就活その他

就活で使う履歴書写真の基礎知識|写真にこだわって内定に近づこう

就活で使う履歴書用の写真は写真館で撮影しよう

「履歴書に貼る写真のサイズがわからない」
「履歴書に貼る写真はどこで撮影すれば良いのかわからない」
「撮影時の服装・髪型・表情はどのようにしたら良いのかわからない」

上記のような悩みを抱える人は多いでしょう。そこでこの記事では就活で必要な履歴書写真の撮影方法やサイズについて詳しく解説しています。是非参考にしてみてください。

履歴書の写真は印象を左右するため重要

履歴書の写真は印象を左右します。「メラビアンの法則」によると「人は他人の印象を判断する際に、見た目から55%もの影響を受ける」のです。

メラビアンの法則
聞き手が話し手から受ける影響

・視覚情報から55%の影響を受ける
容姿、服装、権威、表情、視線、姿勢など

・聴覚情報から38%の影響を受ける
声の高さ、話のスピード、大きさ、声色など

・言語情報から7%の影響を受ける
話の内容、言葉の意味

→視覚情報が印象の過半数を占める

そして就活では、履歴書の写真が印象を左右する可能性が高いのです。写真にはこだわって撮影しましょう。

あなたが受けない方がいい職業をチェックしよう!

就活では、自分に適性のある仕事を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます

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大学3年生の3月までに撮影しておこう

就活で使う履歴書用の写真は大学3年生の3月までに撮影しましょう。なぜなら履歴書を提出するタイミングの多くは、大学3年生の3月だからです。

また、外資系の企業は日本企業より選考スケジュールが早いです。大学3年生の9月まで撮影しておきましょう。

写真館と証明写真機の違い

写真館と証明写真機の違いは、大きく3つあります。

・写真の仕上がり
・料金
・焼き増し・サイズ変更ができるかどうか

写真館では、サイズ変更と焼き増しが簡単

写真館ではプロのカメラマンが撮影してくれます。そのためサイズ変更が自由にできる上に、写真の焼き増しが簡単にできます。

しかしその分撮影料金は証明写真よりも高いです。例えば、スタジオフォプロの場合は4800円~、カメラのキタムラの場合は5200円~、スタジオ728の場合は6800円~です。

証明写真機は手軽さが魅力

証明写真機は手軽さが魅力です。写真館はスタジオに向かう必要がありますが、証明写真機は駅に設置されていることが多いです。そのためスキマ時間で簡単に撮影できます。

また料金も500円~1,500円程度と写真館よりも安いです。例えばKi-Re-i美肌+の場合通常価格700円・美肌設定の場合800円となっています。そのため手軽に安く証明写真を取りたい方は証明写真機を利用しましょう。

就活で必要な写真の基本サイズ

一般的に就活に用いる写真サイズについて解説します。

履歴書は縦4cm ✕ 横3cm

履歴書に用いられる一般的な写真のサイズは縦4cm ✕ 横3cmです。証明写真機では数百円~1000円程度、写真館では1000~5000円で撮影できます。

紙面エントリーシートは企業の指定サイズに合わせよう

紙面エントリーシートの場合、企業によって指定サイズが変わることが多いです。最もよく用いられる写真のサイズは、縦4cm ✕ 横3cmです。あらかじめ応募する企業の指定サイズを確認しておきましょう。

証明写真のサイズに関する情報はこちらの記事にまとめてあります。

WEBエントリーシートは縦560px✕横420px

WEBエントリーシートは縦560px✕横420pxです。しかしリクナビの場合、縦600px✕横450pxです。注意しましょう。

Web履歴書の写真についてはこちらの記事で解説していますので、併せて確認しておきましょう。

写真館の選び方

ここからは写真館を選ぶポイントは4つあります。

・ヘアメイクコースがある写真館を選ぶ
・レタッチできる写真館を選ぶ
・スーツの貸し出しプランがある写真館を選ぶ
・屋外・全身撮影が可能な写真館を選ぶ

ヘアメイクコースがついている写真館を選ぶ

冒頭でお伝えしたように、写真は印象を左右する重要な項目です。そしてヘアメイクコースがついている写真館では面接官に好印象を与えられるメイクをしてもらえます。

写真の仕上がりにメイクは大きな影響を与える要素です。そのため写真のプロにメイクを任せるのが安心です。

ヘアメイクコースは基本的に1万円~となっています。写真で好印象を与えたいと考えている方はヘアメイクコースのついている写真館を選びましょう。

肌をきれいに見せるレタッチがある写真館を選ぶ

レタッチとは、撮影した写真に加工を施すことです。写真を加工することで、肌のトーンをアップさせたり、キメの整った肌に仕上げることができます。

またホクロやニキビといった、隠したい肌トラブルも消すことができます。特に、航空業界では写真の映りが重要視されていることが多いです。そのため志望している方はレタッチがある写真館を選ぶと良いでしょう。

スーツの貸し出しがある写真館を選ぶ

スーツの貸し出しがある写真館を選ぶこともポイントの一つです。証明写真機で撮影する場合、自宅からスーツを着用した状態で向かう必要があります。一方スーツの貸し出しがある写真館の場合、スーツを着用せずに証明写真を撮影することができます。

スーツの貸し出しがあるかは写真館のホームページで確認できます。基本的に無料で貸し出している写真館が多いので、是非利用してみてください。

屋外・全身撮影が可能な写真館を選ぶ

マスコミ業界や航空業界のエントリーには多くの場合、全身写真や屋外で撮影した写真を提出する必要があります。

そのためマスコミ業界や航空業界を志望している方は「全身撮影」や「屋外撮影」が可能な写真館を選びましょう。

写真館を選ぶ際の注意点

写真館を選ぶ際の注意点は3つです。

・写真の受け取り方法を確認する
・仕上がり時間を確認する
・写真の背景色は白色か

写真の受け取り方法を確認する

写真の受け取り方法は、プリントした写真を受け取る方法と、CDやUSBでデータとして受け取る方法の2つがあります。

手書きの履歴書やESを提出する場合はプリントした写真で受け取りましょう。手書きで提出する必要がない場合はデータで写真を受け取りましょう。

仕上がり時間を確認する

写真の仕上がり時間は写真館により異なりますが、1週間前後と考えておくと良いでしょう。もし早急に写真がほしい場合は、その旨を写真館に伝えておくと早く仕上げてもらえる可能性があります。

写真の背景色は白色か

最後は写真の背景色が白色かどうかです。写真の背景色は様々な色が選べますが、白色を選択しましょう。

就活では清潔感が重要です。白色の背景色はもっとも清潔感のある写真になります。背景色は白色を選択しましょう。

あなたが受けない方がいい職業をチェックしよう

就活では、自分に適性のある仕事を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます

そんな時は「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。

強み・弱みを理解し、自分がどんな仕事に適性があるのか診断してみましょう。

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おすすめ写真館

東京と大阪のおすすめ写真館を紹介します。参考にしてください。

東京編

☆大阪編

証明写真機で表情を鮮明に撮るコツ3選

ここからは証明写真機で表情を鮮明に撮るコツをご紹介します。

証明写真機で表情を鮮明に撮るコツ3選

1.ジャケット・ネクタイは色の濃いものを選ぶ
2.足元に荷物を置かない
3.白いハンカチを膝に置いてレフ版効果

1.服装は色の濃いものを選ぶ

服装は色の濃いものを選びましょう。顔の表情を鮮明に取るには、顔と服装に陰影を付けることが大切です。

服装を色の濃いものを選ぶと、顔が白く清潔感がある写真になります。そのため表情も明るく鮮明な写真になります。

服装は色の濃いものを選びましょう。

2.足元に荷物を置かない

表情を鮮明に撮るためには、フラッシュが重要な項目でしょう。証明写真機はフラッシュが足元にあります。そのため足元に荷物を置くと、フラッシュの効果を最大限享受できません。足元には荷物を置かないようにしましょう。

3.白いハンカチを膝に置いてレフ版効果

表情を鮮明に撮るコツの3つ目は、膝にハンカチを置いて撮影することです。証明写真機はカーテンで仕切り、撮影を行うため、写真がやや薄暗くなってしまうことが多いのです。薄暗い印象を受ける写真は、「陰気な印象」を与えてしまう可能性があります。

証明写真機で写真を撮る場合、白いハンカチを膝に置くと表情が鮮明に映ります。白いハンカチを膝に置くことで、レフ版と同様の効果を得ることができるからです。レフ版とは、光を反射させる板のことです。ハンカチを膝に置くことでそれにより、証明写真機の天井の明かりを、顔に反射させることができます。

つまり写真を薄暗いものから明るいものへ変え、表情を鮮明に撮影することができるのです。明るい印象の写真は、見る人に「清潔感のある印象」を与えることが出来ます。是非試してみてください。

おすすめ証明写真機

おすすめの証明写真機は以下の3つです。参考にしてください。

Ki-Re-i美肌+

「Ki-Re-i美肌+」は証明写真機の中でも料金が安く、仕上がりが綺麗なのでおすすめです。

City Photo Station

2番目におすすめなのは「City Photo Station」です。「Ki-Re-i美肌+」と比較すると全体的に写真が暗く見えます。しかし表情は綺麗に映るためおすすめです。

ID PHOTO STUDIO


「ID PHOTO STUDIO」もおすすめです。理由は駅や、自動販売機の横に設置されているからです。つまり手軽に撮影ができるのです。

証明写真を撮影する前に確認しておきたい項目3選

ここからは証明写真を撮影する前に確認しておくべき3つの項目を紹介します。参考にしてください。

証明写真と併せて確認しておきたい項目3選

1.撮影時の服装
2.撮影時の髪型
3.撮影時の表情

撮影時の服装

就活では、第一印象が重要視されています。そのため、いかに第一印象で好印象が与えられるかを考える必要があるでしょう。本当の第一印象が決まるのは面接ではなく、履歴書の証明写真です。それが履歴書の評価を左右することも少なくありません。

撮影時の服装はマナーを守ることで、面接官から好印象を獲得できます。マナーを守りましょう。

スーツは黒か紺色のリクルートスーツがマナーです。シャツは白のワイシャツ、ネクタイは無難な明るめのストライプが入っているものにしましょう。

もし不安な場合はスーツを購入する際の店員さんに疑問点をぶつけてみましょう。店員さんはプロです。疑問を解決できるでしょう。

また以下の記事では撮影時の服装についてより詳しく解説しています。参考にしてください。

撮影時の髪型

服装と同様に大切なのは髪型です。スーツを正しく着こなせていても、髪型が整っていないとマナー違反となります。必ず整えましょう。

まず清潔感のある髪型であることが大前提です。ビジネスに相応しく、男性は整髪料を付け前髪をあげましょう。女性はヘアゴムで一つにまとめておきましょう。

以下の記事では就活の髪型、写真撮影時の髪型などの疑問を解消する記事一覧です。ぜひ確認してみてください。

撮影時の表情

最後に撮影時の表情です。表情は印象を左右する項目です。適切な表情を理解しておきましょう。

証明写真では歯をみせて笑うことはあまり良い印象にはつながりません。口角を上げる程度にとどめましょう。

また緊張して顔が引きつってしまう人も多いでしょう。引きつってしまう場合には、撮影までに自宅で口角を挙げてわらう練習をしておきましょう。

練習をしない時と比べると、幾段か表情が和らぐでしょう。

以下の記事では自然な表情の作り方と撮影時のポイントを詳しく解説しています。ぜひ確認してみてください。

履歴書に貼るときの見落としがちな注意点2選

履歴書に貼る時の見落としがちな注意点を2つご紹介します。参考にしてください。

1.写真の裏に、日付と名前を忘れずに

写真の裏には、名前と撮影日を記入する必要があります。これは写真が履歴書から剥がれてしまった場合に、誰の写真なのかを特定するために記載しておくものです。

また名前の記入と同時に撮影日も記入が必要です。証明写真は撮影日から3か月以内の物を使用します。3か月以上前のものだと顔の印象が変わっている可能性があるからです。必ず使用期限を守り使用しましょう。

2.写真を切るときは丁寧に

証明写真は数枚一組にまとめられており、実際使用する際には切り取って使用します。サイズを間違わないように切ることはもちろんのこと、まっすぐ切ることにも注意が必要です。

写真を切る時は丁寧にカットしましょう。丁寧にとはまっすぐにカットすることです。まっすぐカットできていないと、細かな配慮ができない性格なのかという印象を面接官に与えてしまいます。

写真を切るときは丁寧にカットしましょう。おすすめは定規とカッターを使うことです。定規に沿ってカッターを進めることで、まっすぐにカットできます。

以下の記事では注意点のほかに、証明写真の基本的なマナーと気をつけるポイントを解説しています。併せて確認してみてください。

写真にこだわって内定に近づこう!

冒頭でもお伝えしたように就活で使う証明写真は書類選考において非常に重要な要素です。写真館の選び方と注意点を参考にしてみてください。

写真にこだわり、好印象を獲得できるよう準備を進めましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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