履歴書

【履歴書の証明写真の撮り方】就活生なら知っておきたい基本とマナー

証明写真はあなたの本質を写す

企業の人事担当者が履歴書でまず見るところは証明写真です。なぜなら、人間は第一印象で判断されることが多く、その第一印象には見た目が大きく影響するからです。履歴書での見た目とは、字がキレイかどうかということもあるのですが、やはり証明写真がいちばん注目されます。

ここでいう見た目とは、美男美女かどうかということではもちろんありません。様々な要素によって構成される見た目のことです。第一印象は出会って3秒から5秒で判断されると言われていますが、それは人間が視覚情報から第一印象の大部分を判断しているからに他なりません。たかが写真とはいえ、そこにはあなたの本質が映し出されていることを企業の人事担当者は理解しているのです。

履歴書の証明写真の基本

履歴書に貼る写真は基本的なサイズが決まっています。また、裏に名前を記入してから貼るようにする、3カ月以内に撮影されたものを使用するなど、いくつかの守るべきルールがあります。

履歴書に貼る写真は、採用担当者がまず初めに見るところになり、第一印象の大きな要因になります。人に対する第一印象は、一度決まるとなかなか変えることができないとも言われていますので、写真の印象が良くなるように工夫しましょう。

基本的なルールができていないと、準備ができていない、志望度がそれほど高くないと思われてしまう可能性もあります。事前にしっかりと確認しておくことが大切です。

写真のサイズは横3cm×縦4cm にして移動

意外と証明写真で落とし穴になりがちなのがサイズです。一般履歴書に対応できるサイズでなければなりません。証明写真機には履歴書の他にパスポートなど他の目的の写真も撮影できるので、自分の撮影する証明写真のサイズは事前に把握しておかなければなりません。この事前にということが大切です。

お金を入れたら順を追って撮影が開始されてしまうので、事前に把握するのは極めて重要なのです。万が一、履歴書に対応できるサイズではなく大きなサイズになってしまった場合、履歴書のサイズ用に切らないといけません。ハサミなどで切るとせっかくの写真が歪んでしまったりします。写真のサイズは、最後の最後で大失敗とならないために気を付けたいポイントです。

裏に名前を記入してから貼る

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証明写真は履歴書に貼って提出することになりますが、貼る前に裏に名前を書くことを忘れないようにしてください。うっかりして記入しないまま貼ってしまうこともあるので、注意しましょう。

名前を記入するのは、履歴書から写真がはがれてしまった時に誰のものか分かるようにするためです。糊などで貼っても、時間がたつと粘着力が弱くなり、履歴書からはがれて落ちてしまうという可能性が考えられます。企業では多くの履歴書を取り扱っているために、一人ずつ確認するのは大変です。万が一のトラブルに備えておくためにも、名前の記入は必須です。

余白スペースに余裕があれば、撮影した日付や大学名・学部名なども書いておくと安心です。消えないように油性マジックなどを使いましょう。

証明写真は3カ月以内に撮影したものを使用する

履歴書に貼付する写真は、なるべく直近で撮影したものにしましょう。3カ月以内のものを使うのが理想的です。人の顔はすぐに変わってしまうものではありませんが、3カ月以上経つと髪型や雰囲気なども変化が見られます。

現在の本人の姿を確認するために提出する写真ですので、時間が経ったものは避けた方が良いでしょう。髪型を変えたり、メガネをかけるようになったなど外見に大きな変化があった時には、期間に関わらず写真を撮影しなおすようにします。古い写真を使うと、雰囲気が変わるだけでなく、以前に使った写真をまた再利用していると思われれることもあります。あまり良い印象になりませんので、新しい写真を使うようにしましょう。

写真から本質が分かる理由3つ

証明写真からなぜその人の本質が浮かび上がってくるのでしょうか。写真は写真です。言葉を発するわけではありませんから、あなたの考えを代弁するわけではありません。それでも、百戦錬磨の人事担当者には伝わってしまう。そこには明確な理由があるからです。例えば、証明写真をどこで撮るか。

写真館で撮る人もいれば、スピード写真で済ます人もいます。出来上がりには当然ながら差が出ます。差が出る以上、どちらを選択するにせよそこにはあなたの考えが反映されます。もちろんスピード写真だからという理由で人事担当者は悪印象を持ったりはしません。ただあなたがどういうタイプの人なのか判断するひとつの材料にはなり得るということです。では具体的に写真からあなたの本質が分かる理由を3つ挙げていきたいと思います。

①服装の乱れは心の乱れ

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理由のひとつが服装です。履歴書の証明写真は胸から上を写しますので、服装は人事担当者への印象に大きく左右します。なぜなら、もし仮に写真に写った服装が乱れていると、人事担当者に志望度が低く自己管理ができない印象を与えてしまうからです。例えばネクタイが曲がっていたりゆるかったりしたらどうでしょうか。

いい印象を持つ人はいないでしょう。汚れやシワ・シミについても同様です。また、派手なシャツやスーツも避けた方がいいでしょう。服装の乱れが悪印象を与えるということは、逆に言えば志望度が高く、自己管理ができる印象も与えられるということです。信頼できる人間であると判断されるためにも身だしなみはきちんと整えて撮影に挑みましょう。

②表情から読み取れるあなたの状態

続いて人事担当者に伝わるあなたの本質を浮かび上がらせるものが表情です。これはイメージしやすいかと思いますが、人の心は表情によく現れます。緊張や志望度の低さ、モチベーションなどは表情や目つきからも伝わってしまいます。

面接官である人事担当者はこれまで多くの履歴書に目を通してきていますから写真から本気で志望しているかどうかなどすぐに分かってしまいます。目は口ほどに物を言うといいますが、実際、多くの心理状態を伝えるものです。真っすぐにカメラを見据えた方がいいでしょう。また、少し口角が上がって笑顔に見えるぐらいが明るく自信のある良い印象を与えます。

③髪型で撮影に対する慎重さが分かる

最後の理由が髪形です。髪形は人がセットするものですから、撮影に対するその人の姿勢が如実に現れます。例えば寝ぐせがついていたりすればもうアウトです。本気で志望しているとは誰も思わないでしょう。男性の場合、前髪も目にかかったりしていればマイナスになります。額は出ている方が好印象になるものです。

女性も前髪で顔が隠れることがないようにしましょう。長い髪の人は後ろに束ねておく方がいいです。髪形は人の手でセットするものなので、完璧にしておくのは難しいかもしれませんが、撮影は室内ですから事前に整える時間はいくらでもつくれます。その手間をかけているかどうか、人事担当者はチェックしているものです。ぜひ髪形にも気を配り、手間を惜しまない、物事には慎重に取り組むという仕事に欠かせない面をアピールしてください。

あなたが受けない方がいい職業をチェックしよう

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証明写真の撮影方法と特徴

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証明写真を撮影するには、いくつかの方法があります。それぞれに特徴やメリット・デメリットがありますので、事前に確認して最適なものを選ぶようにしましょう。写真館で撮る方法、機械を使用したスピード写真、スマートフォンに内臓されているカメラで撮影する方法などがあります。

どの方法を選ぶかによって、撮影の仕方や撮影にかかる時間、料金などが異なってきます。一番のおすすめは、写真館での撮影です。料金は高くなり、時間もかかりますがプロの手によって納得のできる写真となるでしょう。3つの方法について詳しく紹介していきますので、参考にしてみてください。

写真館

写真館での撮影は、3つのなかでも一番質の高い写真が撮れます。プロのカメラマンによる撮影だけでなく、姿勢や髪型などについてのアドバイスももらえます。履歴書用の写真撮影の経験も豊富なので、安心して任せられるでしょう。プランによっては髪型のセットやメイクをしてくれる場合もあります。

希望すれば肌がきれいに見えるような仕上げ加工もあるので、履歴書に最適な写真が撮影できます。料金はほかの方法に比べると高くなりますが、それだけの価値はあるはずです。撮影にかかる時間は1時間ほどで、事前に予約が必要になります。

撮影の際にデータも合わせてもらっておくと、次回からはプリントするだけで良いので、時間と料金を節約できます。

スピード写真

店頭にあるスピード写真の機械を使う方法です。スピード写真の最大のメリットは、料金が安いことでしょう。800円前後で複数の写真が印刷できるので、リーズナブルです。写真を撮影してから、プリントされるまでの時間も10分ほどとなっています。

デメリットは、すべて自分でおこなう必要があることです。髪型や服装を整えて、顔の位置や姿勢を調節します。画面に出てくるアドバイスに合わせて撮影すれば証明写真のサイズでプリントできますが、撮り直し回数にも限りがあるので、注意しなければなりません。

写真館の撮影のように、他の人からの意見が聞けないのもデメリットでしょう。写真の仕上がりは、明るさなど簡単な加工はできるものの、のっぺりとした印象になりがちで、スピード写真を使ったとすぐに分かります。

自撮り

スマートフォンのカメラで自撮りをして、プリントをする方法もあります。証明写真用のアプリなどもあるので適切なサイズで作ることができますが、あまりおすすめしません。料金もかからず、すぐにできるのでお金と時間は節約できます。

自分でデータの加工ができる点はメリットとなりますが、質の高い写真を撮ることは難しいでしょう。自撮りだと体が曲がってしまったり、光の具合で影ができてしまったりすることも多く、手抜きをしているという印象になってしまいます。

また、背景に何も映りこまないようにしなければなりません。どうしても時間がないために、やむを得ず最終手段として自撮りをする人もいるようですが、慌てて準備したという印象を与えてしまいます。

「受かる」証明写真が撮れるその方法とは

応募するのですから、受かりたくない人は誰もいないでしょう。せっかく応募動機や自分のアピール面などを全力で書き上げ良い内容になったとしても、人事担当者の目に真っ先に飛び込んでくる証明写真が、まったく手間を感じさせず、良くない印象を与えるものだとしたらそれだけで落とされかねません。

実際に多くの人事担当者が証明写真を重要視しています。そこには基準があるのです。そして基準がある以上、「受かる」ための証明写真の撮り方というものがあります。その方法をマスターして、人事担当者に好印象を残し、良い第一印象を持って、履歴書を読み進めてもらうことが内定をもらうことへの第一歩といって過言ではないでしょう。それでは具体的な方法を記述していきます。

撮影に行く前に事前リサーチしておく

まず、「受かる」証明写真の撮り方を事前にリサーチしておくことが大事です。仕事は準備が8割と言われます。撮影に挑む前に、前述したような注意点を事前にリサーチしておくとスムーズに撮影に挑めることでしょう。

服装に乱れはないか、服装の乱れとはどんな状態か、表情はどんな表情をすればよいか、どういった髪形が好印象を与えるかなど調べればキリがないくらいチェックポイントがあります。また前述した内容以外にも気を付けると効果的な方法があるかもしれません。これだけ情報が簡単に手に入る時代なのですから、たかが証明写真と思わず、手間をかけて撮影するようにしましょう。

お金を入れる前に最終チェック!

【女性編】

・眉毛は半分以上出ているか
・目に前髪がかかっていないか
・第一ボタンは閉まっているか
・第一ボタンが首の中央の位置にあるか
・メイクは落ちていないか
・ピアスやカラコンなどの装飾品は外してあるか
・後れ毛がないか

【男性編】

・眉毛は半分以上出ているか
・目に前髪がかかっていないか
・第一ボタンは閉まっているか
・第一ボタンが首の中央の位置にあるか
・ネクタイは曲がってないか
・髭の剃り残しはないか
・整髪料はつけすぎていないか
・おでこは出ているか
・唇が荒れている場合はリップクリームをつけているか

「受かる」証明写真の方法を事前にリサーチしてその通りに実行し、最高の自分をつくりあげたとします。ですが、自宅でバッチリに整えていても、撮影に向かう途中に髪形や服装が乱れてしまう事もあるので事前チャックは怠ってはなりません。例えスピード写真であったとしても、鏡はあるわけですから、事前リサーチした内容に基づいて、お金を入れる前に落ち着いて最終チェックをするようにしましょう。

最後の最後で髪の毛がはねてたり、ネクタイが曲がったりなどないよういしなければなりません。というのも、実際の仕事においても最終チェックは欠かせないものです。人事担当者からすると、例えば髪がはねている写真を平気で提出してくるような人には、仕事を任せることが出来ない人物だと判断されても仕方ないのです。

適度に顎を引いて撮る

お金を入れていざ撮影となったときには、おでこを前に出すイメージで、適度に顎を引いて撮影するようにしましょう。顎が上がっていると、偉そうな印象を与えてしまいます。このとき顎を引き過ぎて上目遣いにならないように注意することも大切です。上目遣いというものは暗い印象を与えます。

好印象を与える写真に共通しているのは、男女共に清潔感です。清潔感は髪形や服装だけでなく、姿勢からも感じられるもの。適度に顎を引くということは、猫背では難しいです。背筋を伸ばし、顔が左右どちらかに振れることなくしなければなりません。実際に写真に写るのは胸から上ですが、その胸から上の姿勢の美しさというものは全身でつくっているものだということを意識しましょう。

手軽なスピード写真こそ慎重に

スピード写真はいわば自己管理です。写真館ではスタッフが手伝ってくれますが、スピード写真では誰も指摘してくれません。手軽なスピード写真だからこそ、慎重さが必要になってくるのです。写真館のようにあなたの印象を演出してくれたりは誰もしてくれません。前述してきたようにいくつものポイントをすべて自分自身でチェックしていかなければならないのです。

逆にいい加減であればいい加減な写真しか撮れません。実際の仕事に対する姿勢が反映されます。人事担当者は証明写真を見て第一印象を決めますが、それはその写真から浮かび上がるあなたの仕事に対する姿勢への第一印象に他なりません。しっかり自己管理をして、手を抜かずに最高の写真を貼り付けて応募に臨んでください。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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