インターン

【読売新聞のインターンに参加して内定を現実のものにする方法】概要から志望動機の書き方までをマスターしよう!

人気の読売新聞のインターン

就活を攻略するためには準備が大切だと言われています。就活の準備と言えば自己分析、業界・企業研究、履歴書の添削、面接への対策などが考えられます。それら全ての準備を進めるためには志望する企業のこと、仕事のことへの理解を深める必要があります。その理解を深める助けとなるのがインターンです。

インターンは就活解禁よりも前の、かなり早い段階から行われており、それに参加することで他の就活生たちより早く就活の準備を始めることが出来ます。インターンでは実際の業務に関わることも多く、そこでしか学べないこともたくさんあります。

しかしインターンにも人数制限があり、誰もが参加出来るわけではありません。人気の企業はインターンの倍率も高く、読売新聞もその一つです。就活難易度の高い読売新聞を攻略するためにはインターンへの参加が近道となりますので、積極的にインターンへの参加を目指しましょう。

読売新聞とは

就活生人気の高いマスコミ業界の中でもさらに人気の高い読売新聞ですが、そもそもどのような企業なのか、その概要はご存知でしょうか。読売新聞は就活生人気は高いものの、新聞を発行している新聞社だということしか知らないという人も多いです。それでは企業研究としては不十分ですので、まずは読売新聞がどんな企業かを知る必要があります。

読売新聞は確かに新聞社ですが、ただの新聞社ではなく、新聞の発行部数が世界最多です。世界一の発行部数を誇る大企業であり、さらにプロ野球チームの読売ジャイアンツを所有しています。最近では新聞という紙媒体だけではなく、ネットにもその活躍の幅を広げ、デジタルとアナログの両方で情報を伝え続ける大企業だと言えます。

インターンの概要

読売新聞がどのような企業なのかを知ればいよいよそのインターンの概要です。そもそもインターンは短期、長期など期間の定めが違っていたり、有給、無給など賃金が発生するかどうかが違う場合もありますが、その全てで実際の業務を通して企業や仕事への理解を深めるという目的があります。

賃金の発生する有給のインターンもありますが、ほとんどが無給であり、基本的には労働力として求められることはなく、あくまで働くことを通して勉強させてもらうということになります。また実際の就活でも応募職種が複数あるようにインターンにおいても応募できる職種が複数ある場合があります。読売新聞では記者職、業務職、技術総合職の3つに分けられますので、自分の興味のあるもの、目指したい職種を選んでインターンに参加しましょう。

適職診断で読売新聞との適性を確かめてください

就活では、自分に適性のある仕事を選ぶことが大切です。向いていない職業に就職すると、イメージとのギャップから早期の退職に繋がってしまいます

そんな時は「適職診断」を活用して、志望する職業と自分の相性をチェックしてみましょう。簡単な質問に答えるだけで、あなたの強み・弱みを分析し、ぴったりの職業を診断できます。

強み・弱みを理解し、自分がどんな仕事に適性があるのか診断してみましょう。

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記者職

新聞社と言えば多くの人がイメージする職種は記者職です。記者職は読者に正しい情報を届けるために、取材をし記事にまとめるというのが仕事になります。記者によって取材をするジャンルは違い、中には専門分野に特化している人もいますが、取材をして記事にまとめる人のことをまとめて記者と呼びます。

記者職では取材から記事の作成までを一人で行うためハードであり、必ず真実を伝えなければならないという緊張感のある仕事です。作成する文章も面白く書くというよりは真実をありのまま書く、伝わりやすいように書くということが重要になります。記者職のインターンでは実際の記者に様々な質問をしたり、記者の仕事を体験するということが可能です。

業務職

新聞社のイメージで言えば記者職が圧倒的に強いですが、取材して生地にしてもそれを売り出す人がいなければ企業としては成立しません。そこで必要になるのが業務職で、業務職は販売戦略、事業、経営管理、広告に分かれ、幅広いビジネスを展開を考えることが主な仕事になります。

どのような新聞づくりをしていくのかを考えたり、企業としての方向性を考えるなど新聞の中身に関わるだけではなく、企業全体に関わって仕事をしていくことになります。業務職のインターンでも働く人たちへの質問が出来たり、業務やワークを通してより業務職への理解を深めていくことが出来ます。

技術総合職

新聞の記事を作成する人、その売り出しや企業の経営を考える人がいれば、後は新聞を発行したり、記事を発信するための媒体を作ることが必要になります。それを担当するのが技術総合職で、技術総合職は新聞やデジタルメディアの作成が主な仕事になります。新聞社にとって新聞の発行するということは最も基本的な部分であり、かつ最も重要な部分です。

この作業を飛ばすことは出来ませんし、新聞社にとって生命線となる仕事です。また最近では紙媒体だけではなく、ネットでの情報発信も活発になり、それを担当しているのも総合技術職です。時代に合わせた情報発信の方法を考えるのも仕事の一つになります。

また各種メディアの作成だけではなく、印刷技術の開発も担うこともあります。仕事の幅が広いのも総合技術職の特徴です。インターンでは業務内容の質問や業務やワークを通して学べるだけではなく、理系の就活についてのアドバイスなどをもらうことも出来ます。

インターンの倍率は高い

読売新聞は非常に人気が高く、就職難易度も高い企業なので就職を目指すのであればぜひともインターンに参加して実績を積み、より詳しく企業研究を進めたいとことですが、読売新聞のインターンには人数制限がかけられる事があったりと、倍率は非常に高いです。

無給のインターンだからと誰でも気軽に参加出来るわけではありません。本業の合間を縫って学生に仕事を教えるというのは非常に大変なことですし、無給であっても学生が大きな労働力になるわけではありませんので、企業にとってはメリットはほとんどありません。

インターンは企業が学生の成長を考えて学ぶ場を提供するものでもありますので、人数制限やインターンの参加への試験があっても当然だと言えます。ただ応募できる機会は多数あるのでチャレンジしてみるのも一つの手です。インターンは落ちても次の機会にまたチャレンジ出来ますので一度で諦めずに何度も挑戦しましょう。

ESの志望動機作成の必須条件3つ

就活では企業を受験する際には履歴書などで志望動機を作成しなければなりませんが、インターンの場合はESを作成して提出する必要があります。インターンに参加するための選考も就活での選考も基本的には同じです。合格するためには志望動機をしっかりと考えて作成しなければなりません。

ただインターンの場合は合格後に企業で働くことが目的ではないということがポイントになります。就活では合格すれば働くことになりますので、熱意だけではなく、自分の人柄や能力をアピールする必要がありますが、インターンの場合は勉強が目的ですので、とにかくインターンに参加したいという熱意を伝えることが重要になります。インターンの志望動機作成にあたっては必須条件がありますので、それらを踏まえて作成していきましょう。

①読売新聞でなければならない理由を明記

インターンの志望動機の作成のポイントとなるのは熱意です。インターンへの参加は任意のものであり、絶対に必要というわけではありません。そのためかなりの熱意がなければ落とされてしまいます。熱意を伝えるためには読売新聞でしか挑戦できない事や読売新聞ならではの事業に携わりたいなど、そこでなければならない理由を述べるようにしましょう。

とりあえずインターンに参加したい、どこでもいいからインターンで経験を積みたいというのでは熱意は伝わりません。読売新聞でいいではなく、読売新聞でなければならないということを伝えましょう。またその熱意を裏付ける理由も必要になりますので、なぜ読売新聞でなければならないと思うのか、理由や根拠を明確にして伝え、熱意の高さをアピールしましょう。

②入社後に成し遂げたい事を述べる

インターンは就活の前段階のものではありますが、インターンでの経験が就活攻略に役立つことも大いにありますし、インターンで人事や企業の社員の記憶に残れば本選考でも有利になる場合があります。インターンの時点から就活は始まっていますので、インターンに参加したい理由に加えて入社後に成し遂げたい事や、読売新聞へどう貢献するかを述べて、企業側に自分を採用するメリットを伝えることでインターン参加へも近づきますし、人事や企業の社員の印象に残ることが出来ます。

インターンで優秀だった学生は本選考でも有利になることは多く、場合によってはインターン中にスカウトされるということもあります。インターンの段階で印象が良ければ就活でもスタートダッシュが可能になりますので、インターンのESの志望動機から自分を採用するメリットを企業に伝えていきましょう。

③新聞社の中でもどの職種に興味があるか

インターンへ応募するためにはどの職種のインターンに参加するのかを決めなければなりません。前述したように記者職であったり、業務職であったり総合技術職であったりと新聞社の中にも様々な職種があるので自分が希望する職種を予め決めておくようにしましょう。

希望する職種が決まっていないと志望度の高さをアピールすることは出来ません。志望する職種とそれを志望する理由を明確にして志望度の高さをアピールしていきましょう。インターンで参加した職種に必ずしも本選考でも応募しなければならないというわけではありません。

インターンで合わないと感じれば職種を変更しても構いません。自分の適性を知るためにも職種を決めておくことは大切ですし、現時点での興味でも構いませんので職種を決めてから応募するようにしましょう。

④インターンに参加する目的を明確にする

前述したようにインターンの参加は必須でも強制でもなく任意です。任意だからこそ志望度の高さをアピールするためにはインターンに参加する明確な目的が必要になります。志望度の高さをアピールする志望動機を作成するためにはスキルアップ、第一志望の企業だから、実務を経験してみたいなどインターンに参加する目的を明確にする必要があります。

明確な目的があれば志望する理由も分かりますし、それを成し遂げたいという強い意志も感じることが出来ます。また目的を明確にする理由はそれだけではなく、企業は学生が何のためにインターンをするのかを知りたいと考えています。

インターンの目的が分かればそれに応じてプログラムの変更や改善も出来ますし、お互いにとってのメリットとなります。志望度の高さをアピールする意味でも、企業に情報を提供するという意味でもインターンに参加する目的を明確にするのは大切なことです。

志望動機の例文

私は記者職のインターンを通じて、世界最多の発行部数を誇る新聞社の新聞記者とはどのようなものなのかを知りたいと考えています。新聞は真実を伝えなければならず、自分の書いた記事が多くの人に読まれるのはどのような気持ちなのかを知りたいと考えています。私は好奇心旺盛であり、一度気になったものはとことん調べる癖がありますが、どれだけ調べても分からないことはありますし、またどれだけ調べても知らないことはなくなりません。私は記者職のインターンを通じて物事を調べる力、そしてそれを発信する力を学びたいと思います。インターンを通じてそれらの知識を身に付け、ゆくゆくは貴社の新聞記者として活躍し、多くの人たちに情報を発信していきたいと考えています。

例文では一文目でインターンでどのようなことを学びたいのかということが記されています。読売新聞の新聞記者がどのようなものか知りたいと明記することで読売新聞でなければならない理由にもなりますし、インターンの目的も明確になっています。

また世界最多の発行部数という読売新聞ならではの情報を加えることで、読売新聞でなければならない理由が強くアピール出来ています。次に自分を採用するメリットとして好奇心旺盛なこと、一度気になったものはとことん調べるという特徴が書かれていますが、これは記者職に求められる資質でもありますので、高評価になります。

またインターンを通じて物事を調べる力、発信する力を学ぶという部分でもインターンの目的が明確に記されています。最後の結論部分でインターンで得たスキルを活かして読売新聞で働き活躍したいとすることで、志望度の高さ、熱意を充分にアピールすることが出来ています。

インターン参加は内定への近道

インターンは企業について、仕事について学ぶことが出来るいい機会であり、企業と自分との間に繋がりを作る機会にもなります。インターンへ参加することには様々なメリットがあり、内定への近道となりますが、ただ漠然とインターンをこなしているだけではその効果は半減してしまいます。

せっかくインターンに参加するのであれば就活本番に役立てるべく目的意識を持って取り組まなければなりません。インターン中から就活本番のことを意識して一つ一つの行動に取り組むことで内定獲得率は格段に上がります。

苦労して手に入れたインターンへの参加を最大限に活かすのか、それともただこなすだけで終えてしまうのかは自分次第です。インターンは大きなチャンスですので、内定獲得率を上げるためにもインターン中の過ごし方を意識するようにしましょう。

インターン中に内定が決まる場合も

インターンは職業体験の場として企業が学生に提供しているものですが、完全にボランティアなわけではありません。企業はインターンを通して優秀な学生を見つけ出したいと考えていますし、場合によってはそのまま採用に踏み切るケースもあります。インターン中の働きが高く評価されれば、選考を飛ばして直接内定のオファーがくる場合もあり、就活本番前に内定が決まることもあります。

すべての企業がインターンで内定を出すわけではありませんが、内定直結型のインターンは少なからずありますし、早期に就活を終えたい人は参加するのがおすすめです。内定直結型のインターンは基本的には長期ですので、インターンから内定を目指したい場合は長期を狙って参加するといいでしょう。

採用担当者に覚えてもらうと選考で有利に

内定直結型のインターンであれば、働き次第ではそのまま採用が決定しますが、すべての企業がインターン中に内定を出すわけではありません。インターンはインターン、選考は選考と分けている企業は多いですし、インターン中に内定が出るのはケースとしては少ないです。

しかしインターンへの参加が就活に全く影響しないわけではなく、採用担当者に覚えてもらうことができれば、選考でも有利になることが多いです。内定に直結しない場合でもインターンでの活躍が認められれば高評価を得ることができますし、それが本選考に影響することもあります。インターン中にしっかりと働き、好印象を残せば選考を有利に進めることができますので、内定獲得の第一歩としてインターンへの参加はおすすめです。

インターンに参加する際のポイント

インターンは参加することでさまざまなメリットを得ることができますし、就活に役立てられることも多いです。内定獲得のためにはインターンには積極的に参加しておくことが大切ですが、ただ参加していればいいわけではありません。

インターンで得られるものはたくさんありますが、それも本人の意識次第ですし、何も考えずにただ参加しているだけでは得るものがないことも多いです。インターンでの経験を就活の糧とするためにも、インターンに参加する際のポイントを理解しておきましょう。

インターン中は日記を付ける

インターンでは様々な人に出会ったり、実際に業務を体験したりと多くのことを学ぶことが出来ます。ただ見るもの聞くもの全てが新しく、新鮮であるため頭がいっぱいいっぱいになってしまうこともあります。せっかく様々な経験が出来てもそれを覚えてなければ意味はありません。

インターンで経験したことを忘れないために、またインターン中に学んだ事を可視化するために、毎日日記を付けるのがオススメです。日記を付けておけばどんな経験をしたのか忘れることはありませんし、学んだことが可視化出来ればそれを復習し、より自分のスキルを磨いていくことも出来ます。

またどんな経験をしたのか日記を付けて分かるようにしておけばお礼メールや感想を述べる時にも便利です。インターンは貴重な経験ですので、それを保存する意味でも日記を付けておくようにしましょう。

お礼メールまでぬかりなく

◯◯株式会社 ◯◯部

◯◯様

インターンシップに参加させていただきました、〇〇大学△△学部の山田です。

このたびは大変お世話になり、誠にありがとうございました。

◯◯様から教えていただきながら実際の業務に取り組むことで、より新聞業界への理解が深まり、さらに入社意識が高まりました。

採用選考にもエントリーさせて頂きたく存じますので、

引き続き何卒よろしくお願い申し上げます。

山田

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〇〇大学〇〇学部

〇〇 〇〇

電話番号:☓☓☓-☓☓☓

メールアドレス:◯◯@◯◯

住所:◯◯◯

インターンが終わればそれで終了ではありません。インターンの次はいよいよ選考になりますので、インターンでの経験をそこに繋げなければなりません。インターンの経験を選考に活かすためには企業の人たちの印象に残る必要があります。最後まで良い印象で終わるためにも必ずお礼メールを送るようにしましょう。

お礼メールではインターンに参加したこと、そこでどんなことを学び、どんなことが印象に残ったのかなどを素直な気持ちで書きましょう。難しく考える必要はなく、自分の感じたままに書き、インターンを行ってくれた感謝の気持ちを伝えるようにしましょう。

また文末では選考にもエントリーするという意思を示しておきましょう。インターン生が参加するとなればチェックしてもらえる可能性もありますので、必ず自分の存在をアピールするようにしましょう。

志望企業が明確ならインターンに参加すべき!

就活を攻略するためには企業のことをよく知る必要がありますが、ネットの情報では限界がありますし、本当に有益な情報を得たいのなら企業と直接を持つ必要があります。企業説明会やOB訪問などもいいですが、最も効果が高いのはインターンです。

インターンでは企業と接点が持てるだけではなく、企業のことや実際の業務のことをより深く理解することが出来ます。生の情報に勝るものはありませんので、志望企業が明確ならインターンに参加すべきです。インターンには参加したいからといって簡単に参加出来るものではありません。

インターンに参加するための選考もありますので、しっかりと準備してインターン参加を勝ち取りましょう。インターンへの参加が決まれば今度は選考を意識して、一つ一つの学びを大切にし、内定を勝ち取りましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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