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証明写真をデータ化する方法|証明写真機や写真館の相場も紹介

証明写真をデータ化するメリット

今まで証明写真をデータで持っておくことなど、考えていなかった就活生もいるのではないでしょうか。履歴書は紙のものだけではないので、データ化された証明写真は持っていて損はありません。ここではそんな証明写真をデータ化することのメリットを3つご紹介いたします。

①焼き増しできる

1つ目のメリットが、「焼き増しできる」点です。写真をデータで持っておくと、お店だけでなく自宅やコンビニなど自分での印刷が可能になります。自宅にプリンターをお持ちなのであれば、自前で印刷できるのでお店に行く手間もコストも抑えられ効率的です。

また、お店で写真を撮った際にデータ化をしてもらえば、データ持参のうえで再度その店で写真を申し込めば、焼き増しにかかる費用を何割か引いてくれるところも多くあります。そのため、就活で写真を多く使うことになりそうなのであれば、証明写真のデータを作っておいてもらっていても損はありません。

②電子履歴書の証明写真として使える

2つ目のメリットが「電子履歴書の証明写真として使える」点です。今でも紙の履歴書が主流になっていますが、徐々に電子履歴書がメジャーになりつつあります。また、就活情報サイトに登録する際に顔写真を設定しておくと、企業側から声がかかりやすくなるということもあるため、紙の写真だけでなくデータとしての所持がおすすめです。

③OpenESに使える

データ化した証明写真は、OpenESに使用できます。OpenESとは、就活ナビサイトであるリクナビが導入している機能です。自身の履歴書やエントリーシートをOpenESに登録しておくことで、OpenESを利用している企業へ簡単にエントリーできます。証明写真をデータ化していれば、こうした便利な機能を利用して就活を効率化させられます。

OpenESはweb上での履歴書となっていますので、もちろん証明写真が必要になります。電子履歴書は近年登場してきたものですので、どんな写真を選べばいいのかわからない人も多いでしょう。電子履歴書だからといって、スマホで撮影した自撮りの写真や私服の写真を使用するのはNGです。OpenESを使う場合も、写真館や証明写真機で撮影した写真をデータ化して使用する必要があります。

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証明写真をデータ化する方法

証明写真をデータ化するメリットについてご紹介しましたが、「最近撮りに行ってきたのに、データはもらってこなかった」という就活生もいるのではないでしょうか。確かに、撮影に行った際にデータ化してもらうのが最も効率的ではありますが、していなかった場合でも焦る必要はありません。紙の写真さえ持っていれば、簡易的なものにはなりますがデータ化させることは可能です。ここでは、証明写真をデータ化させる方法を4つご紹介いたします。

写真屋で撮影しデータでもらう

1つ目は、「写真屋でデータ化してもらう」方法です。写真屋で証明写真を撮影する際に頼んでおけば、紙の写真とは別にUSBやCD-ROMに写真のデータをもらえます。ネット上でのエントリーが主流になりつつある今、このサービスを提供している写真屋さんは多いです。

写真屋さんでは、画素数などクオリティの高い画像がデータで手に入れられます。また、お店にもよりますが、焼き増しが必要になった際にお店で撮影したデータを持っていけば、何割引きかで現像をお願いできるなどのメリットもあります。

なお、費用はお店によって異なるので、どれくらいかかるのかを調べ、自分が納得する価格でサービスを提供してくれるお店にお願いするようにしましょう。

証明写真をコンビニでスキャンする

2つ目は、「証明写真をコンビニでスキャンする」方法です。手元に紙の写真しかないのであれば、それをスキャナーで取り込むことによってデータ化するというのも一つの手です。コンビニは基本24時間営業なので、必要になったときにすぐに行動に移せます。

1回のスキャンにかかる費用も高くはありませんが、これは写真自体をスキャンする方法ですので、他の方法よりも、荒い画像になる可能性があるので注意しておきましょう。

webデータ加工可能な写真機で撮影する

3つ目が、「webデータ加工可能な写真機で撮影する」方法です。撮影時にデータをメール送信してくれる機能がある写真機であれば、写真屋に出向くよりも時間をかけずに、かつ直接PCやスマートフォンで写真を受け取れるのでたいへん便利です。

しかし、手間がかからないといっても写真機で1回撮影するのにかかる費用は安くはありません。そして主観的な視点でしか写真を選ぶことができないので、仕上がりが不自然になってしまったり不鮮明になってしまったりする場合がありますので注意してください。

無料アプリを使用する

4つ目は「無料のスマーフォンアプリを使用する」方法です。ここでは便利アプリとして「履歴書カメラ」で見ていきましょう。写真屋でもらったデータでも紙の写真をスキャンしたデータでも、とにかく「写真のデータ」を持ってさえいれば、履歴書に適応したサイズに加工された写真を作ることができます。

履歴書サイズであれば一度に4枚作成でき、またコンビニプリントにも対応しているので、お財布にやさしく写真を焼き増しできます。自分で切り抜かなければならないため、少々手間がかかってしまうというデメリットはありますが、それに目をつぶれば経済的に写真を複製できます。

ただし履歴書サイズに設定していたとしても、利用するプリンターによって微妙に履歴書サイズになっていないという場合もあります。そのため、写真の大きさ設定は過信せず、印刷後の写真のサイズはその都度確認のうえ必要があれば微調整するようにしてください。

また、簡単な加工であれば施せるため、クマやシミを隠して美肌への修正も可能です。「履歴書カメラ」以外にも同様のアプリはいくつかあります。この「履歴書カメラ」のほかにも、写真機によっては専用のアプリがあったり、スマートフォンと連携した写真機も展開されたりしているので、自分に合ったものを使うようにしましょう。

証明写真の相場

ここでは、スピード写真機と写真館で証明写真を撮影する値段の相場について紹介します。就活は、交通費や交際費、身だしなみを整えるお金など、出費もかさみます。撮影の相場も証明写真を撮る際の参考にしてください。

証明写真機

証明写真機を利用するメリットは、どこにでもありかつ安価で利用できるという点です。証明写真機は駅前やコンビニなど、生活でよく利用するところに面して設置されていることが多いです。そのため「写真を忘れてしまった」と当日気づいたときにも、すぐに対応できる利点もあります。

また料金に関しても700~800円程度の場合がほとんどであり、比較的安価に利用できる点も就活生にとってメリットに感じるポイントでしょう。一方で写真のクオリティという点では、写真館のものには劣ってしまいます。

写真館

写真館で撮影するメリットとして、写真のクオリティーの高さがあります。ヘアスタイリングやメイクなど、写真写りが良くなるよう、スタイリングをしてもらえます。目の下のクマやニキビなども自然に修正し、好感度の高い写真に仕上げてもらえるので、写真にこだわる人にとってはおすすめです。

またデータとしてもらえるため、一度撮影すれば、何度でも焼き増せます。一方デメリットとしては証明写真機に比べ料金が高い点です。写真館の場合、安くても5,000円程度かかり、上記のようなサービスを受ける場合、10,000円近くかかるケースも往々にしてあるのです。

就活におすすめの写真館・証明写真機

証明写真のデータ化には、写真館や証明写真機の利用が便利でおすすめです。では、写真館ならどういった店舗があり、写真機ならどの機種を選べばいいのでしょうか。ここでは、おすすめの写真館と写真機を紹介します。

以下では、証明写真の撮影も行っている写真専門店「カメラのキタムラ」と、写真機の「Ki-Re-i」「Sma・Face!」について詳しくみていきます。それぞれの特色を比べて、自分の条件にあった撮影方法を選びましょう。

カメラのキタムラ

カメラのキタムラでは履歴書の証明写真のであれば予約なしで撮影できます。仕上がりも美しく、撮影から完成まで最短で5分ほどしかかかりません。証明写真の撮影は手間がかかるイメージですが、気軽に利用できるためおすすです。

撮影の際には、身体の傾きや姿勢についてスタッフからアドバイスが受けられます。撮影後は、証明写真と焼き増し用のCD-Rを受け取り終了となります。価格は1,500円で、オプション料金を払えば撮影データをスマホに転送してもらうことも可能です。背景や仕上がりを選択でき、美肌仕上げをおこなった写真はニキビやシワなども目立ちません。料金プランも豊富ですので、必要に応じて使い分けてみましょう。

証明写真機Ki-Re-i

Ki-Re-iは、キレイな証明写真を撮影できると好評な写真撮影機です。写真スタジオのライティングを元に設計されているため、高画質な写真が撮影できます。撮影後は、最速で12秒後に写真を受け取れます。

withスマホ機能搭載の撮影機では、撮影した証明写真をアプリからダウンロードしてスマホへの保存も可能です。撮影したデータは、OpenESにも利用できます。また、必要な時に撮影したデータを写真機で再プリントも可能です。公式サイトには美肌&肌補正や背景チェンジができる「Ki-Re-i最上級セットメニュー」が200円OFFになるクーポンも配布されていますのでお得です。

Sma・Face!

Sma・Face!は、OpenES対応の証明写真機です。証明写真機で撮影したデータを、スマホやパソコンにダウンロードできます。専用アプリやユーザー登録は不要ですので、手軽に利用できるでしょう。写真撮影後6ヵ月以内なら、何度でもダウンロード可能です。

撮影後に受付証が受け取り口から出てきますので、記載されているURLにログインすればそのままデータを受け取れますし、スマホであれば、QRコードで簡単にアクセスできます。有効期間を過ぎた写真は自動的に削除されますので、データが残るのが嫌だという人にも安心です。受付証を紛失してしまうと再発行はできませんので、注意しましょう。

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証明写真のサイズは4.0×3.0

証明写真を撮影する際はサイズも重要になります。履歴書に用いる証明写真の基本のサイズは「縦4.0cm×横3.0cm」です。ただしこれはあくまで「基本」であり、「4.5×3.5」のものがあったりするなど、履歴書のフォーマットによっては微妙に異なるサイズ指定がされている場合があります。

そのため、撮影する前に使用する履歴書はどのサイズの写真を貼れば良いのかをよく確認しておきましょう。確認の際は、写真を貼るスペースを見てください。多くの履歴書ではそこに指定する写真のサイズが書かれているので、その場所をみればどれくらいの大きさの写真を用意すればいいのかが分かります。

証明写真を貼る際の注意点

証明写真を撮影して準備が整ったら、次は応募の書類に写真を貼る作業になります。証明写真を使うときに注意したい点、そして貼るときにも注意したい点があります。証明写真は面接試験の前に自分をPRする材料の一つです。

いくら写真がきれいに撮れていても、肝心の写真を貼る作業で不手際があればせっかく準備してきたものが水の泡になりまねません。ここでは、証明写真を貼る際に気を付けたい点や注意点を述べていきますので、参考にしてみてください。

剥がして違う書類に貼り直すのはNG

紙の証明写真を履歴書などの応募書類に貼る時に注意したいことは、一度使用した証明写真を剥がして再度使用しないようにするということです。例えば、以前応募した会社から不採用の通知が来て、履歴書などの応募書類が返送されてくる場合があります。

企業側は個人情報保護の関係もあり、本人に返送をしてくるのです。もちろん就活生側も返送されてきた応募書類を再び使用はできませんが、写真が直近で撮影されているために再度剥がして使えないものか、と再利用しているという就活生もいるかも知れません。

しかし、写真は新しいものを使用することがマナーですので、再利用はしないようにしましょう。上手に剥がした写真でも、細かいシワや糊の跡がついている可能性もあります。必ず新しい証明写真を使用してください。

証明写真の裏には名前を書く

証明写真は適切なサイズを使用し、応募のたびに新しいものを使用すると今まで述べてきましたが、それ以外にも注意点があります。それは証明写真を応募書類に貼る前に写真の裏側に自分の名前を記入しておくということです。写真は糊で履歴書に添付しても郵送中に剥がれる可能性があります。

そのようなアクシデントの場合、もし同封の写真に名前が書かれていないと、剥がれていた写真は果たして応募者本人の写真なのかどうか、企業側で判断が難しくなってしまうのです。それらを避けるためにも、証明写真の裏側には自分の名前を書いておきましょう。そして書くときには鉛筆など消しゴムで消せるものは避けて、ボールペンなど字が落ちないものを使用することが重要です。

就活用の証明写真はデータで持っておくと便利!

「証明写真のデータ化」に関して、そのメリットやデータ化する方法などを見ていきました。焼き増しのしやすさや、ネット上でのエントリーの際に用いることができるなど、証明写真はデータで持っておくと大変便利です。

まだ写真を撮影していない就活生は、写真を撮る際にデータも付けてもらうことをおすすめします。既に撮影済みで、写真は持っているがデータにしてもらっていない人は、上記でご紹介した方法で写真をデータ化するか、もう一度撮影を行いデータも一緒にもらうようにしてください。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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