企業研究

小野薬品の平均年収と生涯賃金|年齢別・役職別の年収・月給・ボーナス推移と業界比較

小野薬品における最近の平均年収推移

小野薬品は、大阪府大阪市に本社を置く、医療用の医薬品の販売、機器の製造などを行う企業です。たとえ志望業界でなくても、誰でも1度は耳にしたことのある企業だと思います。
今回は、そんな有名企業の小野薬品について、公開されている情報を元に「平均年収」を様々な角度からリサーチしました。

小野薬品とは

正式名称:小野薬品工業株式会社
所在地:大阪市中央区久太郎町1丁目8番2号
従業員数:3,062人(単独)、3,290人(連結)
平均年齢:40.9歳
平均勤続年数:14.9年
//www.ono.co.jp/
※有価証券報告書を参照

小野薬品は、東証一部上場の大手企業であり、製薬会社として大きな売上を上げています。目立つ点としては、平均勤続年数の短さでしょうか。特に医薬品情報を提供するMR職は、営業が大変だと言われていますので、そこが平均勤続年数を下げる要因になっているのかもしれません。

近年の平均年収推移

小野薬品の近年の平均年収の推移を調べてみました。

年度 平均年収
平成28年 897.0万円
平成27年 878.0万円
平成26年 872.0万円
平成25年 873.0万円
平成24年 876.0万円

※有価証券報告書を参照しています。

平成27年まで、安定的に横ばいだった平均年収は、平成29年には、897万円と19万円も大幅に上がっています。小野薬品は現在、癌への治療効果の高い新薬を開発しているので、その結果次第では、今後の業績や年収に好影響を及ぼすかもしれません。

小野薬品における年齢別平均年収

各年齢ごとの平均年収の推移はどのようになっているのでしょうか。年齢階層別の平均年収と、1歳ごとの平均年収をそれぞれ算出しました。

平均年収の年齢階層別の推移シミュレーション

各年齢の年収推移を5歳刻みで推定し、月給・ボーナス・年収についてそれぞれ推定値を算出しました。

年齢 年収 月給 ボーナス
20~24歳 540.1万円 33.7万円 135.4万円
25~29歳 732.4万円 45.7万円 183.6万円
30~34歳 845.2万円 52.8万円 211.9万円
35~39歳 923.5万円 57.7万円 231.5万円
40~44歳 997.1万円 62.3万円 249.9万円
45~49歳 1,080.2万円 67.5万円 270.8万円
50~54歳 1,132.3万円 70.7万円 283.8万円
55~59歳 1,090.4万円 68.1万円 273.3万円
60~64歳 729.8万円 45.6万円 182.9万円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

平均年収の1歳ごとの推移シミュレーション

小野薬品の1歳ごとの平均年収の推移をシミュレーションしました。

年齢 月給 ボーナス 平均年収
22歳 33.7万円 135.4万円 540.1万円
23歳 36.1万円 145.0万円 578.6万円
24歳 38.5万円 154.7万円 617.0万円
25歳 40.9万円 164.3万円 655.5万円
26歳 43.3万円 173.9万円 693.9万円
27歳 45.7万円 183.6万円 732.4万円
28歳 47.1万円 189.2万円 755.0万円
29歳 48.6万円 194.9万円 777.5万円
30歳 50.0万円 200.5万円 800.1万円
31歳 51.4万円 206.2万円 822.6万円
32歳 52.8万円 211.9万円 845.2万円
33歳 53.8万円 215.8万円 860.9万円
34歳 54.7万円 219.7万円 876.5万円
35歳 55.7万円 223.6万円 892.2万円
36歳 56.7万円 227.6万円 907.9万円
37歳 57.7万円 231.5万円 923.5万円
38歳 58.6万円 235.2万円 938.3万円
39歳 59.5万円 238.9万円 953.0万円
40歳 60.4万円 242.6万円 967.7万円
41歳 61.3万円 246.3万円 982.4万円
42歳 62.3万円 249.9万円 997.1万円
43歳 63.3万円 254.1万円 1,013.8万円
44歳 64.3万円 258.3万円 1,030.4万円
45歳 65.4万円 262.4万円 1,047.0万円
46歳 66.4万円 266.6万円 1,063.6万円
47歳 67.5万円 270.8万円 1,080.2万円
48歳 68.1万円 273.4万円 1,090.6万円
49歳 68.8万円 276.0万円 1,101.0万円
50歳 69.4万円 278.6万円 1,111.5万円
51歳 70.1万円 281.2万円 1,121.9万円
52歳 70.7万円 283.8万円 1,132.3万円
53歳 70.2万円 281.7万円 1,123.9万円
54歳 69.7万円 279.6万円 1,115.5万円
55歳 69.1万円 277.5万円 1,107.2万円
56歳 68.6万円 275.4万円 1,098.8万円
57歳 68.1万円 273.3万円 1,090.4万円
58歳 63.6万円 255.3万円 1,018.3万円
59歳 59.1万円 237.2万円 946.2万円
60歳 54.6万円 219.1万円 874.1万円
61歳 50.1万円 201.0万円 802.0万円
62歳 45.6万円 182.9万円 729.8万円
63歳 36.5万円 146.4万円 583.9万円
64歳 27.3万円 109.8万円 437.9万円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

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小野薬品の役職者の年収

役職者の年収について

役職 平均年収
部長 1,607.8万円
課長 1,257.6万円
係長 957.6万円
20~24歳の一般社員 540.1万円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

小野薬品の大卒・大学院卒初任給について

学歴 初任給
大卒 23.5万円
修士了 25.9万円
博士了 29.3万円

※リクナビ2018より参照しています。

大卒、修士ともに、標準的な初任給より高めに設定されています。また小野薬品は、博士課程での採用枠もあり医薬分野での研究を進めたいという方には非常に良い企業ではないでしょうか。

医薬品業界における年収の傾向と生涯賃金

医薬品業界とは

医薬品業界に就職する学生の中には理系の大学を出ており、6年生の薬学部を出ているケースもあり、平均年齢が高めになりがちです。一方で、仕事の大変さなどから勤続年数は短かくなっています。ただし年収は高い傾向にあり、その分やりがいのある職業と言っていいでしょう。
超高齢化社会に突入した日本では、お薬や医療機器の需要は高まりますが、ジェネリック医薬品などによるコスト削減から、決して安泰と言い切ることはできません。

医薬品業界の平均年収推移と生涯賃金

年齢 小野薬品 医薬品業界
20~24歳 540.1万円 476.7万円
25~29歳 732.4万円 595.2万円
30~34歳 845.2万円 682.4万円
35~39歳 923.5万円 731.8万円
40~44歳 997.1万円 798.3万円
45~49歳 1,080.2万円 855.6万円
50~54歳 1,132.3万円 908.9万円
55~59歳 1,090.4万円 882.6万円
60~64歳 729.8万円 611.4万円
生涯賃金 4.04億円 3.27億円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

小野薬品の平均年収は、通常の医薬品業界と比べてもかなり高い水準で推移しています。医薬品業界の平均は、最高でも908.9万円ですが、小野薬品は40代から50代まで年収1,000万超えが続きます。

年収以外の魅力

小野薬品工業株式会社は、本社が大阪市中央区にある日本の大手薬品メーカーです。その創業は古く、1917年に設立後、主に医療機関向けの医薬品を中心に発展してきました。1963年には東証一部上場。他の医薬品メーカーと比べると独自の製品の開発を行ってきて、販売までも一貫して行っているために利益率が高いところが強みの企業と言えるでしょう。

小野薬品は上記でも解説しているように、平均年収も高めの企業という特徴が見られます。ここでは年収以外についての小野薬品の魅力や特徴について触れていきます。企業研究の際には是非参考にしてみて下さい。

独自の分野との取引のために競合が少ない

小野薬品工業の企業理念は「病気と苦痛に対する人間の闘いのために」であり、世界的に通用するような独創的な医薬品の開発をしている企業です。小野薬品が目指している「特定分野に特化した研究開発型国際製薬企業(グローバル スペシャリティ ファーマ)」で特定の分野への特化を更に加速させています。

小野薬品工業の取り扱い製品は幅広く、独創的な新薬も多いです。特に売上の基盤となっているのが抗がん剤をはじめとするがんの医薬品関連であり、特許を取得している製品の数が多いところが特徴です。今後もがんの医薬品分野で独自の開発と成長が見込めます。ただしこの分野の研究・開発は日々進化しているため、他社においても新製品がさまざま出てきています。今後は更なる研究開発と同時に営業にも力を入れていくことが必要でしょう。

1年で数回の長期休暇がありリフレッシュできる

小野薬品工業は日頃の仕事で部署によっては大変業務量が多くなり、忙しいという実態があるようです。しかし、年間を通じての休暇に関しては会社全体での長期の休みが比較的多く設定されていると言えるでしょう。ゴールデンウィーク期間は7日~10日間の休暇、夏休み(お盆休み)に関しては、約10日間、年末年始は計10日間ほどの休暇を取ることができます。

企業によっては交代で休みを取るために、あまり長く夏休みや連休が取れないという環境の職場も多いので、その中では休みの体制が整っていると言えるでしょう。また有給休暇に関しては、同じ業界の他社に比べて比較的取得しやすいという体制になっています。休日の出勤もほぼありません。このように休暇のシステムが整っていて、仕事と休みのメリハリがつけやすい環境と言えます。

製薬業界の動向

製薬業界の現状は日本の人口減少などが顕著になっているために、全体としてはそれほどの伸び率がない状態と言えます。しかし日本は健康保険制度が整っている国で、医薬品の分野は法律で規定されているので安泰とも言えます。今後も市場規模はほぼ変わらないと言えるでしょう。

世界規模で医薬品業界を見てみると、過去のアメリカの金融危機やリーマンショックで売上が落ち込んでいた期間がありました。しかし長いスパンで見てみると、業界自体は潰れることのない最も安定した業界とも言われています。各企業単位での将来性は、近年の企業間の再編や合併の多さ、海外メーカーとの合併などが目立つことから、さらに再編が進むと予想されます。各社ともに独自性を打ち出しながら、いかに限られた市場を確保し続けるかがポイントとなるでしょう。

まとめ

医薬品業界でも大手である小野薬品について調べてきました。全体の印象としては、仕事は大変だけど、その分しっかり給与を支払うといったイメージでしょうか。
最近では癌の治療薬の開発が注目を浴びていますし、そうした場所で働きたいという方には魅力的な企業だと思います。

※最後に、本記事につきましては、公開されている情報を活用し、当社が独自の基準によってシミュレーションした結果を開示しているものとなります。読者の皆様に企業選択の一助になればという趣旨で情報を作成しておりますため、なるべく実態に近い状態のシミュレーションとなる様に最善を尽くしているものの、実際の報酬額とは異なります。 あくまでも参考情報の一つとしてご活用くださいませ。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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