企業研究

味の素の平均年収と生涯賃金|年齢別・役職別の年収・月給・ボーナス推移と業界比較

味の素における最近の平均年収推移

味の素は、「味の素」や「ほんだし」といった有名な調味料を製造している食品メーカーです。現在は30の国や地域で事業を展開しているそうで、いったい年収がいくらぐらいなのか、企業が公開している情報を元に、年齢ごとの平均年収や生涯賃金を調べてみました。

味の素とは

正式名称:味の素株式会社
所在地:東京都中央区京橋一丁目15番1号
従業員数:3,459人(単体)
平均年齢:43.0歳
平均勤続年数:19.4年
※https://www.ajinomoto.com/jp/
※有価証券報告書を参照

味の素は、1909年(明治42年)に商品化した調味料「味の素」により創業した、老舗の食品メーカーです。
調味料「味の素」の原料はアミノ酸の一種であるグルタミン酸で、「うま味」とも呼ばれています。この「うま味」を使った商品開発により培った独自の技術を生かし、風味調味料「ほんだし」、中華合わせ調味料「CookDo」などを開発。「食と健康、明日のよりよい生活に貢献」という目標を掲げ、調味料にとどまらず健康食品や化粧品など色々な商品の研究・開発を進めているそうです。

近年の平均年収推移

味の素の近年の平均年収の推移を調べてみました。

年度 平均年収
平成28年 952.0万円
平成27年 951.0万円
平成26年 923.0万円
平成25年 910.0万円
平成24年 907.0万円

※有価証券報告書を参照しています。

全体的に上昇傾向にあるようです。売上も上昇傾向にあるようですので、給与にも反映されているのかもしれませんね。

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味の素における年齢別平均年収

各年齢ごとの平均年収の推移はどのようになっているのでしょうか。年齢階層別の平均年収と、1歳ごとの平均年収をそれぞれ算出しました。

平均年収の年齢階層別の推移シミュレーション

各年齢の年収推移を5歳刻みで推定し、月給・ボーナス・年収についてそれぞれ推定値を算出しました。

年齢 年収 月給 ボーナス
20~24歳 525.8万円 35.0万円 105.3万円
25~29歳 811.1万円 54.1万円 162.4万円
30~34歳 942.0万円 62.8万円 188.6万円
35~39歳 1,036.8万円 69.1万円 207.6万円
40~44歳 1,083.6万円 72.2万円 216.9万円
45~49歳 1,147.9万円 76.5万円 229.8万円
50~54歳 1,182.3万円 78.8万円 236.7万円
55~59歳 1,099.2万円 73.3万円 220.0万円
60~64歳 743.7万円 49.6万円 148.9万円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

平均年収の1歳ごとの推移シミュレーション

1歳ごとの平均年収の推移をシミュレーションしました。

年齢 月給 ボーナス 平均年収
22歳 35.0万円 105.3万円 525.8万円
23歳 38.8万円 116.7万円 582.9万円
24歳 42.7万円 128.1万円 639.9万円
25歳 46.5万円 139.5万円 697.0万円
26歳 50.3万円 151.0万円 754.0万円
27歳 54.1万円 162.4万円 811.1万円
28歳 55.8万円 167.6万円 837.3万円
29歳 57.5万円 172.9万円 863.4万円
30歳 59.3万円 178.1万円 889.6万円
31歳 61.0万円 183.3万円 915.8万円
32歳 62.8万円 188.6万円 942.0万円
33歳 64.0万円 192.4万円 960.9万円
34歳 65.3万円 196.2万円 979.9万円
35歳 66.6万円 200.0万円 998.9万円
36歳 67.8万円 203.8万円 1,017.8万円
37歳 69.1万円 207.6万円 1,036.8万円
38歳 69.7万円 209.4万円 1,046.2万円
39歳 70.4万円 211.3万円 1,055.5万円
40歳 71.0万円 213.2万円 1,064.9万円
41歳 71.6万円 215.1万円 1,074.2万円
42歳 72.2万円 216.9万円 1,083.6万円
43歳 73.1万円 219.5万円 1,096.5万円
44歳 73.9万円 222.1万円 1,109.3万円
45歳 74.8万円 224.7万円 1,122.2万円
46歳 75.7万円 227.2万円 1,135.1万円
47歳 76.5万円 229.8万円 1,147.9万円
48歳 77.0万円 231.2万円 1,154.8万円
49歳 77.4万円 232.6万円 1,161.7万円
50歳 77.9万円 233.9万円 1,168.6万円
51歳 78.3万円 235.3万円 1,175.4万円
52歳 78.8万円 236.7万円 1,182.3万円
53歳 77.7万円 233.4万円 1,165.7万円
54歳 76.6万円 230.0万円 1,149.0万円
55歳 75.5万円 226.7万円 1,132.4万円
56歳 74.4万円 223.4万円 1,115.8万円
57歳 73.3万円 220.0万円 1,099.2万円
58歳 68.5万円 205.8万円 1,028.1万円
59歳 63.8万円 191.6万円 957.0万円
60歳 59.0万円 177.4万円 885.9万円
61歳 54.3万円 163.1万円 814.8万円
62歳 49.6万円 148.9万円 743.7万円
63歳 39.7万円 119.1万円 595.0万円
64歳 29.7万円 89.3万円 446.2万円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

味の素の役職者の年収

役職者の年収について

役職 平均年収
部長 1,565.3万円
課長 1,224.3万円
係長 932.3万円
20~24歳の一般社員 525.8万円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

味の素の大卒・大学院卒初任給について

学歴 初任給
大卒 20万円
大学院卒 20万円

※リクナビ2018より参照しています。

大卒と大学院卒では、公開されている初任給には違いがありませんでした。また、技術系の採用では大卒と修士了、博士了でそれぞれ数万円の差があるようです。

食品業界における年収の傾向と生涯賃金

食品業界とは

食品業界は、生きるために必要な食べ物を扱う業界なので、他の業界と比べて景気の影響を受けにくく安定しています。国内では、人口の減少や高齢化による消費量の減少や人手不足などにより成長が鈍化していますが、国外では新興国の経済発展による急成長が見込まれています。
食品業界でのシェアで上位に入る味の素の平均年収はどのようになっているのでしょうか。

食品業界の平均年収推移と生涯賃金

年齢 味の素 食品業界
20~24歳 525.8万円 363.9万円
25~29歳 811.1万円 490.0万円
30~34歳 942.0万円 556.3万円
35~39歳 1,036.8万円 619.5万円
40~44歳 1,083.6万円 650.8万円
45~49歳 1,147.9万円 647.9万円
50~54歳 1,182.3万円 647.3万円
55~59歳 1,099.2万円 620.6万円
60~64歳 743.7万円 479.7万円
生涯賃金 4.29億円 2.54億円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

食品業界全体と味の素を比較すると、平均年収と生涯賃金ともに業界全体に比べ約1.7倍高く、食品業界内でも高い水準であることが伺えます。

年収以外の魅力

味の素株式会社は、年収の高さ以外にもさまざまな魅力があります。まずは、研修制度です。グローバルに展開している企業であるため、国内のみならず海外で働くための研修制度が充実しています。さらに味の素は、「ホワイト企業」と評判で、残業の少なさや育児休職などの制度も他社の追随を許しません。また、理系出身者からとても人気のある企業だと知られています。味の素のこうしたさまざまな魅力を具体的にご紹介していきましょう。

「世界レベル」を目指す人材育成

世界130国以上に商品を展開しているグローバル食品メーカーだからこそ、学べることはたくさんあります。入社後にはフォロー研修・OJTなどを通して一人前のビジネスパーソンへの成長を実現しながら、マーケティング・財務などの専門的な知識も習得できます。

また、海外語学留学やMBA派遣、選抜英語研修などもありますので、グローバル人材を目指せるといっても過言ではありません。各種スクールの通学を補助する制度もありますので、知識やスキルをとことん磨ける環境です。また入社後には、海外勤務含めさまざまな業務を経験することができますので、多彩なキャリアパスを実現できます。いずれにせよ、万全の研修プログラムは味の素の魅力です。

充実の福利厚生

福利厚生もとても充実しています。住宅手当制度や寮を完備していますので、住宅に関して困ることはありません。また、フレックスタイム制を導入し、残業がほとんどない会社としても知られています。他にも、休日休暇の整備に余念がありません。

年間休日120日以上だけでなく、土日休みの完全週休二日制、育児・看護休暇もあります。川崎の事業所には保育園「アジパンダKIDS」がありますので、子育てと仕事を両立することができます。また、生活と育児が上手に両立できるようサポートするセミナーも開催していますので、男女問わず安心して働ける環境でしょう。味の素が抜群の定着率を誇るのは、こうした充実の福利厚生や年収の高さによるものではないでしょうか。

食品業界の動向

味の素が分類される食品業界の国内マーケットは縮小傾向にあります。原因としては、人口減少や少子高齢化であり、長期的にもマーケットが拡大することは望めません。とはいえ、食品業界の大手企業には、すでに世界各国に拠点を設け、海外企業と資本提携している会社もあります。

グローバルに進出する食品業界の企業が今後どのように躍進していくのか、ビジネスパーソンとして動向をチェックしておきましょう。国内では、スーパーやコンビニによるプライベートブランドの拡大により、食品業界はダメージを受けています。お米の消費量が下がっていることにも注目すべきです。また、単身世帯が増えていることもあり、「食」の量そのものも縮小傾向にあるでしょう。IR情報もチェックし、分析しておくと良いでしょう。

まとめ

日本を代表する食品メーカーである味の素の平均年収について調査してきました。食品業界は景気に影響されにくく他の業界よりも安定していますが、人口の減少や高齢化による需要の減少など、多くの課題を抱えている業界でもありました。
給与に関しては、営業などのビジネス系の職種と研究や商品開発を行うエンジニア系の職種などの違いによっても、きっと働き方や年収に差が出てくるでしょう。
しかしながら、グローバルに事業を展開する業界大手なだけあり、年収も一般企業より高い水準にあるようです。

※最後に、本記事につきましては、公開されている情報を活用し、当社が独自の基準によってシミュレーションした結果を開示しているものとなります。読者の皆様に企業選択の一助になればという趣旨で情報を作成しておりますため、なるべく実態に近い状態のシミュレーションとなる様に最善を尽くしているものの、実際の報酬額とは異なります。 あくまでも参考情報の一つとしてご活用くださいませ。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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