企業研究

博報堂の平均年収と生涯賃金|年齢別・役職別の年収・月給・ボーナス推移と業界比較

博報堂における最近の平均年収推移

今回は博報堂とはどんな会社なのか、年収はいくらなのか、広告業界の他の会社と比べてどうなのか、など気になる情報を表やグラフでまとめ、わかりやすく説明したいと思います。

博報堂とは

正式名称:博報堂DYホールディングス
所在地:東京都港区赤坂五丁目3番1号赤坂Bizタワー
従業員数:202人
平均年齢:42.2歳
平均勤続年数:15.6年
//www.hakuhodody-holdings.co.jp/
※有価証券報告書を参照

いわゆる、「博報堂」とは株式会社博報堂のことを言い、博報堂DYホールディングスとは簡単に言うと株式会社博報堂の持株会社になります。平均年齢や平均勤続年数は上場企業の平均値40.44歳、14.7年とほとんど変わりませんね。

近年の平均年収推移

博報堂の近年の平均年収の推移を調べてみました。

年度 平均年収
平成28年 1,057.0万円
平成27年 1,036.0万円
平成26年 1,037.0万円
平成25年 1,053.0万円
平成24年 1,021.0万円

※有価証券報告書を参照しています。

平均年収を見るとほぼ横ばいといった形で、毎年上昇を続けているといった形ではありません。ただ、上場企業の平均年収が605万円ですから、いくら伸びてはいないと言っても大幅に大きいことには変わりありません。

博報堂における年齢別平均年収

各年齢ごとの平均年収の推移はどのようになっているのでしょうか。年齢階層別の平均年収と、1歳ごとの平均年収をそれぞれ算出しました。

平均年収の年齢階層別の推移シミュレーション

各年齢の年収推移を5歳刻みで推定し、月給・ボーナス・年収についてそれぞれ推定値を算出しました。

年齢 年収 月給 ボーナス
20~24歳 682.8万円 47.4万円 113.5万円
25~29歳 904.2万円 62.8万円 150.3万円
30~34歳 1,020.1万円 70.9万円 169.6万円
35~39歳 1,128.7万円 78.4万円 187.6万円
40~44歳 1,191.3万円 82.8万円 198.0万円
45~49歳 1,204.0万円 83.7万円 200.2万円
50~54歳 1,233.5万円 85.7万円 205.1万円
55~59歳 1,217.9万円 84.6万円 202.5万円
60~64歳 929.6万円 64.6万円 154.5万円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

平均年収の1歳ごとの推移シミュレーション

博報堂の1歳ごとの平均年収の推移をシミュレーションしました。

年齢 月給 ボーナス 平均年収
22歳 47.4万円 113.5万円 682.8万円
23歳 50.5万円 120.9万円 727.1万円
24歳 53.6万円 128.2万円 771.4万円
25歳 56.7万円 135.6万円 815.7万円
26歳 59.7万円 143.0万円 859.9万円
27歳 62.8万円 150.3万円 904.2万円
28歳 64.4万円 154.2万円 927.4万円
29歳 66.0万円 158.0万円 950.5万円
30歳 67.7万円 161.9万円 973.7万円
31歳 69.3万円 165.7万円 996.9万円
32歳 70.9万円 169.6万円 1,020.1万円
33歳 72.4万円 173.2万円 1,041.8万円
34歳 73.9万円 176.8万円 1,063.5万円
35歳 75.4万円 180.4万円 1,085.3万円
36歳 76.9万円 184.0万円 1,107.0万円
37歳 78.4万円 187.6万円 1,128.7万円
38歳 79.3万円 189.7万円 1,141.3万円
39歳 80.2万円 191.8万円 1,153.8万円
40歳 81.0万円 193.9万円 1,166.3万円
41歳 81.9万円 196.0万円 1,178.8万円
42歳 82.8万円 198.0万円 1,191.3万円
43歳 82.9万円 198.5万円 1,193.8万円
44歳 83.1万円 198.9万円 1,196.4万円
45歳 83.3万円 199.3万円 1,198.9万円
46歳 83.5万円 199.7万円 1,201.5万円
47歳 83.7万円 200.2万円 1,204.0万円
48歳 84.1万円 201.1万円 1,209.9万円
49歳 84.5万円 202.1万円 1,215.8万円
50歳 84.9万円 203.1万円 1,221.7万円
51歳 85.3万円 204.1万円 1,227.6万円
52歳 85.7万円 205.1万円 1,233.5万円
53歳 85.5万円 204.5万円 1,230.4万円
54歳 85.3万円 204.0万円 1,227.2万円
55歳 85.1万円 203.5万円 1,224.1万円
56歳 84.8万円 203.0万円 1,221.0万円
57歳 84.6万円 202.5万円 1,217.9万円
58歳 80.6万円 192.9万円 1,160.2万円
59歳 76.6万円 183.3万円 1,102.6万円
60歳 72.6万円 173.7万円 1,044.9万円
61歳 68.6万円 164.1万円 987.3万円
62歳 64.6万円 154.5万円 929.6万円
63歳 51.7万円 123.6万円 743.7万円
64歳 38.8万円 92.7万円 557.8万円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

博報堂の役職者の年収

役職者の年収について

役職 平均年収
部長 2,032.7万円
課長 1,589.9万円
係長 1,210.7万円
20~24歳の一般社員 682.8万円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

博報堂の大卒・大学院卒初任給について

学歴 初任給
大卒 342万円
大学院卒 342万円

※リクナビ2018より参照しています。

博報堂は多くの企業とは違い年俸制をとっています。ですからこの記事でも月収ではなく年収を載せています。ここにさらに手当などが加算されるため、これより高い額が初任給になると思います。平成28年賃金構造基本統計調査(初任給)によると大卒の初任給の月収平均203,400円、大学院卒が231,400円ですから日本の新卒1年目の年収はボーナスなどを含めると平均240万円~300万円となるでしょう。したがって博報堂の年収342万は高めだと言えるでしょう。

広告業界における年収の傾向と生涯賃金

広告業界とは

ITの普及により、多くの広告会社がインターネット広告へ大きく力を入れる傾向が近年ではあるようです。その売上の割合は2016年には20パーセントにも昇っていて今後もその上昇傾向が続くとみられています。SNSの普及もインターネット広告の成長に大きな影響があると考えられています。

広告業界の平均年収推移と生涯賃金


年齢 博報堂 広告業界
20~24歳 682.8万円 441.4万円
25~29歳 904.2万円 594.3万円
30~34歳 1,020.1万円 674.6万円
35~39歳 1,128.7万円 751.3万円
40~44歳 1,191.3万円 789.3万円
45~49歳 1,204.0万円 785.8万円
50~54歳 1,233.5万円 785.0万円
55~59歳 1,217.9万円 752.6万円
60~64歳 929.6万円 581.8万円
生涯賃金 4.76億円 3.08億円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

シミュレーションですから多少のズレはあると思いますが、どの年代とも平均から大きく超えていて、30代前半からは1,000万円を超えているのも特徴で、若いうちから大きな収入が得られるのが特徴です。

広告業界の主要企業の平均年収一覧

主要な広告系の企業の平均年収は以下のとおりです。

電通の平均年収と生涯賃金

ADKの平均年収と生涯賃金

サイバーエージェントの平均年収と生涯賃金

オプトの平均年収と生涯賃金

セプテーニの平均年収と生涯賃金

丹青社の平均年収と生涯賃金

年収以外の魅力

博報堂の年収を広告業界の平均年収と比較すると、高い水準にあることがわかりました。それでは、博報堂に入社した場合、従業員には年収以外にどのような待遇があるのでしょうか。志望先の企業を選ぶ上で、年収の水準を知ることも大切ですが、それと同様に職場環境についても把握しておく必要があります。

高年収の企業に就職したとしても、自分が働きやすい環境が整っていなければ、その企業で長く働き続けることは難しいでしょう。ここでは、博報堂の魅力として、福利厚生と人材教育に焦点を当ててまとめました。博報堂を志望している学生は、是非参考にしてください。

福利厚生が整っている

博報堂は、さまざまな福利厚生制度が充実しています。博報堂の休日は、土日祝日の完全週休2日制で、その他にも年末年始や勤続年数に応じた年次有給休暇が取得できます。さらに、年2回のフリーバカンスや、5日間の連続休暇制度もあります。博報堂では、休日に思いきりリフレッシュして仕事に集中できるように、従業員の休暇を重視しているのかもしれません。

また、育児および介護休暇制度が定められており、子どもを出産したり、親族が要介護状態になった場合にも、仕事を辞めずに続けることが可能です。従業員が利用できる施設には、軽井沢クラブや博報堂DYメディアパートナーズが所有する保養所、診療所などがあり、その他にも各地に契約施設を設けています。また、各種社会保険や企業年金制度もあります。

人材教育制度が充実している

博報堂は、人が考えたアイデアや戦略が商品となるという考えに基づき、人材教育に力を入れています。博報堂には、講義室や図書施設を備えた企業内大学「HAKUHODO UNIV.(博報堂大学)」があります。従業員一人ひとりが企業の資産であり、そのさまざまな知恵や発想力を吸収することを目的として設立されました。

博報堂大学では、社内外の有名なコピーライターが指導を行う「コピーライティング教室」や、著名人の講演会、テーマを持ち寄るラボ活動など、さまざまなプログラムを実施しています。また、入社前研修を行っている点も特徴的です。軽井沢の研修施設に入社前の内定者が集い、2泊3日に渡って行われます。研修内容は、チームに分かれて企業の仕事内容を学ぶというものです。博報堂では従業員の教育制度を充実させることで、従業員と企業の双方の発展を図っています。

広告業界の動向

広告業界の過去10年間の業績を見ると、平成17年から19年までは増加し、平成19年から21年まで減少しましたが、平成22年以降は回復しています。平成20年の金融危機を受けて、広告業界も業績を低迷していました。しかし、東日本大震災の反動や平成24年の景気回復を背景に、広告費も増加傾向に転じ、近年では好調に推移しています。

中でも、インターネット広告が業績を伸ばしており、今後もネット広告の規模は拡大すると見込まれています。その一方で、テレビや新聞、雑誌、ラジオなどの既存媒体の広告は伸び悩んでいる状況です。

また、セールスプロモーションも注目されている分野です。近年では、セールスプロモーションとインターネット、モバイルの提携の動きも見られます。今後も、広告業界では新たな広告手法や再編などが活発化すると見込まれています。

まとめ

以上、博報堂の年収の同業界の平均年収との比較、広告業界の概要などを解説しました。インターネット化やSNSが大きく成長する現代、広告業界もスピード感を持って変わらないといけない時期にあり、その中でも大きな利益を得られている博報堂ですから、入社後もそんな激動の社会で生き抜けるための人材教育に非常に力を入れていることが予想できます。

※最後に、本記事につきましては、公開されている情報を活用し、当社が独自の基準によってシミュレーションした結果を開示しているものとなります。読者の皆様に企業選択の一助になればという趣旨で情報を作成しておりますため、なるべく実態に近い状態のシミュレーションとなる様に最善を尽くしているものの、実際の報酬額とは異なります。 あくまでも参考情報の一つとしてご活用くださいませ。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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