企業研究

宇部興産の平均年収と生涯賃金|年齢別・役職別の年収・月給・ボーナス推移と業界比較

宇部興産における最近の平均年収推移

化学業界といえば、思いつくだけでも旭化成、三菱ケミカルホールディングス、住友化学、富士フィルムホールディングス、花王などたくさんの企業が浮かぶと思います。宇部興はそのような業界の中でも、最近では認知度アップのために若年層にターゲットを絞った動画作成を成功させたり、勢いのある企業です。
ここでは、宇部興産の平均年収や生涯賃金、月給やボーナスについて公式ホームページなどの情報をもとに調べてみました。

宇部興産とは

正式名称:宇部興産株式会社
所在地:東京都港区芝浦1-2-1 シーバンスN館
従業員数:10,928人(連結)、3,612人(単独)
平均年齢:41.5歳
平均勤続年数:15.4年
//www.ube-ind.co.jp/ube/jp/index.html
※有価証券報告書を参照

宇部興産は山口県宇部市で炭田を開発するための炭鉱組合として、匿名組合沖ノ山炭鉱組合という名で設立されてから、時代と共に変革しながら現在の形にまで発展してきました。本社は東京本社と宇部本社とあります。
現在では、化学カンパニー、医薬事業部、建設資材カンパニー、機械カンパニー、エネルギー・環境事業部という大きな5つのカンパニー・事業部があります。

近年の平均年収推移

宇部興産の近年の平均年収の推移を調べてみました。

年度 平均年収
平成28年 667.0万円
平成27年 645.0万円
平成26年 632.0万円
平成25年 645.0万円
平成24年 656.0万円

※有価証券報告書を参照しています。

業績については10年前と比べると少し下がってはいますが、2009年に一度下がってから徐々に盛り返し、ここ5年では安定しているようなので、平均年収においても過去5年で大きな変動はなく650万前後で安定しているように思います。

宇部興産における年齢別平均年収

各年齢ごとの平均年収の推移はどのようになっているのでしょうか。年齢階層別の平均年収と、1歳ごとの平均年収をそれぞれ算出しました。

平均年収の年齢階層別の推移シミュレーション

各年齢の年収推移を5歳刻みで推定し、月給・ボーナス・年収についてそれぞれ推定値を算出しました。

年齢 年収 月給 ボーナス
20~24歳 401.6万円 25.1万円 100.7万円
25~29歳 544.6万円 34.0万円 136.5万円
30~34歳 628.4万円 39.2万円 157.5万円
35~39歳 686.7万円 42.9万円 172.1万円
40~44歳 741.4万円 46.3万円 185.8万円
45~49歳 803.2万円 50.2万円 201.3万円
50~54歳 841.9万円 52.6万円 211.0万円
55~59歳 810.8万円 50.6万円 203.2万円
60~64歳 542.7万円 33.9万円 136.0万円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

平均年収の1歳ごとの推移シミュレーション

宇部興産の1歳ごとの平均年収の推移をシミュレーションしました。

年齢 月給 ボーナス 平均年収
22歳 25.1万円 100.7万円 401.6万円
23歳 26.9万円 107.8万円 430.2万円
24歳 28.6万円 115.0万円 458.8万円
25歳 30.4万円 122.2万円 487.4万円
26歳 32.2万円 129.3万円 516.0万円
27歳 34.0万円 136.5万円 544.6万円
28歳 35.1万円 140.7万円 561.3万円
29歳 36.1万円 144.9万円 578.1万円
30歳 37.1万円 149.1万円 594.9万円
31歳 38.2万円 153.3万円 611.7万円
32歳 39.2万円 157.5万円 628.4万円
33歳 40.0万円 160.4万円 640.1万円
34歳 40.7万円 163.4万円 651.7万円
35歳 41.4万円 166.3万円 663.4万円
36歳 42.2万円 169.2万円 675.0万円
37歳 42.9万円 172.1万円 686.7万円
38歳 43.6万円 174.9万円 697.6万円
39歳 44.2万円 177.6万円 708.6万円
40歳 44.9万円 180.4万円 719.5万円
41歳 45.6万円 183.1万円 730.5万円
42歳 46.3万円 185.8万円 741.4万円
43歳 47.1万円 188.9万円 753.8万円
44歳 47.8万円 192.0万円 766.1万円
45歳 48.6万円 195.1万円 778.5万円
46歳 49.4万円 198.2万円 790.8万円
47歳 50.2万円 201.3万円 803.2万円
48歳 50.6万円 203.3万円 810.9万円
49歳 51.1万円 205.2万円 818.7万円
50歳 51.6万円 207.1万円 826.4万円
51歳 52.1万円 209.1万円 834.2万円
52歳 52.6万円 211.0万円 841.9万円
53歳 52.2万円 209.5万円 835.7万円
54歳 51.8万円 207.9万円 829.5万円
55歳 51.4万円 206.4万円 823.2万円
56歳 51.0万円 204.8万円 817.0万円
57歳 50.6万円 203.2万円 810.8万円
58歳 47.3万円 189.8万円 757.2万円
59歳 43.9万円 176.3万円 703.5万円
60歳 40.6万円 162.9万円 649.9万円
61歳 37.2万円 149.5万円 596.3万円
62歳 33.9万円 136.0万円 542.7万円
63歳 27.1万円 108.8万円 434.1万円
64歳 20.3万円 81.6万円 325.6万円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

宇部興産の役職者の年収

役職者の年収について

役職 平均年収
部長 1,195.5万円
課長 935.0万円
係長 712.0万円
20~24歳の一般社員 401.6万円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

宇部興産の大卒・大学院卒初任給について

学歴 初任給
大卒 21.24万円
修士了 23.04万円
博士了 25.74万円

※リクナビ2018より参照しています。(2016年度宇部地区実績)

2016年度の実績になりますが、大学卒と大学院卒、大学院卒でも修士と博士でそれぞれ約2万円ほどずつ違いがありました。
また時間外手当、住宅手当、地域手当、通勤手当 などの諸手当や、各種社会保険(雇用保険、厚生年金保険、健康保険、労災保険)、福利厚生としては独身寮・社宅完備、住宅財形貯蓄、従業員持株制度、団体長期障害所得補償保険、総合病院、社有保養施設(葉山、箱根など)、会社契約保養施設、各種サークル等があります。

化学業界における年収の傾向と生涯賃金

化学業界とは

化学業界は、最初でも述べたように企業も多く、競争の激しい業界です。原材料である石油の価格によって影響が出やすい業界でもあり、厳しい一面もありますが、近年のグローバル化に合わせた海外進出や、石油への依存を減らす取り組みなどにより、まだまだ大きく成長していける業界だと思います。
その中での宇部興産の平均年収はどのようになっているのでしょうか。

化学業界の平均年収推移と生涯賃金

年齢 宇部興産 化学業界
20~24歳 401.6万円 405.2万円
25~29歳 544.6万円 506.0万円
30~34歳 628.4万円 580.1万円
35~39歳 686.7万円 622.0万円
40~44歳 741.4万円 678.6万円
45~49歳 803.2万円 727.3万円
50~54歳 841.9万円 772.7万円
55~59歳 810.8万円 750.3万円
60~64歳 542.7万円 519.7万円
生涯賃金 3.0億円 2.78億円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

化学業界は、他の業界と比べても平均年収は高い方になると思います。その業界内でも宇部興産の平均年収は20~24歳代は若干業界全体より低いものの、その後はすべて業界全体より高くなっています。生涯賃金においても約3,000万円ほど高くなっています。

年収以外の魅力

化学業界の平均と比較すると、宇部興産の年収は高いことがわかりました。これは大きな魅力と言ってよいでしょう。しかし宇部興産という企業の持つ魅力はそれだけではありません。宇部興産では、人材育成や自己研鑽の奨励など、社員のスキル向上にも積極的に取り組んでいます。

キャリアアップを目指す社員にとって、こうした会社側からの積極的な取り組みの姿勢は非常に好ましいものです。こうした人材育成は宇部興産のもう一つの魅力と言ってよいでしょう。ここでは、その取り組みと狙いを詳しく見ていきます。

さまざまな研修制度による人材育成

宇部興産は社員一人ひとりの成長が企業の成長に直結すると考えています。そのため、研修制度を充実させることで社員の成長をフォローアップする体制が万全です。
例えば入社後三年のあいだにおこなうのは、導入教育、フォローアップ研修、そして入社三年次研修です。その後はキャリアの節目ごとに、身につけておくべき知識の習得を目的とした研修をおこないます。

また、グローバル人材の育成に注力していることも宇部興産ならではの特徴と言えるでしょう。具体的には海外を含む、社外派遣を通して最先端技術を学ぶことを目的としています。こうした手厚い育成制度を通して、社員のスキルアップやキャリアップの道を社全体で支援していることは、宇部興産の大きな魅力の一つと言ってよいでしょう。

自己啓発活動への支援

宇部興産の人材育成は多様な研修だけにとどまらず、社員の自発的な取り組みまで支援してくれます。グローバルに展開する宇部興産では、高い語学力が必要とされる事業部門も少なくありません。また専門職などでは、自発的に知識を吸収・刷新することが不可欠と言えるでしょう。

そうした中でTOEICや各種通信教育講座、あるいは公的資格取得などの自己啓発に取り組む社員を、宇部興産では手厚くバックアップします。それらにかかる費用の補助や奨励をおこなうことで、会社の将来を担う人材の育成していくのが宇部興産の狙いです。つまり宇部興産は、社員の自発的な向上心を積極的に支援してくれる会社と言ってよいでしょう。こうした明確な人材育成の姿勢は、就職先選びの大きなポイントであり、大きな魅力でもあります。

化学業界の動向


化学業界の売上高などの推移をみると、近年は堅調な成長を見せていることがわかります。この成長は供給先である新興国の経済的拡大と連動しており、この傾向はしばらく続くとみてよいでしょう。しかし海外市場に販路を広げる国内企業にとって大きな脅威があります。それはBASFやエクソンモービルを始めとした世界のグローバル企業です。

今後はこうした強大な世界的メジャー企業の資本力や開発力に立ち向かえる力をつけていくのが、国内の化学メーカーの最大の課題と言えるでしょう。そのために必要なのは、国内化学業界の経営体質の抜本的な改革です。不採算事業の見直しや効率化はもちろんのこと、世界メジャーにはない独自性を打ち出すなど、現在の国内化学企業は持続成長に向けた今後の方向性を定めなくてはならない時期にあります。

まとめ

化学業界は競争の激しい業界と言いましたが、どこの企業も大手は特に事業が多岐にわたっていると思います。1つの分野に留まらず事業を広げていくことは今後にとってもいいことであると思います。
原油価格で左右される化学業界ですが、その中でも宇部興産は過去数年で見ても安定した業績を保っています。
1897年に設立し、常に自己変革を行いながら100年を超える歴史を誇る点でも安定した、まだまだ成長し続ける企業と言えるのではないでしょうか。

※最後に、本記事につきましては、公開されている情報を活用し、当社が独自の基準によってシミュレーションした結果を開示しているものとなります。読者の皆様に企業選択の一助になればという趣旨で情報を作成しておりますため、なるべく実態に近い状態のシミュレーションとなる様に最善を尽くしているものの、実際の報酬額とは異なります。 あくまでも参考情報の一つとしてご活用くださいませ。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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