ヤマダ電機における最近の平均年収推移
「コジマ電機」「ケーズ電機」と並び、CMでもおなじみの「ヤマダ電機」。電化製品も年々進化を続け、たがいに商圏への進出と価格競争は激しくなっています。2002年、トップだったコジマを抜いて家電量販店国内最大手となり、現在も事業拡大を続けるヤマダ電機の気になる年収をみてみましょう。
ヤマダ電機とは
正式名称:株式会社ヤマダ電機
所在地:群馬県高崎市栄町1番1号
従業員数:10,568人
平均年齢:36.6歳
平均勤続年数:10.9年
※//www.yamada-denki.jp/
※有価証券報告書を参照
平均年齢が36歳ととても若いことがわかります。平均勤続年数は、上場企業の中では短い10.9年となっています。
近年の平均年収推移
ヤマダ電機の近年の平均年収の推移を調べてみました。
年度 | 平均年収 |
平成28年 | 425.0万円 |
平成27年 | 401.0万円 |
平成26年 | 421.0万円 |
平成25年 | 397.0万円 |
平成24年 | 393.0万円 |
※有価証券報告書を参照しています。
5年間の平均年収推移を見てみると、平成24年と25年までは300万円台でしたが、平成26年からは400万円台になっていることがわかります。ゆるやかではありますが増加傾向が見られます。
ヤマダ電機における年齢別平均年収
各年齢ごとの平均年収の推移はどのようになっているのでしょうか。年齢階層別の平均年収と、1歳ごとの平均年収をそれぞれ算出しました。
平均年収の年齢階層別の推移シミュレーション
各年齢の年収推移を5歳刻みで推定し、月給・ボーナス・年収についてそれぞれ推定値を算出しました。
年齢 | 年収 | 月給 | ボーナス |
20~24歳 | 212.1万円 | 14.0万円 | 44.6万円 |
25~29歳 | 363.4万円 | 23.9万円 | 76.5万円 |
30~34歳 | 421.5万円 | 27.7万円 | 88.7万円 |
35~39歳 | 459.7万円 | 30.2万円 | 96.7万円 |
40~44歳 | 477.1万円 | 31.4万円 | 100.4万円 |
45~49歳 | 511.6万円 | 33.7万円 | 107.6万円 |
50~54歳 | 533.7万円 | 35.1万円 | 112.3万円 |
55~59歳 | 501.6万円 | 33.0万円 | 105.5万円 |
60~64歳 | 343.8万円 | 22.6万円 | 72.3万円 |
※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。
平均年収の1歳ごとの推移シミュレーション
ヤマダ電機の1歳ごとの平均年収の推移をシミュレーションしました。
年齢 | 月給 | ボーナス | 平均年収 |
22歳 | 14.0万円 | 44.6万円 | 212.1万円 |
23歳 | 15.9万円 | 51.0万円 | 242.4万円 |
24歳 | 17.9万円 | 57.4万円 | 272.6万円 |
25歳 | 19.9万円 | 63.7万円 | 302.9万円 |
26歳 | 21.9万円 | 70.1万円 | 333.2万円 |
27歳 | 23.9万円 | 76.5万円 | 363.4万円 |
28歳 | 24.7万円 | 78.9万円 | 375.0万円 |
29歳 | 25.4万円 | 81.4万円 | 386.7万円 |
30歳 | 26.2万円 | 83.8万円 | 398.3万円 |
31歳 | 27.0万円 | 86.2万円 | 409.9万円 |
32歳 | 27.7万円 | 88.7万円 | 421.5万円 |
33歳 | 28.2万円 | 90.3万円 | 429.1万円 |
34歳 | 28.7万円 | 91.9万円 | 436.8万円 |
35歳 | 29.2万円 | 93.5万円 | 444.4万円 |
36歳 | 29.7万円 | 95.1万円 | 452.1万円 |
37歳 | 30.2万円 | 96.7万円 | 459.7万円 |
38歳 | 30.5万円 | 97.5万円 | 463.2万円 |
39歳 | 30.7万円 | 98.2万円 | 466.7万円 |
40歳 | 30.9万円 | 98.9万円 | 470.1万円 |
41歳 | 31.2万円 | 99.6万円 | 473.6万円 |
42歳 | 31.4万円 | 100.4万円 | 477.1万円 |
43歳 | 31.8万円 | 101.8万円 | 484.0万円 |
44歳 | 32.3万円 | 103.3万円 | 490.9万円 |
45歳 | 32.8万円 | 104.7万円 | 497.8万円 |
46歳 | 33.2万円 | 106.2万円 | 504.7万円 |
47歳 | 33.7万円 | 107.6万円 | 511.6万円 |
48歳 | 34.0万円 | 108.6万円 | 516.0万円 |
49歳 | 34.2万円 | 109.5万円 | 520.4万円 |
50歳 | 34.5万円 | 110.4万円 | 524.9万円 |
51歳 | 34.8万円 | 111.4万円 | 529.3万円 |
52歳 | 35.1万円 | 112.3万円 | 533.7万円 |
53歳 | 34.7万円 | 110.9万円 | 527.3万円 |
54歳 | 34.3万円 | 109.6万円 | 520.9万円 |
55歳 | 33.9万円 | 108.2万円 | 514.5万円 |
56歳 | 33.4万円 | 106.9万円 | 508.1万円 |
57歳 | 33.0万円 | 105.5万円 | 501.6万円 |
58歳 | 30.9万円 | 98.9万円 | 470.1万円 |
59歳 | 28.9万円 | 92.3万円 | 438.5万円 |
60歳 | 26.8万円 | 85.6万円 | 407.0万円 |
61歳 | 24.7万円 | 79.0万円 | 375.4万円 |
62歳 | 22.6万円 | 72.3万円 | 343.8万円 |
63歳 | 18.1万円 | 57.9万円 | 275.1万円 |
64歳 | 13.6万円 | 43.4万円 | 206.3万円 |
※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。
ヤマダ電機の役職者の年収
役職者の年収について
役職 | 平均年収 |
部長 | 631.3万円 |
課長 | 493.8万円 |
係長 | 376.0万円 |
20~24歳の一般社員 | 212.1万円 |
※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。
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ヤマダ電機の大卒・大学院卒初任給について
学歴 | 初任給 |
大卒 | 21.5万円 |
修士了 | 21.5万円 |
※リクナビ2018より参照しています。
大卒、大学院卒ともに初任給は215,000円と、経歴に賃金の差はないようです。
家電量販店業界における年収の傾向と生涯賃金
家電量販店業界とは
家電量販店業界規模の推移を見てみると、地デジ移行や消費税増税などの影響で収益は浮き沈みを繰り返しています。平成24年には、ヤマダ電機がベスト電器を子会社化し、ビックカメラがコジマを子会社化するなどの買収により、業界地位の変動もありました。また、最近では「AMAZON」などのネット通販の脅威もあり、厳しい生き残りをかけた動きがみられます。
家電量販店業界の平均年収推移と生涯賃金
年齢 | ヤマダ電機 | 家電量販店業界 |
20~24歳 | 212.1万円 | 262.1万円 |
25~29歳 | 363.4万円 | 425.8万円 |
30~34歳 | 421.5万円 | 482.2万円 |
35~39歳 | 459.7万円 | 527.2万円 |
40~44歳 | 477.1万円 | 546.3万円 |
45~49歳 | 511.6万円 | 557.1万円 |
50~54歳 | 533.7万円 | 572.0万円 |
55~59歳 | 501.6万円 | 560.5万円 |
60~64歳 | 343.8万円 | 440.9万円 |
生涯賃金 | 1.91億円 | 2.19億円 |
※編集部で規定したアルゴリズムに基づいた算出であるため、あくまでも予測シミュレーション数値となります。
業界の内の平均と比べてみると、数十万円ほど少ない年収となっています。30代、40代ではおよそ60万円の差があります。
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まとめ
1980年代に北関東で激しく競い合ったヤマダ電機(群馬)、コジマ(栃木)、ケーズ電機(茨城)の3社は、「北関東YKK」とも呼ばれていました。現在でも業界内の競争は激化していますが、一方で低価格と品ぞろえを武器にしたネット販売の侵入により、近年では住宅販売・リフォーム事業、電力小売りに本格的に参入するなどシフト変動することで新たな対策に応じています。
※最後に、本記事につきましては、公開されている情報を活用し、当社が独自の基準によってシミュレーションした結果を開示しているものとなります。読者の皆様に企業選択の一助になればという趣旨で情報を作成しておりますため、なるべく実態に近い状態のシミュレーションとなる様に最善を尽くしているものの、実際の報酬額とは異なります。 あくまでも参考情報の一つとしてご活用くださいませ。