身だしなみ

スーツの上着の3つのマナー|正しい扱い方や夏冬の着こなしを解説

スーツの上着の扱い方でマナーができてるかは一目瞭然

スーツを着用するのはビジネスマンの基本ですが、意外とその上着についてのマナーを知らない人はたくさんいます。上着はただ着ていればOKというものでもありませんし、脱ぐ際にもマナーはあります。

そんなに細かいところまでと思うものもあるかもしれませんが、面接官は細かいところまでチェックしていて、選考の評価を左右する場合もあります。むしろ細かいところでマナーの出来の差が一目瞭然になるのです。

この記事での「上着」とはコートではなくいわゆるジャケット、スーツの上着を指しますが、夏冬の装いを紹介する際には、コートの選び方についても紹介しています。

細かいところに気を配ることができているのかも評価の基準になりますので、この記事で、正しいスーツの上着のマナーを覚えておきましょう。

就活の基本的な身だしなみのポイントはこちらの記事で確認しておきましょう。

就活生に聞いた! 特にこだわった服装のポイント

就活において身だしなみは重要で、細かいアイテムまで気を遣う必要があるものですが、まずここでは、就活生の皆さんが特にどのアイテムにこだわりを持って選考に臨んでいるかを紹介したいと思います。

就活生の皆さんに聞いた、就活の服装で特にこだわっているポイント・アイテムの回答結果がこちらです。

特にこだわった服装のポイント

最も多かったのが、スーツの上着(ジャケット)に対するこだわりをもつ就活生でした。身につけるものの中でも面接官の目に入りやすく、印象全体を左右するものなので、重要に感じている就活生も多いようです。

ぜひこの記事でスーツの上着に関するマナーや着こなしを確認し、面接で好印象を勝ち取りましょう。

覚えておきたいスーツの上着に関する3つのマナー

覚えておきたいスーツの上着に関する3つのマナー

スーツの上着に関するマナーは、主に3つあります。ボタン一つとっても、かなり細かくマナーがあるのです。

採用担当者も、服装を評価する項目のひとつとしていることがあります。社会人としてビジネスマナーを守るというのは、当たり前のことです。就活生は社会人になるという自覚をしっかりと持ち、選考までに服装に関するマナーについて詳しく知っておきましょう。

①裏側が外に見えるようにたたむ

面接などの際には、上着をたたんでカバンの上に置くのがマナーです。上着を椅子に掛けるのはマナー違反となっています。きれいにたたむことができないとだらしがない見た目になってしまいますので、上着のたたみ方は覚えておきましょう。

カバンの上に上着を置くときは、二つ折りか三つ折りにして置くようにします。上着のたたみ方ですが、脱いだ上着の表面には外での汚れがついているので、裏側が見えるようにたたむのがマナーになっています

慣れないうちは難しく感じるかもしれません。面接時に慌てないためにも事前に練習をしておき、本番でスマートにたためるようにしておきましょう。

②ボタンの数で閉じ方を変える

ボタンが2つの場合
・上から1番目のボタンだけを閉める

ボタンが3つの場合
・上から1番目と2番目のボタンを閉める
・ボタンが返しになっている場合は1番目のボタンも開けておいてOK

スーツの上着にはボタンがついています。このボタンについても実はマナーがあるので注意が必要です。上着の種類によってはボタンが2つだったり3つだったりと変わってきますが、ボタンの閉め方にもマナーがあります。

全部のボタンを閉めていればいいというわけでもなく、逆にマナー違反になる場合もあるので、正しいボタンの閉め方を覚えておきましょう

上着のボタンが2つの場合は1番目のボタンだけを閉め、2番目のボタンは開けておくというのが正しい着こなしです。就活では真面目な服装を心がけるあまり2番目のボタンを閉めている学生も多いですがこれは誤りになります。

一方、ボタンが3つの上着の場合は基本的には1番目と2番目のボタンを閉め、3番目のボタンは開けておくのがマナーとされています。

しかし3つボタンの上着は例外的にボタンが折り返しになっている場合は1番目のボタンも開けておいてOKとされています。つまりボタンが折り返しのものは2番目のボタンを閉めていればOKということになります。

スーツのボタンの細かい扱いはこちらの記事で確認できます。ぜひ併せて読んでみてください。

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フラップ(ポケットのふた)は中にしまう

スーツの上着のポケットには薄い布の、ポケットのふたのようなものが付いています。これはフラップと呼ばれるもので、このフラップについてもマナーがあります。

室内ではフラップを内側にしまうのがマナーで、室外では外に出しておくのが正しい着こなしになります

スーツのフラップはポケットの中にゴミや汚れを入れないためについているものです。雨除けの機能としても使われていますので、ポケットを清潔に保つためには室外では出しておく必要があります。

そしてフラップは室外の汚れを受け止めた場所なので、汚れる心配のない室内では内側にしまうことになっています。いつ出していつしまうのかが分からなくなれば、フラップの機能について思い出すといいでしょう。

夏の身だしなみのマナー

夏の身だしなみのマナー

就活においては基本的には真夏でもスーツを着なければなりません。クールビズを採用し就活生にも適用している企業もありますが、全てがそうではありません。

暑い時期にスーツを着て就活をするのは大変ですが、できる限り正装を心がけるようにしましょう。いくつかマナーがあるので、ポイントを守りつつ、うまく夏の身だしなみを取り入れましょう。

夏でも面接時には上着を着用する

就活では上着を着用した状態が基本になります。なので面接時はきちんと上着を着用しておきましょう。また面接までの待合室でも基本的には上着は脱がないほうが良く、どうしても暑い場合は断ってから上着を脱ぐようにしましょう

いつまでも上着を脱いだままではなく、落ち着いたらすぐに上着を着用するようにしましょう。担当者が上着を脱いでも構わないと先に言った場合でもそれは同じです。その場合でも面接会場に移る前に上着を着用するようにしましょう。

移動中は上着を脱いでもOK

「移動中もずっと上着を着ているのは暑くてしんどい」と思う就活生もいるでしょう。もちろん移動中であれば、上着は脱いでいても問題はありません。

むしろ無理して上着を着続けた結果、体調を崩してしまっては本末転倒です。熱中症のリスクもあるため、移動中はできるだけ涼しい服装で過ごしましょう

その際、上着の持ち方には注意が必要です。上着を適当に持って移動していると、知らず知らずのうちにシワができてしまいます。そのままで面接に臨むと、思わぬ減点を受けてしまう恐れがあるのです。シワにならないよう、丁寧に扱うことを意識しましょう。

夏でも長袖のシャツを着用する

夏に就職活動をおこなう場合、長袖のシャツを着用するのが暑苦しく感じる就活生もいることでしょう。しかし、面接に臨む際、夏であっても長袖のシャツを着るのがマナーになります。

半袖のシャツを選んで面接に臨むと、カジュアル過ぎる印象を面接官に残してしまう恐れがあります。そのため、夏であっても長袖のシャツを着用するのが賢明だといえるでしょう。

その際、腕まくりをするのはNGです。腕まくりをすると、シャツにシワができてしまいます。シワのついたシャツで面接に臨むと、清潔感が感じられず、良い印象になりません。面接の場だけでなく、移動中もシワにならないように気を付けましょう。

夏の暑さをスーツで乗り切るポイント

就活は冬から始まるので、そのときのものをそのまま使っているという学生もいますが、冬用のスーツはかなり分厚く、真夏にはとても暑く感じてしまうでしょう。

ここでは夏の暑さをスーツで乗り切るためのポイントを紹介していきます。

こちらの記事でも夏のスーツ選びについて紹介しています。ぜひ併せて読んでみてください。

夏用スーツを選ぶ

夏場の就活でもスーツを着なければなりませんし、移動中はジャケットを脱いでもOKなものの、それでも暑いことが多いです。企業に到着すればどれだけ暑くてもジャケットを着なければならないので、夏用スーツを購入しておくのがおすすめです。

スーツはオールシーズン使えるものもありますが、夏用、冬用など季節ごとに用途がわけられているものもあります。冬用のスーツは生地が分厚く、保温性が高い素材でできていますが、夏用スーツは生地が薄く、通気性の良い冷感素材でできているものが多いです。

同じスーツでも夏用と冬用では体感温度が全く違いますので、夏場の就活では夏用のスーツを着るようにしましょう。

通気性や冷却効果のある肌着を着用する

真夏に就職活動に臨む際には、通気性や冷却効果のある肌着を着用するのも効果的です。真夏にスーツで移動していると、大量の汗をかくこともあるでしょう。

そのような状態は本人にとっても不愉快でしょうし、面接官からしても、汗だくで面接に来られるのはあまり気持ちの良いものではないです。そのため、暑さ対策をおこなっておくことは非常に重要になります。

また、面接室は冷房が効いていることが多いです。汗だくの状態から急に冷えた空間に行くと、風邪をひく恐れもあります。

そのため通気性の良いものや、速乾性の素材、冷却効果のあるインナーを着用するのもおすすめです。スーツを避けることができない分、見えない部分で温度調整の工夫しましょう。

就活生に聞いた! 夏の身だしなみで意識したこと

夏の身だしなみで意識したこと

夏の暑い時期に、身だしなみを整え続け、良いコンディションで面接に臨むというのは簡単なことではありませんが、面接官に残す印象への影響は大きく、なんとかキープしておきたいところです。

そこで今回は、就活生の皆さんに聞いた、夏の身だしなみで意識していることを紹介するので、ぜひ参考にして面接に臨んでください。

汗の対策について工夫している就活生が多数

汗に関する対策をおこない、清潔感を維持することを心がけているという回答が多く寄せられました。

汗を吸収するインナーや制汗剤などを用いて、汗の対策をしているという回答が多くありました。加えて、会場に早めにいき、汗を拭いたり着替えるといった工夫をしている就活生もいるようです。

クールビズの場合でもジャケットを着用することが基本なので、インナーなど見えないところで工夫をするというのが、夏の時期は常に求められるかもしれません。自身の汗の量なども踏まえて、面接での清潔感を意識して対策を考えてみてください。

前髪やおでこなど顔周りにも気を配ったという声も

暑さによって前髪が顔に張り付いたり、おでこのテカりやメイク崩れに気をつけているという回答もいくつも集まりました。

汗でメイクや前髪が崩れることを意識して、崩れにくい化粧品を使ったり、前髪を流したりしておくといった、事前の対策をおこなっている就活生が多いようです

加えて、汗拭きシートなど直前の身だしなみを整えるアイテムも使うことで、面接に臨むときには身だしなみが整っているように対策ができます。ぜひ家から出る前と面接直前の二重の対策で、暑さに負けない身だしなみを心がけましょう。

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冬の身だしなみのマナー

冬の身だしなみのマナー

就活は1年を通しておこなわれ、冬に就活をするということもあります。冬はスーツだけでは寒いのでコートを着用するでしょう。コートを着て就活をおこなうこと自体は何の問題もありませんが、上着と同様でここにもマナーがあります。

面接時にはコートは脱いでおかなければなりませんが、そのタイミングや脱いだコートをどうするのかも見られています。冬場の就活はこのコートのマナーもあるので注意が必要です。

上着の下にニットなどは着ない

シャツの上にニットを重ね着するのはやめておきましょう。社会人の中には寒さ対策としてシャツと上着の間にニットベストやカーディガンを着用する方がいますが、就活の場においてはマナー違反です。

スーツの下にカーディガンやセーターを着ると、カジュアルな印象になってしまいフォーマルな場に相応しくありません。どうしても寒い場合は移動のときだけ着用するようにして、企業の最寄り駅付近に付いたらニットを脱ぐようにしましょう

スーツでの防寒対策についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。

コートは面接官の目につかない場所で脱ぐ

コートは面接官の目につかない場所で脱ぐのが基本です。そのため、企業に到着する前かトイレなど、面接官の目につかない場所で脱いでおくことになります。

相手の目の前で脱がなければマナー違反にはなりませんが、コートを着たまま社内に入ることをマナー違反だと考える人もいるので、企業に到着する前にコートを脱いでおくのが無難だと言えます

また着るときも同じで、面接が終わったからといって油断してその場でコートを着て退出するのではなく、会社の外に出てからコートを着るようにしましょう。

コートは手に持つ

コートを脱いだ後は手に持って移動しましょう。またこのときも脱いでぐしゃぐしゃのまま持つのではなく、綺麗にたたんで持つようにしましょう。

そこまで丁寧に折りたたむ必要はありません。ある程度見た目が整うようにたたんで持っていれば大丈夫です。面接時には綺麗に畳んで自分のバッグの上に置くようにしましょう

会場によっては荷物置き場やコートをかける場所が用意されている場合もありますが、そうでないときは椅子の横にバッグを置きその上にコートを置くことになります。

説明会や筆記試験などの場合も同様に、コートはバッグの上に置くようにしましょう。横の席や椅子が空いていても、特に指示がない場合はそこに置かずバッグの上に置くようにしてください。

手袋やマフラーはカバンにしまう

冬はコートを着ているだけではなく、手袋やマフラーなどの防寒具をしていることも多いです。冬場の就活ではこれら防寒具の着用は認められていますが、コートと同様企業に入る前に脱ぐのがマナーです。

またコートは手に持って持ち運びますが、マフラーや手袋については基本的にはカバンに入れておくようにしましょう

手に持っていると邪魔になってしまいますし、多くの荷物を持ったままだと動きづらくなります。入るものはすべてカバンにしまった方がよく、たくさんの荷物を持っているのは見た目としてもよくありません。

冬場の就活ではマフラーや手袋もカバンに入れることを考え、夏用よりは少し大きめのカバンを選ぶといいでしょう。

冬はコートの選び方にも注意

冬場の就活ではコートを着用することも多いですし、コートの着用自体は身だしなみのルールとしても許されています。しかしコートは何でも着ていいわけではなく、種類によってはマイナスの印象を残してしまうので注意が必要です。

就活はコートも身だしなみの一部であり、就活にふさわしいフォーマルなものを選ばなければなりません。就活にふさわしいコートとはどのようなものかを知り、上手な選び方も知っておきましょう。

就活でのコートについてはこちらの記事で詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

トレンチやステンカラーコートがおすすめ

一口にコートといってもさまざまな種類がありますが、就活でおすすめなのはトレンチやステンカラーコートなどです。トレンチやステンカラーはフォーマルな形であり、就活中に着用していても問題はありません

また就活だけではなく、就職して社会人になってからも使うことができます。

その他のコートはカジュアルに見えてしまうためNGです。ダッフルコートやピーコートなどは就活にはふさわしくありませんので、着用しないようにしましょう。

黒・紺・ベージュなどの色を選ぶ

コートはデザインや形も大切ですが、それだけではなく色も大切です。コートの色によって印象は変わり、色味によってはカジュアルに見えてしまう場合もあります。

就活で着用するコートは基本的には黒か紺、濃いグレーなど、黒系の落ち着いた色味のものを選びましょう

トレンチやステンカラーであっても、赤や黄色など原色で派手なものを着ていると身だしなみの印象は悪くなりますし、就活にはふさわしくないと判断されてしまいます。

また基本は黒系になりますが、場合によってはベージュなど少し明るい色のコートを着ても良いでしょう。

就活生に聞いた! 冬の身だしなみで意識したこと

冬の身だしなみで意識したこと

先ほど夏の暑さ対策について就活生の皆さんの回答を紹介しましたが、ここでは冬の寒さ対策に対する皆さんの回答を見ていきましょう。ぜひ、冬の身だしなみの参考にしてみてください。

ジャケットに毛玉やほこりがつかないようにしたという回答が多数

コートやマフラーなどの防寒具のほつれた糸やほこりをジャケットにつけたまま面接に臨まないように意識したという回答が多数見受けられました。

コートやマフラーの毛玉がジャケットについていないか面接直前に確認したり、毛玉取りを携帯している就活生も一定数いるようです。コートやマフラーを自身が身につけていなくても、寒い時期は静電気も起きやすく、周囲のほこりが付着しやすい状態です

ぜひ冬場は面接直前にスーツにほこりや毛玉がついていないか確認する癖をつけましょう。

顔の血色や肌の乾燥を意識したという就活生も

冬の寒い時期には、顔の血色や肌の乾燥にも気を配っているという回答も散見されました。

冬の敵は寒さと乾燥です。唇や肌の乾燥や、顔色を意識して身だしなみを整えている就活生も多いようですね。

清潔感やマナーとしてはそこまで悪い影響はありませんが、顔色が悪いと体調がすぐれないように見え、暗い印象や、弱弱しい印象になってしまします。元気で明るい印象を残すためにも、防寒だけでなく、顔のコンディションについてもしっかり対策しましょう。

就活生におすすめのスーツに合うコートブランド3選

就活生におすすめのコートブランドについて紹介します。就活生にとって、スーツに合うコートを選ぶという機会は今回が初めてだという人も多いでしょう。

コートは一度買うと社会人になってからも活躍しますので、印象の良くなるようなものを選ぶようにしましょう。コートの形や色に気を付けて、常識の範囲内で好きなものを選びましょう。

カルバン・クライン

カルバン・クラインは、アメリカのファッションブランドです。「すべてはカッティングから始まる」を哲学として、シルエットのきれいな服が多いブランドです。

ニューヨーク出身のカルバン・クラインによって設立されました。コートの他にはジーンズや時計、ジュエリーなども人気が高く、日本では、アンダーウェアとフレグランスが有名です。

就活におすすめなのが、カルバン・クライン メンのハイブリッドカシウール チェスターコートです。ウェストがシェイプされたデザインで、ポケットの形が縦にカットされています。

色はライトグレー、ブラック、ネイビーの3種類のシンプルなコートで、就活にも使いやすいコートです。

シップス

シップスは、「STYLISH STANDARD」をコンセプトにこだわりのスタイルを提案しているブランドです。衣類や小物を取り扱うセレクトショップで、大手セレクトショップであるビームスやユナイテッドアローズとライバル関係といえるでしょう。

大人向けのおしゃれなアイテムをメインに販売しています。

シップスのウールボンディング ソリッド バルカラーコートは、イタリアの生地メーカーCERRUTIの防水性、透湿性、保温性に優れた素材を使用しています。

ネイビーの生地はビジネススタイルにも相性が良く、秋から真冬まで着用することができます。中のダウンは国内の河田フェザーが使用されており、高品質となっています。

ORIHICA

ORIHICAは、株式会社AOKIのニュータイプスーツストアです。「Key to the new lifestyle」をコンセプトにさまざまなスーツを販売しています。また、スーツやシャツ以外にもカジュアルなアイテムの取り扱いもあります。

ORIHICAのカルゼスタンドカラーコートは、アクティブで若々しいデザインのコートです。カルゼ織りの綾目が特徴となっており、立ち襟のため防風性が高いです。

ウエストの後ろにタブがついているため、シルエットを調整することが可能です。ポケットの裏地には 微起毛素材が使用されているため、ポケットの中に手を入れると温かさを感じることができます。

ORIHICAのカタログを参考にすれば、スーツや手袋などトータルコーディネートが可能です。価格も上記ブランドより良心的といえるでしょう。

正しい上着のマナーを身につけて選考に臨もう

就活だけに限らずビジネスにはさまざまなマナーがあります。シーンごとにマナーは変わってきますが、どの場合においてもビジネスではスーツ姿が基本になるので、上着やスーツの着こなしについてのマナーは常についてきます。

選考での評価にも直結するので、暑さ・寒さ対策の着こなしも頭にいれ、ぜひ一人前のビジネスパーソンとして通用するマナーをこの機会に身につけましょう

面接での身だしなみに関する調査

  • 調査方法:ポート株式会社が運営する企業口コミサイト「就活会議」会員へのダイレクトメール
  • 調査日:2022年8月10日~15日
  • 調査元:「就活の未来」を運営するポート株式会社
  • 調査対象者:23卒・24卒の就活会議会員の152人

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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