企業研究

ニプロの平均年収と生涯賃金|年齢別・役職別の年収・月給・ボーナス推移と業界比較

ニプロにおける最近の平均年収推移

ニプロは、医療機器や医薬品の製造販売を行う医療機器メーカーで、特に人工透析機器の分野で有名です。また近年よく聞くようになった「ジェネリック医薬品」を製造販売するニプロファーマを子会社に持っています。
医薬品の販売を行うMRという職種は激務高給と言われていますが、本当なのでしょうか。気になる年収・ボーナスなどを実際に調べてみました。

ニプロとは

正式名称:ニプロ株式会社
所在地:大阪市北区本庄西3丁目9番3号
従業員数:3,367人
平均年齢:37.9歳
平均勤続年数:12.3年
//www.nipro.co.jp/
※有価証券報告書を参照

厚生労働省発表の「平成27年賃金構造基本統計調査の概況」によれば、日本の平均勤続年数が12.1年(平成27年)ですから、ニプロの勤続年数は一般的と言えますね。従業員の約半数近くの1,427人が秋田県大館の工場で勤務しています。

近年の平均年収推移

ニプロの近年の平均年収の推移を調べてみました。

年度 平均年収
平成28年 571.0万円
平成27年 540.0万円
平成26年 602.0万円
平成25年 539.0万円
平成24年 511.0万円

※有価証券報告書を参照しています。

ニプロの平均年収は、ここ5年間は常に500万円以上を保ち、平成26年を除けば伸び続けています。右肩上がりの売上高に連動して上がっていると見て良いでしょう。
給与を上げても各セグメントの利益率が上がっている点から、好調であることが伺えます。

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ニプロにおける年齢別平均年収

各年齢ごとの平均年収の推移はどのようになっているのでしょうか。年齢階層別の平均年収と、1歳ごとの平均年収をそれぞれ算出しました。

平均年収の年齢階層別の推移シミュレーション

各年齢の年収推移を5歳刻みで推定し、月給・ボーナス・年収についてそれぞれ推定値を算出しました。

年齢 年収 月給 ボーナス
20~24歳 343.7万円 21.5万円 86.2万円
25~29歳 466.1万円 29.1万円 116.8万円
30~34歳 537.9万円 33.6万円 134.8万円
35~39歳 587.7万円 36.7万円 147.3万円
40~44歳 634.6万円 39.6万円 159.1万円
45~49歳 687.4万円 42.9万円 172.3万円
50~54歳 720.6万円 45.0万円 180.6万円
55~59歳 693.9万円 43.3万円 173.9万円
60~64歳 464.5万円 29.0万円 116.4万円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

平均年収の1歳ごとの推移シミュレーション

ニプロの1歳ごとの平均年収の推移をシミュレーションしました。

年齢 月給 ボーナス 平均年収
22歳 21.5万円 86.2万円 343.7万円
23歳 23.0万円 92.3万円 368.2万円
24歳 24.5万円 98.4万円 392.7万円
25歳 26.0万円 104.6万円 417.1万円
26歳 27.6万円 110.7万円 441.6万円
27歳 29.1万円 116.8万円 466.1万円
28歳 30.0万円 120.4万円 480.4万円
29歳 30.9万円 124.0万円 494.8万円
30歳 31.8万円 127.6万円 509.1万円
31歳 32.7万円 131.2万円 523.5万円
32歳 33.6万円 134.8万円 537.9万円
33歳 34.2万円 137.3万円 547.8万円
34歳 34.8万円 139.8万円 557.8万円
35歳 35.5万円 142.3万円 567.8万円
36歳 36.1万円 144.8万円 577.8万円
37歳 36.7万円 147.3万円 587.7万円
38歳 37.3万円 149.7万円 597.1万円
39歳 37.9万円 152.0万円 606.5万円
40歳 38.5万円 154.4万円 615.8万円
41歳 39.0万円 156.7万円 625.2万円
42歳 39.6万円 159.1万円 634.6万円
43歳 40.3万円 161.7万円 645.1万円
44歳 40.9万円 164.4万円 655.7万円
45歳 41.6万円 167.0万円 666.3万円
46歳 42.3万円 169.7万円 676.8万円
47歳 42.9万円 172.3万円 687.4万円
48歳 43.3万円 174.0万円 694.0万円
49歳 43.8万円 175.6万円 700.7万円
50歳 44.2万円 177.3万円 707.3万円
51歳 44.6万円 179.0万円 713.9万円
52歳 45.0万円 180.6万円 720.6万円
53歳 44.7万円 179.3万円 715.2万円
54歳 44.3万円 177.9万円 709.9万円
55歳 44.0万円 176.6万円 704.6万円
56歳 43.7万円 175.3万円 699.3万円
57歳 43.3万円 173.9万円 693.9万円
58歳 40.5万円 162.4万円 648.0万円
59歳 37.6万円 150.9万円 602.1万円
60歳 34.7万円 139.4万円 556.2万円
61歳 31.9万円 127.9万円 510.4万円
62歳 29.0万円 116.4万円 464.5万円
63歳 23.2万円 93.1万円 371.6万円
64歳 17.4万円 69.9万円 278.7万円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

ニプロの役職者の年収

役職者の年収について

役職 平均年収
部長 1,023.2万円
課長 800.3万円
係長 609.4万円
20~24歳の一般社員 343.7万円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

ニプロの大卒・大学院卒初任給について

学歴 初任給
大卒 20.8万円
大学院卒 22.3万円

※採用HPより参照しています。

メーカーらしく発明報奨金制度という、あまり見かけない制度があるようです。また業績によっては賞与が年3回もらえるのは大きいですね。

医療機器業界における年収の傾向と生涯賃金

医療機器業界とは

この世に生まれたからには、少なくとも生まれたときと命が終わる時、必ずお世話になる業界です。その他にも病気の際や健康診断など、私達の暮らしから切り離すことができないのが、この医療業界です。当然社会的意義、責任感、やりがいは大きく感じられます。
ニプロを始めとする医療業界、世代別の平均年収はどのように推移するのでしょうか。

医療機器業界の平均年収推移と生涯賃金

年齢 ニプロ 医療機器業界
20~24歳 343.7万円 393.4万円
25~29歳 466.1万円 491.3万円
30~34歳 537.9万円 563.2万円
35~39歳 587.7万円 603.9万円
40~44歳 634.6万円 658.9万円
45~49歳 687.4万円 706.2万円
50~54歳 720.6万円 750.2万円
55~59歳 693.9万円 728.4万円
60~64歳 464.5万円 504.6万円
生涯賃金 2.57億円 2.70億円


※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

ニプロは業界第3位ですが、他メーカーと比較すると給与は控えめなようです。業績に与える固定費のインパクトを減らす、安定経営志向とも言えますね。

年収以外の魅力

二プロの年収は、医療機器業界の平均と比べて低めとなるシミュレーション結果がでています。しかし、長く続く社会人生活を考えると、年収という側面だけで会社を評価するのは危険なことだといえます。年収が高いとしても、残業が多すぎる、仕事内容が思っていたのと違うなどの理由で働き続けることが難しいのでは就職した意味がありません。
職場の雰囲気や、仕事にやりがいが持てるのか、などは、長く働き続けるために重要なことです。そこで、年収以外の二プロの魅力を2つ挙げてみました。

福利厚生が充実している

ニプロでは、完全週休2日制をとっており、祝祭日と年末年始も休みとなっています。その他に、有給休暇制度も導入されていますので、忙しい平日の疲れをじっくりとることができます。また、時差出勤やフレックスタイム制度もあり、通勤ラッシュを避けて通勤することが可能です。この制度を利用することで、未就学の子どもがいる場合の保育園・幼稚園への送迎も気軽にできそうです。

年次有給休暇とは別に看護休暇も取得できますので、子供の急な発熱などでも有給を使わずに休むことができるでしょう。また、商品開発に貢献した場合には、発明報酬金が支給されるようです。基本的に年に2回の賞与ですが、業績によっては年に3回支給されることも魅力的です。

多くの人の役に立つことができる

人間が生きていくうえで、医療機器は欠かせないものです。二プロでは医療機器、医薬品、ファーマパッケージング製品と、多くの製品・品目を扱っています。これは、ニプロがより多くの疾病をターゲットにしているということの表れです。医療機器をはじめとする優秀な製品を開発することで、製品を必要としている人はもちろん、医師や看護師など、関わるすべての人の役に立つことができます。

社是に「意欲」とあるように、ニプロでは入社後の意欲を重要視しています。そのため、新人の意見や提案もむげにされることなく、若いうちから責任のある仕事をまかされる傾向にあります。そうした風通しのよい社風の中で、ものづくりを通じた社会貢献ができるところもニプロの魅力といえそうです。

医療機器業界の動向

医療は、好景気不景気に関わらず必要なものです。ですから、医療機器業界は、一般に景気の影響を受けづらいと言われています。また、今後高齢化が進んでいくことが予想されるため、国内市場は徐々に拡大していく可能性が高いです。そして、海外に目を向けると、新興国において、経済の発展にともなう医療水準の向上が見込まれます。それらのことから、医療機器業界は今後も安定した成長をとげそうです。

そうした動向を受け、異業種からの医療機器業界への参入も始まっており、今後の業界再編に注目です。高齢化にともなって予防医療が重要視され、福祉・介護施設の需要も高まってきていることから、さらなる成長が期待できる業界であると言えそうです。

まとめ

言わずもがな、医療機器というのは社会貢献度の高い、そして欠かすことのできない業界です。その中でニプロが強みとしている人工透析・臓器関連は、全国に32万人以上いる腎臓業患者を支えるテクノロジー。より負担の少ない治療を目指して、これからも研究開発が続けられていくでしょう。
ニプロは業界第3位。常に上を目指すモチベーションがあってこそ、研究開発・増収増益を続けられているのかもしれませんね。

※最後に、本記事につきましては、公開されている情報を活用し、当社が独自の基準によってシミュレーションした結果を開示しているものとなります。読者の皆様に企業選択の一助になればという趣旨で情報を作成しておりますため、なるべく実態に近い状態のシミュレーションとなる様に最善を尽くしているものの、実際の報酬額とは異なります。 あくまでも参考情報の一つとしてご活用くださいませ。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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