企業研究

関西電力の平均年収と生涯賃金|年齢別・役職別の年収・月給・ボーナス推移と業界比較

関西電力に就職するなら収入事情を把握しよう

関西電力に就職を希望している就活生は、年収について把握しておく必要があります。年収は企業選択をする際の重要な要素です。同じ業界内であっても、企業ごとに収入に開きがあることは珍しくありません。入社後は、多くの人が結婚や育児、介護などを経験するため財力が必要になります。人生設計を考える上でも、年収をおさえておくことが大切です。

関西電力における最近の平均年収推移

関西電力は大阪府大阪市に本社を置き、電力販売量では東京電力、 中部電力に次ぐ3位の電力会社です。 営業地域は大阪府、京都府、滋賀県、奈良県、和歌山県の全域、 兵庫県、福井県、三重県、岐阜県の大半の地域を管轄しています。

水力発電所が148ヵ所、火力発電所が12ヵ所(うち1ヵ所は停止)、 新エネルギー(太陽光)が1ヵ所、電子力発電所が福井県に3ヵ所あり、 1ヵ所は運転再開、2ヵ所は定期検査中の状態です。東日本大震災後減給になりましたが、その後は増加傾向です。この記事では、企業が公開している情報を元に賃金や年収などを調べてみました。

関西電力とは

正式名称:関西電力株式会社
所在地:大阪市北区中之島3丁目6番16号
従業員数:18,884人
平均年齢:43.2歳
平均勤続年数:22.4年
公式サイト
第95期の有価証券報告書を参照

関西電力の平均勤続年数は22年と一般企業と比較すると長いですが、電力会社としては平均的です。安定した収入が得られるため、離職する社員が少ない理由もありますが、 企業としての働きやすさ、やりがい、労働環境が整っているからこそ 社員が健康で長く勤務することができます。

近年の平均年収推移

関西電力の近年の平均年収の推移を調べてみました。

年度 平均年収
平成30年 792万円
平成29年 758万円
平成28年 682万円
平成27年 605万円
平成26年 588万円
平成25年 587万円
平成24年 783万円

※有価証券報告書を参照しています。

東日本大震災直後の年収の落ち込みは-3%と少なかったのですが、関西電力は原発比率が53.6%と国内1位の電力会社でした。震災後、原発稼働が停止したことで、 平成25年には賞与支給の見送りによる影響で年収が落ち込みました。

その後、徐々に 増加傾向を辿っています。 関西の大都市を中心に電力を提供していますが、福井県の原子力発電所の 安全審査、稼働など厳しい状況の中での努力が伺えます。

関西電力における年齢別平均年収

各年齢ごとの平均年収の推移はどのようになっているのでしょうか。年齢階層別の平均年収と、1歳ごとの平均年収をそれぞれ算出しました。

平均年収の年齢階層別の推移シミュレーション

各年齢の年収推移を5歳刻みで推定し、月給・ボーナス・年収についてそれぞれ推定値を算出しました。

年齢 年収 月給 ボーナス
20~24歳 343.7万円 21.7万円 83.8万円
25~29歳 521.0万円 32.8万円 127.0万円
30~34歳 633.5万円 39.9万円 154.4万円
35~39歳 687.6万円 43.3万円 167.6万円
40~44歳 759.2万円 47.9万円 185.0万円
45~49歳 869.3万円 54.8万円 211.8万円
50~54歳 900.1万円 56.7万円 219.3万円
55~59歳 897.0万円 56.5万円 218.6万円
60~64歳 522.6万円 32.9万円 127.3万円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

平均年収の1歳ごとの推移シミュレーション

関西電力の1歳ごとの平均年収の推移をシミュレーションしました。

年齢 月給 ボーナス 平均年収
22歳 21.7万円 83.8万円 343.7万円
23歳 23.9万円 92.4万円 379.2万円
24歳 26.1万円 101.0万円 414.6万円
25歳 28.4万円 109.7万円 450.1万円
26歳 30.6万円 118.3万円 485.6万円
27歳 32.8万円 127.0万円 521.0万円
28歳 34.3万円 132.4万円 543.5万円
29歳 35.7万円 137.9万円 566.0万円
30歳 37.1万円 143.4万円 588.5万円
31歳 38.5万円 148.9万円 611.0万円
32歳 39.9万円 154.4万円 633.5万円
33歳 40.6万円 157.0万円 644.3万円
34歳 41.3万円 159.6万円 655.1万円
35歳 42.0万円 162.3万円 666.0万円
36歳 42.7万円 164.9万円 676.8万円
37歳 43.3万円 167.6万円 687.6万円
38歳 44.2万円 171.0万円 701.9万円
39歳 45.1万円 174.5万円 716.3万円
40歳 46.0万円 178.0万円 730.6万円
41歳 46.9万円 181.5万円 744.9万円
42歳 47.9万円 185.0万円 759.2万円
43歳 49.2万円 190.4万円 781.2万円
44歳 50.6万円 195.7万円 803.3万円
45歳 52.0万円 201.1万円 825.3万円
46歳 53.4万円 206.5万円 847.3万円
47歳 54.8万円 211.8万円 869.3万円
48歳 55.2万円 213.3万円 875.5万円
49歳 55.6万円 214.8万円 881.6万円
50歳 56.0万円 216.3万円 887.8万円
51歳 56.3万円 217.8万円 893.9万円
52歳 56.7万円 219.3万円 900.1万円
53歳 56.7万円 219.2万円 899.5万円
54歳 56.7万円 219.0万円 898.9万円
55歳 56.6万円 218.9万円 898.3万円
56歳 56.6万円 218.7万円 897.7万円
57歳 56.5万円 218.6万円 897.0万円
58歳 51.8万円 200.3万円 822.2万円
59歳 47.1万円 182.1万円 747.3万円
60歳 42.4万円 163.8万円 672.4万円
61歳 37.7万円 145.6万円 597.5万円
62歳 32.9万円 127.3万円 522.6万円
63歳 26.3万円 101.9万円 418.1万円
64歳 19.8万円 76.4万円 313.5万円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

エネルギー業界の業界・企業研究を進めよう

電力、ガス、石油といったエネルギー業界で働きたいという就活生は、エネルギー業界の仕組みや各企業について把握することが大切です。業績推移や各社の強みを知っておくことで、「この企業でなければならない」という入社意欲を志望動機に反映させることができるでしょう。

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関西電力の役職者の年収

役職者の年収について推定値を算出しました。

役職者の年収について

役職 平均年収
部長 1,023.1万円
課長 800.3万円
係長 609.4万円
20~24歳の一般社員 343.7万円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

役職ごとの年収差は約200万円

役職員の年収は、昇進するごとに200万円程度増加していることがわかります。昇給や昇進は、働く上で大きなモチベーションになるものです。係長や課長、部長になることによる200万円の増加は大きな魅力になると言えるでしょう。関西電力では、4月に年1回の昇給があります。有価証券報告書によると、関西電力で働く社員の平均年齢は42.7歳です。

平均勤続年数は22年であるため、新卒で入社して現在も働き続けている社員が多いことがわかります。22年同じ職場で働き続けるということは、それだけ労働環境が整っていると言えます。昇給すると年収も200万円程度アップするため、長く勤めれば勤めるほど給与も安定してくるでしょう。

関西電力 年収の大卒・大学院卒初任給について

学歴 初任給
大卒 20.7万円
大学院卒 23.28万円

※リクナビ2018より参照しています。

電力会社の初任給としては標準的な金額です。大学院卒は修士了の金額です。 短大・専修卒の場合は182,000円です。一般的な企業と比較すると、昇給が大きく、残業手当の加算などあるため、初任給は参考程度の留めておきましょう。

関西電力が求める人物像や応募資格

ここまでは関西電力の年収についてさまざまな角度から見てきましたが、就活生に対してどのような人材を求めているのでしょうか。関西電力に採用されるには、企業として大切にしている価値観を理解する必要があります。企業は、目標に向けて共に歩める人材を求めるのです。ここからは、関西電力が求める人物像と応募資格についてご紹介していきます。

求める人物像

求められるスキル

・創造力
・チャレンジ精神
・コミュニケーション能力
・使命感

関西電力では社員1人ひとりの強みを全体の競争力に繋げるために、「Specialty(専門性)」と「Diversity(多様性)」を大切にしています。そして、具体的には上記のようなスキルが求められます。関西電力では、これらを兼ね備えた上で積極的に行動できる人材を求めているのです。変革と挑戦を加速していくことをモットーにしている関西電力では、情熱に満ち溢れた人材を魅力的に感じることでしょう。

応募資格

◎事務系
・学部学科不問
◎技術コンサルティング職
・理工系学科
◎技術系

【総合エンジニアリングコース】
・電気
・電子
・通信
・情報
・制御
・機械
・金属
・材料
・原子力化学
・土木
・建築 他

【エリアエンジニアリングコース】
・電気
・電子
・情報系

関西電力では、学科によって応募できる職種が限られています。事務系は学部学科関係なく応募することができるため、文系の学生は狙い目です。事務系で配属される部署には、営業、マーケティング、広報、経理・財務、人事などがあります。

関西電力という組織を支えるために欠かせない職種も多いため、縁の下の力持ちとして貢献したい学生に人気です。技術系に関しては細かく分かれているため、どのような部署があるのかを確認しておくといいでしょう。

電気・ガス業界における年収の傾向と生涯賃金

電気・ガス業界における年収の傾向と生涯賃金を算出しました。

電気・ガス業界とは

好景気が続いた電力業界は、2011年の東日本大震災によって状況が一転しました。 原子力発電所の稼働が停止したことで、沖縄を除く各電力会社は他の発電による 電力供給の対応に追われました。関西電力は原発による発電率が国内で最も多いため、 原発稼働停止による影響が最も大きかった企業です。

原子力発電所の 安全審査、再稼働には地域の問題もあり、関西電力が管轄する福井県の原子力発電所の問題も例外ではありません。原発問題の解決と並行して新エネルギーへの取り組みを増やしたり、 新たな発電技術の開発を進めていく必要があります。 発電の開発、研究が期待されます。

電気・ガス業界の平均年収推移と生涯賃金

年齢 関西電力 電気・ガス業界
20~24歳 343.7万円 345.8万円
25~29歳 521.0万円 437.0万円
30~34歳 633.5万円 545.5万円
35~39歳 687.6万円 590.6万円
40~44歳 759.2万円 696.0万円
45~49歳 869.3万円 811.0万円
50~54歳 900.1万円 821.7万円
55~59歳 897.0万円 896.1万円
60~64歳 522.6万円 517.3万円
生涯賃金 3.07億円 2.83億円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

年収は電気・ガス業界と比較すると、中間層では上回っていますが、 若年、高年層では平均的な金額になっています。関西電力は原発比率が 国内で最も高く、東日本大震災による影響によるものです。 震災後、年収は増加傾向にあるため、このデータは一過性と判断した方がよいでしょう。

まとめ

ここまで関西電力について調査してきました。関西電力は関東に次ぐ大都市を管轄する電力会社であるため、多くの電力供給が必要になります。 東日本大震災前までは主に原子力に頼って経営してきたため、原発稼働停止による影響が大きく 給与減額の要因となりました。一部の原発が再稼働したことで、給与にも反映されています。 問題もあるものの、責任感の強い社員が多い優良な企業ですから今後に期待が持てます。

※最後に、本記事につきましては、公開されている情報を活用し、当社が独自の基準によってシミュレーションした結果を開示しているものとなります。読者の皆様に企業選択の一助になればという趣旨で情報を作成しておりますため、なるべく実態に近い状態のシミュレーションとなる様に最善を尽くしているものの、実際の報酬額とは異なります。 あくまでも参考情報の一つとしてご活用くださいませ。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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