企業研究

中外製薬の平均年収と生涯賃金|年齢別・役職別の年収・月給・ボーナス推移と業界比較

中外製薬における最近の平均年収推移

中外製薬は、インフルエンザの薬として有名な「タミフル」を販売している大手医薬品メーカーです。2002年には世界でも有数の製薬企業であるロシュ社と合併し、がんに関する処方薬で国内売上シェアNo.1となったそうです。
国内外に数多くの子会社や連携会社を持つ中外製薬の平均年収がいくらくらいなのか、気になりますね。企業が公開している情報を元に、年齢ごとの平均年収や生涯賃金を調べてみました。

中外製薬とは

正式名称:中外製薬株式会社
所在地:東京都中央区日本橋室町二丁目1番1号
従業員数:4,950人(単体)
平均年齢:42.3歳
平均勤続年数:16.5年
//www.chugai-pharm.co.jp/index.html
※有価証券報告書を参照

中外製薬は、1925年(大正14年)に医薬品の輸入代理店として創業されました。社名には、「海外の良質な医薬品を日本中に広めるだけでなく、やがては日本の医薬品を海外に届けたい」という思いが込められているそうです。

近年の平均年収推移

中外製薬の近年の平均年収の推移を調べてみました。

年度 平均年収
平成28年 954.0万円
平成27年 935.0万円
平成26年 937.0万円
平成25年 928.0万円
平成24年 894.0万円

※有価証券報告書を参照しています。

横ばいで推移しているように見えますが微増しており、平成24年と平成28年を比較するとおよそ60万円も平均年収が増加しています。民間給与実態統計調査の結果として国税庁が公開している平成27年分の平均年収と比較し2倍くらい高い金額となっています。

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中外製薬における年齢別平均年収

各年齢ごとの平均年収の推移はどのようになっているのでしょうか。年齢階層別の平均年収と、1歳ごとの平均年収をそれぞれ算出しました。

平均年収の年齢階層別の推移シミュレーション

各年齢の年収推移を5歳刻みで推定し、月給・ボーナス・年収についてそれぞれ推定値を算出しました。

年齢 年収 月給 ボーナス
20~24歳 574.8万円 35.9万円 144.1万円
25~29歳 779.5万円 48.7万円 195.4万円
30~34歳 899.5万円 56.2万円 225.5万円
35~39歳 982.9万円 61.4万円 246.4万円
40~44歳 1,061.3万円 66.3万円 266.0万円
45~49歳 1,149.7万円 71.8万円 288.2万円
50~54歳 1,205.1万円 75.3万円 302.1万円
55~59歳 1,160.6万円 72.5万円 290.9万円
60~64歳 776.8万円 48.5万円 194.7万円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

平均年収の1歳ごとの推移シミュレーション

1歳ごとの平均年収の推移をシミュレーションしました。

年齢 月給 ボーナス 平均年収
22歳 35.9万円 144.1万円 574.8万円
23歳 38.5万円 154.3万円 615.8万円
24歳 41.0万円 164.6万円 656.7万円
25歳 43.6万円 174.9万円 697.6万円
26歳 46.1万円 185.1万円 738.6万円
27歳 48.7万円 195.4万円 779.5万円
28歳 50.2万円 201.4万円 803.5万円
29歳 51.7万円 207.4万円 827.5万円
30歳 53.2万円 213.4万円 851.5万円
31歳 54.7万円 219.5万円 875.5万円
32歳 56.2万円 225.5万円 899.5万円
33歳 57.2万円 229.7万円 916.2万円
34歳 58.3万円 233.8万円 932.9万円
35歳 59.3万円 238.0万円 949.6万円
36歳 60.3万円 242.2万円 966.3万円
37歳 61.4万円 246.4万円 982.9万円
38歳 62.4万円 250.3万円 998.6万円
39歳 63.3万円 254.2万円 1,014.3万円
40歳 64.3万円 258.2万円 1,029.9万円
41歳 65.3万円 262.1万円 1,045.6万円
42歳 66.3万円 266.0万円 1,061.3万円
43歳 67.4万円 270.4万円 1,078.9万円
44歳 68.5万円 274.9万円 1,096.6万円
45歳 69.6万円 279.3万円 1,114.3万円
46歳 70.7万円 283.7万円 1,132.0万円
47歳 71.8万円 288.2万円 1,149.7万円
48歳 72.5万円 291.0万円 1,160.8万円
49歳 73.2万円 293.7万円 1,171.8万円
50歳 73.9万円 296.5万円 1,182.9万円
51歳 74.6万円 299.3万円 1,194.0万円
52歳 75.3万円 302.1万円 1,205.1万円
53歳 74.7万円 299.8万円 1,196.2万円
54歳 74.1万円 297.6万円 1,187.3万円
55歳 73.6万円 295.4万円 1,178.4万円
56歳 73.0万円 293.1万円 1,169.5万円
57歳 72.5万円 290.9万円 1,160.6万円
58歳 67.7万円 271.7万円 1,083.8万円
59歳 62.9万円 252.4万円 1,007.1万円
60歳 58.1万円 233.2万円 930.3万円
61歳 53.3万円 213.9万円 853.5万円
62歳 48.5万円 194.7万円 776.8万円
63歳 38.8万円 155.8万円 621.4万円
64歳 29.1万円 116.8万円 466.1万円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

中外製薬の役職者の年収

役職者の年収について

役職 平均年収
部長 1,711.2万円
課長 1,338.4万円
係長 1,019.2万円
20~24歳の一般社員 574.8万円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

中外製薬の大卒・大学院卒初任給について

学歴 初任給
大卒 23万円
大学院卒 25万円

※リクナビ2018より参照しています。

大卒よりも、修士了や博士了といった大学院卒の方が数万円高い初任給となっています。なお、大卒・大学院卒ともに、平成 28 年賃金構造基本統計調査(初任給)の結果として厚生労働省が公開している学歴別にみた平均初任給よりも高くなっています。

医薬品業界における年収の傾向とは

医薬品業界とは

医薬品業界は、命にかかわる商品を扱うため社会に対する責任が大きく、商品を販売するまでに多くの費用と期間がかかりますが、ひとたび販売が開始されるとばく大な収益が得られるハイリスク・ハイリターンな業界です。しかし、ジェネリック医薬品の使用促進などの近年政府が実施している医療保険負担の軽減策により、事業内容の転換が必要だといわれています。医薬業界における中外製薬の平均年収はどのようになっているのでしょうか。

医薬品業界の平均年収推移と生涯賃金

年齢 中外製薬 医薬品業界
20~24歳 574.8万円 476.7万円
25~29歳 779.5万円 595.2万円
30~34歳 899.5万円 682.4万円
35~39歳 982.9万円 731.8万円
40~44歳 1,061.3万円 798.3万円
45~49歳 1,149.7万円 855.6万円
50~54歳 1,205.1万円 908.9万円
55~59歳 1,160.6万円 882.6万円
60~64歳 776.8万円 611.4万円
生涯賃金 4.30億円 3.27億円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

医薬品業界全体と中外製薬を比較すると全体的に100~200万程度高く、20歳前半では100万弱、20歳後半では200万弱、30代から50代では平均をだいたい300万円上回り、医療品業界内でも高い水準であることが伺えます。

年収以外の魅力

中外製薬は年収以外にも、多くの魅力を持っている企業です。就職活動をするにあたり、医薬品業界に就職したいと考えている人や、中外製薬に応募を考えている人、気になっている人は、企業の情報を知るとともに、年収や企業としての魅力などについてしっかりと知っておきましょう。

これらを知っておくことは、就職活動、採用後も利点が多く、役立つことがあるでしょう。中外製薬の魅力や特徴は、最先端技術を駆使した独自性の高い革新的な医薬品の創出と充実した福利厚生です。中外製薬の魅力について詳しく見ていきましょう。

最先端技術を駆使した独自性の高い革新的な医薬品の創出

中外製薬では「革新的な医薬品とサービスの提供を通じて新しい価値を創造し、世界の医療と人々の健康に貢献します」という企業理念のもと、新しい医薬品を生み出すため、日々成長している企業です。2001年に、スイスを本拠地としている世界トップクラスの製薬企業「ロシュ社」と戦略的アライアンスを締結しました。

こうしたことで世界最高水準の研究開発体制を実現することができるようになりました。がん、腎、骨・関節など治療満足度が低い領域において、バイオ・抗体技術や、標的分子探索技術などの最先端技術を駆使し、独自性の高い革新的な医薬品の創出に取り組むことが可能となったのです。

充実した福利厚生

中外製薬は、フレックス休日や出産休暇、ステップアップ休暇やボランティア休暇などの休暇がきっちりと保証されていて、仕事とプライベートの双方を充実させることのできる企業です。また研修制度が充実していて、品質試験や工場設備・製造工程において、技術の習得度を客観的に診断し、レベル認定をおこなっています。

このようにすることで、段階的に個人がレベルアップすることができるため、若手社員のモチベーションが向上するとともに早期に即戦力となることを目指しています。また新入社員には、入社後に新入社員導入研修をおこない、配属後には先輩社員がマンツーマンで指導と支援をおこなう体制です。

能力開発への支援と発揮のチャンスを大切にしている中外製薬では、幅広い知識・スキルの習得ができるとともに、充実した福利厚生があるため、魅力的な企業だと言えるでしょう。

医薬品業界の動向

ここでは中外製薬が属する医薬品業界の動向について解説します。まず中外製薬の売上高は、2017年は前年と比べ5.6%増加していて、純利益は35%増加しています。今後もさらなる増加が見込まれています。中外製薬以外の医薬品業界では、売上は年々増加傾向となっていますが、2016年には医薬品の価格を下げる「特例拡大再算定」が導入されました。

また日本は高齢社会のため、社会保障費抑制が進むとされていることから医薬品の価格を下げなければならない事態となり、厳しい状況が続いていくと言えるでしょう。そして製薬会社は、新薬の研究・開発など莫大な費用がかかるので、資金力が大きな企業ほど開発がしやすい傾向にあります。日本の企業が再編を繰り返しおこなっているのは、海外の巨大製薬企業の存在が大きく関係していると考えられています。

まとめ

がん領域など特化した強みのある中外製薬の平均年収について調査してきました。医療品業界は、生命にかかわる商品を扱うため大きな責任があり厳しい環境ですが、その反面社会貢献度の高い業界です。給料に関しては、医療品業界の特定領域においてシェアNo.1なだけあり、一般企業よりもかなり高い水準の年収となっています。

※最後に、本記事につきましては、公開されている情報を活用し、当社が独自の基準によってシミュレーションした結果を開示しているものとなります。読者の皆様に企業選択の一助になればという趣旨で情報を作成しておりますため、なるべく実態に近い状態のシミュレーションとなる様に最善を尽くしているものの、実際の報酬額とは異なります。 あくまでも参考情報の一つとしてご活用くださいませ。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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