企業研究

ダイセルの平均年収と生涯賃金|年齢別・役職別の年収・月給・ボーナス推移と業界比較

志望する学生はダイセルの年収事情を知っておこう


ダイセルは、大阪府に本社を置いている大手化学品メーカーです。自動車、電子、メディカル、コスメ、ヘルスケア、ライフスタイルなど、複数の事業を幅広く展開していて、さまざまな領域に、高機能かつ革新的な材料を提供している会社です。ダイセルは『化学の無限の可能性』を信じ、 独自の技術・ノウハウを駆使して『社会が求める機能』を具現化し、 暮らしと社会の豊かさ向上に貢献することを基本理念としています。

就職活動をするにあたり、ダイセルに応募を考えている学生や、気になっている学生、また同業と迷っている学生は、企業の情報を知るとともに、年収についても詳しく知っておいたほうが、就職活動、採用後も利点が多く役に立つことがあるでしょう。

ダイセルにおける最近の平均年収推移

ダイセルは、化学業界に位置するメーカの一つであり、合成樹脂の事業や有機合成の事業、セルロースの事業など、複数の事業を広く展開しています。今回は、この企業の平均年収や生涯賃金などのデータについて細かく見ていきましょう。

ダイセルとは

正式名称:株式会社ダイセル
所在地:大阪市北区大深町3番1号
従業員数:2,248人
平均年齢:41.2歳
平均勤続年数:16.3年
//www.daicel.com/
※有価証券報告書を参照

ダイセルは、大阪市の北区に本店がある企業であり、従業員数は2,000人を超えています。また、直近の平均勤続年数は16.3年となっているため、上場企業の平均と比べると、比較的長く勤める従業員が多いということになります。

ダイセルの近年の平均年収の推移を調べてみました。

年度 平均年収
平成28年 771.0万円
平成27年 741.0万円
平成26年 709.0万円
平成25年 713.0万円
平成24年 714.0万円

※有価証券報告書を参照しています。

グラフを見ると、平成24年度から平成26年度にかけて減少していることが分かります。しかし、それ以降は年々増加していますし、増加の程度も毎年約30万円ずつと大きいです。また、平均年収が700万円以上というのは、民間企業の平均年収と比べると高い水準になっています。

ダイセルの仕事内容

ダイセルは自動車、電子、メディカル、コスメ、ヘルスケア、ライフスタイルなど、複数の事業を幅広く展開していて、高機能かつ革新的な材料を提供している大手化学品メーカーです。ダイセルでは研究開発部門、生産部門、エンジニアリング部門、企画部門、営業部門、支援部門の6つの部門に分かれて、仕事をしています。実際にどの部門がどのような担当をしているのでしょうか。また仕事内容はどのようなものがあるのかを見ていきましょう。

研究開発部門

研究開発部門では、基盤研究、探索研究、開発研究、工業化研究の4つの研究チームに分かれて仕事をしています。基盤研究では、日々の業務はダイセルグループに関するものが中心ですが、次世代材料の開発、新規用途の開発など絶えず新しい評価技術、分析方法を取り入れながら各種研究開発のスピードアップや効率化に貢献しています。

探索研究では、地道な研究や外部機関との協業によって、ダイセルオリジナルの要素技術を築いています。開発研究では、ユーザーのニーズにあったものをタイムリーに提供するために、現行の処方を改善して提供したり、一から技術を組み立て直して新製品をつくっています。工業化研究では、過去からの蓄積技術やパイロットプラントの運転を通して、早期に事業化を実現します。

生産部門

生産部門では、「モノづくり」の中核である現状の生産プラントの安定稼働(安全、生産量、品質、使用率)、生産計画から生産、出荷までの広範囲の生産業務全体の効率化と、収益改善を担当します。また、現業の基盤整備・収益改善及び技術革新から新製品・新事業の推進と技術開発、設備管理技術の高度化研究をおこないます。

どのような技術課題にも対処できるよう化学、化学工学、機械工学、電気・電子、システム工学、コンピュータなどさまざまな分野の技術者が集結し、生産しています。ユーザーが必要とする品質レベルの維持、向上、クレームへの迅速な対応などおこない、幅広い知識(生産、開発、QA/QC)と軽快なフットワーク大切に仕事をしています。

エンジニアリング部門

エンジニアリング部門では、事業企画部門や生産部門の要求に沿った、生産性の高い設備を提供するとともに、生産を維持していくために必要な設備メンテナンスに対しても、生産部門を支援している重要な部門です。自動車エアバッグ用インフレータ(ガス発生装置)や、航空機搭乗員緊急脱出装置等の商品設計開発業務をおこなったり、事業企画部門からの国内外においての既存事業の拡大や新規製品に対する事業計画等、多様な計画内容に対し、生産設備の検討・概略設計を行いそれに伴う投資額を提案します。

その他にも、工場における生産設備を安全かつ安定に1年間または2年間連続稼動させるために、それら設備の点検・評価・解析、寿命予測、改良保全等の全社的な技術支援をおこなっています。

ダイセルにおける年齢別平均年収

各年齢ごとの平均年収の推移はどのようになっているのでしょうか。年齢階層別の平均年収と、1歳ごとの平均年収をそれぞれ算出しました。

平均年収の年齢階層別の推移シミュレーション

各年齢の年収推移を5歳刻みで推定し、月給・ボーナス・年収についてそれぞれ推定値を算出しました。

年齢 年収 月給 ボーナス
20~24歳 464.4万円 29.0万円 116.4万円
25~29歳 629.8万円 39.3万円 157.9万円
30~34歳 726.8万円 45.4万円 182.2万円
35~39歳 794.2万円 49.6万円 199.1万円
40~44歳 857.5万円 53.5万円 214.9万円
45~49歳 928.9万円 58.0万円 232.8万円
50~54歳 973.7万円 60.8万円 244.1万円
55~59歳 937.7万円 58.6万円 235.0万円
60~64歳 627.6万円 39.2万円 157.3万円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

平均年収の1歳ごとの推移シミュレーション

ダイセルの1歳ごとの平均年収の推移をシミュレーションしました。

年齢 月給 ボーナス 平均年収
22歳 29.0万円 116.4万円 464.4万円
23歳 31.1万円 124.7万円 497.5万円
24歳 33.1万円 133.0万円 530.6万円
25歳 35.2万円 141.3万円 563.7万円
26歳 37.3万円 149.6万円 596.7万円
27歳 39.3万円 157.9万円 629.8万円
28歳 40.5万円 162.7万円 649.2万円
29歳 41.8万円 167.6万円 668.6万円
30歳 43.0万円 172.5万円 688.0万円
31歳 44.2万円 177.3万円 707.4万円
32歳 45.4万円 182.2万円 726.8万円
33歳 46.2万円 185.6万円 740.3万円
34歳 47.1万円 188.9万円 753.7万円
35歳 47.9万円 192.3万円 767.2万円
36歳 48.8万円 195.7万円 780.7万円
37歳 49.6万円 199.1万円 794.2万円
38歳 50.4万円 202.2万円 806.8万円
39歳 51.2万円 205.4万円 819.5万円
40歳 52.0万円 208.6万円 832.2万円
41歳 52.8万円 211.8万円 844.8万円
42歳 53.5万円 214.9万円 857.5万円
43歳 54.4万円 218.5万円 871.8万円
44歳 55.3万円 222.1万円 886.0万円
45歳 56.2万円 225.7万円 900.3万円
46歳 57.1万円 229.3万円 914.6万円
47歳 58.0万円 232.8万円 928.9万円
48歳 58.6万円 235.1万円 937.8万円
49歳 59.1万円 237.3万円 946.8万円
50歳 59.7万円 239.6万円 955.8万円
51歳 60.2万円 241.8万円 964.7万円
52歳 60.8万円 244.1万円 973.7万円
53歳 60.4万円 242.3万円 966.5万円
54歳 59.9万円 240.5万円 959.3万円
55歳 59.5万円 238.6万円 952.1万円
56歳 59.0万円 236.8万円 944.9万円
57歳 58.6万円 235.0万円 937.7万円
58歳 54.7万円 219.5万円 875.7万円
59歳 50.8万円 204.0万円 813.7万円
60歳 46.9万円 188.4万円 751.6万円
61歳 43.1万円 172.9万円 689.6万円
62歳 39.2万円 157.3万円 627.6万円
63歳 31.4万円 125.9万円 502.1万円
64歳 23.5万円 94.4万円 376.6万円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

ダイセルの役職者の年収

役職者の年収について

役職 平均年収
部長 1,382.6万円
課長 1,081.4万円
係長 823.5万円
20~24歳の一般社員 464.4万円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

役職ごとの年収差は約300万円

編集部のシュミレーションを基準とし、役職ごとの年収を予測したうえで、算出した結果はグラフや表の通りとなっています。20歳から24歳の一般社員の年収と、係長の年収を比較した場合、約359.1万円もの年収差が発生すると予想されます。次に係長と課長の年収を比較した場合は257.9万円、課長と部長の年収を比較した場合は、301.2万円の年収差が生まれていると予測シミュレーション数値の結果が出ています。

役職ごとの差は実に、300万円前後となっていて、20~24歳の一般社員と部長の年収の差は、918.2万円もの差が出るとシュミレーション結果がでています。このことから、一般社員から係長へ昇進した場合は350万円以上の差ができ、その後役職が1つあがるごとに、250万円から300万円前後の差ができてくると予測されます。

ダイセルの大卒・大学院卒初任給について

学歴 初任給
大卒 22万円
大学院卒 24万円

※リクナビ2018より参照しています。

初任給については、事務系の採用であっても技術系の採用であっても上記の額となります。また、高専卒の場合は19万円であり、博士卒の場合は27.43万円となります。

化学業界における年収の傾向と生涯賃金

化学業界とは

化学反応を駆使して生み出されたものを商材としているため、使用する原料の価格変動が今後の流れを左右します。化学反応のために使われる原料は、天然ガスや石油などが挙げられます。このうち、特に石油の価格が今後どのように変動していくのかという点がポイントになります。

化学業界の平均年収推移と生涯賃金

年齢 ダイセル 化学業界
20~24歳 464.4万円 405.2万円
25~29歳 629.8万円 506.0万円
30~34歳 726.8万円 580.1万円
35~39歳 794.2万円 622.0万円
40~44歳 857.5万円 678.6万円
45~49歳 928.9万円 727.3万円
50~54歳 973.7万円 772.7万円
55~59歳 937.7万円 750.3万円
60~64歳 627.6万円 519.7万円
生涯賃金 3.47億円 2.78億円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

グラフを見ると、全ての年齢層でダイセルが上回っていることが分かります。また、生涯賃金も、7,000万円近く差がついているという状況です。

まとめ

ダイセルは、多くの実績を残してきた化学業界のメーカーです。売り上げも比較的高いですし、平均年収についても安定して増加しています。業界としての課題はありますが、ダイセルの単体の将来性ということで言えば十分期待できるでしょう。

※最後に、本記事につきましては、公開されている情報を活用し、当社が独自の基準によってシミュレーションした結果を開示しているものとなります。読者の皆様に企業選択の一助になればという趣旨で情報を作成しておりますため、なるべく実態に近い状態のシミュレーションとなる様に最善を尽くしているものの、実際の報酬額とは異なります。 あくまでも参考情報の一つとしてご活用くださいませ。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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