企業研究

マツダの平均年収と生涯賃金|年齢別・役職別の年収・月給・ボーナス推移と業界比較

マツダにおける最近の平均年収推移

マツダはトヨタ、日産、ホンダに次ぐ国内自動車メーカです。小規模な企業ながら、ロータリーエンジンを搭載したスポーツカーの生産、斬新な魂動デザイン、スカイアクティブテクノロジーと呼ばれる低燃費技術を開発するなど、働きがいや活気があります。

強い信念を持ったエンジニア、デザイナーが多く、職人気質の雰囲気があります。マツダは、大手自動車メーカーと比べると賃金が低いという話を聞くことがあります。企業が公開している情報を元に、平均年収や生涯賃金などを調べてみました。

マツダとは

正式名称:マツダ株式会社
所在地:広島県安芸郡府中町新地3番1号
従業員数:20,849名
平均年齢:40.5歳
平均勤続年数:16.0年
※http://www.mazda.co.jp/
※有価証券報告書を参照

マツダは広島に本社工場を置き、中国、タイ、メキシコなどにも生産工場があります。
広島、横浜、アメリカ、ドイツ、中国で研究開発を進めています。従業員数は、20,849名です。連結従業員数で他社と比較すると、トヨタが約35万人、日産が約13万人、ホンダが21万人に対して、マツダは約4.9万人ですので、企業の規模や活躍度が伺えます。

平均年齢は、40.5歳です。トヨタが39歳、日産が42.8歳、ホンダが45歳と比べると比較的、若いです。平均勤続年数は、16年です。トヨタが15.4年、日産が20.2年、ホンダが23.7年と比較すると、短い方ですが、中途採用で働いている方もいるので一概に数字だけで判断しないようにしましょう。

近年の平均年収推移

年度 平均年収
平成28年 685.0万円
平成27年 681.0万円
平成26年 670.0万円
平成25年 629.0万円
平成24年 573.0万円

※有価証券報告書を参照しています。

近年の平均年収の推移を調べてみました。自動車メーカーは、販売台数、為替、企業イメージなどの影響が年収に反映されます。基本給の変動は少ないですが、賞与への変動が大きく左右します。

ここ最近、マツダは業績好調が続いているため、安定しています。今、自動車業界はガソリンエンジンから電気自動車への大きな転換期を迎えています。マツダに限らず各メーカーは大きな岐路に立っています。今後、電気自動車に転換されることで年収が変動する要素が増えることになります。

マツダで働く職種とは

マツダにはどういった職種があるのか見ていきましょう。マツダの職種は「技術系職種」と「事務系職種」に分けることができます。一部職種は技術系と事務系の両方の要素が含まれている部署もあるようです。

技術系職種とは専門的な内容のものが多く、車両を作り上げるための開発関係の部署が多いです。事務系職種は企画や営業関係のものが多く、中国事業など日本国外での仕事に関する部署があります。就職を考えている方は、どういった事業があるのかよく確認しておきましょう。

技術系職種

先行研究開発
商品企画
パワーレイン開発
統合制御システム開発
車両開発
生産技術
生産
品質保証
IT
購買
カスタマーサービス
生産管理・物流

マツダの技術系職種は以上の通りです。選考研究開発は材料解析や設計技術を駆使しして研究開発を進めていく職種です。商品企画では、新車種の企画のほかに自動車の骨格となる部分を企画・開発します。パワートレイン開発は「設計・実研・解析・制御」に業務内容が分かれており、車両の動力源であるエンジンや動力伝達部の開発を担当しています。

統合制御システム開発はその名の通り統合制御システムの開発をおこなっており、自動運転などの技術のモデル化をおこなっています。車両開発は商品を効率的かつ効果的に開発して市場に導入するために、車両レベルの商品性・信頼性の評価をおこなっています。

このほかにも数多くの職種がありますが、技術系職種は主に車両開発や生産・物流に関するものが中心といえるでしょう。

事務系職種

経営企画、財務・経理
商品企画
購買
グローバルマーケティング&セールス
国内営業
中国事業
カスタマーサービス
広報
企業法務・総務
生産管理・物流
人事労務

マツダの事務系職種は以上の通りです。一部技術系の職種と同じものがありますが、技術職と事務職の両方に関係がある業務内容となっていることが考えられます。経営企画、財務・経理では、経営企画を策定しその進捗状況をモニタリングしたり、目標達成のための情報を社内外から集約・分析したりして、計画の生涯となるリスクがないか検討します。

購買は、自動車を生産するための部品や資材などについて最適な取引先を選定し、性能や品質が安定したものを調達していくことが主な業務です。グローバルマーケティング&セールスは、マツダのブランド戦略をはじめ販売施策の展開やアフターフォローの強化をおこなっています。

このほかにもさまざまな職種があり、事務系職種の仕事はデスクワークや営業、海外業務が中心といえるでしょう。

マツダにおける年齢別平均年収

各年齢ごとの平均年収の推移はどのようになっているのでしょうか。年齢階層別の平均年収と、1歳ごとの平均年収をそれぞれ算出しました。

平均年収の年齢階層別の推移シミュレーション

年齢 年収 月給 ボーナス
20~24歳 381.5万円 23.7万円 96.7万円
25~29歳 565.8万円 35.2万円 143.5万円
30~34歳 660.7万円 41.1万円 167.5万円
35~39歳 713.8万円 44.4万円 181.0万円
40~44歳 759.7万円 47.3万円 192.6万円
45~49歳 834.7万円 51.9万円 211.6万円
50~54歳 884.9万円 55.0万円 224.3万円
55~59歳 828.9万円 51.6万円 210.2万円
60~64歳 531.3万円 33.0万円 134.7万円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

平均年収の1歳ごとの推移シミュレーション

年齢 月給 ボーナス 平均年収
22歳 23.7万円 96.7万円 381.5万円
23歳 26.0万円 106.1万円 418.4万円
24歳 28.3万円 115.4万円 455.2万円
25歳 30.6万円 124.8万円 492.1万円
26歳 32.9万円 134.1万円 529.0万円
27歳 35.2万円 143.5万円 565.8万円
28歳 36.4万円 148.3万円 584.8万円
29歳 37.6万円 153.1万円 603.8万円
30歳 38.7万円 157.9万円 622.8万円
31歳 39.9万円 162.7万円 641.7万円
32歳 41.1万円 167.5万円 660.7万円
33歳 41.8万円 170.2万円 671.3万円
34歳 42.4万円 172.9万円 681.9万円
35歳 43.1万円 175.6万円 692.6万円
36歳 43.7万円 178.3万円 703.2万円
37歳 44.4万円 181.0万円 713.8万円
38歳 45.0万円 183.3万円 723.0万円
39歳 45.5万円 185.6万円 732.2万円
40歳 46.1万円 188.0万円 741.3万円
41歳 46.7万円 190.3万円 750.5万円
42歳 47.3万円 192.6万円 759.7万円
43歳 48.2万円 196.4万円 774.7万円
44歳 49.1万円 200.2万円 789.7万円
45歳 50.1万円 204.0万円 804.7万円
46歳 51.0万円 207.8万円 819.7万円
47歳 51.9万円 211.6万円 834.7万円
48歳 52.5万円 214.2万円 844.7万円
49歳 53.2万円 216.7万円 854.8万円
50歳 53.8万円 219.3万円 864.8万円
51歳 54.4万円 221.8万円 874.9万円
52歳 55.0万円 224.3万円 884.9万円
53歳 54.4万円 221.5万円 873.7万円
54歳 53.7万円 218.7万円 862.5万円
55歳 53.0万円 215.8万円 851.3万円
56歳 52.3万円 213.0万円 840.1万円
57歳 51.6万円 210.2万円 828.9万円
58歳 47.9万円 195.1万円 769.4万円
59歳 44.2万円 180.0万円 709.9万円
60歳 40.5万円 164.9万円 650.3万円
61歳 36.8万円 149.8万円 590.8万円
62歳 33.0万円 134.7万円 531.3万円
63歳 26.4万円 107.8万円 425.0万円
64歳 19.8万円 80.8万円 318.8万円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

役職者ごとの年収差は約200万円

役職者ごとの年収についてみていきます。20~24歳の一般社員の平均年収は381.5万円です。課長の平均年収である676.4万円と比べると、294.9万円の差があります。課長の平均年収は888.3万円であり、係長との差は211.9万円となっています。部長の平均年収は1,135.7万円であり、課長との年収差は247.4万円です。どの役職も、およそ200万円ほどの年収差があるといえるでしょう。

人気業界の年収をチェック!

高収入の職種を探しているという就活生は、人気業界に属する企業の年収を知っておくといいでしょう。人気業界のトップに位置する企業は、年収も平均を上回っていることが多いです。年収を知るためにおすすめなのが「人気21業界丸わかりマップ」です。

この資料では、各企業の年収以外にも売上高や純利益を掲載しています。企業を比較する際に、これらは必ずおさえておきたい情報になります。無料でダウンロードできるため、業界研究として活用したい就活生にもおすすめです。

マツダの役職者の年収

役職 平均年収
部長 1,135.7万円
課長 888.3万円
係長 676.4万円
20~24歳の一般社員 381.5万円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

マツダの大卒・大学院卒初任給について

学歴 初任給
大卒 20.6万円
大学院卒 22.8万円

※リクナビ2018より参照しています。

マツダは他メーカーと比較すると、初任給は低いです。しかし、働きやすい職場であったり、やりがいを持って仕事をしている人が多い魅力的な企業でもあります。初任給にとらわれず、総合的な判断をするようにしましょう。

自動車業界とは

自動車業界は、ハイブリッドカーの人気が高まり、ガソリンエンジンから電気自動車への大きな転換期を迎えています。電気自動車にシフトすることで、各自動車メーカーは新たな技術開発を進めていかなければなりません。

電気自動車はガソリン車と比べると少ない部品で作り上げることができるため、自動車の構成やデザインに自由度をもたせることができます。自動車の生産は、今までのようにメーカーだけでなく、ベンチャー企業などの参入も増えてくることが考えられます。技術開発だけでなく、価格競争にも拍車がかかり、自動車業界は、生き残りをかけた開発を進める時期に入っています。

自動車業界の平均年収推移と生涯賃金

年齢 マツダ 自動車業界
20~24歳 381.5万円 463.6万円
25~29歳 565.8万円 578.9万円
30~34歳 660.7万円 663.6万円
35~39歳 713.8万円 711.6万円
40~44歳 759.7万円 776.4万円
45~49歳 834.7万円 832.1万円
50~54歳 884.9万円 883.9万円
55~59歳 828.9万円 858.3万円
60~64歳 531.3万円 594.6万円
生涯賃金 3.08億円 3.18億円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

マツダは、自動車業界全体と比べると、低めの賃金です。30~34歳時点での平均年収は660.7万円であり、生涯賃金は3億800万円となっています。自動車業界の平均生涯賃金は3億1,800万円で、マツダのほうが1,000万円ほど下回っているといえるでしょう。

特に20代前半の賃金には大手メーカーとの差があります。この時期は、技術を身につける時期と考えるようにしましょう。仕事に打ち込むことで、残業代など収入を見込むこともできます。

マツダ特有の魅力がある

日本では若者の自動車離れ、カーシェアリングによるレンタカーの需要などが高まる一方、自動運転や安全装置などの技術が飛躍的に高まっています。自動車業界はガソリンエンジンから電気自動車への大きな転換期を迎えています。

電気自動車が普及することで今後、自動車業界がどのような方向に向かうかは不透明ですが、今まで多くの失敗を乗り越え、業績悪化から何度も這い上がってきたマツダには、土壇場の強さを感じる魅力ある企業に感じます。賃金は大手自動車メーカーに劣りますが、大手にない素晴らしさを持っています。

※最後に、本記事につきましては、公開されている情報を活用し、当社が独自の基準によってシミュレーションした結果を開示しているものとなります。読者の皆様に企業選択の一助になればという趣旨で情報を作成しておりますため、なるべく実態に近い状態のシミュレーションとなる様に最善を尽くしているものの、実際の報酬額とは異なります。 あくまでも参考情報の一つとしてご活用くださいませ。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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