企業研究

フタバ産業の平均年収と生涯賃金|年齢別・役職別の年収・月給・ボーナス推移と業界比較

フタバ産業における最近の平均年収推移

フタバ産業は、自動車部品メーカーです。ボディー、足回り、燃料系など様々な自動車部品の開発、製造、品質保証を一貫して行っています。特に排気系システムは国内トップクラスのシェアです。
創業70年という、自動車部品メーカーでは大手老舗ですが、こういった企業の年収はどのくらいなのでしょうか。今回はフタバ産業について、企業が公開している情報を元に、年齢ごとの平均年収や生涯賃金を調べてみました。

フタバ産業とは

正式名称:フタバ産業株式会社
所在地:愛知県岡崎市橋目町字御茶屋1番地
従業員数:3,243人
平均年齢:37.4歳
平均勤続年数:15.2年
//www.futabasangyo.com/
※有価証券報告書を参照

フタバ産業は1945年に設立された、自動車部品メーカーとしては最も老舗の企業のひとつです。資本金も約118億円と巨額で、売上は単独でも約2,384億円というから驚きです。
老舗の企業ですが、平均年齢は約37歳と低めです。平均勤続年数は標準的な約15年ですので、若手の社員をどんどん増やしているのではないかと推測できます。また、国内子会社意外にも海外に複数ヶ所の子会社を持ち、グローバル企業でもあります。

近年の平均年収推移

フタバ産業の近年の平均年収の推移を調べてみました。

年度 平均年収
平成28年 586.0万円
平成27年 597.0万円
平成26年 594.0万円
平成25年 576.0万円
平成24年 547.0万円

※有価証券報告書を参照しています。

フタバ産業の平均年収は、標準的な金額です。過去5年間の推移を見ると、平成27年まで順調に増加していますが、平成28年で若干下がっています。下がり幅は大きくないので、来年以降も増加傾向が継続する可能性が高いと予想されます。

フタバ産業における年齢別平均年収

各年齢ごとの平均年収の推移はどのようになっているのでしょうか。年齢階層別の平均年収と、1歳ごとの平均年収をそれぞれ算出しました。

平均年収の年齢階層別の推移シミュレーション

各年齢の年収推移を5歳刻みで推定し、月給・ボーナス・年収についてそれぞれ推定値を算出しました。

年齢 年収 月給 ボーナス
20~24歳 352.7万円 22.0万円 88.4万円
25~29歳 478.3万円 29.9万円 119.9万円
30~34歳 552.0万円 34.5万円 138.4万円
35~39歳 603.2万円 37.7万円 151.2万円
40~44歳 651.2万円 40.7万円 163.2万円
45~49歳 705.5万円 44.1万円 176.8万円
50~54歳 739.5万円 46.2万円 185.4万円
55~59歳 712.2万円 44.5万円 178.5万円
60~64歳 476.7万円 29.8万円 119.5万円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

平均年収の1歳ごとの推移シミュレーション

フタバ産業の1歳ごとの平均年収の推移をシミュレーションしました。

年齢 月給 ボーナス 平均年収
22歳 22.0万円 88.4万円 352.7万円
23歳 23.6万円 94.7万円 377.9万円
24歳 25.2万円 101.0万円 403.0万円
25歳 26.7万円 107.3万円 428.1万円
26歳 28.3万円 113.6万円 453.2万円
27歳 29.9万円 119.9万円 478.3万円
28歳 30.8万円 123.6万円 493.1万円
29歳 31.7万円 127.3万円 507.8万円
30歳 32.6万円 131.0万円 522.5万円
31歳 33.5万円 134.7万円 537.3万円
32歳 34.5万円 138.4万円 552.0万円
33歳 35.1万円 140.9万円 562.2万円
34歳 35.7万円 143.5万円 572.5万円
35歳 36.4万円 146.1万円 582.7万円
36歳 37.0万円 148.6万円 592.9万円
37歳 37.7万円 151.2万円 603.2万円
38歳 38.3万円 153.6万円 612.8万円
39歳 38.9万円 156.0万円 622.4万円
40歳 39.5万円 158.4万円 632.0万円
41歳 40.1万円 160.8万円 641.6万円
42歳 40.7万円 163.2万円 651.2万円
43歳 41.3万円 166.0万円 662.1万円
44歳 42.0万円 168.7万円 672.9万円
45歳 42.7万円 171.4万円 683.8万円
46歳 43.4万円 174.1万円 694.6万円
47歳 44.1万円 176.8万円 705.5万円
48歳 44.5万円 178.5万円 712.3万円
49歳 44.9万円 180.2万円 719.1万円
50歳 45.3万円 182.0万円 725.9万円
51歳 45.8万円 183.7万円 732.7万円
52歳 46.2万円 185.4万円 739.5万円
53歳 45.8万円 184.0万円 734.0万円
54歳 45.5万円 182.6万円 728.6万円
55歳 45.2万円 181.3万円 723.1万円
56歳 44.8万円 179.9万円 717.6万円
57歳 44.5万円 178.5万円 712.2万円
58歳 41.5万円 166.7万円 665.1万円
59歳 38.6万円 154.9万円 618.0万円
60歳 35.6万円 143.1万円 570.9万円
61歳 32.7万円 131.3万円 523.8万円
62歳 29.8万円 119.5万円 476.7万円
63歳 23.8万円 95.6万円 381.3万円
64歳 17.9万円 71.7万円 286.0万円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

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フタバ産業の役職者の年収

役職者の年収について

役職 平均年収
部長 1,050.1万円
課長 821.3万円
係長 625.4万円
20~24歳の一般社員 352.7万円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

フタバ産業の大卒・大学院卒初任給について

学歴 初任給
大卒 20.5万円
大学院卒 22.7万円

※リクナビ2018より参照しています。

フタバ産業の初任給は、他の大企業と比較しても平均的です。初任給よりも、就職後の職種の多さが魅力です。技術職としては、開発、設計、生産技術、生産技術開発、品質管理と非常に多彩で、事務職も事務企画から営業、調達、生産物流管理、工務、情報システム、経理、人事ととても多くの職種があります。これだけあれば、自分にあった職種も見つかるでしょう。

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自動車部品業界における年収の傾向と生涯賃金

自動車部品業界とは

自動車部品業界は、自動車産業と共に順調に発展してきました。その業界規模はおよそ26兆円にまで達しています。特徴としては、特定の自動車メーカーの傘下に属していて、その系列での取引が中心であることです。従って自動車が売れれば安定して仕事があるので、安定した業界と言えるでしょう。
しかし最近は自動車業界のグローバル化が進んでいて、その波の影響を受ける可能性もあります。これからは、系列だけでなく、各自動車部品メーカーが新しい供給ルートを開拓していかなければならないかもしれません。

自動車部品業界の平均年収推移と生涯賃金

年齢 フタバ産業 自動車部品業界
20~24歳 352.7万円 386.2万円
25~29歳 478.3万円 482.3万円
30~34歳 552.0万円 552.9万円
35~39歳 603.2万円 592.9万円
40~44歳 651.2万円 646.8万円
45~49歳 705.5万円 693.2万円
50~54歳 739.5万円 736.4万円
55~59歳 712.2万円 715.1万円
60~64歳 476.7万円 495.3万円
生涯賃金 2.64億円 2.65億円

※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。

フタバ産業と自動車部品業界の平均年収は、ほぼ同じです。そういう意味ではフタバ産業の年収は自動車部品業界の標準であると言えます。生涯賃金もほとんど同じ金額です。

まとめ

今回は、自動車部品メーカーの老舗であるフタバ産業の年収について調査してきました。自動車業界はこれまでも、そしてこれからも安定した業界ですので、それにならう形で自動車部品メーカーも安定して成長することが見込まれます。年収は他の大企業と比べて突出しているわけではありませんが、その職種の多さが魅力です。

※最後に、本記事につきましては、公開されている情報を活用し、当社が独自の基準によってシミュレーションした結果を開示しているものとなります。読者の皆様に企業選択の一助になればという趣旨で情報を作成しておりますため、なるべく実態に近い状態のシミュレーションとなる様に最善を尽くしているものの、実際の報酬額とは異なります。 あくまでも参考情報の一つとしてご活用くださいませ。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

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