企業研究

旭硝子の平均年収と生涯賃金|年齢別・役職別の年収・月給・ボーナス推移と業界比較

旭硝子における最近の平均年収推移

旭硝子(AGC)は建築用ガラス、自動車用ガラス、TVやパソコンなど機器のディスプレイ用の ガラス基板などを中心に製造、販売している企業です。 ガラス業界では日本板硝子の2倍以上の売上高、シェアを誇る国内、世界共にトップの企業です。 こんな旭硝子の初任給や年収などを企業が公開している情報を元に調べてみました。

旭硝子とは

正式名称:旭硝子株式会社
所在地:東京都千代田区丸の内一丁目5番1号
従業員数:6,024人
平均年齢:42.5歳
平均勤続年数:18.5年
//www.agc.com/
※有価証券報告書を参照

旭硝子は三菱グループに属している世界最大手のガラス企業です。 平均勤続年数は18.5年と一般企業の中では長い方です。 高い技術を持った技術者を多く抱えているため、得意分野を突き進みたい人に向いています。 建物、自動車、電子機器などのガラス製品に使用されているため関連する企業が多く、 企業としての安定性は十分あります。

近年の平均年収推移

旭硝子の近年の平均年収の推移を調べてみました。

年度 平均年収
平成28年 809.0万円
平成27年 793.0万円
平成26年 808.0万円
平成25年 802.0万円
平成24年 799.0万円

※有価証券報告書を参照しています。

年収は多少の変動はありますが、ほぼ安定していると言えます。一般企業と比べると高額な年収ですが、高い知識持った技術者にとっては低いと感じている方もいるようです。内外の多くの企業と 携わっているため、景気の変動による年収への影響も少ないと考えられます。

旭硝子における年齢別平均年収

各年齢ごとの平均年収の推移はどのようになっているのでしょうか。年齢階層別の平均年収と、1歳ごとの平均年収をそれぞれ算出しました。

平均年収の年齢階層別の推移シミュレーション

各年齢の年収推移を5歳刻みで推定し、月給・ボーナス・年収についてそれぞれ推定値を算出しました。

年齢 年収 月給 ボーナス
20~24歳 450.8万円 28.0万円 114.3万円
25~29歳 668.6万円 41.6万円 169.5万円
30~34歳 780.7万円 48.6万円 197.9万円
35~39歳 843.4万円 52.5万円 213.8万円
40~44歳 897.7万円 55.8万円 227.6万円
45~49歳 986.3万円 61.4万円 250.1万円
50~54歳 1,045.6万円 65.0万円 265.1万円
55~59歳 979.5万円 60.9万円 248.3万円
60~64歳 627.8万円 39.1万円 159.2万円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

平均年収の1歳ごとの推移シミュレーション

旭硝子の1歳ごとの平均年収の推移をシミュレーションしました。

年齢 月給 ボーナス 平均年収
22歳 28.0万円 114.3万円 450.8万円
23歳 30.8万円 125.3万円 494.4万円
24歳 33.5万円 136.4万円 537.9万円
25歳 36.2万円 147.4万円 581.5万円
26歳 38.9万円 158.5万円 625.1万円
27歳 41.6万円 169.5万円 668.6万円
28歳 43.0万円 175.2万円 691.0万円
29歳 44.4万円 180.9万円 713.5万円
30歳 45.8万円 186.6万円 735.9万円
31歳 47.2万円 192.3万円 758.3万円
32歳 48.6万円 197.9万円 780.7万円
33歳 49.3万円 201.1万円 793.3万円
34歳 50.1万円 204.3万円 805.8万円
35歳 50.9万円 207.5万円 818.4万円
36歳 51.7万円 210.7万円 830.9万円
37歳 52.5万円 213.8万円 843.4万円
38歳 53.1万円 216.6万円 854.3万円
39歳 53.8万円 219.3万円 865.1万円
40歳 54.5万円 222.1万円 876.0万円
41歳 55.2万円 224.8万円 886.9万円
42歳 55.8万円 227.6万円 897.7万円
43歳 56.9万円 232.1万円 915.4万円
44歳 58.0万円 236.6万円 933.2万円
45歳 59.2万円 241.1万円 950.9万円
46歳 60.3万円 245.6万円 968.6万円
47歳 61.4万円 250.1万円 986.3万円
48歳 62.1万円 253.1万円 998.2万円
49歳 62.8万円 256.1万円 1,010.0万円
50歳 63.6万円 259.1万円 1,021.9万円
51歳 64.3万円 262.1万円 1,033.8万円
52歳 65.0万円 265.1万円 1,045.6万円
53歳 64.2万円 261.7万円 1,032.4万円
54歳 63.4万円 258.4万円 1,019.2万円
55歳 62.6万円 255.0万円 1,006.0万円
56歳 61.8万円 251.7万円 992.7万円
57歳 60.9万円 248.3万円 979.5万円
58歳 56.6万円 230.5万円 909.2万円
59歳 52.2万円 212.7万円 838.8万円
60歳 47.8万円 194.8万円 768.5万円
61歳 43.4万円 177.0万円 698.1万円
62歳 39.1万円 159.2万円 627.8万円
63歳 31.2万円 127.3万円 502.2万円
64歳 23.4万円 95.5万円 376.7万円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

旭硝子の役職者の年収

役職者の年収について

役職 平均年収
部長 1,342.0万円
課長 1,049.7万円
係長 799.3万円
20~24歳の一般社員 450.8万円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

旭硝子 年収の大卒・大学院卒初任給について

学歴 初任給
大卒 20.5万円
大学院卒 24万円

※リクナビ2018より参照しています。

初任給は大卒(学部卒)と大学卒(修士了)で35,000円の差があります。博士了は290,000円と高額です。職種には技術職と事務職に大きく分けられています。

ガラス・セメント業界における年収の傾向とは

ガラス・セメント業界とは

ガラス業界の景気は安定しています。旭硝子は世界のトップシェアを保ち、日本の技術力を 世界に展開している状況です。液晶ディスプレイは日本製から韓国、台湾、中国などの製品が 流通されるようになり、ガラス基板も各国の液晶メーカーの製品が多く採用されることで日本企業に 影響で出る可能性があります。日本企業としては高い技術力を持っているため、 海外メーカーとの価格競争の勝負は避けたいです。

ガラス・セメント業界の平均年収推移と生涯賃金

年齢 旭硝子
ガラス・セメント業界
20~24歳 450.8万円 358.0万円
25~29歳 668.6万円 447.0万円
30~34歳 780.7万円 512.5万円
35~39歳 843.4万円 549.6万円
40~44歳 897.7万円 599.6万円
45~49歳 986.3万円 642.6万円
50~54歳 1,045.6万円 682.6万円
55~59歳 979.5万円 662.9万円
60~64歳 627.8万円 459.2万円
生涯賃金 3.64億円 2.46億円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

旭硝子はガラス・セメント業界の年収と比較すると、各年齢層とも非常に高額であることが分かります。今後、ガラス製品の需要が大きく変わることは考えにくいですが、常に技術の進化が 要求されるため、現状を維持するためには更に研究開発を進めていく必要があります。

年収以外の魅力

旭硝子は年収以外に、企業としても魅力的な部分を多く持っています。ガラス・セメント業界企業の中から旭硝子に就職したいと考えているのであれば、将来自分が就職した後のことを踏まえて、年収や企業としての魅力、ポリシーなどもしっかりと調べた上で就職活動に臨みましょう。

旭硝子の企業としての魅力や特徴は、ガラス製造以外の化学品メーカーとしての事業展開と、これらを可能にしたチャレンジ精神とイノベーションを掲げる部分にあります。これらのことはある程度他の企業も事業展開としておこなっていることかもしれませんが、その中には長年ガラスに関わってきた旭硝子ならではの魅力があるのです。以下に旭硝子ならではの魅力について、詳しくまとめてみました。

ガラスだけに留まらない化学品メーカーとしての一面

旭硝子の魅力は、その技術を幅広い分野に活かして事業展開をしていることです。これまでにつちかってきたガラス製造の技術や、その際の副産物なども事業に利用しているのは、旭硝子が強みとしている「多様性」の体現と言ってもいいでしょう。ガラス製品の研究を重ね、質を高め続けているのは勿論のこと、原料製造の派生で生産される炭酸カリウムを食品用に応用したり重曹を製造して医薬品としても応用するなど、ガラス以外にも様々な形で私達の生活に関わっている企業でもあるのです。

特に医薬品に関しては、化学に関わるメーカーとしての技術を応用し、医薬品や原料の製造だけでなく自社創薬もおこなうなどの活躍をしています。ガラス製造の技術から派生した化学品メーカーとしての一面は、旭硝子の魅力と言えるでしょう。

常にチャレンジ精神とイノベーションを掲げる企業

旭硝子の魅力は他にも、チャレンジ精神とイノベーションを常に持ちながら事業に関わってきた部分にもあります。元々旭硝子は、1907年に創業されてから何もない状態で様々な課題に取り組んできた結果、国内発の板ガラス製造や主成分であるソーダ灰の国産製造など、様々な技術革新に関わってきたガラスメーカーでもあるのです。

この創業当時からの考え方は現在も変わっておらず、常に研究をおこない、そこから得た技術を駆使した新製品を広く世に製造・販売し続けています。旭硝子の新卒採用サイトではこの自社の信念を「110年間、イノベーター」と表現し、これまでもこれからも常に挑戦し、技術革新をおこない続けるメーカーとして掲げています。

ガラス業界の動向


旭硝子は日本国内のガラスメーカーの中でもトップクラスの売上高を誇っており、企業が公開している2017年の売上高は昨年より14.1%増加しています。純利益も45.9%増となっており、好調な様子が伺えます。旭硝子に限らず、日本のガラス製品の売り上げは世界的に高いシェアを誇っており、他の業界に先駆けて世界市場への事業展開をおこなってきた業界でもあります。

近年は中国のガラスメーカーが市場に参入してきており、安価な製品を販売していることもあり、今後の驚異となる可能性があります。とはいえ、板ガラスや液晶用ガラスなどの様々なガラス製品を作ってきた日本のガラス業界は、その技術力において一歩先を行っていることも事実です。

まとめ

ここまで旭硝子について調査してきました。旭硝子の部品は多くの製品に搭載され、世の中で使用されています。貢献度は高いものの企業としての認知度が低く、地味さがありますが、これも真摯な日本らしさの1つではないかと思います。 世界トップシェアを誇る旭硝子の高い技術は今後も成長を続けることができる日本を代表する企業となっていくでしょう。

※最後に、本記事につきましては、公開されている情報を活用し、当社が独自の基準によってシミュレーションした結果を開示しているものとなります。読者の皆様に企業選択の一助になればという趣旨で情報を作成しておりますため、なるべく実態に近い状態のシミュレーションとなる様に最善を尽くしているものの、実際の報酬額とは異なります。 あくまでも参考情報の一つとしてご活用くださいませ。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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