自己PR

キャッチフレーズの作り方|就活で印象付ける効果的な方法をご紹介

キャッチフレーズの作り方にはコツがある

キャッチフレーズは就活を有利に進めるためには必要不可欠なものですが、その作り方が分からず困っている就活生はたくさんいます。キャッチフレーズがあれば自身を魅力的にアピールすることができますし、心に刺さるものを考えれば好印象も与えやすいです。

キャッチフレーズを作ることにはさまざまなメリットがありますが、問題なのはそれをどのように作っていけばいいのかが分からないということです。キャッチフレーズがあれば便利であることは分かっていても、作ることができなければ意味はありません。

キャッチフレーズの作り方にはいくつかポイントがありますので、それらを知って、自分だけのキャッチフレーズを作成し、就活を有利に進めていきましょう。

就活におけるキャッチフレーズの役割

キャッチフレーズを作成する前に、キャッチフレーズは就活においてどのような役割を果たすのかを知っておく必要があります。キャッチフレーズは自分の魅力をまとめたものであり、そのワンフレーズだけで自身の魅力をアピールすることができます。

一言で自身の魅力を説明することができるので、アピール内容を簡潔に明確にすることができ、自己PRもスムーズに進みやすいです。最初の一言でアピール内容を明確にしてしまえば、残りの時間でより具体的な能力の説明をおこなうことができ、効果的な自己PRをおこなうことができます。

企業側に与える印象

キャッチフレーズは就活生にとっては自己PRに便利な存在であり、ぜひとも1つは考えたいものですが、企業にはどのような印象を与えるのかも知っておきましょう。キャッチフレーズはアピール内容が簡潔にまとめられており、インパクトがあるので印象に残しやすいと言えます。

印象に残りやすいので、上手にアピールを進めることができれば、高評価を獲得し、かつ採用担当者にも覚えてもらうことができます。キャッチフレーズは就活においては自身の名刺のようなものですので、インパクトがあり、覚えやすいものを考えることが大切です。

まずは自己分析から始める

キャッチフレーズは就活において重要な役割を果たしますし、自身を企業に強く印象付けることができますので、ぜひとも1つは作成しておきたいものです。キャッチフレーズを作成するためにはさまざまな方法がありますが、まずは自己分析から始めるようにしましょう。

キャッチフレーズは自身の魅力を一言でまとめたものですので、自分の魅力を知らないことには作成することができません。自己分析は就活には必須のものです。徹底して自己分析を進めて、自分なりの魅力を発見していきましょう。

自分の長所や短所を書き出す

自己分析を進めるためには、まずは自分を知るために長所と短所の両方を書き出していきましょう。キャッチフレーズは自身の魅力を簡潔に表現したものですので、長所がなければ作成することはできません。キャッチフレーズは自身の長所から作成するものですので、短所は関係ないと思う人もいますが、自己分析を進めるためには長所と短所、両方を知ることが大切です。

長所と短所は表裏一体の存在であり、長所は裏返せば短所に、短所は裏返せば長所になります。長所と短所はそれぞれがリンクしているため、自身をより深くまで知るためには両方を書き出すことが大切です。キャッチフレーズは短所を裏返し、そこから考えることもできますので、より幅広くキャッチフレーズの候補を出すためにも、長所と短所の両方を洗い出しましょう。

今までの経験を振り返る

自己分析の方法としては、今までの経験を振り返ることも考えられます。さまざまな過去が積み重なって現在の自分になっていますので、過去の経験から現在の自分にどんな能力が備わっているのか、どんな人間性であるかを知ることができます。経験したことをランダムに思い出すのは難しいので、今まで経験してきたことを棚卸しすることで、整理することが大切です。

経験を棚卸する方法はさまざまあります。小さい頃の記憶をたどり、成長の過程で印象的な経験を洗い出してもいいですし、高校や大学など、まずは期間を絞り、そこでの印象的な経験を書き出していく方法もあります。どの方法を試す場合でもとにかく細部まで思い出し、1つでも多くの経験を書き出し、キャッチフレーズのネタをかき集めることが大切です。

書き出した内容を端的にまとめる

自分の長所と短所、今までの経験を書き出せば、自己分析は終わりではありません。それらをもとにキャッチフレーズを考えていきますので、まずは書き出した内容をまとめ、整理していきましょう。書き出した内容をまとめるときには、長所と短所をセットにし、さらに関連する経験とセットにしていくようにしましょう。

長所と短所は表裏一体の存在ですので、書き出していけば必ず、対の存在になるものが見るかるはずです。それらをセットにすることで、自分の特徴がより分かりやすくなります。また、過去の経験からも人間性や能力が分かるように、書き出された長所と短所がリンクしているものがあるはずです。その経験での自身の役割などを思い出しながら、リンクする長所と短所をセットにして、自己分析に一貫性を持たせるようにしましょう。

魅力的なキャッチフレーズの作り方

自己分析を徹底しておこない、自分自身のことを深くまで知ることができれば、いよいよ実際にキャッチフレーズを考えていきましょう。しかし自己分析の結果をもとに考えるだけでは、普通のキャッチフレーズ作ることはできても、魅力的なキャッチフレーズを作り出すことはできません。

魅力的なキャッチフレーズを作るためには、さらにいくつかのポイントがありますので、それらを踏まえて考えていく必要があります。ポイントをしっかりと抑え、アピール力の高いキャッチフレーズを作成していきましょう。

伝えたいことを1つに絞る

自身をアピールするにはいろんなことを伝えたい、と思うかもしれませんが、キャッチフレーズにする場合は特に伝えたいことを絞っておく必要があります。キャッチフレーズは文章よりもはるかに短いものになるのが一般的なので、あまりに情報を詰め込もうとしてもよくないのです。

自分の持っている能力や強みの中で、特に企業にアピールしたいものが、必ずあるはずです。その特にアピールしたいものをキャッチフレーズにすることで、より相手が聞いた時に、強く印象に残すことができるようになるでしょう。

特に面接や自己PRの場で使うつもりなら、これはとても大事なことです。印象に残るキャッチフレーズを作るには、まずは聞いた人に、一番残しておきたい情報で文章を作ることから始めましょう。

誰でもわかる内容にする

キャッチフレーズというのは、一般的にそれを聞いた誰もが「ああ、そういうことか」と言いたいことが分かる内容でなくてはいけません。あまりに独特な表現では、聞いた相手が理解できないためよい印象が残らない場合があります。

例えば暖かく美味しいご飯にキャッチフレーズをつけるとして、「ほかほかのご飯」と「温もりを持つ茶碗」では、当然最初の文章の方がイメージしやすいのではないでしょうか。キャッチフレーズを作る際は、誰が聞いてもイメージしやすいフレーズでなくては意味がありません。

キャッチフレーズを考える際は、相手の印象に残せるようにと個性的なフレーズを使うよりも、分かりやすいフレーズで自分らしさを伝えることが大事なのです。

比喩表現を使うのもおすすめ

キャッチフレーズを作る際によく用いられるのが、比喩表現を使う方法です。例えば「太陽のように明るい人」という文章の場合は、「太陽のように」という部分が比喩表現になります。このように、自分の特徴を他のなにかに置きかえて表現することで、よりイメージしやすい形で相手に伝えることができるのです。

比喩表現を使う際に注意したいのが、自分がキャッチフレーズでアピールしたい内容を正しく表現できる比喩になっているかどうかです。比喩表現と伝えたい内容が噛み合っていないと、キャッチフレーズを聞いた時相手は困惑してしまうことになるでしょう。

比喩表現は、あくまでも自分の伝えたい内容を補強するものです。伝えたい内容がしっかり伝わるように、自分自身を例えた言葉を使うようにしましょう。

実際に使えるキャッチフレーズ例

  • スポンジのような吸収力
  • 逆境にも負けない精神力
  • 絶望にもめげないポジティブさ
  • 富士山より高い成長力
  • スタートダッシュが切れる行動力

実際に使えるキャッチフレーズ例として5つの例が挙げられています。まず「スポンジのような吸収力」では、水を吸い込むように素早く物事を吸収する力がアピールされています。スポンジを比喩表現として使うことで、より印象深いアピールになっているでしょう。

「逆境にも負けない精神力」では、ピンチの時でも自身の力を発揮し、それを乗り越える力がアピールできています。絶望にもめげないポジティブさでは、絶望とポジティブの対比が大きく、これも印象深いです。

「富士山より高い成長力」では、日本人にとっては高さの象徴である富士山を引き合いに出すことで、印象深いアピールができています。最後のスタートダッシュが切れる行動力では、自身の行動力を具体的にアピールできており、印象深く、効果的なアピールができているでしょう。

キャッチフレーズを作る際の注意点

面接官は、キャッチフレーズの巧妙さを判定したいのではありません。キャッチフレーズを尋ねることによって、就活生がどれだけ深く自己分析をしているか、またどれだけそのキャッチフレーズに説得力をもたせられるかという、伝える力の有無を知りたいと思っています。

キャッチフレーズは自分を商品として、顧客である面接官に効果的に売り込むための手段です。面接官のニーズをしっかり汲み取り、自分のどこに商品価値があるのかということを、効果的に伝えて購買意欲を高めなければいけません。キャッチフレーズを作る際の一番の注意点は、「一言でいうと自分はどんな人間なのか」という情報を面接官に確実に伝えられる表現にするということです。

大げさにし過ぎない

良いキャッチフレーズというと、CMなどの印象が強く、何かひねった、目をひくものにしたいと考えがちです。しかしコピーライターのような専門職でない限り、そんなにうまい表現はそうそうできないことは面接官もわかっています。あまりに現実とかけ離れた表現は、面接官にかえってマイナスの印象を与えます。

伝える力とともに、その人間性も測っているので「うわべだけ」と不信感をもたれないよう、表現は大げさにしすぎないほうが賢明です。ただし、コミュニケーション能力のアピールとして、適度にユーモアのある表現は有効な手段でもあります。キャッチフレーズの意図するものについて、どれだけ論理的に説明できるか、自分の伝える力を見極めた上で、キャッチフレーズを決めましょう。

企業が求める人材像から離れ過ぎない

顧客のニーズを汲めなければ、効果的に購買意欲をかきたてることができず、商品は売れません。同じように、就活生が採用されるためには、自分のアピールポイントが企業が求めている人材像にマッチしているかどうかを熟慮する必要があります。

業界や業種が違えば、就活生に求められる人材像も異なります。また業種が同じでも、会社が違えば、それぞれの会社の経営理念や社風にマッチする人材が求められます。企業のニーズはもちろんのこと、社風などからも離れすぎると相性が合わないと判断される可能性があります。

企業研究を怠らないことが大切です。キャッチフレーズを作る際には企業の方向性などをしっかり把握し、企業が求める人材像から離れすぎないよう、注意が必要です。

キャッチフレーズは効率的に自分を表現できる

就活では自分のことを知ってもらい、売り込むことが大切ですので、自己PRの場は非常に重要なものです。自己PRでどれだけ自分を印象付けることができたかで、合否が左右されることも多く、目立つ、そして好印象を与えることが就活を制するポイントになります。

自己PRで目立ち、好印象を与えるのであればキャッチフレーズが必要です。キャッチフレーズがあればアピール内容を簡潔に伝え、自身をより強く印象付けることができます。キャッチフレーズを上手に活かすことができれば、就活を有利に進めていくことも可能です。キャッチフレーズは効率的に自分を表現できる大きな武器になりますので、改善に改善を重ね、最高の武器を手にして就活を攻略していきましょう。

監修者プロフィール

ソーシャルリクルーティングのプロフィール画像
吉川 智也
(よしかわ・ともや)
1988年北海道生まれ。大学卒業後、2010年に株式会社マイナビに入社、2011年に新人賞金賞を受賞。IT・小売・外食などサービス業界の企業を中心に、300社以上の採用活動を支援してきた経験をもとに、各大学のエントリーシート・履歴書などの就活講座の講師も務め、年間3,000名以上に対して講演を実施。
現在はポート株式会社で、キャリアアドバイザーグループの責任者として、年間約5,000名の学生の就活相談に乗り、さまざまな企業への内定に導いている。

記事についてのお問い合わせ