面接対策

面接の質問内容やマナー|自己PRや志望動機の例文もご紹介

面接を成功させるカギは事前準備

就職活動を進めていくにあたって、就活生に立ちはだかる難関といえば「面接」。書類選考は楽々と通過できたとしても、面接に手こずる方も多いことでしょう。しかしそう悩んでいるのは、あなた一人だけではないので安心してください。沢山のライバル達が同じように悩んでいるのです。

面接を成功させるためには、「事前準備」に力を入れるように心掛けましょう。面接が上手な人は、元々得意なわけではありません。しっかりと事前に準備をしているからスムーズに受け応えが出来ているのです。ここでは、面接でよくある質問やマナー、すぐに使える自己PRなどの回答を一挙ご紹介します。

面接でよく聞かれる質問とは

準備すべきことの一つは、面接官からの質問に対する答えです。面接の中ではESや履歴書に記載したことに関する質問だけではなく、回答に困ることまで問われる可能性も十分にあります。

予想外な質問をされることまで視野において、回答を準備しておきましょう。面接においてよくある質問から、回答に詰まった時の対処法までご紹介します。面接中に戸惑うことがないよう、ここで事前にチェックしておきましょう。

ESや履歴書にある項目

  • 学歴
  • サークル活動や部活
  • 資格
  • 自己PR
  • 志望動機

面接中によく聞かれる項目といえば、エントリーシート(ES)や履歴書に記載した項目です。これに関しては必ず質問されますので、何を質問されてもいいように回答を準備しておきましょう。まずはよく質問される項目をご紹介します。

学歴や学生時代のサークル活動・部活、資格、自己PR、志望動機は、必ず質問されると思いましょう。記載した内容に関してどのように質問されても返せるように、何パターンもの回答を考えておくことをおすすめします。特に学生時代に関する質問は定番だといっても過言ではありません。サークル活動や取得した資格への取り組みに関する答えはしっかりと準備しておきましょう。

変わった質問

  • あなたを○○に例えると何ですか?(動物や物など)
  • 最近興味を持ったニュースは?
  • 他の企業の選考状況はどうですか?

次に、就活生が悩まされやすい質問をご紹介します。質問される事柄は、ESや履歴書に記載したことに関するものだけではありません。時には回答に詰まるもことを質問される場合もあり、そんな時すぐに言葉が出てこなかったり黙って悩み込んでしまうと、悪い印象を与えてしまいます。

そこでもしも回答に困ったら、「少しお時間を頂いてもよろしいでしょうか」と伝えて考える時間を頂きましょう。予想外の質問でも焦らず、冷静な態度で対処することが重要です。これらの質問は回答が難しいものの、質問されることが多いのでぜひ事前に答えを準備しておきましょう。

面接前のマナー

面接の事前準備をすべきは、質問に対する解答だけではありません。会社を訪れる際の態度まで、事前にしっかりとチェックをしておく必要があります。面接中どれだけよい発言が出来たとしても、その他の場面でふさわしくない言動を取ってしまうと台無しです。

あなたを見ているのは面接官だけではありません。社内にいる全ての人から見られていると思ってよいでしょう。そこで次に、押さえておくべき面接のマナーをご紹介します。就活生としての振舞い方やマナーをチェックしましょう。

受付から面接は始まっている

まずは、面接は受付の時点から始まっているということを頭に入れておきましょう。面接の緊張をほぐすために直前までリラックスをしていたいと思う方も多いでしょうが、受付も面接に含まれると認識したほうがベターです。訪問時間は、面接直前ではなく15分前には到着するように心がけておいてください。

ギリギリではなくゆとりをもって受付を済ませることが重要です。ただし到着があまりにも早すぎると、常識がないと思われることがあるので注意してください。さらに受付の際には、はきはきとした口調で「本日○時のお約束で面接に参りました。○○と申します。本」と氏名・要件を伝えましょう。

控室での態度も合否に影響する

さらに、控室での態度も合否に影響することを忘れてはなりません。担当者がいないからといって「社員には見られてないから大丈夫だろう」と気を抜くのはNGです。声高に他の就活生と共に談笑したり、落ち着きなくうろうろと歩き回ったり、携帯を使用したりなどのふさわしくない行為は、マイナスイメージを与えるだけではなくその場の雰囲気を悪くしてしまいます。

落ち着いた態度で面接を迎えるためにも静かに順番を待ち、担当者が訪れたらすぐに立って明るく挨拶をしましょう。控室では、静かに面接のシュミレーションをして過ごすのがベスト。直前まで頭の中を整理し、イメージトレーニングをして面接に挑んでください。どうしても緊張を抑えられない場合は、小声で少しだけであれば他の就活生とコミュニケーションを取ってもいいです。

面接中のマナー

面接中もマナーを守り、落ち着いて対応することを心がけましょう。面接中に特に気を付けるべきマナーは、主に入退室に関するマナーです。とはいえ、一般的なマナーを守って行動している人には、そう難しいものではありません。

これらの基本的なマナーは社会に出てからも必要になるものばかりで、このタイミングで覚えてしまうことで、その後もスムーズな入退室ができるようになります。細かい部分を意識して、よりよい印象で面接を終えられるようにしましょう。

①入室する際のノックは3回

入室する前に、まずはドアをノックします。ノックは「今からドアを開けてもいいか」を確認するためのものなので、ドアが閉まっている場合は必須と考えた方がいいでしょう。

基本的に入室の際のノックは、2回から3回といわれています。ですがはっきりと確認しやすい回数は3回であることも多いので、一般的には3回ノックをするのが好ましいでしょう。

ノックをする時は、あまり強く叩きすぎたり、逆に弱く叩きすぎてもいけません。相手に聞こえる、適切な強さで叩くことが大事です。ドアが最初から開かれている場合や、ドアがない面接会場の場合はノックは必要ありませんが、その代わりはっきりと聞こえる声で返事をするようにしましょう。

②正しい言葉遣いではっきり話す

当然ですが、面接の場では正しい言葉遣いを求められるものです。インターネットで流行している言い回しや、友人との会話で使うような略語は使うべきではありません。基本的には丁寧な敬語で、はっきりと相手に聞こえるように話すのが好ましいでしょう。ですが、あまりに敬語を意識しすぎるとちぐはぐな印象になってしまう場合があるため、丁寧に正しい言葉で話すことを意識する位でも問題ありません。

はっきりと相手に聞こえるように話すには、大声で話すということではないとあわせて覚えておきましょう。話した言葉が聞き取れる、適切な声の大きさで話すだけでも、相手にいい印象は与えられます。基本的には、明るく元気な声を出すことを意識すれば、自然とはっきり聞こえる声になるはずです。

③退室時はきちんと挨拶する

入室時にも挨拶をしたように、退室時にもきちんと挨拶をした上で部屋を出るようにしましょう。面接は挨拶に始まり、挨拶に終わるとおぼえておくといいかもしれません。退室時の挨拶は、面接官からの終了のアナウンスがあった時にその場で立ち上がって一回、部屋の出口で面接官を向いて一回の計二回おこなうのが基本のマナーです。椅子から立ち上がった際は、椅子の横に立って挨拶するよう心がけましょう。これは入室の時も同じで、いきなり椅子に座るのはマナーに反する行動です。

退室時の挨拶でははっきりとした声で「ありがとうございました」とお礼を述べること、しっかりとお辞儀をすることも大事です。その際、目線も面接官の方をしっかり向いておこないましょう。

面接終了後のマナー

面接が終わって面接室を出た直後に気を抜く就活生も多いはずです。しかし、社外に出るまでが面接です。最後まで気を抜かずにきちっとした振舞いをしましょう。忘れ物を慌てて取りに戻ったり、帰宅後に忘れ物に気付いて届けて頂くことがないように、最後まで集中して過ごします。

さらに、帰る際には社内の方や周囲の方に会釈や挨拶をすることを心掛けてください。そのようなシーンもよく見られているため、面接官に対してだけでなくその場にいる人ににこやかな態度で接すると好印象を与えることが出来ます。

案外就活生の皆さんは、面接官以外の社内の方々からも見られています。よって誰から見られてもいいように、常に気を引き締めて行動しましょう。

自己PRと志望動機の例文

ここまで面接の事前準備や心得るべきマナーをご紹介しました。面接直前までにおこなうべきことや面接当日の正しい振舞い方まではしっかりと理解できたかと思います。そこで次のステップとしてご紹介するのは、「自己PR」「志望動機」に関する例文です。それもここではただの例文ではなく、面接で質問された際に回答しやすいものをピックアップしています。ぜひ履歴書を書く際には参考にしてみてください。

自己PRの例文

私は、人の役に立つことが好きです。人のために一生懸命に取り組み、喜んでもらえることが私のやりがいに繋がります。私は学生時代に、居酒屋で3年間アルバイトを続けてきました。常にお客様の満足度を考えて丁寧な接客を心がけた結果、お褒めの言葉を頂くことが増え「あなたに会うために来たよ」と嬉しい声を掛けて頂いたことも数多くありました。
この経験から、お客様に喜んで頂くことが私のモチベーションに繋がり、やりがいを感じるということを実感しました。よって御社に入社後も、顧客満足度を考えて業務をこなすことが出来ると思っております。

自己PRは、どの企業でも必ず質問されるため、しっかりと対策をする必要があります。まずはアピールポイントを明確にし、それを裏付ける出来事を述べましょう。思い入れのある出来事を選ぶと、どんな質問を受けても答えやすいのでおすすめです。加えて、大変だった経験や自分で考えておこなって成功した出来事なども頭の中で整理しておくと、面接でもスムーズに話すことが出来ます。

志望動機の例文

私が御社を志望する理由は、格安旅行を取り扱っているところに魅力を感じているからです。金銭面に余裕がない学生でも、手軽に海外旅行が出来るような手助けをしたいと思っております。私は学生時代に2カ国旅行をしました。学生ということもあって金銭面に余裕がなく、どちらも御社の格安旅行を利用させて頂きました。この経験は私を大きく変え、自分の考え方や価値観を見直す良いきっかけとなりました。
よってなかなか海外旅行ができない学生にも、私のような経験をするための手助けをしたいと思っております。もしも入社できた際には、自身の旅行経験を活かして御社の製品を提案していきたいと考えております。

企業に熱意を伝えることが出来る志望動機は、最も重要視されるので事前にしっかりと準備をしておきましょう。まずは仕事を通してやりたいことを主体にして、志望動機を考えます。その中で『なぜその仕事をしたいのか』という点を過去の経験から語り、『なぜこの会社でなければならないのか』という点を述べます。ここでもどんな質問を受けてもいいように、仕事への熱意を裏付けることが出来る内容の濃い経験を選ぶことをおすすめします。さらに最後には入社後の抱負を述べ、熱意を伝えましょう。

自分に自信を持って面接に挑もう

準備不足のまま面接を迎えると、不安のあまり堂々といいたいことを伝えることが難しいはず。そこで事前に面接の準備をしておくことで、自信を持って臨むことが出来ます。自信のある態度や堂々と答える姿は、面接官にも好印象を持たれるでしょう。さらにあわせて、その他の基本的な面接のマナーをしっかりと心得ておくことで、あなたへの印象がアップすること間違いなしです。

面接は、面接官と顔を合わせている時だけが本番ではありません。社内に足を運んだ時点から面接は始まっているという気持ちを持っておく必要があります。以上を心掛けると、きっと希望の企業への道も近づくことだと思います。ぜひ参考にして、皆さんの就活に活かしてください。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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