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【就活で履歴書に貼る証明写真】基本のマナーと気を付けるポイント

証明写真はあなたの宣材写真

企業にまだ会ったことのない自分をアピールするために必要になるのは「履歴書」です。たった1枚の書類ではありますが、それを見て採用担当者はあなたがどんな人物なのかを把握します。

この人と会ってみたいと思わせるような、人事の心を掴む履歴書を作成する必要があります。そんな履歴書の印象を大きく左右するのが「証明写真」です。写真は最も最初に目につきやすい項目でもあり、あなたの第一印象を作り上げます。

写真にこだわりがない上に質の悪いものであれば、担当者に悪いイメージを与えてしまうでしょう。つまり、証明写真はあなたの「宣材写真」ともいえる非常に重要なものになるため、細部にもこだわった印象のよい履歴書を作成しましょう。

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履歴書の証明写真の基本

履歴書に使用する証明写真と聞くと特別なものを撮影するように思うかも知れませんが、基本的には一般的な証明写真と同じように撮影します。

その分、身だしなみや撮影方法など、撮影前の準備という点ではさまざまなことをしなくてはいけないため、基本的なことを頭に入れた上で、よりよい証明写真を撮影できるようにしておきましょう。就活の間は複数枚使うことになる、ということも忘れないよう心得ておきたいところです。

履歴書のサイズは縦40mm横30mm

履歴書に使用する際の証明写真のサイズは、一般的に縦40mm横30mmのものになります。このサイズは主に学生証でも用いられるサイズですので、比較的よくみる証明写真であるといえるでしょう。このサイズは、運転免許証用の写真よりは一回り大きい程度です。

大体の撮影方法で、このサイズの証明写真を撮影することが可能ですので、まずはしっかりと準備をして撮影に臨みましょう。撮影方法によっては、証明写真は自分でカットする必要があります。

その際注意したいのが、明らかに写真が大きすぎたり小さすぎたりする場合です。カットする場合ミリ単位の誤差であれば問題ありませんが、サイズが明らかにあわない場合は、改めて写真を撮り直しましょう。

裏面には名前を記載する

履歴書に写真を貼る前に、やらなければならないことがあります。それは、証明写真の裏面に名前を記載するということです。履歴書から写真が剥がれてしまった時に、誰のものか分からなくなるという事態を防ぐために、証明写真の裏側には大学と学部名・名前を記載しておきます。

企業は沢山の履歴書を扱うため、書類同士の引っ掛かりで剥がれてしまうこともあるのでしっかりと記載しましょう。基本的に名前は横書きで、鉛筆ではなく油性のマジックペンを使用することをおすすめします。ペン先が尖っていると写真の表面に凹凸ができる場合があるので、控えた方がよいです。

身だしなみに気を付ける

証明写真を履歴書に使う場合、写真での見た目が就活生の第一印象を決めることになります。そのため、撮影の際には身だしなみには特に気を付けておきましょう。

男女両方にいえることですが、撮影の際は私服ではなく、リクルートスーツをそれぞれ着用しましょう。スーツは着用までにしっかりアイロンをかけ、整った状態のものを着る必要があります。

シャツやブラウスのボタンもしっかりと止めた状態が一番好ましい状態です。また、撮影の際は表情にも注意が必要です。基本的にはカメラや正面をまっすぐ見つめ、顎は軽く引いた状態で撮影すると印象良く撮影できます。口元は口角を意識的に上げて、口を開かない程度に笑顔を作っておきましょう。その他、男女それぞれに注意したい身だしなみも別にあります。

男性の身だしなみ

男性はスーツ着用の際、必ずといっていいほどネクタイも着用することになります。ボタンをしっかりと上まで留めた上で、ネクタイも上まで引き上げておくようにしましょう。使うネクタイの柄は派手すぎない、落ち着いたものを選ぶのが好ましいでしょう。

髪型についても注意が必要です。男性の場合は適度に短い髪が好ましく、明らかに長い場合はNGになります。撮影の前に整えるようにしましょう。また髪を整える際は、寝癖などがついていないか注意するようにしましょう。

ヘアワックスや整髪料は多少使う分にはきれいな身だしなみが作れるので、少しだけ使うよう意識しましょう。過度に整髪料を使うのは印象も悪くなりがちですし、よいとはいえません。

女性の身だしなみ

女性の場合注意したいのは、髪型とメイクです。髪型については長くても問題ありませんが、長い場合はヘアピンやヘアゴムなどを使って、毛が浮いたりしないようしっかりとまとめてある方が好ましくなります。

メイクについては特に気を付けましょう。就活用のメイクは身だしなみの一種であるので、派手なものは避けてシンプルなナチュラルメイクに仕上げるのが無難です。特にファンデーションの首周りの浮きは撮影の際目立ちやすいため、事前にしっかりなじませておくか、肌なじみのいいファンデーションを選択するのが望ましいでしょう。

証明写真の撮影方法

履歴書用に証明写真を撮る場合、その撮影方法は様々です。近年ではスマートフォンで撮影し、コンビニで印刷することも可能になっているようです。とはいえ、第一印象につながる就活の証明写真を撮影するのであれば、撮影方法についてもしっかりと選んでいきたいところです。

就活用の証明写真を撮影する際の選ぶポイントとしては、焼き増しが簡単でコストが安いものになります。就活では何枚も証明写真を必要とするので、焼き増しが低コストでできたり、最初に複数枚もらえる施設を利用するのが一番手軽な方法です。

写真館での撮影がおすすめ

一番いい撮影方法は、写真館や証明写真専用の撮影スタジオを利用する方法です。これらの施設で撮影する場合、証明写真そのものだけではなく撮影の際に使用した写真データも、あわせて受け取ることができます。この写真データを使えば、一回撮影するだけで焼き増して使うことが可能です。

また写真館での撮影は総合的なコストが低いのもポイントです。一回の撮影で1,000~3,000円ほどかかるのが写真館での撮影ですが、その分自分がベストな状態の写真を撮影することができ、スタジオによっては写真の編集もしてもらえます。また、写真を撮影した後は、一回1,000円程度で焼き増しが可能です。

何回も撮影のために準備をして通うより、一回でよい写真を撮り、何回も焼き増しする方が、結果的にコストが低いのです。

スピード写真は避けた方がよい

あまりお金をかけたくないから、とコンビニの隣などにあるスピード写真機を使用する人もいるようです。手軽に撮影できるのがメリットではありますが、就活用の証明写真を撮影するという点では、あまりおすすめはできません。

確かにスピード写真の一回の撮影コストは低く、700~1,000円程度の場合がほとんどです。しかし、スピード写真は無くなるたびにまた撮り直しが必要になります。

また、スピード写真で撮影する場合、証明写真をいちいち自分でカットしないといけないことがほとんどです。この場合、サイズが変わったり形が歪んでしまったりすることもあるため、採用担当への印象が悪くなります。

履歴書の正しい作成方法をマスターしよう

履歴書を作成する際は、誤字脱字に気を付けること以外にも基本的なルールやマナーを守る必要があります。履歴書には細かいルールや書き方が存在するため、きちんと守られているか作成前後にチェックすることが大切です。

そこでぜひ活用したいのが「履歴書作成マニュアル」です。履歴書の書き方に悩んでいる就活生におすすめです。無料でダウンロードできるので、実際に履歴書を作成する際のお手本としても持っておいて損はありません。

証明写真でありがちなミス

企業はまだ会ったことのないあなたを履歴書だけでイメージすることになるため、好印象を持ってもらうために証明写真の質にはこだわりたいです。しかし注意すべきは、証明写真の質だけではありません。撮影時の身だしなみや写真のサイズ、履歴書への貼り方まで注意が必要になります。

そんな証明写真にありがちなミスを、3つピックアップして紹介していきます。たとえどんなに画質のいい写真を用意できたとしても、その他でミスをしていたらイメージダウンに繋がってしまうかもしれないため、注意してください。

背景やサイズ選択ミス

よくあるミスといえば、証明写真のサイズミスです。履歴書に貼る写真は、一般的には「縦4cm×横3cm」と指定されています。特に写真のサイズが指定されていない場合でも、基本的にはこのサイズを選ぶとよいでしょう。

ただし、履歴書のフォーマットによって選択すべき写真のサイズが違っていることもあります。その場合には指定されたサイズのものを用意しましょう。写真が小さかったり枠からはみ出していると見栄えが悪いので注意が必要です。

また、写真の背景には「ブルー」や「ホワイト」を選ぶようにしましょう。無難な色といわれていて、多くの就活生がこの2色を選びます。特にブルーは、誰もが表情を明るくみせることができる色ですのでおすすめです。

髪型などの身だしなみが整っていない

証明写真を撮る上で、身だしなみを整えることは非常に大切です。服装や髪形、女性であればメイクまで気を抜かずにきちんと整えておきましょう。たとえどんなに自宅で綺麗に整えていたとしても、撮影前には崩れていることが多いです。

撮影直前には、鏡を見て身だしなみを整えるようにしましょう。そして男女ともに気を付けるべきなのは、髪型と服装です。髪型は清潔感があるようなスタイルで、前髪が目にかからないように注意しましょう。

服装は、シャツの襟が綺麗に整っているか、スーツにシワがないかチェックしてください。また、女性は就活にふさわしいメイクで撮影しましょう。写真だからといって濃いメイクはもちろんのこと、スッピンもNGです。上品な印象を与えるメイクで臨みましょう。

貼り方を間違える

身だしなみをきちんと整えた上で本格的に撮影ができたら、次に注意すべきは「証明写真の貼り方」になります。まず写真が履歴書の枠からはみ出している場合は、歪みがないようにカッターでカットしておいてください。枠にフィットするように、正確にサイズを測っておくのがポイントです。

写真を貼る際に使うのにおすすめなのは「両面テープ」です。水のりを使う方も多いのですが、紙がよれて汚くなる場合があるので注意しましょう。ヨレのない綺麗な履歴書の方が好印象を与えられるため、両面テープの使用をおすすめします。

証明写真を貼り忘れた場合の対処法

ここで気になるのが、履歴書に証明写真を貼り忘れた場合の対処方法です。まさかと思う方が多いかもしれませんが、就活に慣れて余裕が出てきた時期や、急いで履歴書を作成した時には貼り忘れてしまうことがあります。

証明写真の貼り忘れはもちろんいいことではありませんが、それが原因で書類選考を落とされることはあまりありません。採用担当者もそれほど深刻な問題には捉えていませんが、写真を貼り忘れた際はその後の対処が重要になります。実際にそのような事態に陥った時にスムーズに動くことができるよう、ここでチェックしておきましょう。

原則は再送

履歴書に証明写真を貼り忘れた場合は、早急に企業に連絡をしましょう。本来の期限内に提出しなければならないため、急いで履歴書を新しく作成し再送するのがマナーです。その際は写真を貼り忘れた旨だけではなく、謝罪の言葉も忘れずに伝えるようにしましょう。

写真だけの送付でも構わないという担当者もいますが、そう指定されない限りは基本的に履歴書ごと送り直しましょう。その際には添え状を同封することがポイントになります。時候の挨拶や本文(写真を貼り忘れた旨)、そして最後の挨拶の流れで添え状を作成してください。

面接時に謝罪

郵送がどうしても間に合いそうにない場合、担当者から面接時に持ってくるように指示された場合は、新たな履歴書を面接当日に持参することもあります。その場合には、どのように対処すればよいのでしょうか。面接という緊張するシーンではありますが、まずは誠意をもって謝罪しましょう。

会場に到着後すぐに、一度担当者に謝罪をすることがポイントです。たとえ失敗したとしても、しっかりと反省することで人として成長できることを企業側も分かっています。新しい履歴書を面接時に持参する際には、とにかく誠意を持って謝罪をしましょう。

就活の証明写真のルールを知っておこう

就活用の写真の相場から写真を貼る際の注意点、撮り方、貼り忘れた場合の対処法など、履歴書に使用する証明写真についてみてきました。たかが写真と何のこだわりもない証明写真を使用するのはNGです。

履歴書はあなたのことを知らない企業に、あなた自身をアピールするための重要な書類です。特に証明写真はあなたがどんな人かを最も分かりやすく示すものなので、質のよいものを用意することをおすすめします。この記事を参考に、自身の就活に役立てていきましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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