企業研究

テルモの平均年収と生涯賃金|年齢別・役職別の年収・月給・ボーナス推移と業界比較

テルモにおける最近の平均年収推移

テルモ株式会社は東京都渋谷区に本社を置く、医療機器の製造、販売を手掛ける企業です。 身近な取り扱い商品としては体温計や血圧計などが有名ですが、医療用機器を中心に扱っています。医療機器、医薬品、心臓・血管領域などを取り扱い、注射器をはじめ、 心臓血管手術などで使用するカテーテルのような繊細な機器などを開発しています。 そんなテルモの初任給や年収などを企業が公開している情報を元に調べてみました。

テルモとは

正式名称:テルモ株式会社
所在地:東京都渋谷区幡ケ谷二丁目44番1号
従業員数:4,733人
平均年齢:41.5歳
平均勤続年数:18.4年
//www.terumo.co.jp/
※有価証券報告書を参照

テルモは医療機器業界の売り上げ・シェアとしては、オリンパス(6,089億円22.9%)、 テルモ(5,250億円19.7%)、二プロ(3,666億円13.8%)の順位で2位となっています。 医療メーカーであるため、社内は清潔感があります。勤務時間は徹底しているため、 ノー残業デーがあり、遅くまで残業することは少ないようです。 社員教育・研修などはしっかり行なわれています。働きやすい職場環境であるため、 平均勤続年数が18.4年と長いこともうなずけます。

近年の平均年収推移

テルモの近年の平均年収の推移を調べてみました。

年度 平均年収
平成28年 741.0万円
平成27年 727.0万円
平成26年 712.0万円
平成25年 712.0万円
平成24年 699.0万円

※有価証券報告書を参照しています。

テルモの平均年収は、リーマンショックの影響で平成20年から21年にかけて約20万円ほど落ち込みましたが、他の企業と比較すると少ない落ち込みです。平成24年までは横ばいが続きましたが、 平成25年から徐々に増加傾向を辿っています。

テルモにおける年齢別平均年収

各年齢ごとの平均年収の推移はどのようになっているのでしょうか。年齢階層別の平均年収と、1歳ごとの平均年収をそれぞれ算出しました。

平均年収の年齢階層別の推移シミュレーション

各年齢の年収推移を5歳刻みで推定し、月給・ボーナス・年収についてそれぞれ推定値を算出しました。

年齢 年収 月給 ボーナス
20~24歳 446.2万円 27.9万円 111.8万円
25~29歳 605.1万円 37.8万円 151.7万円
30~34歳 698.3万円 43.6万円 175.0万円
35~39歳 763.0万円 47.6万円 191.3万円
40~44歳 823.8万円 51.4万円 206.5万円
45~49歳 892.4万円 55.7万円 223.7万円
50~54歳 935.5万円 58.4万円 234.5万円
55~59歳 900.9万円 56.3万円 225.8万円
60~64歳 603.0万円 37.7万円 151.1万円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

平均年収の1歳ごとの推移シミュレーション

テルモの1歳ごとの平均年収の推移をシミュレーションしました。

年齢 月給 ボーナス 平均年収
22歳 27.9万円 111.8万円 446.2万円
23歳 29.8万円 119.8万円 478.0万円
24歳 31.8万円 127.8万円 509.8万円
25歳 33.8万円 135.7万円 541.5万円
26歳 35.8万円 143.7万円 573.3万円
27歳 37.8万円 151.7万円 605.1万円
28歳 38.9万円 156.3万円 623.7万円
29歳 40.1万円 161.0万円 642.4万円
30歳 41.3万円 165.7万円 661.0万円
31歳 42.4万円 170.4万円 679.6万円
32歳 43.6万円 175.0万円 698.3万円
33歳 44.4万円 178.3万円 711.2万円
34歳 45.2万円 181.5万円 724.2万円
35歳 46.0万円 184.8万円 737.1万円
36歳 46.8万円 188.0万円 750.1万円
37歳 47.6万円 191.3万円 763.0万円
38歳 48.4万円 194.3万円 775.2万円
39歳 49.2万円 197.4万円 787.3万円
40歳 49.9万円 200.4万円 799.5万円
41歳 50.7万円 203.4万円 811.7万円
42歳 51.4万円 206.5万円 823.8万円
43歳 52.3万円 209.9万円 837.5万円
44歳 53.2万円 213.4万円 851.3万円
45歳 54.0万円 216.8万円 865.0万円
46歳 54.9万円 220.3万円 878.7万円
47歳 55.7万円 223.7万円 892.4万円
48歳 56.3万円 225.9万円 901.1万円
49歳 56.8万円 228.0万円 909.7万円
50歳 57.3万円 230.2万円 918.3万円
51歳 57.9万円 232.3万円 926.9万円
52歳 58.4万円 234.5万円 935.5万円
53歳 58.0万円 232.8万円 928.6万円
54歳 57.6万円 231.0万円 921.6万円
55歳 57.1万円 229.3万円 914.7万円
56歳 56.7万円 227.6万円 907.8万円
57歳 56.3万円 225.8万円 900.9万円
58歳 52.5万円 210.9万円 841.3万円
59歳 48.8万円 195.9万円 781.7万円
60歳 45.1万円 181.0万円 722.2万円
61歳 41.4万円 166.1万円 662.6万円
62歳 37.7万円 151.1万円 603.0万円
63歳 30.1万円 120.9万円 482.4万円
64歳 22.6万円 90.7万円 361.8万円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

テルモの役職者の年収

役職者の年収について

役職 平均年収
部長 1,328.3万円
課長 1,039.0万円
係長 791.2万円
20~24歳の一般社員 446.2万円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

テルモの大卒・大学院卒初任給について

学歴 初任給
大卒 22.15万円
大学院卒 23.75万円

※リクナビ2018より参照しています。

テルモの初任給は一般企業と比較すると、若干高めです。短大・専門卒は176,500円、 高専卒は189,500円 、博士卒は259,500円です。

医療機器業界における年収の傾向と生涯賃金

医療機器業界とは

医療機器業界は景気による影響が少なく安定しています。 日本では今後、高齢化が進むため、医療機器メーカーでは新たな医療機器開発などの需要が 高まっていくことが予想されます。そのためには今まで以上に 高度な開発が必要になります。ソニーは、オリンパスに500億円を出資して ソニー・オリンパスメディカルソリューションズを立ち上げました。 オリンパスの内視鏡技術とソニーの映像技術を駆使した製品開発に挑もうしています。 また、旭化成は米国大手医療機器メーカーを買収するなど、今後、異業界からの参入が増えてくることも予想されます。

医療機器業界の平均年収推移と生涯賃金

年齢 テルモ 医療機器業界
20~24歳 446.2万円 393.4万円
25~29歳 605.1万円 491.3万円
30~34歳 698.3万円 563.2万円
35~39歳 763.0万円 603.9万円
40~44歳 823.8万円 658.9万円
45~49歳 892.4万円 706.2万円
50~54歳 935.5万円 750.2万円
55~59歳 900.9万円 728.4万円
60~64歳 603.0万円 504.6万円
生涯賃金 3.33億円 2.70億円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

医療機器業界トップクラスのテルモは、業界平均年収を各年齢層で上回っています。 今後、異業界が参入することで売り上げや年収に影響が出ることも考えられます。

年収以外の魅力

就職先を選ぶポイントとして年収は大きな魅力となりますが、それ以外にも働く環境なども調べてみましょう。育児休暇がとりやすい企業は大手・中堅の企業ならばよく見かけると思います。しかし、育休あけでも職場復帰しやすいという企業は少ないのではないでしょうか。

テルモは次世代法・女性活躍推進法に準じてダイバーシティ(多様性)のある経営・女性が活躍できる経営・若者がキャリアアップを目指せる経営を目指しています。このため育児休暇や介護休暇がとりやすいだけでなく、休暇が明けた後でも仕事に復帰しやすい環境が整ってきています。

育児休暇後や介護休暇後でも職場復帰がしやすい

テルモの福利厚生の口コミで多いのが「育児休暇後も職場復帰がしやすい」という意見です。テルモでは次世代法・女性活躍推進法に基づき「課長相当職以上に占める女性の人数を65人以上にする」「育児や介護と仕事の両立を支援する制度やキャリアリターン制度を紹介する・「結婚・出産・育児・介護・配偶者の転勤で退職した社員を再雇用する」といったダイバーシティ経営を進めています。

口コミでも「就業時間の多様性がある」「休暇手当がしっかりと出る」という意見が書き込まれており、成果があがっていると思われます。ただ、このような就業環境が整ってきたのは最近で、就業年数20年以上の方からは「あまり福利厚生がよくない」、就業年数10年前後の方からは「普通の企業並みの福利厚生」といった意見がまま見られます。

ワークライフバランスがとりやすい

テルモの口コミでは「残業が少ない」「有給休暇が取得しやすい」といった意見が多く見られます。もちろん事業所や部署によって差はあるようですが、企業おしても残業を減らそう・ワークライフバランスを大切にしようと取り組んでおり、今後改善されていく可能性が高いようです。

具体的には上司から有給休暇消化の確認をとる・1時間単位の休みがとれる時間休制度の採用・社員とその家族の保養を目的とした旅行の費用を補助する宿泊旅行補助制度の採用・在宅勤務制度の採用・男性の育児休暇取得の推進などをおこなっています。その他にも寮や社宅の完備、健康診断・人間ドック・予防接種・歯科検診の実施、家族手当・家賃手当など手厚い福利厚生が揃っています。

医療機器業界の動向


医療機器業界は日本国内の医療機器市場は2011年度で約2.4兆円、世界の医療機器市場は2014年の時点で約3,000億ドル(約30兆円)と非常に大きな市場規模を持っています。さらに近年の高齢化や医療の高度化、新興国・発展途上国の医療需要の増加から今後も需要が伸び続けると予測されています。

実際に、2005年~2015年の医療機器業界の売上は常に右肩上がりとなっています。経済状況に影響されることが少なく、今後も予測通り市場規模を広げていくでしょう。ただ、国内にのみ医療機器を供給している企業の場合は今後の人口減少やそれに伴った病院数の減少の影響をうけ、業績が悪化する可能性があります。医療機器を扱う企業にエントリーする際は国際競争力の強い企業を選ぶようにしましょう。

まとめ

ここまでテルモについて調査してきました。医療機器業界は需要が多くあるため、 安定感があり、高い年収が得られていることがわかりました。 また、更なる技術向上のため、異業界の参入や共同開発など、業界では新たな取り組みが 始められています。テルモに対するライバル企業が増えることも予想されます。 テルモの持つ最先端技術開発が更に向上し、多くに人に役立つことを期待します。

※最後に、本記事につきましては、公開されている情報を活用し、当社が独自の基準によってシミュレーションした結果を開示しているものとなります。読者の皆様に企業選択の一助になればという趣旨で情報を作成しておりますため、なるべく実態に近い状態のシミュレーションとなる様に最善を尽くしているものの、実際の報酬額とは異なります。 あくまでも参考情報の一つとしてご活用くださいませ。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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