしまいます。人柄についても同じで、優れた人材であることをアピールしてもそれが受験する企業の求める人材像と一致していなければ意味はありません。

良い人材と欲しい人材は違います。企業に選ばれるためには自分が企業の求める人材であるということをアピールしなければなりません。リサーチを進めていくためにはOG・OB訪問、会社説明会への参加を通して本質的な部分を知るようにしましょう。ネットの情報だけでは分からないことも多いので、必ず企業で働く人の生の声や企業の雰囲気などを感じることが大切です。

文章構成を練る

自己PRは言葉の使い方や後に続ける言葉など、文章の見せ方一つでイメージは変わるということを覚えておきましょう。同じ題材で同じ内容を書いていても、文章の見せ方が違えばプラスにもマイナスにも評価を変えることが出来ます。自己PRの題材は単体では何の価値もありません。それを文章によってコーティングをしていくことで、価値を上げていくものだと思いましょう。

またどれだけ素晴らしい文章が書けていても、読み込んでもらえないことには意味がありません。採用担当者は大量の履歴書を読みますので、読み飛ばされてしまわないように魅力的な文章構成を練る事が大切です。

好奇心旺盛の自己PR回答例

好奇心旺盛であることをしっかりとアピールできれば、良い印象を得られるであろうとは解説したとおりです。実際にPR文章を書く前に、一度例文などを見て参考にすると、より良い文章に仕上がるはずです。

以下に、好奇心旺盛であることをアピールする自己PRについての例文と解説をいくつか掲載しています。実際に例文を書く際は、内容は1から自分で考えて例文と比較して書き直すのもひとつの手です。

これらを参考に、自分の良い部分をしっかりアピールできる内容に仕上げていきましょう。

例文①

私の長所は好奇心旺盛であることです。好奇心旺盛のため仕事でも業務を深く追求することが出来ると考えます。私はアルバイトで居酒屋のキッチンを担当していましたが、フードメニューが安くて美味しいと評判だったためキッチンは常に忙しいポジションでした。キッチンの中でも様々なポジションに割り振られて、分業して作業を進めていましたが、私は自分の担当のポジションだけではなく、他のポジションにも興味を持って、実際にそのポジションを担当することもありました。
他のポジションを知ることは自分の業務への理解を深めることにも繋がり、結果的に業務の幅が広がりました。私は自分の業務はもちろん、他人の業務にも目を向けて、仕事全体への理解を深め、業務を追求することが出来ます。

自己PRに限らず、就活では文章は結論ファーストに書くことが大切です。まず自分のアピールしたい点は何かを明確に提示し、その根拠を次に書いていきます。根拠には説得力がある必要があるので、自分が経験したエピソードを書きましょう。ここでは居酒屋でのアルバイトのエピソードが書かれています。エピソードは簡潔に、結論の理由付けとなるように書きましょう。

例文のように自分の業務だけではなく他人の業務にも目を向けたことが、好奇心旺盛というようにエピソードが結論に帰結することが大切です。結論、エピソードと続き、最後にもう一度結論で締めましょう。最後に結論を出すことでより自己PRの印象を高め、断定的にすることで説得力を増すことが出来ます。

例文②

私の強みは悩みに対してあまり思いつめすぎず、すぐに行動して問題を解決していく行動力です。
幼い頃から好奇心旺盛で、気になったことがあればすぐに行動に移すことが多々ありましたが、学生時代になると資格取得について悩みが増えてきました。その際悩みを抱えすぎずに周りに相談したり、まずは現状で可能なところから挑戦してみるなど、悩むよりも行動することで問題を解決していくことができました。
貴社に就職した際も、事業についての問題を一人やひとつの部署で抱え込みすぎないよう、率先して問題解決に動いていきたいと考えています。

好奇心旺盛さを活かして、問題を解決する能力を持っているとアピールする例文です。悩みというと一見ネガティブに思えますが、問題解決のためのきっかけと捉えることもできるので、書き方次第では前向きさをアピールするのに便利な内容であるといえるでしょう。

例文③

私の強みは、好奇心旺盛で興味があることをより深く追求し、求めた結果が出るまで考え抜ける点です。
私は元々日本の歴史に興味があり、学生時代には発掘調査のアルバイトをおこなったり歴史的に価値がある建物を周るなど、歴史についての理解を深めるために行動していました。ある程度仮説に基づいて行動することで、自分の興味をより深く追求し、知りたいことを知ることができたという経験もあります。
貴社に就職した際も問題解決のために仮説を立て、その仮説に基づいて行動し、問題を追求するために考え続けていきたいと考えています。

一見就職する企業には関係のないことを述べているように見えますが、過去の体験から学んだことを話すのに必ずしも企業に関わる事柄でなくてはいけない、という理由はありません。自分がこうだ、と思った体験から、どういった結果を得られ、どう活かせるかを見つけられるかが重要なのだと覚えておきましょう。

自己PRで好奇心旺盛さをアピールしよう

好奇心旺盛は自己PRの題材として人気も高いですが、人気が高いということはそれだけ多くの就活生が同じ題材で自己PRを図っているということです。似たような内容では採用担当者の目に留まりません。インパクトがあり魅力的な文章を心がけ、他の就活生との差別化を図る必要があります。差別化と言葉で言うのは簡単ですが、実際に文章を作成するのは難しいでしょう。

闇雲に書き進めるのではなく、好奇心旺盛という言葉の意味や与える印象などをしっかりと理解し、どんな見せ方であればより効率的にアピールが出来るか、企業の求める人材像に近づけることが出来るかを考える必要があります。自己PRの作成は就活の中でも大切なステップですので、適当に進めるのではなく、しっかりと段階を踏んで作成し、自分をより魅力的にアピールしていきましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

記事についてのお問い合わせ