業界研究

ベンチャー企業は新卒向きか?知っておきたい入社メリット

ベンチャー企業とは?

ベンチャー企業とは、新しいアイデアや技術をもとに、今までにないサービスを展開する企業を言います。小規模から中規模であることが一般的です。最近ではベンチャー企業という言葉をよく聞くようになりましたが、実は明確な基準や定義はありません。

歴史が浅くこれから成長が期待される企業、投資機関から資金援助を受けている企業、ベンチャー指定を受けている企業などを指す事がほとんどです。2000年以降はIT技術の進化や、規制緩和でベンチャー企業の創立が急増しています。小規模でスタートした企業が、短期間で上場し、規模を大幅に拡大することも珍しくありません。既存の大企業では実施しにくい、創造的・革新的な経営を展開しているのも特徴です。

ベンチャー企業に就職するメリット

ベンチャー企業では、新卒かどうかは関係ありません。どんなに若くても、実力さえあれば様々な仕事に挑戦することができます。大手企業のように年齢や経験を重視されるのが嫌だ!という方は、ベンチャー企業に向いているかもしれませんね。

ここではベンチャー企業に就職するメリットを紹介していきます。

①経営者との距離が近い

一般的な企業に入社すれば、主に関わるのは直属の上司や先輩です。しかし、ベンチャー企業の場合、人数できにも小規模のところが多くあります。そのため、経営陣に近いところで仕事ができます。企業を考えている人は、経営の仕組みや経営者としての考えを知れるいい機会でしょう。

②新卒から重要度の高いプロジェクトに参加できる可能性が高い

大企業や歴史のある会社では、年功序列制度が重視されていることが多です。勤務年数が長いほど、責任のある立場になる事が一般的です。一方のベンチャー企業は、新しく創立された場合が多く、働いている先輩社員もそれほど長い期間勤めているわけではありません。

自由な雰囲気な企業では、年齢に関係なく様々な仕事を任される傾向があります。新卒でも、重要度の高いプロジェクトに参加できることもよくあります。その分、責任は大きくなりますが、やりがいも感じられるでしょう。常に新しいアイデアが求められるベンチャー企業では、新卒でもたくさんのチャンスがあると考えられます。 大企業とは違った、貴重な経験をすることができるでしょう。

積極的な行動や努力が必要

ベンチャー企業は、新しいアイデアや仕事のやり方などを積極的に取り入れる傾向が強くなっています。個人の意見を尊重する環境が整っていると言えるでしょう。そのため、社員一人一人の行動や努力が重要となります。周りの人の意見を聞くことも大切ですが、自ら意見や考えを伝えることもポイントになります。

積極的な行動により、他の社員からも認められ、アイデアを採用される機会も増えていきます。自らアンテナを張って、良いと思ったものはどんどん取り入れて、自分の仕事に活かす努力も求められます。ベンチャー企業は、自分で考え行動し、実績を残していきたいという人に向いていると言えます。受け身の姿勢では、チャンスを得ることは難しいでしょう。

新卒がベンチャー企業に入社したら気を付けておきたいこと

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これからの成長が期待できる、ベンチャー企業へ就職を希望する人も増えています。大企業とは違う魅力があり、たくさんのメリットがあります。新しい挑戦をしたいと思っている人や、積極的に行動したい人にはぴったりです。

しかし、ベンチャー企業にも新卒で入社する際に気を付けておくべき点がいくつかあるので、覚えておきましょう。実際に働き始めてから、思っていたものと違うと感じてしまい、早期退職に繋がるケースもあります。お互いのミスマッチを防ぐためにも、注意するべき点を確認しておきましょう。詳しく解説していきますので、参考にしてみてください。

細かな研修より実務で覚えるケースが多い

どの企業にも言えますが、設立間もないベンチャー企業は特に、短期間で大きな収益を上げることを目標に経営していることが多いです。そのため、社員が一丸となって協力しながら、仕事を進めていきます。仕事のスケジュールも、タイトになっていることが多く、時間的な余裕がないということも珍しくありません。企業によって、新入社員に対する研修は様々なスタイルがあります。

しかし、イチから細かく教えるというよりも、実務で実践的に仕事を覚えていくケースが多くなっています。自ら仕事を進めていき、分からないところがあれば先輩に聞いたり、自分で調べるという姿勢も大切になってきます。大企業に比べると研修制度が整っていないということもあります。そのためにも、積極性や行動力のある人材が求められます。

中途半端な気持ちで行くと成長しない

大手企業であれば、上司から仕事を細かく与えられます。しかし、ベンチャー企業では自分自身で仕事の管理を行わなければなりません。あれこれお世話してくれる人はいないため、右往左往することもあるでしょう。誰かに指図されるのは苦手、という人には不向きですが、様々なタスク管理を一人でするのは大変です。自分自身に対して責任を持てる人ではないと、仕事をこなしていくのは難しいかもしれません。

新卒でベンチャー企業を希望する場合は下調べが重要

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自身のキャリアアップを考えた際には大変魅力的なベンチャー企業も、見方を変えれば入社前に把握しておかなくてはいけない点もあります。

ベンチャー企業の特徴を踏まえたうえで、自分の性格はベンチャー向きなのか考えてみてください。ここではベンチャー企業とひとくくりに話しましたが、ベンチャー企業といっても数多くの企業があるため、その社風は1社1社異なります。ベンチャーだからと決めるのではなく、1企業として企業研究や会社訪問をしてみることも大切です。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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