企業研究

東京ガスの平均年収と生涯賃金|年齢別・役職別の年収・月給・ボーナス推移と業界比較

東京ガスの年収について詳しく知ろう

日本の生活やエネルギーインフラを支えている電力・ガス企業への就職を希望しているのであれば、まずおこなっておくべきは企業研究になります。特にこういった業界の仕事は、普段の生活ではなかなか目にしない仕事のひとつでもあります。こういった業界に就職を考えている場合、企業の年収や仕事内容などについて、理解を深めた上で就職活動に臨むことはとても重要なことです。

今回は、ガス業界に関わる企業の中でも大手の企業である、東京ガスの年収や採用者の傾向などについて編集部で独自に調べてみました。就職活動の際にはこの記事だけではなく、合わせて自分自身で調べた企業についての研究内容を踏まえて、ESや自己PR作成などをおこないましょう。

東京ガスにおける最近の平均年収推移

関東にお住まいの方には馴染みの深い東京ガスは、関東地方1都6県の主要都市をメインに営業を行う企業です。日本国内の都市ガス業者で最大の売上高・シェア率を持っており、東京ガスの持つガス導管の長さは約6万kmにも及び、世界でも有数の規模を誇る都市ガス企業となっています。
今回はそんな東京ガスの年収や生涯賃金などを調べてみました。

東京ガスとは

正式名称:東京瓦斯株式会社
所在地:東京都港区海岸1-5-20
従業員数:8,219名
平均年齢:44.0歳
平均勤続年数:16.0年
※http://www.tokyo-gas.co.jp/
※有価証券報告書を参照

知名度の高い大手企業ということもあり、従業員数もとても多いですね。従業員の平均年齢や勤続年数も比例して高めといえるでしょう。企業が安定した経営をしているからこそ、こういった勤続年数や平均年齢になっているといえるのではないでしょうか。

近年の平均年収推移

東京ガスの近年の平均年収の推移を調べてみました。

年度 平均年収
平成28年 640.0万円
平成27年 649.0万円
平成26年 664.0万円
平成25年 681.0万円
平成24年 694.0万円

※有価証券報告書を参照しています。

公表されている情報では、直近の5年で年収は減少傾向にあるようです。平成28年以降、売上高が大きく減少していることや、大手企業で従業員数が多いということも要因のひとつとして挙げられるかもしれません。

東京ガスにおける年齢別平均年収

各年齢ごとの平均年収の推移はどのようになっているのでしょうか。年齢階層別の平均年収と、1歳ごとの平均年収をそれぞれ算出しました。

平均年収の年齢階層別の推移シミュレーション

各年齢の年収推移を5歳刻みで推定し、月給・ボーナス・年収についてそれぞれ推定値を算出しました。

年齢 年収 月給 ボーナス
20~24歳 323.0万円 20.4万円 78.7万円
25~29歳 489.6万円 30.9万円 119.3万円
30~34歳 595.3万円 37.5万円 145.1万円
35~39歳 646.2万円 40.7万円 157.5万円
40~44歳 713.5万円 45.0万円 173.9万円
45~49歳 816.9万円 51.5万円 199.1万円
50~54歳 845.8万円 53.3万円 206.1万円
55~59歳 843.0万円 53.1万円 205.4万円
60~64歳 491.1万円 31.0万円 119.7万円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

平均年収の1歳ごとの推移シミュレーション

1歳ごとの平均年収の推移をシミュレーションしました。

年齢 月給 ボーナス 平均年収
22歳 20.4万円 78.7万円 323.0万円
23歳 22.5万円 86.8万円 356.3万円
24歳 24.6万円 94.9万円 389.6万円
25歳 26.7万円 103.1万円 423.0万円
26歳 28.8万円 111.2万円 456.3万円
27歳 30.9万円 119.3万円 489.6万円
28歳 32.2万円 124.5万円 510.8万円
29歳 33.5万円 129.6万円 531.9万円
30歳 34.9万円 134.8万円 553.0万円
31歳 36.2万円 139.9万円 574.2万円
32歳 37.5万円 145.1万円 595.3万円
33歳 38.2万円 147.5万円 605.5万円
34歳 38.8万円 150.0万円 615.6万円
35歳 39.4万円 152.5万円 625.8万円
36歳 40.1万円 155.0万円 636.0万円
37歳 40.7万円 157.5万円 646.2万円
38歳 41.6万円 160.7万円 659.6万円
39歳 42.4万円 164.0万円 673.1万円
40歳 43.3万円 167.3万円 686.5万円
41歳 44.1万円 170.6万円 700.0万円
42歳 45.0万円 173.9万円 713.5万円
43歳 46.3万円 178.9万円 734.1万円
44歳 47.6万円 183.9万円 754.8万円
45歳 48.9万円 189.0万円 775.5万円
46歳 50.2万円 194.0万円 796.2万円
47歳 51.5万円 199.1万円 816.9万円
48歳 51.9万円 200.5万円 822.7万円
49歳 52.2万円 201.9万円 828.5万円
50歳 52.6万円 203.3万円 834.3万円
51歳 52.9万円 204.7万円 840.1万円
52歳 53.3万円 206.1万円 845.8万円
53歳 53.3万円 206.0万円 845.3万円
54歳 53.2万円 205.8万円 844.7万円
55歳 53.2万円 205.7万円 844.1万円
56歳 53.2万円 205.6万円 843.5万円
57歳 53.1万円 205.4万円 843.0万円
58歳 48.7万円 188.3万円 772.6万円
59歳 44.3万円 171.1万円 702.2万円
60歳 39.8万円 154.0万円 631.8万円
61歳 35.4万円 136.8万円 561.5万円
62歳 31.0万円 119.7万円 491.1万円
63歳 24.8万円 95.7万円 392.9万円
64歳 18.6万円 71.8万円 294.6万円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

人気業界の年収をチェック!

高収入の職種を探しているという就活生は、人気業界に属する企業の年収を知っておくといいでしょう。人気業界のトップに位置する企業は、年収も平均を上回っていることが多いです。年収を知るためにおすすめなのが「人気21業界丸わかりマップ」です。

この資料では、各企業の年収以外にも売上高や純利益を掲載しています。企業を比較する際に、これらは必ずおさえておきたい情報になります。無料でダウンロードできるため、業界研究として活用したい就活生にもおすすめです。

東京ガスの役職者の年収

役職者の年収について

役職 平均年収
部長 961.5万円
課長 752.0万円
係長 572.7万円
20~24歳の一般社員 323.0万円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

一般社員と役職の年収差は約250万円

編集部が独自にシュミレーションした、東京ガスの各役職の平均年収をグラフ・表にしたものが上記になります。それぞれの年収を比較してみましょう。一般社員と係長の年収を比較した場合、249.7万円の差額が発生すると予測できます。また一般社員と課長の年収差が429万円、部長との年収差が638.5万円あると予測することができます。

参考までに各役職の年収差を比較したところ、係長と課長で179.3万円、課長と部長で209.5万円の差額が発生するという予測になりました。この結果を踏まえると、一般社員から役職を持った際は約250万円年収が上がり、以降は役職が上に上がるにつれ180~210万円程の上昇がある形となります。

東京ガスの大卒・大学院卒初任給について

学歴 初任給
大卒 20万円
大学院卒 20万円

※リクナビ2018より参照しています。

公開情報では大学卒・大学院卒に違いは見られませんでした。特段高額と言える初任給ではないと感じるかもしれませんが、企業として成熟し安定しているからこそなのでしょうか。

東京ガス採用者の実績について

東京ガスに実際に採用された人達は、どういった大学を出ているのか気になる人もいるのではないでしょうか。東京ガスの採用は、文系職と理系職に加えて、プロフェッショナル職という職種での採用もおこなわれています。これらはそれぞれ別々の採用方法を取っており、それぞれの職務によって出身大学にも多少変化が見られるようです。

また、東京ガスでは女性の雇用を積極的におこなっていることもあり、新卒採用の傾向にもその点が影響している部分があるようです。以下に、採用された人物のそれぞれの傾向について詳しくまとめました。

職種ごとに採用大学の傾向は異なる

文系職と理系職の仕事内容は、主に文系が営業や海外事業を、理系が技術開発やエンジニアリングなどの仕事を受け持っています。プロフェッショナル職はガスパイプラインのメンテナンスや事務など、総合的に東京ガスの仕事に関わるという形です。

この職種ごとの仕事内容は、採用大学の傾向にも影響が出ています。文系と比較して、理系職やプロフェッショナル職は理系大学の出身者が多く採用されており、理系職は慶應義塾大生が他の職種より採用実績が多いようです。また東京大や早稲田大は、全ての職種において全般的に採用実績が多い形です。特徴的なのがお茶の水女子大からの採用実績が企業採用サイトでも挙げられている点、全体的に女子大の採用実績が目立っている点でしょう。

東京ガスは女性の採用を推進している

東京ガスでは新卒採用に限らず、人員採用の際に女性を積極的に採用している企業です。また福利厚生などを女性が働きやすい形に整えるなど、女性の社会活動を推進しています。厚生労働省が設けた「女性の活躍推進企業データベース」にも、東京ガスの女性採用についての取り組みが記載されており、女性社員の採用を推進していることがわかるでしょう。

また東京ガス自身も、新卒採用サイトとは別に、女性採用を推進する専用のサイトを立ち上げ、企業における女性採用の推進状況などについて公開しています。こちらのサイトの情報によれば、東京ガスの新卒の女性採用数は2014年以降、総数でいえば右肩上がりになっているようです。また女性の管理職が多く在籍しているのも特徴といえるでしょう。

電機・ガス業界における年収の傾向と生涯賃金

電機・ガス業界とは

未稼働の原子力発電所の電力を補うために、ガスを使用する火力発電所の稼働が増えていることもあり、好調な推移を続けています。それに加えて平成28年の電力自由化に伴って、電力業界に参入するガス会社が見られました。一方平成29年より都市ガスの自由化も新たに開始されています。そのため、電力・ガス業界の競争は今後激化していくことが予測されます。

電機・ガス業界の平均年収推移と生涯賃金

年齢 東京ガス 電機・ガス業界
20~24歳 323.0万円 345.8万円
25~29歳 489.6万円 437.0万円
30~34歳 595.3万円 545.5万円
35~39歳 646.2万円 590.6万円
40~44歳 713.5万円 696.0万円
45~49歳 816.9万円 811.0万円
50~54歳 845.8万円 821.7万円
55~59歳 843.0万円 896.1万円
60~64歳 491.1万円 517.3万円
生涯賃金 2.88億円 2.83億円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

東京ガスと業界平均の年収に大きな差異は見られません。生涯賃金では東京ガスを上回っていますが、それでも差異は1,000万円以下と予測されています。24歳まで・55歳以降は業界平均を下回る予測ですが、それ以外では安定して業界の上を行っていることがわかります。

まとめ

私たちの生活に密接な関係のあるガス会社、東京ガスについて調べてみました。大手企業でたくさんの従業員を抱えているということもあってか、驚くほどの年収ではないと感じられた方も多いのではないでしょうか。しかしながら勤続年数の長さや、平均年齢の高さに目を向けると会社の安定性・働きやすさをを物語っているような印象も受けました。
電力・ガスの自由化で今後も競争が激化していくなかで、更なる飛躍を遂げるかもしれませんよ。

※最後に、本記事につきましては、公開されている情報を活用し、当社が独自の基準によってシミュレーションした結果を開示しているものとなります。読者の皆様に企業選択の一助になればという趣旨で情報を作成しておりますため、なるべく実態に近い状態のシミュレーションとなる様に最善を尽くしているものの、実際の報酬額とは異なります。 あくまでも参考情報の一つとしてご活用くださいませ。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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