目次
日本ライフラインにおける最近の平均年収推移
日本ライフラインは、医療機器を扱う商社です。ただし、商品の販売だけでなく、開発も行っているのが他の商社との大きな違いです。医療機器の中でも心臓循環器領域に特化した製品を扱っており、自社では、EPカテーテルや人工血管関連を開発しています。
普段はほとんど認知されることのない医療機器商社(兼メーカー)の年収はどれくらいなのでしょうか。今回は、日本ライフラインについて、企業が公開している情報を元に、年齢ごとの平均年収や生涯賃金を調べてみました。
日本ライフラインとは
正式名称:日本ライフライン株式会社
所在地:東京都品川区東品川二丁目2番20号 天王洲郵船ビル25F
従業員数:661人
平均年齢:38.9歳
平均勤続年数:9.5年
※//www.jll.co.jp/
※有価証券報告書を参照
従業員数は661人と少なめです。創業は1981年で、最初は心臓のペースメーカーを販売していました。そのうち心臓の人工弁や人工血管などを販売するようになり、順調に業績を伸ばしています。
平均年齢は約39歳と比較的若く、また平均勤続年数が9.5年と短めなことから、人の入れ替わりが多い企業であることがうかがえます。少人数の企業ながら資本金は約21億円と多く、連結子会社も3社あります。
近年の平均年収推移
日本ライフラインの近年の平均年収の推移を調べてみました。
年度 | 平均年収 |
---|---|
平成28年 | 869.0万円 |
平成27年 | 835.0万円 |
平成26年 | 849.0万円 |
平成25年 | 827.0万円 |
平成24年 | 816.0万円 |
※有価証券報告書を参照しています。
最新の平均年収は約870万円とかなりの高額となっています。過去5年間の平均年収の推移を見ても、5年間で約50万円も伸びており、現在進行系で成長しているようです。平均年収が800万円台の後半になるのは、大企業でも滅多にないので、年収は大手企業を含めてもかなり上位に入るのではないでしょうか。
日本ライフラインにおける年齢別平均年収
各年齢ごとの平均年収の推移はどのようになっているのでしょうか。年齢階層別の平均年収と、1歳ごとの平均年収をそれぞれ算出しました。
平均年収の年齢階層別の推移シミュレーション
各年齢の年収推移を5歳刻みで推定し、月給・ボーナス・年収についてそれぞれ推定値を算出しました。
年齢 | 年収 | 月給 | ボーナス |
---|---|---|---|
20~24歳 | 498.0万円 | 33.5万円 | 96.5万円 |
25~29歳 | 739.6万円 | 49.7万円 | 143.3万円 |
30~34歳 | 836.3万円 | 56.2万円 | 162.0万円 |
35~39歳 | 913.8万円 | 61.4万円 | 177.1万円 |
40~44歳 | 963.1万円 | 64.7万円 | 186.6万円 |
45~49歳 | 1,016.1万円 | 68.3万円 | 196.9万円 |
50~54歳 | 1,041.0万円 | 69.9万円 | 201.7万円 |
55~59歳 | 1,039.8万円 | 69.9万円 | 201.5万円 |
60~64歳 | 777.3万円 | 52.2万円 | 150.6万円 |
※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。
平均年収の1歳ごとの推移シミュレーション
日本ライフラインの1歳ごとの平均年収の推移をシミュレーションしました。
年齢 | 月給 | ボーナス | 平均年収 |
---|---|---|---|
22歳 | 33.5万円 | 96.5万円 | 498.0万円 |
23歳 | 36.7万円 | 105.9万円 | 546.3万円 |
24歳 | 40.0万円 | 115.2万円 | 594.7万円 |
25歳 | 43.2万円 | 124.6万円 | 643.0万円 |
26歳 | 46.4万円 | 133.9万円 | 691.3万円 |
27歳 | 49.7万円 | 143.3万円 | 739.6万円 |
28歳 | 51.0万円 | 147.1万円 | 758.9万円 |
29歳 | 52.3万円 | 150.8万円 | 778.3万円 |
30歳 | 53.6万円 | 154.6万円 | 797.6万円 |
31歳 | 54.9万円 | 158.3万円 | 817.0万円 |
32歳 | 56.2万円 | 162.0万円 | 836.3万円 |
33歳 | 57.2万円 | 165.1万円 | 851.8万円 |
34歳 | 58.3万円 | 168.1万円 | 867.3万円 |
35歳 | 59.3万円 | 171.1万円 | 882.8万円 |
36歳 | 60.4万円 | 174.1万円 | 898.3万円 |
37歳 | 61.4万円 | 177.1万円 | 913.8万円 |
38歳 | 62.1万円 | 179.0万円 | 923.7万円 |
39歳 | 62.7万円 | 180.9万円 | 933.5万円 |
40歳 | 63.4万円 | 182.8万円 | 943.4万円 |
41歳 | 64.0万円 | 184.7万円 | 953.2万円 |
42歳 | 64.7万円 | 186.6万円 | 963.1万円 |
43歳 | 65.4万円 | 188.7万円 | 973.7万円 |
44歳 | 66.1万円 | 190.7万円 | 984.3万円 |
45歳 | 66.8万円 | 192.8万円 | 994.9万円 |
46歳 | 67.6万円 | 194.8万円 | 1,005.5万円 |
47歳 | 68.3万円 | 196.9万円 | 1,016.1万円 |
48歳 | 68.6万円 | 197.8万円 | 1,021.1万円 |
49歳 | 68.9万円 | 198.8万円 | 1,026.0万円 |
50歳 | 69.3万円 | 199.8万円 | 1,031.0万円 |
51歳 | 69.6万円 | 200.7万円 | 1,036.0万円 |
52歳 | 69.9万円 | 201.7万円 | 1,041.0万円 |
53歳 | 69.9万円 | 201.7万円 | 1,040.7万円 |
54歳 | 69.9万円 | 201.6万円 | 1,040.5万円 |
55歳 | 69.9万円 | 201.6万円 | 1,040.2万円 |
56歳 | 69.9万円 | 201.5万円 | 1,040.0万円 |
57歳 | 69.9万円 | 201.5万円 | 1,039.8万円 |
58歳 | 66.3万円 | 191.3万円 | 987.3万円 |
59歳 | 62.8万円 | 181.1万円 | 934.8万円 |
60歳 | 59.3万円 | 171.0万円 | 882.3万円 |
61歳 | 55.8万円 | 160.8万円 | 829.8万円 |
62歳 | 52.2万円 | 150.6万円 | 777.3万円 |
63歳 | 41.8万円 | 120.5万円 | 621.9万円 |
64歳 | 31.3万円 | 90.4万円 | 466.4万円 |
※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。
自己分析の浅さは人事に見透かされる
就活で内定を勝ち取るには、自己分析が必須です。自己分析を疎かにしていると、選考で説得力のある回答ができません。
そこで活用したいのが、自己分析ツールの「My analytics」です。36の質問に答えるだけで、あなたの強み・特徴を見える化できます。
ツールでサクッと自己分析を終わらせて、選考を有利に進めましょう。
日本ライフラインの役職者の年収
役職者の年収について

役職 | 平均年収 |
---|---|
部長 | 1,482.6万円 |
課長 | 1,159.6万円 |
係長 | 883.0万円 |
20~24歳の一般社員 | 498.0万円 |
※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。
日本ライフラインの大卒・大学院卒初任給について
学歴 | 初任給 |
---|---|
大卒 | 22.1万円 |
大学院卒 | 22.62万円 |
※リクナビ2018より参照しています。
平均年収を反映して、初任給も22万円超えとかなり高額です。特徴は、大学卒と大学院卒で初任給にほとんど差がないことでしょう。その他、家族手当、住宅補助手当、外務手当、役職手当やインセンティブといった、各種手当が充実しているのも魅力です。がんばればがんばっただけ稼げるという感じでしょうか。
自己分析の浅さは、人事に見透かされる
就活で内定を勝ち取るためには、自己分析をして自己理解を深める必要があります。自己分析を疎かにしていると浅い答えしか浮かばず、説得力のある回答ができません。
そこで活用したいのが、自己分析ツールの「My analytics」です。
My analyticsを使えば、36の質問に答えるだけで、あなたの強み・特徴を見える化できます。
My analyticsでサクッと自己分析をして、選考を突破しましょう。
医療機器業界における年収の傾向と生涯賃金
医療機器業界とは
医療機器業界は、規模が約2兆円と言われています。この数字自体は突出して大きなものではありませんが、売上高に対する純利益は4.9%とかなり高い数字になっています。つまり、他の業界に比べて利益率が高いということです。
成長率も高く、直近の5年間では4%の成長を遂げています。顧客が病院関係で比較的高額な取引になりやすいのも成長要因でしょう。これを受け、業界の平均年収も他の業界より高い傾向にあります。
医療機器業界の平均年収推移と生涯賃金
年齢 | 日本ライフライン | 医療機器業界 |
---|---|---|
20~24歳 | 498.0万円 | 323.6万円 |
25~29歳 | 739.6万円 | 525.7万円 |
30~34歳 | 836.3万円 | 595.3万円 |
35~39歳 | 913.8万円 | 650.9万円 |
40~44歳 | 963.1万円 | 674.4万円 |
45~49歳 | 1,016.1万円 | 687.7万円 |
50~54歳 | 1,041.0万円 | 706.2万円 |
55~59歳 | 1,039.8万円 | 692.0万円 |
60~64歳 | 777.3万円 | 544.3万円 |
生涯賃金 | 3.91億円 | 2.70億円 |
※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。
医療機器業界は平均して、他の業界より年収が多いのですが、その中でも日本ライフラインは突出しています。生涯賃金が3.9億円と、他の業界の大企業にもまったく引けをとりません。医療機器業界の平均生涯賃金と比べると、約1.2億円も多くなっています。
まとめ
今回は、医療機器商社兼メーカーである日本ライフラインの年収について調査してきました。医療機器業界は少し特殊な感じがありますが、必ず一定量以上のニーズがあります。特に営業を目指している方には、インセンティブもあるこの会社は非常に魅力的でしょう。年間約16人〜20人程度の採用を行っているようなので、応募人数にもよりますが採用される可能性もそう低くは無いように思われます。
※最後に、本記事につきましては、公開されている情報を活用し、当社が独自の基準によってシミュレーションした結果を開示しているものとなります。読者の皆様に企業選択の一助になればという趣旨で情報を作成しておりますため、なるべく実態に近い状態のシミュレーションとなる様に最善を尽くしているものの、実際の報酬額とは異なります。 あくまでも参考情報の一つとしてご活用くださいませ。